新型フリードには6人乗りのほか、売れ筋グレードのエア EXに7人乗りが設定されています。
どちらの仕様を選べば良いのか、迷っている人も多いのではないでしょうか?
ここではフリードの6人乗りと7人乗りそれぞれのメリット・デメリットを徹底検証しますので、選ぶ際の参考にしてください。
フリードの6人乗りのシートアレンジ
2列目はキャプテンシートで、2+2+2のシート構成です。
1列目から3列目までウォークスルーができます。
1列目・2列目アレンジモード
![](https://id-information.co.jp/kuruma/wp-content/uploads/2024/05/フリード6人乗りの1・2列目アレンジモード.jpg)
honda.co.jp/FREED
1列目シートのヘッドレストを取り外してフルリクライニングさせ、2列目シートの座面とつなげるモードです。
道の駅などで休憩したい時に活用できます。
2列目・3列目アレンジモード
![](https://id-information.co.jp/kuruma/wp-content/uploads/2024/05/フリード6人乗りの2列目・3列目アレンジモード.jpg)
honda.co.jp/FREED
2列目シートのヘッドレストを取り外してフルリクライニングさせ、3列目シートの座面とつなげるモード。
先ほどのモードと比べゆったり感は劣りますが、1列目シートの背もたれが個室感を演出してくれるのがポイントです。
2名乗車+最大ラゲッジモード
![](https://id-information.co.jp/kuruma/wp-content/uploads/2024/05/フリードの6人乗りの2名乗車+最大荷室モード.jpg)
honda.co.jp/FREED
3列目シートを折りたたみ、2列目シートを一番前までスライドさせることで最大の荷室容量を確保するモード。
2列目シートは使えなくなりますが、とにかく沢山荷物を積みたいならこのモードです。
フリードの7人乗りのシートアレンジ
![](https://id-information.co.jp/kuruma/wp-content/uploads/2024/05/フリードのベンチシート.jpg)
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2列目はベンチシートで、2+3+2のシート構成です。
ウォークスルーは1列目・2列目間のみとなります。
2列目・3列目アレンジモード
![](https://id-information.co.jp/kuruma/wp-content/uploads/2024/05/フリードの7人乗りの1列目・2列目アレンジモード.jpg)
honda.co.jp/FREED
3列目だけでなく2列目も座面・背もたれの左右がつながっているため、6人乗りよりも自由な姿勢が取れるのがメリットです。
これなら大人2人+子供1人がくつろげますし、1人で斜めに横になる贅沢な使い方もできます。
2名乗車+最大ラゲッジモード
![](https://id-information.co.jp/kuruma/wp-content/uploads/2024/05/フリードの7人乗りの2名乗車+最大ラゲージモード.jpg)
honda.co.jp/FREED
7人乗りは2列目シートをタンブル (座面ごと前方に折りたたみ) できるので、より長い荷室長が得られます。
6人乗りでは難しい自転車の収納もOKです。
フリードの6人乗り・7人乗りの小物入れ・収納スペース
フリードの小物入れ・収納スペースは6人乗りも7人乗りも共通で、違いはありません。
フリードの6人乗りのメリット・満足点は?
シートアレンジが多彩
6人乗りは7人乗りにはない1列目・2列目アレンジモードを作れます。
よりゆったりとくつろぎたい時には、このモードがあった方がベターです。
2列目シートの座り心地がいい
左右で独立したキャプテンシートはサポート性が高く、ロングドライブでも疲れにくくなっています。
また両側にアームレストも備わり、快適性は十分です。
1列目~3列目間で自在にウォークスルーが可能
2脚のキャプテンシートの間には人が通れる隙間があるので、1列目シートから3列目シート間で自在にウォークスルーができます。
このクラスのミニバンでは、フリードの6人乗りのみが持つ機能です。
グレードの選択肢が多い
フリードにはエア / エア EX / クロスターの3つのグレードがありますが、その全てに6人乗りが設定されています。
また4WDの設定もあり、自分に最適のタイプを選べるのがメリットです。
フリードの7人乗りのメリット・満足点は?
