レクサス最小のSUVとしてデビューし、注目の的になっているLBX!
グレードは3タイプあり、それぞれで内装の素材やカラーが異なっています。
ここではレクサス LBXの内装をインパネ、収納、荷室に分けて徹底評価しますので、新車購入時の参考にしてください。
レクサス LBXの内装の質感は?
レクサス LBXの内装色
クール
クールの内装色はドアライニング、シートがブラック&ダークグレーの2トーンとなります。
ルーフやピラーはブラック単色です。
グレーが絶妙はアクセントになり、落ち着いた中にもお洒落な雰囲気を醸します。
ドアトリムオーナメント表皮、ドアアームレスト、センターコンソールはスエード調のソフトパッド張りです。
高い質感と同時に、肩ひじ張らないカジュアルさも合わせ持っています。
リラックス
リラックスは、シートやドアライニングの色をブラックとサドルタンから選べます。
ルーフやピラーはどちらもブラックです。
ブラックは正に黒づくめで、精悍なムードにあふれています。
一方サドルタンは、ゴージャスな雰囲気が持ち味です。
ドアトリムオーナメント表皮、ドアアームレスト、センターコンソールはL tex (合皮) のソフトパッド張りです。
上質感にあふれ、応接室のような心地よさが感じられます。
ビスポークビルド
上級グレードのビスポークビルドでは、シートやドアライニングの色をブラック / オーカー / ソリスホワイト / ダークローズの4色から選択可能です。
ルーフとピラーは、いずれの色を選んでもブラックになります。
落ち着いたブラック、ラグジュアリーなオーカー、清潔感のあるソリスホワイト、情熱的なダークローズと、それぞれ魅力のあるカラーです。
さらにビスポークビルドの場合、シートベルトの色をブラック / ダークローズ / サドルタン / フォーンの4色から選ぶことができます。
ドアトリムオーナメント表皮、ドアアームレスト、センターコンソールのソフトパッドは、スエード調とL texの選択が可能です。
またクールやリラックスではドアトリムに刺繍は入りませんが、ビスポークビルドは2種類の刺繍と刺繍なしの3パターンから選ぶことができます。
レクサス LBXのシート表皮・デザイン
LBXの前席の座面は深吊り構造のクッションを採用し、コーナリング時も臀部をしっかり支えてくれます。
また背筋が伸びるような背もたれの形状により、頭部の揺れや視線のぶれを抑えていることも特徴です。
後席は座面の長さ、背もたれの高さとも十分で、左右の席なら大人の長時間の乗車にも耐えるものとなっています。
背もたれは6:4分割式で、荷物の量に応じて左右個別の折りたたみが可能です。
なおシートにリクライニング機構やスライド機構は採用されておらず、中央席の背もたれにアームレストは内蔵されていません。
クール
クールのシート表皮はセミアニリン本革×ウルトラスエードのコンビシートとなります。
セミアニリン本革とは表面に薄いコーティングを施した本革で、ソフトな手触りが特徴です。
またウルトラスエードは東レが開発した高機能なスエード調合皮で、通常のスエード調合皮にはない様々な美点を備えています。
シートのセンターには、光沢感や立体感のあるサテン縫いの刺繍を採用。
シートのサイド部などにはキルティングのステッチも入ります。
リラックス
リラックスはセミアニリン本革シートを採用。
シートのセンターにタタミ縫いの一本ラインの加飾が、サイド部などにダブルステッチが入ります。
ビスポークビルド
ビスポークビルドは以下の3種類のシート表皮から選ぶことができます。
セミアニリン本革
シートカラーはブラック / オーカー / ソリスホワイト / ダークローズの4色から選択できます。
またブラックを基調に、オーカー / ソリスホワイト / ダークローズのアクセントカラーを入れることも可能です。
一例として、ソリスホワイトのアクセントカラーは以下のようになります。
またシート刺繍は4タイプから、ステッチカラーは6色から選べます。
ウルトラスエード
シートカラーはブラックとダークローズが選択できます。
シート刺繍は4タイプから、ステッチカラーは6色から選択可能です。
エルアニリン本革
レクサスが独自に開発した本革表皮で、本来は相反するソフトな手触りと耐久性を両立しているのが特徴です。
シートカラーはブラック / オーカー / ソリスホワイトの3色を用意。
ブラックを基調に、オーカーまたはソリスホワイト のアクセントカラーを入れることもできます。
シート刺繍は4タイプから、ステッチカラーは6色から選択が可能です。
このエルアニリン本革のみメーカーオプション (550,000円) となります。
レクサス LBXのインパネ
クール
クールのインパネはスエード調のソフトパッド張りです。
カラーはブラックを基調に、一部にダークグレーの差し色が入ります。
リラックス
リラックスのインパネはL texのソフトパッド張りです。
カラーはブラック単色と、ブラック+サドルタンの2タイプから選べます。
ビスポークビルド
ビスポークビルドは、インパネのソフトパッド素材をスエード調とL texから選べます。
カラーはブラック単色のほか、オーカー / ソリスホワイト / ダークローズの差し色を選ぶことが可能です。
またエルアニリン本革シートのオーカーかソリスホワイトを選んだ場合、ステアリングとシフトノブを同色で統一することもできます。
LBXのインパネは総じて質感が大変高く、小さな高級車と呼ぶにふさわしい仕上がりになっています。
レクサス LBXの収納・荷室の使い勝手は?
