新型デリカD5を限界まで値引きして、さらに下取り車を極限まで高く売って、デリカD5を底値で買う方法を紹介します。
これを実践するのとしないのとでは、数十万円から損することになります・・・簡単なので是非実践しましょう!
新型デリカD5の最新目標値引き額と2024年11月の値引き動向
11月のデリカD5の値引き動向は、先月から横ばい傾向です。
デリカの値引き交渉では、アルファードやヴェルファイア、プラド、ヴォクシー、セレナなどと競合させながら値引きを引き出しましょう。ディーラーオプションからの値引きを含めれば、新型デリカD5から41万円以上の値引きが可能です。
特にセレナやプラドとの競合が有効です。「セレナe-POWERを見に行こうと思っているが、思い切った値引きが出るならデリカを検討したい」とやります。
以前の実例値引きでは、新型デリカから付属品の値引きを含んで42.5万円、39.7万円、28.0万円、27.0万円の値引き実例が報告されました。
デリカD5の車両本体からの目標値引き額とは別にオプションから20~30%の値引きは可能です。
今月(2024年11月)の車両からの目標値引き額が37万円+オプション35万円からの値引き7万円=総値引き44万円が満足できる合格ラインになります。
以下の値引き交渉術を実践すれば、合格ライン以上、デリカD5の実例値引き額並みの値引きは可能になります!
デリカD5の値引き難易度 | 普通~緩い |
本体からの目標値引き | 370,000円 |
オプション金額 | 200,000円 |
オプション値引き額 | 40,000円 |
オプション含む値引き合格ライン | 410,000円 |
※ディーラー下取りと買取店の買取額では平均で約16万円買取店の方が高く売れるデータがあります。
①下取り交渉で+16万円 | |
②値引き合格ライン | 410,000円 |
①+②=限界値引き! | 570,000円 |
絶対損したくない!下取り車の売り方
下取り車がある場合は、その下取り車を少しでも高く売ることが出来れば、それだけデリカD5が安く買えると言うことになります。
しかしディーラーの査定のみだと、最初にディーラー規定の査定額を提示されて、後々値引き交渉が煮詰まってきたら、「これ以上の値引きが厳しいので、下取り車の方で調整します」などと言って来ることが多いです。
3万、5万、10万と徐々に査定額をアップして、お得感を強調して、「これで決めてください!」となるでしょう。
これはユーザーのお得感、満足感を満たすためのセールステクニックが考えられます。
一見値引き額(下取り額)が最初より上がったように見えますが、その査定額が中古車相場に合った適正なものなのかどうかの判断が、我々一般ユーザーには中々見分けることが出来ません。
実際にはもっと高い査定額が付く可能性もあるのです。
これが高額車や人気車になればなるほどその差は大きくなるので、実際は5万、10万、場合によっては20万円以上の損をしてしまう事もあります。これは相当にもったいないです。
ディーラーの下取りで損しないためには、まず1店舗で良いので買取店の査定を受けておきましょう。
そうすれば買取店のおおよその相場が分かるので、それを元にディーラーでの査定額が適正かどうかの判断が出来ます。
愛車の相場が分かればクルマ購入の予算組みも出来るので、一石二鳥ですね。
おすすめは下記の買取店です。ネットでおおよその相場が分かります。
☆もしディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車買取業者に依頼しましょう
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
これら買取店の査定額を基本に今後査定額の交渉をしていきます。
値引きに適した交渉時期
一般的に値引きが大きくなる時期は、「1月~3月の年度末決算期」、「6月7月のボーナス時期」、「8月お盆明け~9月の中間決算期」、「12月のボーナス・年末商戦」、などがそうです。
この中で特に値引きが大きくなるのは決算期です。
年度末や中間決算の時期はディーラーでもキャンペーンを展開して、お客さんを呼び込もうとします。この時期は特別な値引きも珍しくありません。
もちろんボーナス商戦もキャンペーンなどを展開して、値引きを引き出しやすい時期になります。
これらの時期に新車のデリカを買うタイミングなら、是非大幅値引きで購入しましょう!
デリカD5の納期は?2024年11月現在
デリカD5の最新の納期事例は以下でまとめています。
もっと詳しく
デリカD5の競合車とディーラーをリストアップ
新車の値引き交渉では、競合車を立てて「デリカD5か、どれにするか迷っている」状況で契約直前まで交渉した方が、値引きを引き出しやすくなります。
デリカD5の競合車は、セレナやヴォクシーなど以下があります。
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日産 新型セレナ値引き交渉マニュアル2024年11月の値引き動向は?
