ロッキーはグレードが少ないので、一見すると選ぶのは簡単そうに思えます。
しかし、価格と装備との兼ね合いなどで悩み、グレード選びで深みにはまってしまうケースも多いことでしょう。
ここではロッキーの人気グレードの価格や装備、燃費などを紹介していますので、グレード選びの参考にどうぞ。
ロッキーの一番価格が安いグレードは?
1.0 L (2WD) 1,705,000円
ロッキーの新車を最安値で手に入れたいなら、最廉価グレード1.0 L (2WD) をオプションなしで購入しましょう。
ロッキー 1.0 Lが実際にいくらで購入できるのか、実際にシミュレーションしてみます。
購入グレード | ロッキー 1.0 L |
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車両本体価格 | 1,705,000円 |
装着オプション | なし |
オプション金額 | 0円 |
諸費用・税金 | 97,580円 |
車両値引き | ▲120,000円 |
支払総額 | 1,682,580円 |
車両からの目標値引き額を達成できた場合、オプションを何も付けなければ支払総額は約168.2万円で済みます。
ただ、ETCやドライブレコーダー、カーペットマットなどは付いている方が勿論よいので、それらはネット通販で購入しましょう。
ディーラーで純正品を注文するより、安価で手に入ります。
ロッキーの売れ筋のグレードは?ロッキー 1.0 プレミアム (2WD) 2,200,000円
ロッキーで一番売れているグレードは、最上級の1.0 プレミアムです。
価格は高いものの、安全装備や快適装備が充実していることが人気の要因になっているのでしょう。
ロッキー 1.0 プレミアムはいくらで買える?
売れ筋グレードのロッキー 1.0 プレミアムに人気定番オプションを付けた場合、値引きを含めいくらで買えるのか、実際にシミュレーションしてみましょう。
購入グレード | ロッキー 1.0 プレミアム |
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車両本体価格 | 2,200,000円 |
メーカーオプション | ブラックマイカ×シャイニングホワイトパール 、スマホ連携ディスプレイオーディオ |
メーカーオプション価格 | 132,000円 |
ディーラーオプション | カーペットマット、ワイドバイザー、ETC、ドライブレコーダー |
ディーラーオプション金額 | 91,553円 |
諸費用・税金 | 105,680円 |
車両値引き | ▲120,000円 |
オプション値引き(20%) | ▲18,,000円 |
支払総額 | 2,391,233円 |
メーカーオプションはリセールアップにつながる有料色と、スマホのナビアプリが大画面で使えるスマホ連携ディスプレイオーディオを、ディーラーオプションは人気のドライブレコーダー等を選択しました。
上記仕様のロッキー 1.0 プレミアムの総支払額は、約239.1万円です。
ロッキー 1.0 プレミアムの人気装備は?
1.0 プレミアムは最上級グレードだけあり内装が上質で、安全運転支援システムのスマートアシストも多機能になっています。
BSM (ブラインドスポットモニター)
2車線以上の道路で後側方から接近するクルマを検知すると、ドアミラーインジケーターの点灯でお知らせ。
さらにその方向にウインカーを出すと、ドアミラーインジケーター点滅とブザー音でドライバーに注意を促します。
車線変更時の事故やヒヤリハットを防ぐ、メリットの大きい装備です。
RCTA (リヤクロストラフィックアラート)
バックで出庫する際、後方左右から接近するクルマを検知すると、ドアミラーインジケーター点滅とブザー音でドライバーに注意喚起する装備です。
バックでの出庫は視界が限られるので、安全確認には大変気を使いますが、この装備があれば負担が軽減されます。
ファブリック×ソフトレザー調シート
プレミアムのシート表皮はメイン部にファブリック、サイド部などに合成皮革を用いたコンビシートです。
下位グレードのフルファブリックシートと比べ、高級感があります。
ちなみにOEM車のトヨタ ライズには最上位グレードの「Z」でも、合成皮革×ファブリックのコンビシートは設定されていません。
ロッキー プレミアムは標準で2トーンカラー設定なので、それも含めてライズZより14万円高となっています。
革巻ステアリングホイール
革巻ステアリングホイールは、下位グレードのウレタンステアリングホイールと比べ上質な外観が魅力になっています。
手触りがしっとりしていることや、10時10分の部分が親指を掛けやすい形状になっている点もメリットです。
LEDフットイルミネーションランプ
運転席と助手席の足元を照らすLEDランプです。
実用上不可欠な装備ではありませんが、夜間走行時に室内をムーディに演出してくれるのは悪くありません。
ロッキーの一番価格が高いグレードは?