レクサス LBXの前席回りの収納
アッパートレイ
センターコンソール上部にスマホなどが収納できるトレイを装備。
トレイには「おくだけ充電」の設定があります。
また、その上部にはUSBタイプCが2個 (通信用+充電用) 備わります。
ロアトレイ
センターコンソール下部にも小物類が入るトレイを装備。
こちらにも充電用USBタイプCが1個備わります。
カップホルダー
アッパートレイの下部に、1個分のカップホルダーが備わります。
その右側のスペースに小物類の収納が可能です。
もう少しセンターコンソールの幅を広げ、カップが左右に2個入ればなお良かったでしょう。
コンソールボックス
センターコンソールのアームレストをスライドさせると、ショートサイズのカップ1個が収まるカップホルダーが現れます。
さらにアームレストを引き上げれば、カップ1個+ペットボトル1本の収納が可能です。
またカップホルダーは着脱式で、取り外せば大容量のコンソールボックスとして利用できます。
多用途に使える、かなり便利な収納と言えるでしょう。
グローブボックス
助手席前に備わるグローブボックスは容量が小さく、車検証と取扱説明書を収納するとほとんど空間がなくなります。
盗難対策として、メカニカルキーによる施錠が可能なのは良い点です。
ボトルホルダー
左右のドアに500mlのペットボトル1本分のボトルホルダーが備わります。
ドアポケットがないのが惜しまれる点です。
チケットホルダー
運転席側サンバイザーにチケットホルダーが備わります。
有料道路や有料の駐車場を利用する時などに便利です。
LBXの前席の収納は、必要最小限の数はそろっています。
しかしドアポケットがない点や、グローブボックスの容量が小さい点は問題です。
手回りの荷物が多い人は、不満を感じるかもしれません。
レクサス LBXの後席回りの収納
ボトルホルダー
左右の後席ドアに500mlのペットボトルが1本収納出来るボトルホルダーがありますが、こちらもポケットは備わりません。
LBXの後席用の収納はこのボトルホルダーのみで、小物類を収納する場所がないのは問題です。
前席優先の車とはいえ、ドアポケットやシートポケットくらいは欲しかったところです。
レクサス LBXの荷室サイズは?どのくらい積める?
LBXの2WD車には着脱式の2段デッキボードが備わり、装着すれば荷物を上下に仕分けして積めます。
2WD車の5名乗車時の荷室容量は2段デッキボード使用時で237L+50L (デッキ下部)の287L、未使用時で330L+2L (デッキ下部)の332Lです。
4WD車は2段デッキボードは備わらず、荷室フロアが高いため容量も253L+2L (デッキ下部)の255Lとかなり小さくなります。
ちなみにLBXのベース車両で、ボディサイズも近いヤリスクロスの荷室容量は390Lなので、LBXはかなり見劣りしてしまいます。
3名乗車時
後席の背もたれを倒せば、段差がなくほぼフラットな荷室フロアが出現します。
荷物の積載性は良好です。
レクサス LBXの荷室は容量的には小さく、特に4WD車はSUVワーストレベルになっています。
2WD車の荷室スペースも決して広いとは言えませんが、2段デッキボードの利便性は評価していいでしょう。
後席を倒した時の荷室の使い勝手は優れています。
レクサス LBXの内装まとめ
レクサス LBXは車格の割に高額なだけあり、グレードを問わず内装の質感は大変優れています。
ヤリスクロスの2倍近い価格は伊達ではなく、質感は比べものになりません。
また、特に前席はシートの出来が大変優れています。
一方後席は、座り心地に問題はないのですが、機能性の点で物足りなさが否めません。
グレードで注目に値するのはビスポークビルドで、内装の各部位に様々な色や素材が設定されているので、実に選び甲斐があります。
その組み合わせパターンは約33万種類!にも及びますが、これだけの選択肢がある車はほかにありません。
収納に関しては特に豊富とは言い難く、特に後席の収納が不足しています。
荷室は使い勝手は良いものの、容量が小さくレジャーや大量の買い物では不足を感じるかもしれません。
レクサス LBXの内装は後席や荷室、収納はあまり重視されておらず、あくまでも高級感や前席の居心地の良さが重視されている、と総括できます。
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併せて読みたい
レクサス LBXの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのレクサス LBX値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がレクサス LBXを限界値引きで購入する事に成功しています。
今月のレクサス LBXの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。