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アルファードの評価集

【詳細版!】アルファードの前期/後期の違いとおすすめ中古車はコレ

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トヨタの誇る高級ミニバン・アルファードは、モデル毎のマイナーチェンジで、どのように進化してきたのでしょうか?

ここでは、3代目30型と2代目20型アルファード、それぞれ前期/後期の違いをとことん詳しく比較、見分け方やおすすめ中古車を紹介していきます。

皆さんがアルファードを購入する時の参考になれば嬉しいです。

この記事の目次

3代目アルファード(H30W型/H35W型)のエクステリア・前期と後期の違いは?

3代目アルファード(AGH30W型/GGH30W型)
生産:2015年1月~現行
マイナーチェンジ2017年12月25日

30アルファード前期/後期のエクステリアデザイン(前面)

30アルファードのエクステリア前期前面

30アルファードのエクステリア後期前面

※上:30アルファード(前期)/下:30アルファード(後期)

マイナーチェンジを境に、前期/後期で30アルファードのエクステリアにはどんな違いが出ているでしょうか。

まず目を引くのが、よりワイルドになったフロントグリル。「腹筋みたい」とも評されていたデザインが格子状に刷新、フロントバンパーと相まって城門のような存在感を発揮しています。

ヘッドライトはよりシャープに、目元から頬筋を流れるシルバーラインが精悍な顔つきを引き立てています。

また、フォグライト部が変形四角からシルバーラインの入った三角形にデザイン変更され、見分けが簡単になっています。

30アルファード前期/後期のエクステリアデザイン(後面)

30アルファードのエクステリア前期後面

30アルファードのエクステリア後期後面

※上:30アルファード(前期)/下:30アルファード(後期)

30アルファードのエクステリア、今度は前期と後期のリアフェイスを見比べてみましょう。

大きな違いとして、より広がりを出して存在感を高めたリアガーニッシュと、意匠が変更されたテールレンズが、より力強い走り感を演出。

加えて、ルーフ上のシャークフィンアンテナが、リアスポイラーと相まってスポーティなスタイルを主張しています。

30アルファード・前期/後期の見分け方

フロント:フロントグリルとフォグライト部で見分けるのがカンタンです。

リア:リアガーニッシュとテールレンズで見分けられます。

30アルファードS系・前期/後期のエクステリアデザイン(エアロボディ前面)

30アルファードのエクステリア前期前面エアロ

30アルファードのエクステリア後期前面エアロ

※上:30アルファード(前期)/下:30アルファード(後期)

今度は、アルファードのエアログレードであるS系のエクステリアデザインを、前期と後期で比較しましょう。

標準グレードと同じ格子状のフロントグリルは、アルファードの新たなトレードマークとして、その存在感を示します。

合わせて、両サイドを固めるヘッドライトとフォグライト部、そして両者を結ぶシルバーラインがスポーティな迫力を演出しています。

30アルファードS系・前期/後期のエクステリアデザイン(エアロボディ後面)

30アルファードのエクステリア前期後面エアロ

30アルファードのエクステリア後期後面エアロ

※上:30アルファード(前期)/下:30アルファード(後期)

30アルファードS系のリアフェイスは、前期と後期でどこが変わっているでしょうか?

見比べてみると、標準グレードと同じくリアガーニッシュとテールレンズの意匠、そしてリアスポイラー上にあるシャークフィンアンテナの有無に違いがあります。

30アルファードS系・前期/後期の見分け方

フロント:フロントグリルとフォグライト部で、簡単に見分けがつきます。

リア:リアガーニッシュとテールレンズ、シャークフィンアンテナで見分けられます。

3代目アルファード(H30W型/H35W型)の内装・前期と後期の違いは?

