ここでは、カローラフィールダーの実際に走行した時の実燃費を紹介します。
渋滞を含む一般道、車の流れの良い一般道、高速道路などでカローラフィールダーの燃費が実際どの位なのか?燃費数字を出してみました。
※調査対象車種
カローラフィールダーハイブリッド G
カローラフィールダー 15G
カローラフィールダーの市街地(渋滞含む)の燃費は?
実燃費
22.2.㎞/L(フィールダーハイブリッド)
13.4㎞/L(フィールダー ガソリン車)
市街地から素晴らしい燃費性能のハイブリッド
カローラフィールダーのハイブリッドシステムは1NZ-FXE型1,500ccエンジン+前輪モーターという組み合わせを採用しています。
市街地からハイブリッドならではの燃費性能を発揮しており、ユーザー満足度は高いものになっています。
ガソリンモデルも充分な燃費性能
ガソリンモデルに搭載されるのは1,500ccの2NR-FKE型エンジンです。
このエンジンは、回転抵抗の低減や燃焼効率の最大化、アイドリングストップ機構を備えており、エンジン単体での燃費性能を追求したものです。
この結果、アシスト無しの車両としては厳しい条件の市街地走行でも、10㎞/Lを大きく超える結果となりました。
カローラフィールダーの郊外・幹線道路の燃費は?
実燃費
27.5㎞/L(フィールダーハイブリッド)
15.5㎞/L(フィールダー ガソリン車)
安心の燃費のハイブリッド
幹線道路燃費についても、ハイブリッドは当然の様に25㎞/Lを超える結果となりました。
これだけ走れば、安心してプライベートにも業務にも使えるでしょう。
事実、業務仕様しているユーザーもおり、業務仕様ユーザーにとっても強い味方だと思います。
順当に伸びるガソリンモデル
ガソリンモデルは15㎞/Lを超える結果となりました。
市街地燃費に続き、アシスト無し車両としては優秀な燃費性能です。
カローラフィールダーの高速道路中心の燃費は?
実燃費
22.0㎞/L(フィールダーハイブリッド)
18.0㎞L(フィールダー ガソリン車)
落ち込みが激しいハイブリッド
モーターアシストが得られない高速走行時の燃費は、幹線道路燃費から大きく落ち込む結果となりました。
ユーザーの希望としては、高速燃費でも25㎞/Lは走って欲しいという声もありました。
ベースエンジンが1,500ccということもあり、エンジン単体で高速走行をするのは、負担が大きいということでしょう。
期待を満たすガソリンモデル
ハイブリッドに対してガソリンモデルは期待値を満たす結果となりました。
ガソリンモデルとして考えれば素晴らしい燃費性能ですので、ユーザー満足度は高いです。
カローラフィールダーの平均燃費は?
平均実燃費
23.8㎞/L(フィールダーハイブリッド)
15.6㎞/L(フィールダー ガソリン車)
及第点の燃費のハイブリッド
ハイブリッドとして考えれば、及第点という結果となりました。
ユーザーとしては、20㎞/L後半を期待したいところでしょうし、実際にユーザーの声としてもそのような要望が聞こえます。
充分な性能のガソリンモデル
平均燃費で15㎞/Lを超えて来ましたので、ユーザーも納得しています。
これは、エンジン・アイドリングストップ機構・CVTがしっかりと機能していることの結果でしょう。
ライバル車の実燃費と比較!
