ホンダが提供する都会派コンパクトSUV・ヴェゼル。その中でも人気の高いヴェゼルRSホンダセンシングは、実際いくらで買えるのでしょうか。
当サイト(クルマを買う!)では、おすすめオプションや値引きも含めたよりリアルな見積もりをシミュレーションしています。
また、他グレードやライバル車とスペックや装備なども比較しているので、新車購入のご参考にどうぞ。
売れ筋人気グレードのヴェゼルRSホンダセンシングを他のグレードと比較
グレード名 | ヴェゼル RSホンダセンシング | ヴェゼル ツーリング ホンダセンシング |
価格 | 2,520,833円 | 2,956,800円 |
差額 | 435,967円高い | |
パワートレイン | 1,500㏄ガソリン | 1,500㏄ガソリンターボ |
燃費(JC08モード) | 20.2 km/L | 17.6 km/L |
装備比較 | 18インチアルミホイール(ブラック塗装) | 18インチアルミホイール(グレー塗装) |
衝突軽減ブレーキ(CMBS) | 同左 | |
ACC(アダクティブ・クルーズコントロール) | 同左 | |
なし | アジャイルハンドリングアシスト | |
なし | 前後調節機構付きフロントヘッドレスト | |
LEDヘッドライト | 同左 | |
運転席&助手席シートヒーター | 同左 | |
フルオートエアコン(プラズマクラスター技術搭載) | 同左 | |
6スピーカー | 同左 | |
Hondaスマートキーシステム | 同左 | |
コンビシート&専用インテリア | ツーリング専用コンビシート&専用インテリア | |
本革巻きステアリングホイール | 同左 | |
本革巻きセレクトレバー | 同左 | |
ステンレス製スポーツペダル | 同左 | |
防眩ルームミラー | 同左 | |
電動格納式リモコンドアミラー(クリスタルブラック) | 電動格納式リモコンドアミラー(カラード) | |
なし | リバース連動ドアミラー(助手席側) | |
なし | ルーフレール | |
パフォーマンスロッド | 同左 | |
パフォーマンスダンパー(RS専用) | パフォーマンスダンパー(ツーリング専用) | |
パドルシフト | 同左 | |
なし | 運転席8ウェイ&助手席4ウェイパワーシート(※MOP) |
※(※MOP):メーカーオプション
ヴェゼルの売れ筋人気グレードのRSを、上級グレードのツーリングと比較してみました。
ターボエンジンを搭載しているだけあってツーリングの方が約42万円高くなっており、装備も価格相応に便利かつ品質も向上していますが、ルーフレールやパワーシートなど、なければないで支障のないものが多い印象です。
また、ターボエンジンだけあって燃費も悪く、ランニングコストを考えるとこちらも経済的に不利となるので、走りにこだわりたいのでなければ、通常のエンジンでも特に問題ないでしょう。
以上を総合すると、普通にドライブを楽しんだり、通勤や買い物、送り迎えなどの日常シーンであれば、RSの方がコスパに優れていると言えます。
ヴェゼルRSホンダセンシングのエクステリア
ヴェゼルRSのフロントフェイスです。
三日月形に伸びあがった鋭い眼光とタフ感を高めるフォグライトのアゴまわり、ロアガーニッシュによって浮き彫りとなる大径18インチアルミホイールの足回りが、SUVならではの力強さを演出します。
また、クリスタルブラックのドアミラーがRSの特別感を引き出しています(他グレードはボディカラーと同色)。
ヴェゼルRSのリアフェイスは、このようになっています。
ドアノブをCピラーにブラックアウトさせたことでよりスタイリッシュなクーペ調のサイドラインを表現。スマートなフォルムを生み出しています。
リアガラスは大きめにとって視界も確保、表情豊かなバックゲートのプレスラインもヴェゼルならではの個性の一つです。
ヴェゼルRSホンダセンシングのインテリア
ヴェゼルRSのインパネ回りは、このようになっています。
シンプルながら随所にデザイン性の見られる洗練されたデザインに仕上がっており、RS専用インテリアがブラック基調のコクピットをスポーティに演出します。
ホンダの謳うクラフトマンシップを存分に堪能して欲しいものです。
ヴェゼルRSの車内空間です。
シートの座面から背面にかけて入ったラインが走り感を表現。フロアから天井までブラックに統一され、シックな高級感を楽しめます。
シート表皮は職人の手で張り込んだというウルトラスエードで、そのすべやかな光沢と豊かな質感が、上質な座り心地と快適なドライブを請け合います。
ヴェゼルRSホンダセンシングの実燃費は?
