2020年11月に、およそ8年ぶりのフルモデルチェンジを受けた日産・ノート。
ガソリン車は廃止され、人気のe-POWERに一本化されました。
そんなノートのグレード選びで迷っている人のために、人気グレードを装備や燃費、リセールバリューなど様々な観点から検証していきます!
ノートの価格が一番安いグレードは?
ノート 1.2 S (2WD) 2,029.500円
ノートで一番価格の安いグレードは、1,2 Sの2WD車です。
一つ上のグレード1.2 Fとの価格差は25,300円。
この1.2 Sに何もオプションを付けずに注文すれば、もっとも安く新車のノートが手に入ります。
ノート 1.2 Sはいくらで買える?
実際にノート 1.2 Sがいくらで購入できるのか、シミュレーションしてみましょう。
購入グレード | ノート 1.2 S (2WD) |
---|---|
車両本体価格 | 2,029,500円 |
装着オプション | -- |
オプション金額 | --円 |
諸費用・税金 | 96,644円 |
車両値引き | ▲170,000円 |
支払総額 | 1,956,144円 |
オプションを何も付けず、車両からの目標値引きを達成できた場合、ノート 1.2 Sの支払総額は約195万円と算出されました。
しかし、さすがにフロアマットさえ付けないのは現実的でないので、ディーラーで購入するより割安なネット通販で注文するといいでしょう。
ノートの売れ筋グレードは?
ノート 1.2 X (2WD) 2,186,800円
ノートで一番売れているグレードは、ノート標準車の最上級グレード1.2 Xです。
ノート 1.2 Xはいくらで買える?
では、ノート売れ筋グレード1.2 Xが実際いくらで買えるのか、今度は定番オプションを付けて支払総額をシミュレーションしてみましょう。
購入グレード | ノート 1.2 X (2WD) |
車両本体価格 | 2,186,800円 |
メーカーオプション | ピュアホワイトパール、LEDヘッドランプ+アダプティブLEDヘッドライトシステム+LEDフォグランプ |
メーカーオプション価格 | 137,500円 |
ディーラーオプション | ナビ、ETC2.0、ドライブレコーダー、フロアマット、サイドバイザー、バックモニター |
ディーラーオプション金額 | 363,592円 |
諸費用・税金 | 96,644円 |
車両値引き | ▲170,000円 |
オプション値引き(20%) | ▲72,000円 |
支払総額 | 2,443,536円 |
人気オプションを一通り付けて目標値引き額を達成できた場合、売れ筋グレードのノート 1.2 Xの支払い総額は約244万円となります。
ノート 1.2 Xの主な装備は?
ノート 1.2 Xに付く主な装備について、以下で解説します。
IRカット&スーパ−UVカットフロントガラス
ノート 1.2 Xのフロントガラスには、2つの機能が備わっています。
ひとつが、室内上昇の原因となる赤外線を効果的にカットするIRカット機能。
そしてもうひとつが、日焼けの原因となる紫外線を約99%カットするスーパーUVカット機能です。
この2つの機能のうちは、下位グレードの1.2 S / 1.2 FにはIRカット機能が付きません。
特に夏場の車内環境は、明らかに1.2 Xの方が優れています。
ドアロック連動格納機能付ドアミラー
1.2 Xのドアミラーは、ドアロック連動格納機能付です。
ドアの施錠と同時に格納され、解錠またはパワートレイン起動と同時に展開します。
乗り降りする際に、1.2 S / 1.2 Fのようにボタン操作で格納・展開せずに済むので、とても便利です。
インテリジェントキー
1.2 Xに附属するキーは、便利なインテリジェントキー。
キー自体のボタンで前席ドアやバックドアの解錠・施錠ができるのは勿論、キーを取り出すことなくドアスイッチを押して施錠・解錠することも可能です。
1.2S / 1.2 Fのように乗り降りに際してわざわざキーを取り出す必要がないので、特に荷物を持っている時や雨の時などは重宝します。
後席リクライニング機構
1.2 Xの後席は、コンパクトカーには珍しいリクライニング機構が付いています。
6:4分割式なので、左右のシートバックのボタン操作により個別にリクライニングが可能。
後席に人を乗せる機会が多いなら、見逃せない装備です。
ノートの価格が一番高いグレードは?
ノート 1.2 オーテック フォア (4WD) 2,763,200円
ノートで一番価格の高いグレードは、4WDモデルの1.2 オーテック フォアです。
1.2 オーテックの2WDモデルと比べ、258,500円高く設定されています。
ノート 1.2 オーテック フォアはいくらで買える?
このノート最上級グレードは、値引きも含めていくらで購入できるのでしょうか?