※シャトル 出典honda.co.jp
カローラフィールダーとホンダ シャトルの実燃費を比較)
※比較対象グレード
シャトルハイブリッド X
シャトル G
ホンダ シャトルはガソリンモデルのサンプル数が少なかった為、参考値として考えておいた方が良いかもしれません。
市街地の燃費を比較
カローラフィールダーハイブリッド:22.0㎞/L
カローラフィールダー ガソリン車:13.4㎞/L
ホンダ シャトルハイブリッド :21.3㎞/L
ホンダ シャトル ガソリン車 :12.5㎞/L
ハイブリッド同士の比較では、互角の結果となりました。
1,500ccエンジン+ハイブリッドシステムという組み合わせが同一、車両重量は40㎏シャトルが重いのですが、実燃費はほぼ互角の結果となりました。
ガソリンモデルの比較では、カローラフィールダーが若干の優位性を見せています。
車両重量はカローラフィールダーが10㎏重いのですが、燃費性能についてはカローラフィールダーが優秀でした。
幹線道路の燃費を比較
カローラフィールダーハイブリッド:27.5㎞/L
カローラフィールダー ガソリン車:15.5㎞/L
ホンダ シャトルハイブリッド :29.2㎞/L
ホンダ シャトル ガソリン車 :15.3㎞/L
ハイブリッドは、シャトルの燃費が優位という結果になりました。
一方のガソリンモデルは、互角の結果です。
高速道路の燃費を比較
カローラフィールダーハイブリッド:22.0㎞/L
カローラフィールダー ガソリン車:18.0㎞/L
ホンダ シャトルハイブリッド :27.2㎞/L
ホンダ シャトル ガソリン車 :19.0㎞/L
ハイブリッドモデルでは、大きな差が出てしまいました。
カローラフィールダーのユーザーに、業務使用をされる方が一部含まれているデータと言う事を考慮しても、大きな差となりました。
ガソリンモデルでもシャトルの優位性があるという結果となりました。
平均実燃費を比較
カローラフィールダーハイブリッド:23.8㎞/L
カローラフィールダー ガソリン車:15.6㎞/L
ホンダ シャトルハイブリッド :25.9㎞/L
ホンダ シャトル ガソリン車 :15.6㎞/L
平均燃費でも、ハイブリッドモデルはシャトルの優位性が際立ちました。
ガソリンモデルは両車完全に互角の結果です。
カタログ燃費達成率を比較
カローラフィールダーハイブリッド:23.8÷33.8=70.5%
カローラフィールダー ガソリン車:15.6÷23.0=68.0%
ホンダ シャトルハイブリッド :25.9÷32.0=81.0%
ホンダ シャトル ガソリン車 :15.6÷21.8=71.6%
ハイブリッド同士の達成率比較では、シャトルが非常に素晴らしい結果を出しました。
カローラフィールダーの達成率は残念な結果と言わざるを得ません。
ガソリンモデルでは、両車とも芳しくない結果です。
カローラフィールダーは『買い』か?
カローラフィールダー出典toyota.jp
ハイブリッドモデルの燃費・達成率比較で言えば、『NO』と言わざるを得ません。
但し、実燃費自体は極端に悪いという訳ではないでしょう。
それを踏まえてカローラフィールダーを見た場合、信頼性という面のアドバンテージはあると思います。
シャトルハイブリッドのトランスミッションは、マニュアルトランスミッションの自動変速版とでもいう仕組みで、発展途上の機構のために若干の違和感を感じるユーザーもいるようです。
※シャトルのガソリンモデルのトランスミッションはCVTかMTとなります。
一方、カローラフィールダーのトランスミッションはCVTで熟成度も高いので、運転のストレスを感じることはないでしょう。
全体の完成度という点でみれば、カローラフィールダーを買う価値は十分にあると思います。
カローラフィールダーの値引き交渉はしっかりとやろう
カローラフィールダーを購入するなら、気になるのはその価格ですね。
新車は高い買い物なので、出来れば値引きを多くして少しでも安く買いたいものです。
当サイトのカローラフィールダー値引き交渉マニュアルを見れば、簡単にカローラフィールダーから値引きを引き出すことが出来ます!是非ご参考ください。
カローラフィールダーのガソリン代や自動車保険料などの節約には【カローラフィールダーの維持費を安くする】もご覧ください。
-- 2012年5月11日デビューモデルの実燃費は? --
カローラフィールダー参考グレード |
カローラフィールダー 1.5 X(CVT) FF 1140㎏ |
カローラフィールダー参考グレードカタログ燃費 |
19.6km/L |
渋滞を含んだ都市部の一般道の燃費 |
11.7km/L |
流れの良い一般道の燃費 |
16.7km/L |
高速道路走行時の燃費 |
18.2km/L |
カローラフィールダー総合平均実燃費 |
15.3km/L |
カローラフィールダー参考グレードガソリンタンク量 |
42.0L |
平均実燃費からガソリン満タンで走れる距離(ガソリンタンクに5L残し) |
37.0L×15.3km/L=566.1km |
・ガソリン満タンの金額(ガソリンタンクに5L残し) ※ガソリン価格は2014年4月現在全国平均 |
37.0L×レギュラー157円=5809円 |