2024/10/31 セレナ
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2024/10/31 ヴォクシー
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トヨタ 新型ノア値引き交渉マニュアル 2024年11月の値引き動向は?
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新型ヴェルファイア値引き交渉マニュアル2024年11月の値引き動向は?
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これら人気のライバル車をリストアップして、「デリカD5と迷っている」と商談していきます。
ディーゼルエンジンのデリカには、セレナe-POWERやヴェルファイアなどの4WDモデルやハイブリッドが有効でしょう。4駆に特化するなら、ランドクルーザープラドと競合すると効果があります。
デリカD:5は三菱全店で販売しています。三菱の販売チャンネルは三菱店のみですが、地域によっては経営の違う三菱店があるので、この地域の場合、経営(系列)の違う三菱店同士の競合が可能です。
また、県が違えば基本的に経営する法人も異なるので、競合させる事が可能です。
三菱のHPでディーラーを経営する法人を調べて、違う系列同士の三菱店を競合させましょう。
中古車買取店や中古車販売店、整備工場などでも三菱の新車販売を扱っているサブディーラーがあります。
このサブディーラーも競合に加えてみても良いでしょうね。
以上のライバル車と三菱ディーラーをリストアップして、商談を進めます。
出来るだけ多くのディーラーと商談する事により、「値引きしてでも売りたい!」と言うノルマ達成が厳しいディーラーや営業マンに出会う確率が高くなります。
下取り車があれば、ディーラーを周る前に一度買取店の査定を受けて相場感を知っておくと、ディーラーの査定が高いのか安いのかが分かり、下取り額の交渉が楽になります。
以下おすすめの買取店です。
新車値引きの王道!デリカD5の値引き交渉術
初回の交渉では具体的な値引き額について触れる必要はありません。
「値引きは頑張ってくれますよね?」などと言って相手の出方を見てみましょう。
それに対して「決めてくれるなら頑張りますよ!」とか、「値引きは一律いくらと決まっています」などの反応があるでしょう。
その反応を見て、今後の交渉の参考にして行きます。
ディーラーに行って、デリカの展示車や試乗車があれば、実際に自分で乗ってみましょう。
ボディの大きさや運転のしやすさ、収納の使い勝手、ディーゼルエンジンの音など、実際に確かめて見ると良く分かるでしょうね。
- その車種が本命かどうかは伏せておく
- 他にも気になる車種があって迷っている、と伝える
- 予算を聞かれても具体的な金額は言わない
- 初回の商談は短時間でOK
デリカD5の2回目交渉
二回目の商談から、具体的な値引き交渉を開始します。
競合車のディーラーと交渉したら、現時点での出来る限りの値引き額をお願いして出してもらい、その条件を他の競合車へぶつけます。
そうして出た条件をデリカD5にぶつけて、値引きを引き出します。
基本は、どこか一つでも好条件が出れば、それを元に他のディーラーへぶつける、さらに好条件が出ればまた違うディーラーへぶつける、と言うような条件のぶつけ合いです。
そして、限界付近の値引き額を引き出します。
と言っても面倒な駆け引きや特別な話術は必要ありません。
「どれにするか迷っている、出来るだけ安く買いたい」この2点だけを伝えれば、値引きは勝手に増えていきます(^^)
デリカD5同士の競合は、値引きの上乗せで最も効果的な方法のひとつなので、交渉終盤で持ちかけた方が良いでしょう。
- どこかで好条件が出たらそれを別のディーラーへ、さらに好条件が出ればまた別のディーラーへ、と競合を繰り返す
- 値引き額と下取り額はきちんと分けて交渉する
- デリカD5同士の競合はまだ控える
- ディーラーオプションのナビは利益率が高いので、カーショップや通販で売られている社外品の値引きと比較しながら20%以上の値引きを!