ヴェゼルRSの平均実燃費 14.7 km/L
ヴェゼルRSのカタログ燃費は20.2 km/L(JC08モード)となっていますが、それはメーカーが理想的な条件下で出すことのできた理想値で、あまり現実的な数字ではありません。
当サイト(クルマを買う!)で収集したユーザーの実燃費報告では、ヴェゼルRSの平均実燃費は14.7 km/Lとカタログ燃費に対して約72.7%の達成率となっています。
また、ストップ&ゴーの多い市街地や渋滞道路では10~12 km/Lまで落ち込む一方、スムーズな幹線道路だと15~17 km/L、高速道路では 17~19 km/L以上に伸びてくるでしょう。
ヴェゼルRSホンダセンシングを値引きさせるならライバル車のこのグレードを対抗に!
ヴェゼルRSホンダセンシング | C-HR 1.2G-T | スバルXV 2.0i-Sアイサイト |
2,520,833円 | 2,653,444円 | 2,700,000円 |
差額 | 132,611円高い | 179,167円高い |
1,500㏄ガソリン | 1,200㏄ガソリンターボ | 2,000㏄ガソリン |
20.2 km/L | 16.4 km/L | 16.0 km/L |
18インチアルミホイール(ブラック塗装) | 18インチアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装) | 18インチアルミホイール(切削光輝) |
衝突軽減ブレーキ(CMBS) | プリクラッシュセーフティ | プリクラッシュブレーキ |
ACC(アダクティブ・クルーズコントロール) | レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) | 低速クルーズコントロール |
LEDヘッドライト | Bi-Beam LEDヘッドランプ | LEDヘッドランプ |
運転席&助手席シートヒーター | 快適温熱シート(運転席・助手席) | なし |
フルオートエアコン(プラズマクラスター技術搭載) | フルオートエアコン(左右独立温度コントロール・ナノイー) | フルオートエアコン(左右独立音調調整機能付) |
6スピーカー | 6スピーカー | 6スピーカー |
シート表皮(ウルトラスエード) | シート表皮(上級ファブリック+本革) | シート表皮(トリコット+合皮) |
本革巻きステアリングホイール | 本革巻きステアリングホイール | 本革巻ステアリングホイール |
本革巻きセレクトレバー | 本革巻きシフトノブ | 本革巻シフトレバー |
電動格納式リモコンドアミラー | オート電動格納式リモコンカラードドアミラー | 電動格納式リモコンカラードドアミラー |
パフォーマンスダンパー(RS専用) | なし | なし |
パドルシフト | なし | パドルシフト |
サイドカーテンエアバッグシステム | SRSカーテンシールドエアバッグ | SRSカーテンエアバッグ |
※赤字は有利な装備、黒字は不利な装備
ヴェゼルRSの値引き交渉では、ライバル車と競合させて「このままでは、ライバル車を買われてしまう!」とセールスマンの危機感を高めるのがセオリーです。
ここではトヨタのC-HR 1.2 G-T(以下、C-HR)とスバルのXV 2.0 i-Sアイサイト(以下、XV)をピックアップ。どっちもヴェゼルより高いので、ヴェゼルに価格を近づけさせてから、最後に「ライバル車がここまで値引きしてくれたのだから」と値引きを求める作戦も可能です。
例えば、まずスバルのディーラーに行って「XVを買いたいけど、家族はみんなトヨタ派で、ターボでパワーのあるC-HRを推している。このままだと多数決になってしまうので、値段で説得させてほしい」などと持ちかけて、XVの値引きを引き出します。
次はトヨタのディーラーに行って「C-HRを買おうと思っていたが、スバルさんでXVをこれだけ値引きしてくれたので、選択肢に浮上してきて迷っている。あるいはもっと安くて燃費もいいヴェゼルも視野に入れたいと思っている」などとアプローチすることで、C-HRからも値引きをお願いします。
そして、最後にホンダのディーラーでライバル車の見積書を出して「ヴェゼルを本命で考えてきたが、トヨタさんやスバルさんがこれだけの値引きを出してくれたので、正直迷っている。迷いを振り切ってくれる値引きが欲しい」などと切り出して、ヴェゼルの値引きを要求します。
しかし、セールスマンにしてみればこんなアプローチは何度も受けているので、口先だけで言っても本気にして貰えません。
たとえライバル車であろうと、あなたが「値引きさえしてくれれば、欲しかったこの車が買える!」という本気の姿勢を見せることで、セールスマンも値引きで応えてくれるでしょう。
ヴェゼルRSホンダセンシングのリセールバリューは?
