アグレッシブなスタイリングや様々な路面で発揮する優れた走破性、世界トップレベルの衝突安全性・予防安全性能などが魅力のクロスオーバーSUV、「スバル・XV」の内装を徹底紹介します。
4種類が用意されるグレードごとに内装の仕様が異なるほか、エントリーグレードの1.6i アイサイトを除き「ブラックレザーセレクション」と呼ばれるパッケージオプションが用意されています。
XVの内装の質感は?
XVの内装色
※XV:subaru.jp
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写真は最上級グレードの2.0i-S アイサイトのもので、内装色は同グレードを含め全車ブラックのみとなります。
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フロント&リヤドアアームレストは、2.0i-S アイサイトと2.0i-L アイサイト、および1.6i-L アイサイト・ブラックレザーセレクション装着車はソフトパッド+オレンジステッチ仕様となります。
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また、フロント用インナードアハンドルには2.0i-S アイサイトと2.0i-L アイサイトにはダークシルバー金属調+カーボン調加飾パネル(クリア)が、1.6i-Lアイサイトと1.6i アイサイトにはカーボン調加飾パネルがあしらわれます。
一方、リア用インナードアハンドルは全車カーボン調加飾パネルとなります。
豪華な仕立てとまではいかないものの、質感の面ではベースモデルの「インプレッサ」を凌ぐなど満足のいく水準にあります。
※上の画像はXV アドバンスの内装です。
XVのシート表皮・デザイン
標準仕様
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2.0i-S アイサイトのシート表皮はフロント/リアともメイン部が専用トリコット、サイド部がオレンジステッチ入りのトリコット/合成皮革のコンビネーションになります。
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2.0i-Lアイサイトのシート表皮はメイン部が専用トリコット、サイド部がオレンジステッチ入りのトリコットになります。
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1.6i-L アイサイトと1.6i アイサイトはメイン部/サイド部ともにトリコットになります。
なお、色は全車ブラックのみとなります。
ブラックレザーセレクション
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オレンジのステッチが施されたブラックの本革表皮で、トリコットには無い滑らかな肌触りが魅力です。
運転席・助手席にはシートヒーターが装備されます。
XVのシートの座り心地は、フロント/リアともにサイズがたっぷりしている上、フィット感にも優れるなど、まず文句の付けようのないものとなっています。
※上の画像はXV アドバンスのシート表皮、デザインです。
XVのインパネ
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写真は2.0i-S アイサイトのもので、このグレードと2.0i-Lアイサイトはインパネアッパートリムにオレンジのステッチが施されるほか、インパネ加飾パネルがダークシルバー金属調、センタートレイがオレンジステッチ入りの表皮巻加飾付、フロアコンソールリッドがオレンジステッチ入りのソフトパッドトリムとなります。
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一方、1.6i-L アイサイトと1.6i アイサイトは、インパネアッパートリムはステッチ無し、インパネ加飾パネルはカーボン調、センタートレイは加飾無し、フロアコンソールリッドはソフトパッドトリム無しとなるなど、ダウングレードされた仕様になります。
質感の面では上記のようにグレードにより差があるものの、廉価グレードでもチープさを感じさせない仕上がりとなっています。
※上の画像はXV アドバンスのインパネです。
XVの収納・荷室の使い勝手は?
前席回りの収納
フロアコンソールボックス
フロアコンソールリッドを引き上げると、カードホルダーなども備わる大容量の収納ボックスが現れます。
前席カップホルダー
フロアコンソールボックスの前に2個分のカップホルダーが備わります。
2.0i-S アイサイトやアドバンスのものは、ストッパー付なので走行中にドリンクが動いてカタカタ音がすることがありません。
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1.6i-L アイサイトのカップホルダーには、ストッパーは付きません。
センタートレイ
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センタークラスター下部に、スマホなどの小物が置けるトレイと電源ソケットが備わります。
さらに1.6i アイサイトを除く全車に、2系統のUSB電源が備わります。
フロント大型ドアポケット(ボトルホルダー付)
左右のフロントドアに、書類などが収納できるポケットと500mlペットボトルが収まるボトルホルダーが備わります。
グローブボックス
助手席前に備わるグローブボックスは、照明付となっています。
コイントレイ
インパネ右端下部に、開閉式のコイントレイが備わります。
前席の収納は豊富な方ではありませんが、ボックスティッシュの置き場に困ることを除けばそれほど不自由することも無いでしょう。
後席の収納
リヤシートセンターアームレスト(1.6i アイサイトを除く全車)
中央席シートバックに内蔵される格納式センターアームレストに、2個分のカップホルダーが備わります。
リヤ大型ドアポケット(ボトルホルダー付)
リヤドアにもボトルホルダー付のポケットが備わりますが、フロントと比べ容量が小さく、ボトルホルダーもタイトで使い勝手が劣ります。
リヤ左右席コートフック
左右のアシストグリップに、コートが掛けられるフックが装備されます。
後席の収納はこれだけで、シートバックに収納ポケットやコンビニフックなどの備えは無く、3名乗車時には中央席の乗員はドリンクの置き場が無いなど、不満が残ります。
XVの荷室サイズは?どのくらい積める?
5名乗車時
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開口部は最大幅1,039mm、高さ777mmと十分な大きさがあります。
ただし、ロードクリアランスの大きいSUVなのでフロアが高く、重い荷物の積み下ろしは容易とは言えません。
この状態での荷室容量は385L、フロア長は820mmで、9インチのゴルフバッグなら2個搭載できます。
4~5人での小旅行にも十分対応できそうです。
3名乗車時
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荷室フロア長は1,631mmですが、長さ1.7m程度の釣竿なら中央部分に積めるでしょう。
2名乗車時
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荷室幅は最大で1,356mm、ホイールハウス間で1,090mmで、標準的なサイズのロードバイクを横に寝かせた状態で積むことができます。
サブトランク
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床下に小物などが収納できるサブトランクが用意されます。
荷室サイズはさすがにミニバン並みとはいかないものの、このクラスのSUVとしては十分で、日常用途での不満はまず生じないはずです。
XVの内装まとめ
内装色がブラック系のみで一見地味に感じますが、質感はなかなか優れています。
ベースモデルのインプレッサと比較すると、ワンランク上の仕上がりと言えます。
また、シートの出来はインプレッサ譲りの上等なもので、ロングドライブでも疲労は少ないはずです。
一方、収納は決して多い方ではなく、特に後席は不十分と言わざるを得ません。
荷室はサイズに不足は無くフラットに近い状態になる点も評価できますが、フロアが高いのが玉にきずです。
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