いざという時に1人多く乗れる
普段は6人までしか乗らなくても、送迎で7人乗せなければならないケースがあるかもしれません。
そんな場合、6人乗りでは1回で全員運びきれないので困ってしまうでしょう。
いざという時に1人多く乗れるのは、捨てがたいメリットです。
より広い荷室スペースを実現するタンブル機能
2列目シートにタンブル機能があるため、6人乗りよりも広い荷室スペースを作ることができます。
長尺物を積む時や、引っ越しなどで大量の荷物を運びたい時にメリットを実感するでしょう。
フリードの6人乗りの欠点・デメリットは?
積載性が劣る
7人乗りと比べ乗車定員が1人少ない、荷物の最大積載量が少ないという点がデメリットになる場合があります。
いざという時のことを重視するなら無視できない欠点になるでしょう。
ウォークスルーはあまりしやすくない
コンパクトミニバンのフリードは室内幅に余裕がなく、左右のキャプテンシートの隙間は決して広くありません。
特に体格のいい人だと、通り抜けるのが大変な場合があります。
かえって一旦表に出て移動した方が楽というケースもあり得るので、この機構に関しては展示車で試してから有効性を判断した方がいいでしょう。
フリードの7人乗りの欠点・デメリットは?
2列目シートの座り心地が劣る
ベンチシートはキャプテンシートと比べ座面や背もたれが平板で、サポート性が良くありません。
そのため、特に体が左右に振られやすい山道走行時に乗員の疲労が大きくなる可能性があります。
また、室内幅の狭いフリードではベンチシートに3人座ると窮屈なので、あくまでも「緊急時に7人まで乗れる」と割り切るべきでしょう。
4WDが選べずグレードの選択肢もない
雪国では4WDに高いニーズがありますが、フリードの4WDには7人乗りの設定がありません。
そのため雪道走行性能は諦めて7人乗りのFF車を選ぶか、乗車定員が少ない点を妥協して6人乗りの4WD車を選ぶかの選択を強いられます。
また7人乗りが設定されているグレードはエア EXのみなので、「予算が厳しいので廉価グレードのエアにしたい」「タフな外観が魅力のクロスターが欲しい」という希望も叶えられません。
フリードの6人乗りと7人乗りの販売比率は?
フリードの6人乗りと7人乗りではどちらの販売台数が多いのでしょうか?
参考までに、当サイト(クルマを買う!)で調査した先代フリードの乗車定員別の販売比率を記載します。
- フリード 6人乗り 1,021台 33.4%
- フリード 7人乗り 2,037台 66.6%
先代フリードでは、ほぼ1:2の販売比率で6人乗りよりも7人乗りの方が多く売れていました。
ただ新型フリードは7人乗りが選べるグレードが減り、4WDも選べなくなってしまったため、販売比率が大きく変わる可能性があります。
フリードの家族構成別のおススメ乗車人員数は?
乳幼児がいる3~4人家族
3~4人の小家族なら、2列目に普通に乗車した時に快適な6人乗り、シートアレンジした時にメリットの大きい7人乗りのどちらを選んでも良いでしょう。
お好み次第ということになりますが、乳幼児がいる場合はお世話のしやすさを考えると2列目ベンチシートの7人乗りがおススメです。
小学生以上の子供がいる3~4人家族
子供も小学生以上になると自分だけのスペースを望む傾向が強くなるので、2列目シートが独立した6人乗りが無難です。
ただ、座面に玩具やぬいぐるみを置きたがる子供さんもいるので、場合によってはベンチシートの7人乗りが向いているケースもあります。
子供さんの嗜好性を考え、ケースバイケースで選びたいところです。
子供と祖父母が居る5~6人家族
ある程度の大家族になると、乗車定員の多い7人乗りに魅力を感じることでしょう。
しかし、祖父母がいる場合は2列目でゆったりくつろがせてあげた方がいいので、キャプテンシートの6人乗りをおススメしたくなります。
ただ、乳幼児がいる場合はケアしやすいベンチシートが望ましいので、お爺ちゃんお婆ちゃんには少し我慢してもらい7人乗りを選ぶといいでしょう。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
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