ヴェゼルRSを購入したら、売る時の価格も気になるところです。
なので、ヴェゼルの3年落ちリセールバリュー(残価率)をグレード別にまとめました。
グレード名 | 新車価格 | 買取相場 | リセールバリュー | 差額 |
Gホンダセンシング | 207.5万円 | 117.6万円 | 56.6% | 89.9万円 |
Xホンダセンシング | 216.5万円 | 124.2万円 | 57.3% | 92.3万円 |
RSホンダセンシング | 247.5万円 | 139.4万円 | 56.3% | 108.1万円 |
ツーリング ホンダセンシング | 290.3万円 | --万円 | --% | --万円 |
ハイブリッド ホンダセンシング | 246.0万円 | 137.4万円 | 55.8% | 108.6万円 |
ハイブリッドXホンダセンシング | 253.9万円 | 146.9万円 | 57.8% | 107.0万円 |
ハイブリッドZホンダセンシング | 271.0万円 | 154.2万円 | 56.9% | 116.8万円 |
ハイブリッドRSホンダセンシング | 281.0万円 | 158.1万円 | 56.2% | 122.9万円 |
Gホンダセンシング 4WD | 229.1万円 | 120.7万円 | 52.6% | 108.4万円 |
Xホンダセンシング 4WD | 238.1万円 | 135.3万円 | 56.8% | 102.8万円 |
ハイブリッド ホンダセンシング 4WD | 267.6万円 | 150.5万円 | 56.2% | 117.1万円 |
ハイブリッドXホンダセンシング 4WD | 275.5万円 | 157.7万円 | 57.2% | 117.8万円 |
ハイブリッドZホンダセンシング 4WD | 292.6万円 | 163.3万円 | 55.8% | 129.3万円 |
※走行距離1万キロ/年、ボディカラー白&黒、修復歴なし、車両状態は年式相応
※ツーリング ホンダセンシングは追加設定から年数が浅く、3年落ちデータが不十分
全体的なリセールバリューはG 4WDを除いて55~57%台に収まっており、3年落ち普通乗用車の平均値である50~55%を若干上回っていることから、ヴェゼルは売却や買い替えに有利な車種と言えます。
その中で、RSのリセールは若干低めとなっており、価格と装備のバランスがとれたコスパのよいXが有利な傾向が出ています。
とは言っても、全体的なリセール差は3%以内なので、リセール的にはグレードよりもオプション等の方が重要になってくるでしょう。
ヴェゼルRSホンダセンシングの値引き後の支払総額は?