人気オプションを一通り付けてシミュレーションしてみましょう。
購入グレード | ノート 1.2 オーテック フォア (4WD) |
---|---|
車両本体価格 | 2,763,200円 |
メーカーオプション | オーロラフレアブルーパール / スーパーブラック2トーン、セットパッケージ (インテリジェントアラウンドビューモニター+ナビ+プロパイロット等) |
メーカーオプション価格 | 491,700円 |
ディーラーオプション | フロアマット、サイドバイザー |
ディーラーオプション金額 | 46,420円 |
諸費用・税金 | 96,644円 |
車両値引き | ▲170,000円 |
オプション値引き(20%) | ▲9,000円 |
支払総額 | 3,218,964円 |
ボディカラーにはオーテックのイメージカラーを、メーカーオプションにセットパッケージを選択するシミュレーションで、ノート 1.2 オーテック フォアの支払い総額は約321万円となります。
オプションに贅沢したこともあり、最廉価グレード1.2 Sのシミュレーションと比較して約126万円高額になりました。
ノート 1.2 オーテック フォアの主な装備は?
LEDヘッドランプ+アダプティブLEDヘッドライトシステム+LEDフォグランプ
オーテックは、ヘッドランプに明るく省エネなLEDヘッドランプを採用。
また先行車や対向車を検知すると、ハイビームを維持しながら照射範囲を調整して相手への幻惑を防止する、アダプティブLEDヘッドライトシステムも搭載します。
更に、霧や豪雨などの際に視界を確保するLEDフォグランプも装備するなど、夜間走行時や悪天候時の安全性は盤石です。
専用本革巻ステアリング
しっとりした手触りや上質感が魅力の本革巻ステアリングを採用。
ブラック / ブルーの2トーンをあしらった外観もお洒落です。
専用ブルー / ブラックコンビレザレットシート
オーテックのシートは、ブルーとブラックの2トーンコンビカラーが特徴です。
素材は新世代の合成皮革「レザレット」で、本革と見間違えるばかりの高級感が魅力。
ファブリックシートのXと比べ、満足度に差が出る部分です。
専用16インチアルミホイール
ノートでアルミホイールを標準で履くのは、オーテックだけ。
スチールホイールとは比較にならないデザイン性の高さは、アルミホイールの大きな魅力です。
またバネ下荷重も軽くなるので、乗り心地やハンドリングにも好影響を与えます。
ノートで燃費の一番いいグレードは?
ノートで一番燃費のいいグレードは1.2 Fで、WLTCモードカタログ燃費は29.5km/Lです。
1.2 Fは燃費スペシャルとも言えるグレードで、快適装備を省いて軽量化すると同時に、ガソリンタンク容量も少なくなっています。
実燃費をカタログ燃費×0.8で試算すると、
29.5×0.8=23.6km/L
と出ました。
ノート 1.2 Fはガソリン満タンで何キロ走る?
ノート 1.2 Fのガソリンタンク容量は、他のグレードより4L少ない32Lです。
ガゾリン残量が5.5L以下になると警告灯が点灯するので、ガソリンが残り5Lになるまで走行した場合、航続距離は
32-5=27L
23.6×27=637km
ノート 1.2 Fは、ガソリン満タンで約640km走行できると推測できます。
ノートで一番燃費の悪いグレードは?
ノートで一番燃費の悪いグレードは4WD全車で、WLTCモード燃費は23.8km/Lです。
4WD車は後輪も専用モーターで駆動するため、エンジンの発電量も多くなり、必然的に燃費が悪化してしまいます。
先ほどと同じように実燃費を計算すると、
23.8×0.8=19km/L
という数値が出ました。
ノート(4WD)は満タンで何キロ走れる?
ノート4WD車のガソリンタンク容量は36Lです。
先ほどと同様、ガソリン残量が5Lになるまで走行すると仮定すると、
36-5=31
31×19=589km
ノート4WD車は、ガソリン満タンで約590km走行可能と出ました。
ノートで自動ブレーキの付くグレードは?
ノートは全車に自動ブレーキの「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」が標準装備されます。
またアクセルの踏み間違いによる暴走を防ぐ「踏み間違い衝突防止アシスト」も、全車標準装備です。
リセールバリューで得するおすすめのグレード&ボディカラーは?
ノートで売却時に得するグレードは、売れ筋ナンバーワンの1.2 Xです。
新車購入時の価格は1.2 Sや1.2 Fより高額ですが、手放す時の損失が少ないので、むしろお買い得という見方もできます。
ボディカラーはピュアホワイトパールかスーパーブラックを選ぶと、他のカラーよりも5~10万円以上高い価格で売却できるでしょう。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
カーネクストの無料査定はこちら
また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
車の引き取りも全国無料で対応してくれます。
高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
併せて読みたい
ノートの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのノート値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人が日産ノートを限界値引きで購入しています。
今月のノートe-POWERの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。