30アルファード前期/後期の内装デザイン(インパネ回り)

30アルファードのインパネ回り前期

30アルファードのインパネ回り後期

※上:30アルファード(前期)/下:30アルファード(後期)

30アルファード(2.5X)のインパネ回りを、前期と後期で比べてみましょう。

大きな変更点としてはメーターの加飾や木目調パネルの色調など、ガラッと印象が変わっています。

他にもスイッチ類の配置や意匠などが細かく変わっています。

アルファードのインパネ回り・スイッチ類など

30アルファード前期/後期の内装デザイン(車内空間)

30アルファードの車内空間前期

30アルファードの車内空間後期

※上:30アルファード(前期)/下:30アルファード(後期)

30アルファードの車内空間は、マイナーチェンジの前期と後期でシート表皮の意匠が変更されています。

また、新設定された最上級グレード「エグゼクティブラウンジS」には、専用インテリアとしてブラック&ホワイトの内装色を採用。

ゆとりのセカンドシートはじめ、防汚処理加工を施したプレミアムナッパ本革シートやシルバー木目調の専用加飾など、文字通りエグゼクティブ(贅沢)な車内空間を演出しています。

30アルファードの車内空間エグゼクティブラウンジS

※アルファード エグゼクティブラウンジSの車内空間

3代目アルファード(H30W型/H35W型)前期と後期の違い(デザインと内装以外)

30アルファード後期その他

他にも、30アルファードはマイナーチェンジによって、以下の変更がなされました。

◇予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備

⇒自転車(昼間)や歩行者(夜間)の検知機能をプラスした「プリクラッシュセーフティ」機能

⇒先行車と車間距離を保ちながら自動追従できる「レーダークルーズコントロール」機能

⇒車線逸脱の危険がある時、ドライバーに警告&ステアリング支援する「レーントレーシングアシスト」機能

⇒先行車や対向車に遮光しつつハイビーム照射できる「アダプティブハイビームシステム」機能

⇒カメラで道路標識を認識、ドライバーの見落としを減らす「ロードサインアシスト」機能

◇先行車の発進をドライバーに知らせる「先行車発進告知」機能を付帯

◇V6・3.5ℓエンジン「2GR-FKS」採用、よりダイレクトな走行と燃費向上を実現

◇ボディ剛性の強化(構造用接着剤の適応拡大、高剛性ガラス接着剤の仕様など)により、操縦安定性と乗り心地を改善

2代目アルファード(H20W型/H25W型)のエクステリア・前期と後期の違いは?

2代目アルファード(H20W型/H25W型)
生産:2008年5月~2015年1月
マイナーチェンジ2011年11月1日(※ハイブリッド追加:2011年11月21日)

20アルファード前期/後期のエクステリアデザイン(前面)

20アルファードのエクステリア前期前面

20アルファードのエクステリア後期前面

※上:20アルファード(前期)/下:20アルファード(後期)

マイナーチェンジの前期と後期で、20アルファードのフロントフェイスはどんな変化が出ているでしょうか。

変わったのはフロントグリルとフロンバンパーの2か所で、20アルファードの顔つきは大きく変わっています。

フロントグリルはシルバーガーニッシュがそれぞれ太く存在感を強調、両端の跳ね上がり傾斜は緩やかにどっしりとした重厚感を演出しています。

合わせて、シャープになったフロントバンパーと大きく開かれたアンダーグリル、そして鷹の眼型から四角く意匠変更されたフォグライト部が特徴的です。

また、目元(ヘッドライト&フロントグリル)から頬筋を伝い、口元(アンダーグリル&フォグライト部)へと抜けて浮かび上がるS字ラインが、後期型20アルファードの顔つきをより精悍に引き立てます。

20アルファード前期/後期のエクステリアデザイン(後面)

20アルファードのエクステリア前期後面

20アルファードのエクステリア後期後面

※上:20アルファード(前期)/下:20アルファード(後期)

今度は、20アルファードのリアフェイスも、前期と後期で見比べてみましょう。

変更点はテールレンズを真っすぐに結ぶリアガーニッシュと、ブロックごとの境界が強調され、デジタル感の引き立つテールレンズ。

この変更によって、後期20アルファードの先進感を演出、洗練された印象を与えています。

【20アルファード・前期/後期の見分け方】

フロント:フロントバンパー、特にフォグライト部で見分けるのが容易です。

リア:リアガーニッシュが両端まで伸び切っていれば、後期です。

20アルファードS系・前期/後期のエクステリアデザイン(エアロボディ前面)

20アルファードのエクステリア前期前面エアロ

20アルファードのエクステリア前期前面エアロ

※上:20アルファード(前期)/下:20アルファード(後期)

20アルファードのエアログレード・S系のフロントマスクは、マイナーチェンジによって前期・後期にどんな違いが出ているでしょうか。

フロントグリルとフロントバンパーの変更は標準グレードと同様ですが、フォグライト部に大きな違いがみられるほか、ホイールもよりスポーティなデザインに変更されています。

