スペイドの購入データ
契約日 | 2016年8月22日 |
ネーム 年齢 性別 | アルファーゼン20代半ば/男性 |
商談地 | 静岡県 |
購入グレード | スペイド X |
メーカー オプション | HIDパッケージ |
ディーラー オプション 他装備付属品 | サイドバイザー フロアマット(デラックス) |
オプション総額 | 45,360円 |
車庫証明 | カット |
納車費用 | 計上 |
車両本体価格 からの値引き額 | 190,000円 |
オプションからの 値引き額 | 10,000円 |
無料サービス品名 | -- |
値引き合計額 | 200,000円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 1,838,008円 |
下取り車 | -- |
下取り車の価格 | -- |
下取り車の売却先 | -- (45秒のオンライン無料査定) |
値引き交渉レポート!
スペイドという車を見ていました。
トヨタのショールーム。仕事帰りに徒歩でちらっと寄ってみたのです。何かいい車はないかなぁ、と。
まだ新卒で働き方始めたばかりで、車を購入したことなどありません。別にすぐに必要なわけでもなく、ただなんとなく寄ってみたのです。
「どうです。かわいい車でしょ」
話しかけられ、ドキッとします。いつの間にか横には私と同じくらいの年の女性が立っていました。
「はじめめして。セールスの○○です」
女性セールスでした。とてもきれいな方で、でもすごくしっかりしていそうな人でした。
「お車何か探されているのですか?」
私はそういうわけではないことを正直に答えました。
「でも見にこられるということは、心のどこかで欲しいって思っているんでしょうね。そうじゃなきゃ、ディーラーなんかに入らないですよ」
そう言われたら、そんな気もしてきます。車好きならいざ知らず、大して車に興味もないのに来ているのです。心のどこかで必要だと思っているのかもしれません。
「でもいいときに来てくれました」
「え?なぜですか?」
「今、スペイドがとてもお得なんです」
かわいく笑いながら女性セールスが言います。
「スペイドフェアで、全グレードとてもお得なんですよ」
そう言われると、いいときにきたと思ってしまいます。
「さらにあります」
「な、なんですか?」
「私が今月、まるで売れてないんです」
そう言って、悲しい顔を作りました。
「売れてないのと、何か関係があるんですか?」
聞くと、またにっこりして言います。
「売れてないから、私から買ってくれるとなると、上の方がさらに値引きしてでも決めてしまえってなるんですね。分かるでしょ?」
女性セールスが笑うので、私もつられて笑いました。売れてない方から買ったら安くなるのか?解るようで分かりません。
「とりあえず見積だけでもしてみましょうよ」
そう言って、半ば強引に席につかされます。
「どうぞ。スペイドの見積書です」
出されて見ても、あまりよく分かりません。
「ここ見てください」
挿されたところは値引き欄でした。
「大特価。20万円引き。今だけです」
「安いんですか?」
「それは安いですよ。なかなかにこんな値引きでませんよ」
なるほど。私が納得するのを見ると、さらにきます。
「そしてさらにお値引きできると思います。今月私の第一号のお客様になるんですから」
「それは光栄、かな。ところでどこまで安くなるの?」
「それは上の方に聞いてみないと。でももしすごい値引きを引き出せたら買ってくれますか?」
「それは最終値引きなどみないとなんとも言えないけど…、でもかなり前向きになるかな」
「ありがとうございます!絶対に頑張るなら、絶対に私から買ってくださいね!」
女性セールスの勢いに押され、私はそのままその日のうちに契約してしまいました。情けないことに女性セールスのかわいさに負けたと言っても過言ではありません。
まあ女性セールスもかなり喜んでくれているし、自分もいい車を買えたので良かったかなと思うしかないと思っています。とりあえず納車が楽しみですね。