ワゴンタイプは荷物を載せるので、重量増による燃費の悪化が懸念されるので、ユーザーは燃費への意識が高いようです。
カローラフィールダーのハイブリット車を買うか、ガソリン車を買うか、どちらにしようかと悩む方もいるのではないでしょうか。
価格は高くても燃費が良いハイブリッド車と、ハイブリッドよりも安く買えるガソリン車をエクステリアやインテリア、燃料費などについて比較してみました。
カローラフィールダーハイブリッドとガソリン車の外装の違い
カローラフィールダーハイブリッドとガソリン車の外装についてどのような違いがあるか、比較してみましょう。
上の画像がカローラフィールダーハイブリッドで、下がガソリン車です。
※カローラフィールダー 出典toyota.jp
※カローラフィールダー ハイブリット G
※カローラフィールダー 出典toyota.jp
※カローラフィールダー 1.5G
ハイブリッドでは、左右のフロントフェンダーにHYBRIDと表示されたエンブレムが付いています。
また、フロントグリルについているシンボルマークがブルーになっています。
※カローラフィールダー 出典toyota.jp
※カローラフィールダー ハイブリット G
※カローラフィールダー 出典toyota.jp
※カローラフィールダー 1.5G
リヤ側では、バックドアの右側にハイブリッドのエンブレムが付いています。
また、バックドアのシンボルマークもフロントグリルと同様にブルーになっています。
外装では、エンブレムとシンボルマークの違いのみで大きな差はありません。
※カローラフィールダー 出典toyota.jp
この他に、ハイブリット専用の装備として車両接近通報装置が装着されます。
ハイブリットの特徴として、モーターだけで走行している時はエンジンの音が聞こえません。
そのため、歩行者が気付きにくい場合があります。
この車両接近通報装置は安全性に配慮した装備です。
約25km/hまでのゆっくりとEV走行しているときに自動で音を出すことで、歩行者に車両の接近を知らせます。
カローラフィールダーハイブリッドとガソリン車の内装の違い
次に、インテリアについてどのような違いがあるか、比較してみましょう。
ハイブリッド、ガソリン車のそれぞれに設定される専用の装備があります。
カローラフィールダーハイブリッド専用で設定される装備は?
2眼メーター
※カローラフィールダー 出典toyota.jp
ハイブリッドでは珍しく、エンジン回転計がついているメーターです。
ブルーの配色もハイブリッド専用です。
右側には、マルチインフォメーションディスプレイが付いています。
これは、平均燃費ややEV走行状況などを表示することができます。
ハイブリッドシステムインジケーター
※カローラフィールダー 出典toyota.jp
充電中やエコ運転中など、ハイブリッドの状態を表示します。
黄色の「ECO」の範囲で走行すると、モーターのみ、またはモーターとエンンジンを使った燃費にやさしい運転であることを表示します。
EVモードスイッチ
※カローラフィールダー 出典toyota.jp
EVモードのスイッチを押すと、エンジンをオフにしてモーターだけで走行できます。
エンジンを使わないので、早朝や屋内駐車場など静かに走行したい場合には有効です。
EVモードで走行できる距離は、バッテリーのみで走行するために限定的です。
シートヒーター
※カローラフィールダー 出典toyota.jp
全てのグレードでオプションとなっていますが、運転席と助手席に装着できるハイブリッド専用の装備です(オプション価格16,200円)。
ガソリン車では、設定がありません。
シートクッションとシートバックの部分を広範囲に素早く温めます。
エアコンとは違い体に直接触れるので、すぐに温まります。
カローラフィールダーガソリン車のみに設定される装備は?
3眼メーター
※カローラフィールダー 出典toyota.jp
スピードメーターに、平均燃費や温度などを表示するドライブモニターが付いています。
スマートエントリーシステム
※カローラフィールダー 出典toyota.jp
ガソリン車のうち、カローラフィールダー 1.8S “W×B” / 1.8Sの2グレードのみに標準装備されます。
他のグレードやハイブリッドは、46,440円のオプション価格が必要です。
スマートキーを携帯していれば、ドアハンドルに軽くタッチするだけで施錠・解錠します。
※カローラフィールダー 出典toyota.jp
エンジン始動(ハイブリッドシステム起動)もスイッチを押すだけです。
キーを取り出さずに済むので、簡単で便利です。
以上のように、カローラフィールダーハイブリッドとガソリン車のインテリアの違いは、専用装備に差があります。
この他にも加飾や装備に違いはありますが、ハイブリッドとガソリン車ではほぼ同じで、むしろグレードの違いによって差別化されています。
カローラフィールダーハイブリッドとガソリン車のメリットは?
カローラフィールダーハイブリッドのメリットは?
- ガソリン車よりも燃費が良い
- 発進するときはモーターを使うので、静かでスムーズ
- モーターとエンジンの切り替えは、画面を見ていないと分からないくらい滑らか
カローラフィールダーガソリン車のメリットは?
- ハイブリッドに比べて車両価格が約40万円安い
- ガソリン車の中でもフィールダーは比較的静かに感じる
- 1.5リットルエンジン車は、アイドリングストップがある
- 1.8リットルエンジンのグレードであれば、力強くきびきびと走る
カローラフィールダーハイブリッドとガソリン車の欠点・デメリットは?
