国産車では数少ないクロスオーバーSUV仕立てのステーションワゴン、スバル・レガシィ アウトバック。
2021年10月にフルモデルチェンジを受け、定評ある安全運転支援システム「アイサイト」が更に進化するなど、一段と魅力がアップしています。
ここではレガシィ アウトバック 4WDの燃費や雪道での走行性能を徹底評価しますので、購入時の参考にどうぞ!
レガシィ アウトバックの4WDグレードの価格は?
レガシィ アウトバックの売れ筋グレードは?
レガシィ アウトバックの2つのグレードのうち、売れ筋は上級の「リミテッド EX」となっています。
レガシィ アウトバック リミテッド EX 4WD 4,290,000円
レガシィ アウトバックとライバル車との価格差は?
レガシィ アウトバックの最大のライバル車は?
レガシィ アウトバックと車格や価格レンジの点でライバルとなるのは、「トヨタ・ハリアー」です。
レガシィ アウトバックのリミテッド EXと競合するハリアーのグレードは、「Z ガソリン4WD」です。
価格はレガシィ アウトバックの429万円に対し、16万円安い413万円となっています。
ボディサイズの違いは?
- レガシィ アウトバック 全長4,870mm×全幅1,875mm×全高1,675mm
- ハリアー 全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm
レガシィ アウトバックの方が若干大きいボディサイズです。
パワートレインの違いは?
スペック | レガシィ アウトバック リミテッド EX 4WD | ハリアー Z ガソリン 4WD |
---|---|---|
エンジン | 1.8Lターボ | 2Lノンターボ |
最高出力(ps) | 177 | 171 |
最大トルク(kgm) | 30.6 | 21.1 |
車両重量(kg) | 1,690 | 1,590 |
エンジンの排気量はレガシィ アウトバックの方が小さいものの、ターボの威力で最大トルクはハリアーを大きく上回ります。
レガシィ アウトバックの車両重量はハリアーより100kg重いとはいえ、動力性能ではトルクが大きい分有利です。
装備の差は?
レガシィ アウトバックに付き、ハリアーには付かない装備は以下の通りです。
- リヤフォグランプ
- ヒーテッドドアミラー
- フロントワイパーデアイサー
- ステアリングヒーター
- 助手席パワーシート
- 後席左右シートヒーター
- 後席ベンチレーション
- ドライバーモニタリングシステム
- デジタルマルチビューモニター
- 助手席SRSシートクッションエアバッグ
- 歩行者保護エアバッグ
逆にハリアーには付き、レガシィ アウトバックに付かない装備は以下の通り。
- デジタルインナーミラー
- ヘッドアップディスプレイ
- イルミネーテッドエントリーシステム
- ナノイーX
- プレミアムサウンドシステム
- ETC2.0車載器
装備面ではそれぞれ一長一短がありますが、総合的に評価すればレガシィ アウトバックの方が充実しています。
レガシィ アウトバック・4WD車の実燃費は?
推定実燃費は?
レガシィ アウトバックの実燃費データは記事執筆時点では無いので、WLTCモードカタログ燃費13.0km/L×0.8で試算すると11.4km/Lと出ました。
ライバル車との実燃費の差は?
当サイトの調査によるとハリアーガソリン4WD車の実燃費は11.2km/Lなので、レガシィ アウトバックとほぼ同等です。
レガシィ アウトバックが推定値なので厳密な比較はできませんが、大きな差はないと考えていいでしょう。
レガシィ アウトバック・4WD車の雪道の走行性能は?
レガシィ アウトバックの4WDはどんなシステム?
レガシィ アウトバック4WDの概要
レガシィ アウトバックの4WDシステムは前後左右の重量配分に優れ、4輪にバランス良く荷重を掛けられる「シンメトリカルAWD」です。
シンメトリカルAWDには3種類ありますが、レガシィアウトバックには誰もが能力を引き出せる、安定性重視の「アクティブトルクスピリットAWD」が採用されています。
レガシィ アウトバック4WDの制御
アクティブトルクスピリットAWDは、常時4輪にトルクを伝達するフルタイム4WD方式です。
センターデフを持たず、後輪への動力の伝達は電子制御油圧多板クラッチを介して行われます。
通常は前後輪トルク配分60:40の状態で走行しますが、走行状況の変化に応じてトルク配分を連続的に可変。
また、前輪のスリップを検知した場合は後輪のトルク配分を増やし、安定した駆動力を確保します。
レガシィアウトバックの雪道での実際の走行性能は?
レガシィ アウトバック4WDの発進・加速時
アクティブトルクスピリットAWDは、路面状況や走行状況に関わらず常時4輪にトルクを配分する方式です。
ライバル車の4WDが通常はFFで走行し、前輪が滑った時のみ4WD走行に切り替わるのに対し、走行安定性の点で優位に立ちます。
レガシィ アウトバックなら発進直後から強力な4輪のトラクションを発揮するため、雪道でも安定した発進加速が可能です。
また深雪で発進が困難な場合は、脱出性能を高める「X-モード」を選択することでホイールスピンが抑えられ、スムーズに発進できます。
レガシィ アウトバック4WDの登坂・降坂時
滑りやすい雪に埋もれた上り坂も、レガシィ アウトバックは苦にしません。
坂道で一旦停車した後に再発進するような厳しい状況でも、スタッドレスタイヤさえ履いていれば大抵の場合乗り切れるはずです。
また下り坂においても、アクティブトルクスピリットAWDの特性として常に4輪にエンジンブレーキが効くので、安全かつ確実に減速できます。
スリップを抑えるX-モードを活用すれば、一層安定した降坂が可能です。
レガシィ アウトバック4WDの通常走行時
雪面の状況が刻々と変化するような状況でも、常に4輪駆動で走行すると同時にX-モードという頼もしい電子デバイスを備えるレガシィ アウトバックなら、難なく走破できるでしょう。
最低地上高も213mm確保されているので、深雪路に強いのもメリットです。
車体が重いのでコーナリング時の軽快さには欠けるものの、安定性が高いため安心して旋回できます。
レガシィ アウトバック・4WDのまとめ
レガシィ アウトバックの雪道での走行性能は、かなり高いレベルにあると見ていいでしょう。
冬場に役立つ装備も充実しているので、豪雪地帯でも安心して使えるはずです。
一方、燃費性能はハイブリッドではないためあまり良くありませんが、雪上性能の高さを考えれば大きな欠点とは言えません。
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