レガシィの購入データ
契約日 | 2016年9月19日 |
ネーム 年齢 性別 | 吉嶺/20代半ば/男性 |
商談地 | 香川県 |
購入グレード | レガシィ アウトバック |
メーカー オプション | クリスタルホワイトパール パワーリヤゲート |
ディーラー オプション 他装備付属品 | ベースキット イルミネーションパッケージ |
オプション総額 | 211,140円 |
車庫証明 | 計上 |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 410,000円 |
オプションからの 値引き額 | -- |
無料サービス品名 | -- |
値引き合計額 | 410,000円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 3,311,210円 |
下取り車 | -- |
下取り車の価格 | -- |
下取り車の売却先 | -- (45秒のオンライン無料査定) |
値引き交渉レポート!
友人にそそのかされて、車を購入する羽目になりました。
私としてはまだまだ車なんていらないのに。
でもみんな買っているというこで、半ば強引に買わされるようなものです。
一度ショールームに見に行き、詰めるところまでは詰めました。
車もレガシィアウトバックに決まり、友人に言わせたら、あとはハンコを押すだけのことだそうです。
でも私もお金持ちでもありませんし、高い買い物ですから、買うのならきちんと買いたいのです。ノリで買うような買い物ではありません。
ネットなどできちんと値引きがされているかなどを調べて、しっかり勉強した上で再びショールームを訪れたのです。
「いらっしゃいませ」
前に対応してくれたセールスさんが笑顔で出迎えてくれます。
「今日はハンコ持ってきたんでよろしく」
一緒に付いてきた友人が軽口を叩きます。
でも私は少し厳しい声で言いました。
「買うかどうかはまだ決めてませんから」
「おっ、なんか気合い入っているなぁ」
友人がちゃかしてきますが、当然です。条件次第なのです。
前に出してもらった見積もりが出てきます。値引きは15万円。ネットで調べる限り高くはありません。
「条件はどうですか?もう少しいけますか?」
私は聞きます。すると逆にセールスさんが聞いてきました。
「○○さんは幾らの値引きがいけばご購入頂けますか?」
ストレートに聞かれたので、思わず口ごもってしまいました。考えていた値引きがあったのですが初めからそれを伝えて、こっちが得になるのかどうか迷います。
「言われた金額で、もし私どもがその条件でいけたらご購入頂きたいと思います」
なかなかに策士です、このセールスさんは。
値段はいくらでも言えと。でもいけたら購入しろと。自分で出してきた値段になるからそうなったら後には引けません。
セールスさんと目を合わせながら迷いました。
考えていた値引き額はあります。
でもこうまで言われたらそれ以上の金額を言わないといけない気もします。でもあまりにふっかけた値段を言うと、相手にされず終わってしまいます。
購入はしたいのです。でもお得に買いたい。しばらくの悩み考えた後、私は言いました。
「希望する値引き額は前出して頂いた倍の30万円です。でも本当に今、購入するのだったら35万円値引きまでお願いしたいです。そこまでいってくれたら、もう今日サインします」
あまりにかけ離れた金額だったか?
言葉を発しないセールスさんを見て、少し悔やみます。セールスさんは笑ってもおらず、怒ってもおらず、どこか能面のような無表情な顔で私を見つめます。何を考えているのか分からず、目を逸らしたくなります。でも逸らしたら負けだと私も見つめ返しました。
きっと3分はお互いにだんまりにだったでしょう。
その沈黙を破ったのは友人でした。
「どうなんですか?値引きいけるんですか?」
その問いかけにセールスさんは、笑って答えました。
「もちろんさせて頂きます。ご購入頂けるのなら、こちらも頑張るだけです。本当にありがとうございます。嬉しいです」
「良かったな、めっちゃ値引きもらえたじゃん」
確かにかなりの値引きを引き出せました。でもどうだったのでしょう。もしかしたらもう少し大きな値引きを言っても良かったのでしょうか。駆け引きが難しかったです。
またいつかこのセールスさんともっと親密になれたら、今日のことを聞いてみたいと思います。実はもっと値引きいけたのか?と。