デリカD5のダメ押し値引き交渉
二回目以降の交渉である程度デリカD5から値引き額を引き出したら、可能な地域なら同士競合やサブディーラーとの競合に切り替えます。
一例として以下のようにやってみても良いでしょう。
「自分はセレナに気持ちが傾いたんですけど、嫁さんと話し合った結果、デリカD5にしようと言う事になりました。
でも自分はセレナにまだ未練があります。セレナを諦める代わりに納得できる条件が欲しいので、申し訳ないけど他の三菱でも商談しました。
他では値引き○○万円、下取り△△万円と出てるんだけど・・・」などと言って同士競合に切り替えます。(言い方は自分の状況に合わせて適当にアレンジしましょう)
これをそれぞれの三菱店やサブディーラーで仕掛けて、頑張ってくれそうなディーラーや営業マンさんに狙いを絞ったら、ハンコを武器に最後の交渉です。
「総額○○万円になったら契約します」「予算は△△万円です。この金額になったらこの場で他には断りの電話を入れます」などと言って、目標よりも多少無理目の金額を要求して見ます。
それが通らなかったり、また「間を取って○○万円」など、何らかの妥協案を出してきてもそれで納得せず、さらにもう一押ししてみます。
「では、メンテパックを無料で付けてくれたら契約します」「ボディコーティングをサービスしてください」などと、数万円程度の無料サービスを要求すると通りやすいでしょう。
また、納車時ガソリン満タン、車庫証明費用のカット、端数カット、などを最後で申し出てみると良いでしょう。
それらが通った時、そして目標金額に到達してすべての条件に納得したらハンコを捺してデリカD5の契約となります。
- ハンコを捺す前(契約直前)が一番ワガママを聞いてくれる
- ローンを組むなら、ライバル他社のキャンペーン金利などを引き合いに出して、金利の引き下げも要求できる(場合によっては数%の引き下げも可能)
- 現金払いよりも、ディーラーに手数料収入が入るので、一部でもローンを組んだ方が値引き額は大きくなりやすい
- 任意保険の加入・切り替えを検討しているなら、新車購入時にそのディーラーで加入すれば、ディーラー・セールスマンの成績となり、その分値引きの上乗せを迫れる
社外品のフロアマットを購入すればデリカD5の値引きが実質アップする!
フロアマットは純正オプションより安い社外品を購入することで、その差額が労力なしで得られる実質の値引きとなります。
デリカD5専用の社外品フロアマット
純正マットとの差額=約5万円の値引き上乗せ!
※楽天市場なら「楽天スーパーセール」「楽天お買い物マラソン」「楽天ポイントバック祭」などが開催されていれば、通常よりも割引きやポイントアップがあるのでお得に購入できます!
下取り車を限界まで高く売る!
下取り車がある場合は、これまでの交渉でディーラーでの限界付近の査定額が出たと思います。
そこで最後に複数の買取店に査定してもらい、さらに査定金額の上乗せを目指します。
もしディーラーや他の買取店の査定額を5万でも10万でも上回れば、その分さらにデリカD5を安く買える事になりますね。
そこで、契約前に「もしかしたら、下取り車を親戚に譲ることになるかもしれません。そうなったら納車時に下取りに出さなくても良い事を了承してもらえませんか?」などと言って、納車時に下取り車を出さない場合がある事を営業マンに伝えます。
契約を盾に申し出れば大概はOKになるので、それを了承してもらったら、納車時まで自分の車に乗ることが出来ます。
そして納車日が決まったらそれにあわせて、複数の買取店に査定してもらい、ディーラーより高値が付けばそこに売る事ができます。
ここでおすすめなのは、インターネットの無料一括査定です。
時間と場所を指定すれば、無料出張査定にも来てくれるので、そこでディーラー査定よりも高値が付けばそのまま売ってしまっても良いですし、他の買取店と競合させても良いでしょう。
もちろん納得できない査定額なら断ることも可能です。
最後にもうひと工夫する事で下取り車の金額がさらにアップ!
また、もうひと手間掛けられるなら、以下のモータを試しても良いでしょう。
ネットで最大20社の査定結果が無料見れる
最大20社の買取店が買取額を提示して、電話連絡が来るのはそのうちの上位3社のみです。
上位3社のみとやり取りすればいいので手間が省け、さらに高価買取の期待値が高いので、買取金額の上乗せが可能になるかもしれませんね。
※車種やエリアにより3社以下の場合もあります。
※異なる電話番号でのご連絡があります。
ここまでやって、もし買取店の査定がディーラー査定よりも低くても、「ディーラー査定の方が買取店の相場よりも高くてお得だった」と納得できて、気持ちよく愛車を手放せますね。
- 下取り車はディーラーに出す事にしておいて、最後に買取店に査定してもらい一番高値の所に売る
- それでもディーラー査定の方が高ければ、これまでの交渉は大成功!
以上がデリカD5を限界の底値で買うための方法です。
何も知らずにディーラーの言う条件で決めてしまうと、簡単に数十万円デリカを高く買ってしまう事になります。
そうならないためにも是非上記の値引き、下取り交渉術を実践して、限界値引きでデリカD5を購入しましょう!
