先進的なデザインと低燃費で人気のプリウス。
4代目となった新型プリウスの内装はどのようになっているのでしょうか。
シートデザインや収納、荷室はどれぐらいの広さなのか、詳しく見ていきましょう。
プリウスの内装の質感は?
プリウスの内装色
プリウスの内装色は、ブラックとクールグレーの2色です。
ベースグレードのEのみブラックの選択になります。
Eグレード以外では、ブラックとクールグレーから選択することができます。
どのグレードでも選択できるブラックは、飽きのこない落ち着いたカラーです。
汚れも目立ちにくいので、小さいお子さんがいる方でも安心ですね。
一方、クールグレーはかなり明るいカラーになっています。
実際に見てみるとグレーというよりかは、ホワイトに近い色になっています。
車内も明るい印象になり、ブラックより広く感じます。
ですが、明るい内装色のため汚れが目立ちやすいです。
購入したばかりの頃は、綺麗で先進的なカラーですが、月日が経つにつれて黄ばみが生じてくる可能性が高くなります。
ドアトリム部分やインパネ周りなど、手がよく触れる部分やシートなどに汚れがつき目立ってきます。
クールグレーはブラックとの配色が絶妙で、とても先進的に見えますが日々のお手入れなどをこまめにする必要があります。
プリウスのシート表皮・デザイン
プリウスのシート素材は5種類あり、カラーは内装色と同じブラックとクールグレーの2色になります。
※プリウス 画像toyota.jp
* Aプレミアム/Aプレミアムツーリングセレクション
※プリウス 画像toyota.jp
※プリウス 画像toyota.jp
* Aツーリングセレクション/Sツーリングセレクション
※プリウス 画像toyota.jp
* A
※プリウス 画像toyota.jp
* S
※プリウス 画像toyota.jp
* E
Aプレミアム/AプレミアムツーリングセレクションとAツーリングセレクション/Sツーリングセレクションに採用されている本革・合成皮革シートの柄は無地です。
また、Aに採用されている上級ファブリックシートの柄は細めのストライプになります。
Sに採用されているのは、立体感のあるエンボス付のファブリックシートになります。
Eに採用されているファブリックシートでは、上級ファブリックシートと比べ、やや大きめな柄となっています。
本革や合成皮革シートは車内の高級感がぐっと増しますね。
それに比べてファブリック素材のシートは高級感はありませんが、通気性がよく長時間運転しても蒸れることがないので快適です。
本革や合成皮革は通気性があまりなく、特に夏は蒸れやすく少し不快に感じることもあります。
プリウスのシート素材は自由に選択ができず、グレードごとに決まっています。
車に乗ったら必ず触れる部分ですから、慎重に検討したいですね。
プリウスのインパネ
新しくなったメインディスプレイは、TFTカラーディスプレイを採用し、明るくとても見やすくなりました。
車内が明るい昼間でもしっかり確認することができます。
画面の大きさも4.2インチで、運転席からストレスなく見ることができます。
ステアリングの先にあるヘッドアップディスプレイもカラーとなり、スピードメーターやHVシステムがとても綺麗に見やすく表示されます。
※プリウス 画像toyota.jp
前のモデルでは単色表示でしたが、新型プリウスではカラー表示されます。
視線を落とすことなく確認できるので、走行中は重宝する装備ですね。
インパネ周りは、前のモデルと比べるとかなり先進的なデザインになっています。
また、操作ボタンの配置や形状が工夫されており、エアコンスイッチは操作しやすく、特にシフトレバーは指にフィットする形で握りやすいです。
インパネ周りはグレードによって変化はなく、全グレード同じ仕様となっています。
グレードによって違いが出てくるものはステアリングやフロントコンソールトレイなどです。
ステアリング
ステアリングはグレードによって3種類あります。
まず、Aプレミアム/Aプレミアムツーリングセレクションには、本革巻ステアリングが採用されています。
※プリウス 画像toyota.jp
A/Aツーリングセレクション、S/Sツーリングセレクションは昇温・降温抑制機能付の合成皮革のステアリングになります。
見た目はAプレミアム/Aプレミアムツーリングセレクションと変わりませんが、ステアリングの素材が異なります。
※プリウス 画像toyota.jp
ベースグレードのEにはウレタン素材のステアリングが採用されています。
大きな違いはステアリングの素材ですね。
本革巻仕様は手馴染みが良いので滑りにくく握り易いです。
フロントコンソールトレイ
運転席と助手席との間に設置されたフロントコンソールトレイもグレードによって仕様が異なります。
Aプレミアム/AプレミアムツーリングセレクションとA/Aツーリングセレクションにはピアノブラック加飾されています。
ブラックの内装色に、ピアノブラック加飾されたフロントコンソールトレイがとてもよく馴染み、高級感が感じられます。
※プリウス 画像toyota.jp
もちろんクールグレーの内装色でも、全く違和感は感じません。
※プリウス 画像toyota.jp
S/Sツーリングセレクションにはピアノブラック加飾がされていないブラックのフロントコンソールトレイが設置されます。
※プリウス 画像toyota.jp
ベースグレードのEにはやや小さめの収納スペースとドリンクホルダーになります。
Eグレード以外のフロントコンソールトレイとは画像のように形状が若干異なります。
サイドレジスターカラー
送風口に施されているカラーがグレードによって仕様が異なります。
Aプレミアムツーリングセレクション/Aツーリングセレクション/Sツーリングセレクションには画像のようにミッドブルーが施されます。
その他のカラーは選択できないので、どの内装色を選んでもミッドブルーになります。
※プリウス 画像toyota.jp
Aプレミアム/Aでは、ターコイズとブラックメタリックの2色となっており、選択する内装色によってカラーが決まります。
画像のように内装色をクールグレーにした場合はターコイズ。ブラックを選択した場合はブラックメタリックとなります。
※プリウス 画像toyota.jp
S/Eグレードでは、加飾のないブラックのみになります。
プリウスの収納・荷室の使い勝手は?