さて、ヴェゼルRSを実際に購入すると、いくら必要になるのでしょうか。
ここでは、オプションに加えて値引き額も含めた支払総額を見積もりシミュレーションしていきます。
オプション無しの最安での新車見積もり
グレード名 | ヴェゼルRSホンダセンシング |
車両本体価格 | 2,520,833円 |
メーカーオプション価格 | 0円 |
(MOP品名) | -- |
ディーラーオプション価格 | 0円 |
(DOP品名) | -- |
諸費用 | 219,360円 |
目標値引き | ▲180,000円 |
オプション値引き | -- |
支払総額 | 2,560,193円 |
オプションを何一つ選ばず、税金や自賠責などの諸費用と値引きを含めるとヴェゼルRSホンダセンシングは約256.0万円で購入できます。
しかし、このままだとさすがに不都合なので、純正オプションよりも安く買える社外品をネット通販で探してみましょう。
オプション品名 | 社外品 | 純正オプション |
フロアマット | 8,100円 | 27,000円 |
ドアバイザー | 5,490円 | 19,440円 |
ナビゲーション | 95,256円 | 127,440円 |
シートカバー | 15,680円 | 54,000円 |
※これらの社外品は、楽天市場で購入できます。
比較するとどれも万単位で安くなり、もしこれらすべてを揃えた場合、純正オプションと社外品で10万円以上の差が生じます。
もちろん、買ったものは自分でとりつけるか頼むかする必要がありますが、ヴェゼルの新車を購入するタイミングならディーラーに持ち込んで工賃サービスで取りつけて貰うことも可能です。
浮いた工賃も実質的な値引きと同じなので、これらの社外品も活用していきたいところです。
おすすめオプションを含んだ値引き見積もり
グレード名 | ヴェゼルRSホンダセンシング |
車両本体価格 | 2,520,833円 |
メーカーオプション価格 | 37,800円 |
(MOP品名) | プラチナホワイト・パール |
ディーラーオプション価格 | 239,133円 |
(DOP品名) | フロアマット、ドアバイザー、インターナビ、ETC2.0車載器、ドライブレコーダー |
諸費用 | 220,360円 |
目標値引き | ▲180,000円 |
オプション値引き | ▲47,000円 |
支払総額 | 2,791,126円 |
今度は、おすすめオプションをつけたパターンで見積もりシミュレーションを出してみました。
メーカーオプションにはリセール時に有利となるプラチナホワイト・パール(有料カラー)を選び、ディーラーオプションにはナビ、ETC、フロアマット、ドアバイザーの定番4千セットに加えてあおり運転対策のマストアイテム・ドライブレコーダーを選んでいます。
値引きは車両本体に加えてディーラーオプションからも価格の約20%ほど値引きができるので、値引き金額はより多くなります。
これら値引きや諸費用を差し引きして約274.5万円、何もつけなかった場合と比べて約23万円高くなっていますが、それだけの価値ある装備が充実しており、コスパは十分と言えるでしょう。
ヴェゼルRSホンダセンシングの値引き実例は?
ところで皆さんは、ヴェゼルRSをどのくらいの値引きで購入しているのでしょうか?
当サイト(クルマを買う!)に寄せられているヴェゼルRSの実例値引き報告をまとめました。
購入時期 | グレード | 値引き総額 |
2019年3月 | ヴェゼルRSホンダセンシング | 23.0万円 |
2019年3月 | ヴェゼルRSホンダセンシング | 31.2万円 |
2019年3月 | ヴェゼルRSホンダセンシング | 18.4万円 |
2017年9月 | ヴェゼルRSホンダセンシング | 32.8万円 |
2017年3月 | ヴェゼルRSホンダセンシング | 27.5万円 |
※車両本体+オプション値引きも合計した金額です。
値引き総額は25~30万円前後に集中していますが、地方では値引きガードが堅めで、タイミングによっては3月の年度末決算期でも20万円に届かない事例も報告されています。
マイナーチェンジを経たモデル後期に入っているので、このままなら次回のフルモデルチェンジに向かって値引きガードが緩んでいく傾向が予測されます。
狙い目の時期は9~10月の中間決算期や1~3月の年度末決算期、在庫車やセールス目標未達のディーラーマンがいるお店に当たると、限界値引きを狙いやすくなるでしょう。
ヴェゼルの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイト(クルマを買う!)で紹介しているヴェゼルの値引き交渉マニュアルです。これを見た多くの方がヴェゼルを限界値引きで購入しています。
今月のヴェゼルの値引き動向も随時更新しているので、ご参考にどうぞ。
ヴェゼルを買うなら併せて読みたい