デリカD5人気グレードの値引きは?
以下のページでは、デリカD5の人気グレードに特化した値引き交渉術を紹介しています。
ライバル車との競合や実燃費、リセールバリューなど、詳細な調査データを基にした分析を新車購入のご参考にどうぞ。
⇒総額はいくら?デリカD5 2.2Gパワーパッケージの値引きと支払価格をシミュレーション
デリカD5の乗り出し価格(総額)は?見積書を公開
デリカD5 Gパワーパッケージの値引きはまだ入っていませんが、諸費用やオプション価格、総支払額、ローンの支払いシミュレーションが分かります。
デリカD5の値引き込みの乗り出し価格は、以下で各人気グレードを中心に詳細を解説しています。
デリカD5を残価設定クレジット(残クレ)で買うと値引きが多くなる!?
もし残価設定ローンでデリカD5の購入を検討しているなら、こちらも参考にしてみて下さい。
5年後の残価とデリカD5の買取金額の比較、高く売れるグレードや装備・色も紹介しています。
月々の支払額を少なく出来て、値引き額が多くなる残価設定ローンでデリカD5を購入するケースが増えています。
※3年or5年残価設定プラン
上記は三菱車のデリカD2の新車見積書ですが、参考までに3年と5年の残価設定ローンの支払いシミュレーションが見れます。
以下でデリカD5の残価設定ローンのメリット・デメリットを紹介します。
残価設定ローンのメリット
デリカD5の残価設定クレジットのメリット
①頭金が無くても月々の支払額が安くなる
②中古車を検討していた人でも新車に手が届く
③通常のディーラーローンよりも残価設定の方が金利が安い
④デリカD5の新車値引きが多くなる
デリカD5を残価設定ローンで購入する事のメリットは、まとまった頭金を用意しなくても月々の支払額が安くなる点です。
さらに残価設定ローンでデリカD5を購入する事で、デリカD5の値引き金額が大きくなるメリットもあります。
残価設定ローンのデメリット
デリカD5の残価設定クレジットのデメリット
①残価分にも金利が掛かるので、金利手数料の総額は高くなる
②走行距離や状態等が規定内から外れると残価が保証されず追い金が発生する
③ 残クレ中はデリカD5を売れない??
④ ローン終了後、手放す時は必ずディーラーに返さなければならない??
①②はその通りのデメリットですが、残価設定ローンでデリカD5を購入すると、ローンが終わったらディーラーへデリカを返さなければならない、また残価設定ローンで買うと、ローンの途中でデリカを売れない、と思っている人は多いでしょう。
実は上記の③④は間違いなんです。以下をご覧ください。
残クレ(残価設定型プラン)が終わったらデリカD5をディーラーへ返さないとダメ?
3年~5年の残価設定ローン(残価設定型プラン)でデリカD5を契約したら、契約終了後は、
①デリカを返却して新車に乗り換え
②再クレジットを組んで乗り続ける
③デリカD5を買取る(最終回を一括引き落としで完済)
とディーラーで説明されると思います。三菱のサイトにも出ています。
デリカを返却して乗り換えるにしろ、デリカを手放すにしろ、残価設定ローンが終わったら、ディーラーへデリカを返却しなければいけないように見えます。
しかし、必ずしもディーラーへデリカを返却する必要はありません。実はディーラー以外の所へ売っても構わないのです。
ディーラーへ返却すると、基本は設定してある残価で引き取ってくれます。しかし、走行距離や車の状態が残価設定の規定からはみ出ると、返却時に追い金を負担しなければいけません。
規定内で収まっていれば追い金は発生しませんが、当然ながらデリカを返却して手元にお金は残りません。
これが買取店へデリカを売れば、ディーラーが残価で引き取れる状態の車両なら、買取店は残価以上の金額で買取る事が可能です。
その差額は車両の状態にもよりますが、数十万円にもなる事があります。
そのままディーラーへデリカを返却すると、非常にもったいないと言わざるを得ません。
残価設定ローンの途中でもデリカD5が売れる!