運転席・助手席の周りの収納
前のモデルと比べ、すっきりとした印象のある内装ですが、どのような収納が装備されているのか見てみましょう。
運転席周りには大型センターコンソール、ドアサイドポケット、オーバーヘッドコンソール、フロントコンソールトレイが装備されています。
大型センターコンソールは、浅いトレイ部分と深さが200mmある部分とで分かれているので、収納するものによって使い分けがしやすいですね。
ドアサイドポケットにはボトルホルダーとB5サイズのものが収納できます。
オーバーヘッドコンソールには、サングラスやメガネなどを収納できるので、置き場所に困ることがないですね。
フロントコンソールトレイには2つのドリンクホルダーとトレイがありますが、トレイに関して小物やスマホが置ける程度なので、そこまでの収納力はありません。
助手席には、グローブボックスやドアサイドポケットが装備されています。
前のモデルでは装備されていたアッパーボックスがなくなってしまったので、BOXティッシュなど少し大きめの物を置くスペースがありません。
グローブボックスもやや小さくなってしまったので、車検証などを入れてしまうと他のものを入れるスペースがなくなってしまいます。
このように、運転席・助手席周りの収納は前のモデルと比べると少々減っています。
特に助手席のグローブボックスやドアサイドポケットなどは収納力が少し落ちた印象を受けます。
後部座席の収納
後部座席の収納には、シートバックポケットやドアポケット、アームレストにドリンクホルダーが装備されています。
ドアサイドポケットもドリンクを置くだけのスペースしかないので、かなり小さいです。
また、後部座席アームレストにも2つのドリンクホルダーがありますが、5人乗った場合は使用できません。
そうなると収納はシートバックポケットとドアポケットのみになります。
やはり収納スペースが減ったことがマイナスポイントですね。
収納が少ないと置き場所に困ってしまうので、必要であれば改めて収納ボックスなどを追加しても良いのかもしれません。
その分今度はスペースが取られてしまうので、自分の使い勝手を優先して好みで判断すると良いでしょう。
プリウスの荷室のサイズは?どれぐらい積める?
プリウスの荷室サイズは高さが715mm、横幅が最大1390mm(最小950mm)、奥行き890mmとなっています。
容量は502Lとなり、前のモデルより56Lも増えています。荷室の収納力はアップしました。
さらに、荷室の高さも20mm低く設定したことも影響し、ゴルフバッグを4つ収納することも可能です。
さらに、後部座席を倒すことで奥行きが1840mmまで拡大するため、長い荷物も無理なく積むことができます。
後部座席を倒すには、シート肩口のレバーを引くだけで、簡単にシートが前倒できます。
荷室からのアプローチで操作できるので、便利ですね。
しかし、床下を下げて容量を大きくしたことによって、荷室との境に段差ができてしまい、若干荷物が取り出しにくくなってしまいました。
以前は段差がなく、開口部分がフラットになっていたので、積み下ろしが楽でした。
荷室に関して、この部分がマイナスポイントです。
さらに、小物の収納スペースもなくなってしまったのが、やや不便です。
床下収納もパンク修理キットなどがあるので、あまり収納として利用できません。
プリウスの内装まとめ
新しくなったプリウスの内装は、とても先進的なデザインとなり全体的にスタイリッシュになりました。
ヘッドアップディスプレイが見やすくなったり、荷室の大きさも前のモデルより進化していますね。
しかし、運転席・助手席、後部座席の収納スペースがやや少なく感じ、場合によっては改めて収納ボックスなどを追加する必要があるかもしれません。
また、荷室の収納スペースも少ないので、やや不便に感じてしまいます。
内装色や細かい部分の色使いなどは、統一感があり未来的です。
特に本革仕様のグレードは高級感があり、満足度の高い仕上がりになっています。
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