カローラフィールダーハイブリッドの欠点・弱点は?
- ガソリン車に比べて車両価格が約40万円高い
- モーターで走行中は静かなので、歩行者が気づきにくい
- エンジンとモーターの併用でもイメージほど加速していかない
- ブレーキの利き方が特有で慣れが必要
- 4WD車がない
カローラフィールダーガソリン車の欠点・弱点は?
- ハイブリッドより燃費が悪い
- ハイブリッドより音が気になる
- 1.5リットルだと加速時に力不足を感じる
- 4WD車では後席のフロア中央が盛り上がるので、狭く感じる
カローラフィールダーハイブリッドとガソリン車の価格とコストを比較!
カローラフィールダーハイブリッドは、ガソリン車より価格が高くなっています。
この価格差をハイブリッドの燃費の良さで埋められるか、試算してみました。
ハイブリッドとガソリン車の価格差と実燃費は?
車両価格:2,298,437円
平均実燃費:22.1km/L
車両価格:1,922,400円
平均実燃費:14.3km/L
ハイブリッドとガソリン車との価格差は376,037円、平均実燃費の差は約7.8km/Lとなっています。
平均実燃費とは、市街地、バイパスなどの幹線道路、高速道路を走行した場合の平均の実燃費数値です。
価格差376,037円を埋めるにはどの位掛かる?
ハイブリッドとガソリン車の燃料代はどのくらい差があるのか、平均実燃費から試算しました。
まず、1年間に10,000キロ走行するとします。
週末に買い物やドライブで使うことを想定しており、一般的な走行距離は、年間10,000km と言われることが多いです。
レギュラーガソリンの1リットル当たりの単価を130円とします。
10,000km÷22.1km =452.5リットル、452.5リットル×130円=58,825円
10,000km÷14.3km =699.3リットル、699.3リットル×130円=90,909円
1年間で10,000km走行した場合、ガソリン車の燃料代がハイブリッドより1年間で32,084円高くなる計算です。
ハイブリッドとガソリン車の価格差376,037円の元を取るための走行距離は、
376,037÷32,084=11.7万㎞の走行距離が必要となります。
ハイブリッドの燃費の良さでガソリン車との高価な価格差を埋めようとすると、年間1万キロずつ走行する場合では約11.7年、年間2万キロで約6年、年間3万キロで約4年経過すると元が取れる計算です。
走行距離が多い人なら、10年以内には元が取れる計算ですね。
ここで、上記の試算は車両価格のみで計算しています。
購入時ではエコカー減税が適用されますので、価格の差は変わってきます。
ハイブリッドは自動車取得税・自動車重量税ともに免税です。さらに、グリーン化特例は約75%が減税されます。
ガソリン車は、自動車取得税は20%減税・自動車重量税は25%減税なので、購入価格差はもう少し縮まります。
ハイブリッド Gの場合は105,400円、ガソリン車のGでは15,300円が減税されますので、その差は90,100円です。
ハイブリッドとガソリン車の価格差は376,037円ですが、減税分の差90,100円によって285,937円まで差が少なくなります。
285,937÷32,084=8.9万㎞
上記のようにエコカー減税分を考慮すると、年間1万キロ走行で元が取れるのが11.7年だったのが、8.9年まで短縮されました。
さらにもっと正確に差を見るなら、必要なオプションを含めた総支払額の差で計算してみましょう。
買うならカローラフィールダーハイブリッドとガソリン車どっち?
カローラフィールダーを購入するなら、個人的にはハイブリッドがオススメです。
ハイブリッドの購入価格はガソリン車より高いですが、実燃費の差による燃料代を考慮すると、5年乗った場合の差額は約13万円まで縮まります。
この13万円であれば、ハイブリッド車の魅力や所有する満足感を優先できる方も少なくないでしょう。
購入してしまえば、ガソリン代が安く済みますし、ハイブリッドならではの静かで力強い加速性は大きな魅力です。
カローラフィールダーは、ハイブリットの燃費効果が大きく、平均燃費はハイブリットが22km/L、ガソリン車が14km/Lで差が8km/Lもあります。
ガソリンスタンドへ行く回数も減るでしょう。
ガソリン車は、購入から乗り換えまでの維持費を含めたトータルコストを安くしたい方にオススメです。
ガソリンエンジンの素直な走行フィーリングを好む方も多く、ハイブリッドのモーターでの走行性が馴染まない場合もあります。
また、ガソリン車は1.8リットルエンジンも設定されています。
燃費は上記の試算結果よりも劣る傾向ですが、ガソリンエンジンらしい自然な加速性が得られます。
実際に車を運転すると、印象が変わってくる場合があります。
まずはディーラーでカローラフィールダーのハイブリッドとガソリン車の両方に試乗しましょう。
メリットやデメリットをじっくりと比較検討すると良いでしょう。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
カーネクストの無料査定はこちら
また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
車の引き取りも全国無料で対応してくれます。
高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
カローラフィールダーの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのカローラフィールダー値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がカローラフィールダーを限界値引きで購入しています。
今月のカローラフィールダーの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。