「他の車に買い替えたい」「車が必要無くなった」などの理由で、残価設定ローンの途中でもデリカD5を売る事が出来ます。
残価設定ローンの途中でデリカを売る場合は、一旦残価を含めた残債を自分で一括返済して、自分の名義に変更しないと売れない、と思っているユーザーは多いですが、実際はそんな事はありません。
残価設定ローンの途中でも終了時でも、買取店に売る時は、清算や名義変更の手続きは全て買取店で代行してくれます。
デリカの残価を含めた残債よりも買取金額の方が多ければ、差額を買取店から受け取れます。
反対に残債よりも安い場合は、差額を買取店へ払って清算となります。
残価設定ローンの途中で売る場合でも、ディーラーの査定より買取店の方が高くなるケースが多いので、買取店の査定をお勧めします。
注意したいのは途中解約の場合、ローンの支払いが進んで元金が十分に減っていないと、残価を据え置いているため、デリカD5の買取金額が残価を含めた残債を上回れないケースがあります。
その場合は、差額を追い金として用意しなければいけません。
残価を含めた残債と、デリカD5の買取相場を比較して、売却するかどうかを十分に検討しましょう。
デリカD5の残価設定ローンを売却時までシミュレーション
デリカD5 2.2 URBAN GEAR Gに、ボディカラーはホワイトパールを選択し、7.9万円分のメーカーオプション、44万円のディーラーオプションを付けて、5年の残価設定ローン(残価設定型スーパーマイカープラン)で購入したとします。
グレード名 | デリカD5 2.2 URBAN GEAR G |
総支払額(デリカD5値引き40万円含) | 4,743,580円 |
頭金 | 0円 |
5年後の残価 | 1,873,000円 |
残クレ月々の支払額(60回) | 初回58,076円 60,700円×58回 最終回1,873,000円 |
5年後のディーラー査定額 (月間走行距離1000㎞) | 1,873,000円 |
5年後ディーラーへ返却 | ±0円 |
5年後の買取店査定金額 (月間走行距離1000㎞) (5年後のデリカD5の買取相場) | 2,630,000円 |
5年後買取店へ売却 | 2,630,000-1,873,000=757,000円 75.7万円が手元に残る |
※デリカD5の値引きは残価設定ローンの方が値引き額が多く出来るので、通常より値引き多めで試算しました。交渉次第ではさらに値引きの上乗せが可能です
デリカD5 2.2 URBAN GEAR Gの5年後の残価設定額は、1,873,000円です。特別良くもありませんが、悪い金額でもありません。
月間走行距離が1000キロ平均以下で、車の内外装が規定内であれば、ディーラーへデリカを返却した場合、5年残価の187.3万円で引き取ってくれるでしょう。
これが買取店へデリカを売ると、残価で引き取れる状態のデリカなら、2,630,000円の買取金額が付きます。
ディーラーへ返却すると手元にお金は残りませんが、買取店へデリカを売れば75.7万円が残る事になります。
次の車の資金にもなりますし、家族旅行などにも行けてしまいますね。
また、残価設定ローンでデリカを買うと残価に対しても利息が掛かるので、金利手数料負担は多くなります。
その分、ディーラーへ入るマージンは多くなるので、デリカD5の値引き枠が大きくなります。
交渉次第ですが、残価設定ローンでデリカを購入すれば、大幅値引きも可能になります。
ちなみに、管理人が4年の残価設定ローンで普通車を購入した時は、4年後の残価設定額は270万円でした。
4年後の査定は?
ディーラー→本来260万だが特別に270万円
買取店→320万円
その差+50万円で買取店に売れました!
残クレ終了時や途中でデリカD5を売る場合は、ディーラーだけでなく買取店も検討した方が良いでしょう。ディーラーのみだと上記のように70万円以上の損をしてしまうかもしれません。
売却時に高く売れるデリカD5の新車購入条件
デリカD5の中でも、高く売れるグレードや人気のボディカラー、人気のオプションなどがあります。
残価設定額は、色やディーラーオプションなどが加味されず、販売店にも寄りますがグレードにより一定の割合で決まっています。
不人気色やリセールの低いグレードなら、買取店よりディーラーの方が高くなる場合もありますが、反対に人気色や人気グレード、人気のメーカーオプション等が付いた状態なら、買取店の方が高くなります。
デリカD5を売る時に高く売れる条件を紹介します。
3年落ちのデリカD5で高く売れるグレード | 1位 2.2 Dパワーパッケージ [7人乗り/8人乗り] 4WD 64.7% 2位 2.2 シャモニー [8人乗り] 4WD 61.7% 3位 2.2 Dプレミアム [7人乗り/8人乗り] 4WD 58.4% 4位 2.4 Gパワーパッケージ [7人乗り/8人乗り] 4WD 58.2% |
高く売れるボディカラー | ウォームホワイトパール ダイヤモンドブラックマイカ |
高く売れる装備 | メーカーナビ 大画面ナビ エレクトリックテールゲート 本革シート |
デリカD5で売却時に高く売れる人気のグレードは、ディーゼル車です。
次いでリセールバリューが良いグレードは、ガソリンの2.0M、2.0Gパワーパッケージ、2.4Gパワーパッケージと続きます。
7人乗りと8人乗りでは、7人乗りの方が若干ですが高く売れます。ディーゼルのDパワーパッケージの7人乗りを選んでおけば、リセールは問題ないでしょう。
高く売れるボディカラーは、ホワイトパールとブラックマイカです。多色と比べて15万円前後は高く売れるでしょう。
上記の装備はデリカを売る時にプラス査定幅が大きい装備ですが、元が取れる訳ではないので、お好みで必要な物を付けると良いでしょう。
残価設定ローンのメリット・デメリットを理解していれば、デリカD5を残価設定型プランで購入もあり!
