抜群の悪路走破性やクラシカルなデザインが魅力のトヨタのクロカン4WD「ランドクルーザー250」。
購入を検討している人にとって、内装の質感や収納、荷室スペースなども気になるポイントではないでしょうか？
ここでは、ランドクルーザー250の内装を様々な観点から徹底評価します！
ランドクルーザー250の内装の質感は？
ランドクルーザー250の内装色
内装色は、以下の2色が設定されています。
ダークチェスナット
最上級グレードZXの内装色で、シートやアームレストにダークチェスナット色を採用。
ドアスイッチベースは艶消しブラックで、ドアハンドルにはサテンメッキが施されています。
応接間を彷彿とさせるラグジュアリーな雰囲気が持ち味です。
ブラック
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中間グレードVXと廉価グレードGXの内装色で、シートやドアトリムなどがブラックで統一され、精悍かつシックなムードを演出。
VXはドアスイッチベースが艶消しブラックで、ドアハンドルにはサテンメッキが施されています。
GXはドアスイッチベースのブラック仕上げがなく、ドアハンドルは艶消しブラックです。
ランドクルーザー250のシート表皮・前席のデザイン
シート表皮は本革とファブリックの2種類があります。
本革
ZXとVXはシート表皮に本革を採用。
際立って高級な仕立てではないものの、本革ならではの質感や手触りが味わえます。
前席シートのサイズはタップりしていて、クッションやサポート性も良好です。
ファブリック
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GXのみシート表皮がファブリックになります。
高級感には欠けるものの、カジュアルな雰囲気と手入れに気を使わずに済む気楽さが持ち味。
シートのデザインは本革仕様と共通です。
ランドクルーザー250の2列目シート
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2列目シートは3人掛けで、中央席の背もたれにアームレストが格納されています。
6:4分割式で左右個別にリクライニングが可能ですが、シートスライド機能はありません。
左右席の座り心地は良く、サポート性もまずまずですが、中央席は座り心地に難があるので長時間の乗車は厳しいでしょう。
ランドクルーザー250のサードシート
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ZX / VXには格納式の5:5分割式3列目シートが装備されます。
クッションやサポート性は良いとは言えず、座面も低いので座り心地は今一つです。
左右個別にリクライニングできますが、基本的に子供用・緊急用と割り切った方がいいでしょう。
ランドクルーザー250のインパネ
ZX
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インパネは合成皮革巻き (※全グレード) となります。
インパネ加飾はザイル調チタニウムフィルム＋メッキ仕上げで、ステアリングスイッチ加飾、シフトベゼル、レジスターベゼルはチタン塗装です。
最上級グレードにふさわしいゴージャスなムードを醸します。
VX
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インパネ加飾はダークグレー、ステアリングスイッチ加飾、シフトベゼル、レジスターベゼルはシルバー塗装となります。
ZXと比べるとカジュアルな雰囲気です。
GX
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インパネ加飾はダークグレー、ステアリングスイッチ加飾とシフトベゼルはピアノブラック、レジスターベゼルはブラック塗装です。
VXよりコストを抑えた仕様ですが、決してチープではありません。
ランドクルーザー250の収納・荷室の使い勝手は？
ランドクルーザー250の前席回りの収納
おくだけ充電 (ZX)
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ZXはフロントコンソールに、対応するスマートフォンを置くだけで充電ができる「おくだけ充電」が備わります。
フロントコンソールトレイ (VX / GX)
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VX / GXではコンソールにおくだけ充電はなく (VXディーゼル車はオプションで装着可)、代わりに小物が収納できるトレイがあります。
グローブボックス
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インパネの助手席側にグローブボックスが備わります。
ボディサイズから想像するほど大きくはなく、平均的な容量です。
書類やグローブを入れる分には十分と言えます。
フロントカップホルダー
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センターコンソール前部に2個分のカップホルダーが備わります。
前後に配列されているので、ドライバーと助手席の乗員が直感的に使い分けできないのが難点です。
大型コンソールボックス
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センターコンソールのアームレストを開けると収納スペースが現れます。
小物を収納するための容量は十分ありますが、ボックスティッシュは入りません。
ドアポケット&ボトルホルダー
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左右のドアにポケットとボトルホルダーを装備。
ポケットは大容量で、使い勝手が優れています。
ランドクルーザー250の2列目シート回りの収納
ドアポケット&ボトルホルダー
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左右のドアにポケットとボトルホルダーが備わります。
ポケットは前席と比べ小容量で、大きな物は入りません。
センターアームレストカップホルダー
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格納式のセンターアームレストには、2個分のカップホルダーが備わります。
カバーはなくむき出しなので、見た目の高級感には欠けます。
ランドクルーザー250の3列目シート回りの収納
ドアポケット&ボトルホルダー
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左右のデッキサイドにポケットとボトルホルダーが備わります。
ポケットは小容量ですが、3列目シートにもしっかり収納が用意されている点は評価できます。
ランドクルーザー250の荷室サイズは？どのくらい積める？
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ランドクルーザー250の荷室の幅と高さは以下のとおりです。
- 7人乗り：最大幅1,395mm×最大高さ1,090mm
- 5人乗り：最大幅1,290mm×最大高さ1,090mm
ボディサイズに見合った十分な大きさがあります。
また以下のシートアレンジが可能です。
3列目シートフロア格納 (7人乗り)
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7人乗りは3列目シートを格納することで荷室スペースを拡大できます。
5人乗りはこの状態がデフォルトです。
- 7人乗り：最大荷室長1,095mm、荷室容量937L
- 5人乗り：最大荷室長1,150mm、荷室容量1,063L
2列目シート前倒し＋3列目シート格納
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さらに2列目シートを前倒しすれば、荷室スペースを最大化できます。
- 7人乗り：最大荷室長1,905mm、荷室容量2,107L
- 5人乗り：最大荷室長1,900mm、荷室容量2,225L
2列目シートタンブル
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2列目シートをタンブルして、荷室高を稼ぐことも可能です。
タンブルしたシートの厚みの分、荷室長さは短くなります。
- 7人乗り：最大荷室長1,625mm
- 5人乗り：最大荷室長1,695mm
ランドクルーザー250の内装まとめ
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内装色は2色ありますが、グレードによりカラーが決まっているため選択の自由はありません。
シートの座り心地は、前席と2列目シートの左右席は良好です。
しかし2列目シートの中央と、3列目シートの座り心地は良くありません。
2列目シートは実質的に2人乗り、3列目シートは近距離用と割り切った方がいいでしょう。
質感の面ではチープではないものの、価格から想像するほどの高級感はありません。
車のキャラクターからすれば大きな問題ではないかもしれませんが、もう少し頑張って欲しかったところ。
収納スペースは決して豊富ではなく、手回りの持ち物が多い人は不満を感じるでしょう。
しかし他のSUVも大差ないので、ランドクルーザー250だけの欠点とは言えません。
荷室に関してはボディサイズに見合った容量を持っているので、7人乗りでフル乗車した場合を除き大きな不満は出ないはずです。
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