また、目元(フロントライト&フロントグリル間)から鼻筋を抜けて「><」形に走るライン(ゴルゴ線)が鋭角化し、より走り感を強調した精悍な顔つきとなっています。

20アルファードS系・前期/後期のエクステリアデザイン(エアロボディ後面)

20アルファードのエクステリア前期後面エアロ

20アルファードのエクステリア後期後面エアロ

※上:20アルファード(前期)/下:20アルファード(後期)

続いて、20アルファードS系のリアマスクを前期/後期で見比べたところ、変更点は標準グレードと同じく、リアガーニッシュとテールレンズでした。

【20アルファードS系・前期/後期の見分け方】

フロント:フォグライト部とホイールの意匠で見分けるのが簡単です。

リア:リアガーニッシュで見分けると確実です。

2代目アルファード(H20W型/H25W型)の内装・前期と後期の違いは?

20アルファード前期/後期の内装デザイン(インパネ回り)

20アルファードのインパネ回り前期

20アルファードのインパネ回り後期

※上:20アルファード(前期)/下:20アルファード(後期)

20アルファード(G Lパッケージ)のインパネ回りを、前期/後期で見比べましょう。

スピードメーターの意匠や木目調パネルのカラーリングが変更され、印象が大きく変わっているのがわかります。

また、スイッチ類の色やデザインが各部で変更され、細部にまで行きわたるこだわりを感じられますね。

20アルファード前期/後期の内装デザイン(車内空間)

20アルファードの車内空間前期

20アルファードの車内空間前期

※上:20アルファード(前期)/下:20アルファード(後期)

20アルファード(G Lパッケージ)の車内空間は、マイナーチェンジの前期/後期でどこが変わったのでしょうか。

大きな違いはシート表皮の意匠と、各部にあしらわれる木目調パーツのカラーリング。

本革(+一部人工皮革)のシート表皮には細かなメッシュが入って通気性が向上、木目調パーツはブラウンからマホガニーに変更され、車内に重厚感とハイグレード感を演出しています。

2代目アルファード(H20W型/H25W型)前期と後期の違い(デザインと内装以外)

20アルファード前期/後期の違い・その他

その他、後期20アルファードには、大きく以下の改良点があります。

◇ハイブリッドモデルの追加設定

⇒リダクション機構付きのTHSⅡ(トヨタハイブリッドシステムⅡ)の採用

⇒2.4ℓ直列4気筒エンジン「2AZ-FXW」と電気式4WD「E-Four」の組み合わせによるパワフルな加速と操縦安定性を両立

⇒シートとフロントフロアカーペットの一部ファブリック表皮に独自開発のエコプラスチックを採用

◇トヨタ初のパノラミックビューモニター(車両周辺を俯瞰したような映像による暗転運転支援機能)をオプション設定

◇ナノイー&スーパーUVカットガラス(フロントドア)の採用による快適な車内空間の創出

2代目アルファード(H20W型/H25W型)の中古車を買うなら、前期/後期どれがおすすめ?

2代目アルファードの中古車を買うなら、前期と後期どっちがおすすめ?

20アルファード(前期)の中古車相場

20アルファード(前期)の中古車相場110万~330万円
中心価格帯195万~215万円
最安価格帯110万~130万円
最高価格帯310万~330万円

※生産:2008年5月~2011年11月

20アルファード(後期)の中古車相場

20アルファード(後期)の中古車相場150万~400万円
中心価格帯250万~300万円
最安価格帯150万~170万円
最高価格帯350万~400万円

※生産:2011年11月~2015年1月

⇒20アルファードの中古車をカーセンサーで検索

20アルファードのおすすめ中古車はコレ!

コスト重視で乗りたいなら、20アルファードの前期がおすすめ!

憧れのアルファードに乗りたい!……けど、予算は少しでも抑えたい。

そんな方には、20アルファードの前期型なら、110万~130万円台で最安の中古車を手に入れられます。

ただし、安いものにはそれなりの理由があって、走行距離15万~20万キロオーバーの過走行や、たまにある10万キロ以下の中古車は修復歴あり……等々、妥協もやむなしとなります。

せっかくのアルファードなのに、長く乗れないのは寂しいですから、ここは多少予算を拡大してでも、より良い20アルファードを買いたいものです。

そこで、頑張って予算を中心価格帯の195万~215万円台まで拡大すれば、流通量=選択肢も増えて、満足感の高い(走行距離5万~10万キロ以下、修復歴なし等)前期20アルファードに乗れるでしょう。

より新しいアルファードに乗るなら、後期20アルファードがおすすめ!