デリカD5を残価設定ローンで購入する事のデメリットとして、「返却する時はディーラーへ」と言ったイメージが強いですが、実際は買取店への売却が可能です。
上記のシミュレーションの通り、5年の残価よりも買取店の金額は60万円以上高いケースもあります。
確かに通常のローンに比べて、残価を含めた元金が多いので、金利手数料の負担は大きくなります。
しかし、通常のローンと比べて残価設定ローンの方が金利が安い事や、売却時は買取店へ残価よりも高く売れる、さらにデリカの新車値引きを多く出来る、と言ったメリットがあるので、このページを参考にデリカから大幅値引きを引き出せれば、金利手数料の負担は減らせるでしょう。
注意したいのは、残価設定金額を大幅に下回ってしまうような過走行や事故修復歴車になると、売却時に残債の方が多くなる可能性が高いです。
なので距離を多く走る人やぶつけてしまう事が多い人には、残価設定ローンはおススメ出来ません。
残価設定ローンの仕組みを理解してメリットの方が大きければ、残クレ(残価設定型スーパーマイカーローン)でデリカD5を購入しても良いでしょうね。
自分の車の相場を調べて残価よりも高く売る!両方出来るおすすめサイトはこちら
ネットで愛車の概算価格が分かる
デリカD5の在庫車は驚愕の最高値引き○○万円!
ディーラーが売れると読んでの見込み発注や、売れ残ってしまった車両、デリカD5の展示車やユーザーの契約キャンセル車両など、さまざまな理由でデリカD5の在庫車が出ていることがあります。
こうした在庫車には「早く売って、処分したい」というディーラーの思惑が共通しており、値引き交渉でその弱みを巧みに衝ければ、デリカD5の最高値引きを狙うチャンスとなります。
デリカD5が工場から出荷され、登録されずに9ヶ月が経つと完成検査の期限が切れてしまい、登録にはわざわざ陸運局へ持ち込んで検査を受ける必要があります。
期限内なら書類だけで登録できるのに、そんな手間もコストもかけたくないディーラーは、是が非でもデリカD5を9ヶ月以内に売ろうと頑張っています。
そのため、デリカD5が在庫車となっている場合、大幅に値引きしてくれる可能性があり、これまでの実例値引きデータを見ると、30~40万円以上の値引きが多く、中には50万円オーバーの最高値引きも報告されています。
値引き交渉中、セールスマンから「今ならデリカD5に特別な値引きができます!」などと持ちかけ、短期決戦を望んでいるようなら在庫車を抱えている可能性があるため、思い切った値引き条件を伝えて揺さぶりをかけつつ、デリカD5の最高値引きを勝ち取りましょう。
決算値引きが最強説!デリカD5の決算値引きは実際いくら?
三菱は毎年3月の年度末決算期、企業の業績を高見せするため新車販売台数を稼ごうと、デリカD5に大幅な決算値引きを行うことで拡販を狙います。
また、半期となる9月の中間決算期も、同様の理由でデリカD5の決算値引きが期待できます。
決算時に実績となるのは3月末、9月末までの登録が条件となるため、デリカD5の納期を確認しながら値引き交渉を進めたいところです。
直近の決算値引き実例では、3月の年度末決算期で45~55万円以上、9月の中間決算期で40~50万円以上の決算値引きがあったと報告されています。
中にはディーラーオプションを大量につけることで、55~60万円を超える決算値引きが飛び出した実例もあるので、デリカD5を決算期に購入するなら、限界値引きを突破できるよう頑張りましょう!