ロッキー 1.0 プレミアム (4WD) 2,422,200円
ロッキーの中で一番価格が高いグレードは、1.0 プレミアムの4WD車です。
値引きも含めると実際に1.0 プレミアムがいくらで購入できるのか、人気のオプションを付けてシミュレーションしてみました。
購入グレード | ロッキー 1.0 プレミアム (4WD) |
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車両本体価格 | 2,422,200円 |
メーカーオプション | ブラックマイカ×シャイニングホワイトパール、ナビ装着用パック |
メーカーオプション価格 | 64,900円 |
ディーラーオプション | カーペットマット、ワイドバイザー、安心ドラレコプラン (ナビ+ドライブレコーダー)、ETC |
ディーラーオプション金額 | 229,999円 |
諸費用・税金 | 119,480円 |
車両値引き | ▲120,000円 |
オプション値引き(20%) | ▲46,000円 |
支払総額 | 2,670,579円 |
ここではスマホ連携ディスプレイオーディオではなく、ナビとドライブレコーダーのセットを選択、それ以外は先ほどと同じオプションを選び、支払総額は約267万円となりました。
ロッキー 1.0 プレミアム 4WDの主な装備は?
ロッキー 1.0 プレミアムの人気装備は先ほど紹介したので、ここでは4WDだけの装備を紹介しましょう。
ダイナミックトルクコントロール4WD
通常は燃費の良い前輪駆動をメインに走行、雪道や悪路、カーブでは後輪に適切なトルク配分を行い、安定感のある走りを実現します。
雪道や悪路で2WDよりワンランク上の走破性を発揮するのは勿論のこと、乾燥したワインディングでも4WDの効果が体感できるでしょう。
寒冷地仕様
プレミアムの4WDには、以下の装備からなる寒冷地仕様が標準で付きます。
- LLC 50% (不凍液)
- フロントウィンドウの凍結を解かすウインドゥシールドデアイサー
- 鏡面の曇りや凍結を防止するヒーテッドドアミラー
- エアコン暖房の効率を高めるPTCヒーター
- 大容量の1.0kWスターター
- 速度に応じワイパーの動作間隔を調整する車速感応式間欠フロントワイパー
北海道のような特別寒い地域は勿論、東京や大阪などでも、これらの装備はあると便利なものです。
ロッキーの一番燃費が良いグレードは?
ロッキー 2WD全グレード 18.6km/L
ロッキーでWLTCモード燃費が一番良いのは2WD全グレードで、数値は18.6km/Lです。
従来のJC08モードでは、同じ2WDでもプレミアム/Gが22.8km/L、X/Lが23.4km/Lとグレードにより僅かに差があります。
実燃費に近いのはWLTCモードなので、実際のところグレード間の差はないと考えてよいでしょう。
ライバルのスズキ・クロスビーの2WD車は、JC08モード燃費が22.0km/L (WLTCモードは未発表)なので、ロッキーの方が若干優れています。
ロッキー 2WDはガソリン満タンで何キロ走る?
ロッキーはまだ実燃費の実証データがほとんどないので、WLTCモード燃費×0.8を実燃費と仮定すると、18.6km/L×0.8≒14.9km/Lという数値が出ました。
ロッキーのガソリンタンク容量は36Lで、残量5.5Lで警告灯が点灯します。
ガス欠の心配なしに走れる距離は、36L-6L=30Lと考えてよいでしょう。
このデータを元にロッキーのガソリン満タンで走れる計算すると、14.9km/L×30L≒450㎞となりました。
無給油で走れる距離としては決して長い方ではないので、ロングドライブ向きとは言えないかもしれませんね。
ロッキーの一番燃費が悪いグレードは?
ロッキー 4WD全グレード 17.4km/L
ロッキーの中で一番燃費が悪いのは4WDの全グレードで、WLTCモード燃費は17.4km/Lです。
またJC08モード燃費は、4WDの場合は全グレード共通で21.2km/Lです。
2WDとの差が小さいのは、4WDシステムの効率が良いからでしょう。
クロスビー4WDのJC08モード燃費は20.6km/Lなので、ここでもロッキーの方が僅かながら優れています。
自動ブレーキのあるロッキーのグレードは?
ロッキーは、全車に自動ブレーキの衝突回避支援ブレーキ機能が標準装備されます。
衝突回避支援ブレーキ機能に使われるステレオカメラは、車両だけでなく歩行者も検知するので、過信はできないものの安心感十分です。
買取相場から見るロッキーのおすすめグレードは?
ロッキーの中古車はまだ流通していないので、グレード間のリセールバリューの差はまだ分かりませんが、価格の上がる上位グレードよりも装備と価格のバランスの取れた中間グレード以下の方が、リセールバリューの数値は良くなるものと予想できます。
ロッキーでは「X」辺りがリセール的にも大きく外れる事も無く無難かなと思います。
リセールバリューで得するおすすめのカラー&装備は?
ロッキー売却時にプラス査定になるおすすめカラーは、人気色のシャイニングホワイトパールとブラックマイカメタリックです。
モノトーンの設定がないプレミアムの場合は、ブラックマイカ×シャイニングホワイトパールの2トーンカラーを選ぶとよいでしょう。
装備面では、9インチスマホ連携ディスプレイオーディオがおススメ。
最近は、ナビを買わずスマホのナビアプリで代用する人が増えているので、リセールアップが期待できます。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
カーネクストの無料査定はこちら
また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
車の引き取りも全国無料で対応してくれます。
高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
併せて読みたい
ロッキーの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのロッキー値引き交渉マニュアルで、これを見て多くの人がロッキーを限界値引きで購入しています。
今月のロッキーの値引き動向を随時掲載していますので、是非とも参考にしてください。