30アルファードには手が届かないけど、よりカッコいいアルファードを手に入れたい!……そんな方には、20アルファードの後期型が、150万~170万円台からゲットできます。

先ほど紹介した通り、マイナーチェンジによってより精悍に生まれ変わった後期型のフロントフェイスは30アルファードとはまた違った個性が光り、決して見劣りしないカッコよさが魅力です。

ただし、ここでも言えるのは、やはり最安価格帯よりも流通量=選択肢の豊富な中心価格帯である250万~300万円の予算を確保した方が、より納得できる高品質な20アルファードを購入できるでしょう。

新車のアルファードが約370万円(※廉価グレードのX・オプション、諸費用、値引き込み)ですから、約70万~100万円も安く、お得な買い物となります。

また、20アルファードの後期型より新設定されたハイブリッドは、約270万~330万円で数台出回っていました。

3代目アルファード(H30W型/H35W型)の中古車を買うなら、前期/後期どれがおすすめ?

3代目アルファードの中古車を買うなら前期と後期どちらがおすすめか?

30アルファード(前期)の中古車相場

30アルファード(前期)の中古車相場245万~715万円
中心価格帯350万~400万円
最安価格帯245万~275万円
最高価格帯685万~715万円

※生産:2015年1月~2017年12月

30アルファード(後期)の中古車相場

30アルファード(後期)の中古車相場335万~735万円
中心価格帯400万~450万円
最安価格帯335万~375万円
最高価格帯725万~735万円

※生産:2017年12月~現行

⇒30アルファードの中古車をカーセンサーで検索

30アルファードのおすすめ中古車はコレ!

新車よりお得に乗るなら、30アルファードの前期がおすすめ!

せっかくアルファードに乗るなら、最新モデル!……でも、やっぱり予算はなるべくおさえたい方には、30アルファードの前期型が、245万~275万円台(ハイブリッドは325万~345万円)から出回っています。

ただ、最安価格帯だとやはり流通量が少なく選択肢が限られてしまうので、ここでも中心価格帯となる350万~400万円の予算をとって、より高品質な30アルファード前期型を探したいところです。

新車登録から3年落ち前後であれば、値下がり幅と状態のバランスがとれて、高額とは言えコストパフォーマンスに優れた30アルファード前期型に出会えるでしょう。

最新の後期30アルファードにも後ろ髪を引かれるけれど、先ほどの新車よりもお得に買えるので、妥協した以上の満足感が期待できます。

最新モデルの後期30アルファードを新車より安く買うには?

2017年12月にマイナーチェンジしたばかりの30アルファード後期型は、年月が浅すぎて価値が高く残っているため、中古車市場を調べてもあまり割安とはなっていません。

それでも、新車でアルファードの購入を検討しているなら、新車よりも安く購入できる30アルファード後期型が豊富に出回ってきます。

走行距離1,000キロ以下の新古車や、登録したきりほとんど走行していない未使用車も多くあるため、新車アルファードの見積もりと比較しながら、よりお得に30アルファード後期型を購入しましょう。

新車よりも70万円以上安くなる!お得なアルファードを紹介してもらう方法

中古車なら高年式で程度の良いアルファードを、新車より70万円以上安く買う事が可能です。

しかし、中には走行距離や状態に見合わない「割高なアルファードの中古車」が含まれている事も否定できません。

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その中から、お得な1台を探すのも中古車探しの醍醐味ですが、もっと簡単にもっと確実にお得なアルファードの中古車を探す方法があります。

実は程度の良いお得な中古車は、市場に出回る前に売れてしまう事が多いのです。

良質なアルファードの中古車が入荷したら、販売店はネットに掲載する前に、来店したお客さんや付き合いのあるお客さんに早めに売ってしまいます。

在庫で残しておくと、維持管理の余計な経費が掛かってしまうので、すぐに売れるであろう良質な中古車は、さっさと売って回転を速くします。

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もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える

下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。

実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。

ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。

何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。

そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。

反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。

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