ホンダの高級志向ミニバンであるオデッセイは、現行モデル(5代目)が2013年10月から製造されていますが、2020年11月にマイナーチェンジが実施されました。
このページでは、その中から人気グレードを比較。高リセールが期待できるグレードを紹介・おススメしていきます。
オデッセイの価格が一番安いグレードは?
オデッセイ 2.4 アブソルート(FF 8人乗り) 3,495,000円
高級志向ミニバンのオデッセイに乗りたいけど、予算はなるべく抑えたいという方には、最も安いグレードであるガソリン車2.4 アブソルートがいいでしょう。
(※同グレードでも、7人乗りは少し価格が高く3,583,000円となります)
グレード的に一つ上の2.4 アブソルート・EX(FF 7人乗り、3,815,000円)との価格差は32万円となります。
それでは、最低限のオプションのみで2.4 アブソルートを購入した場合の支払い総額をシミュレーションしましょう。
購入グレード | 2.4 アブソルート(FF・8人乗り・オブシダンブルー・パール) |
車両本体価格 | 3,495,000 |
装着オプション | フロアカーペットマット(スタンダード) |
オプション金額 | 55,000円 |
諸費用・税金 | 212,730円 |
▲250,000円 | |
支払総額 | 3,515,436円 |
オプションをフロアマットだけに留めれば、オデッセイ 2.4 アブソルートのFF・8人乗りは、約351.5万円で買えることが分かりました。
このシミュレーションのように目標値引き額を引き出せれば、車両本体価格+アルファの金額で手に入ることになります。
オデッセイの売れ筋グレードは?
オデッセイ e:HEV アブソルート・EX 7人乗り 4,580,000円
オデッセイの売れ筋は ハイブリッド車の上級グレード、e:HEVアブソルート・EX。燃費や走行性能の高さ、充実した装備が高い人気の理由となっているようです。
今度は人気定番オプションを付けて、e:HEVアブソルート・EXの購入シミュレーションをしてみましょう。
購入グレード | e:HEVアブソルート・EX(7人乗り、プラチナホワイト・パール) |
車両本体価格 | 4,580,000円 |
メーカーオプション | 有料カラー |
メーカーオプション価格 | 44,000円 |
ディーラーオプション | フロアカーペットマット(スタンダード55,000円) ドアバイザー(23,100円) 10インチプレミアムナビ(275,000円) ドライブレコーダー フロント用+リア用(55,000円) |
ディーラーオプション金額 | 408,100円 |
諸費用・税金 | 104,630円 |
車両値引き | ▲250,000円 |
オプション値引き(20%) | ▲82,000円 |
支払総額 | 4,842,504円 |
e:HEVアブソルート・EXは、定番オプションをひととおり付けて目標値引き額を引き出せた場合、約484.2万円で購入できます。
最廉価グレードのシミュレーションよりも、約133万円高額になりました。
オデッセイの売れ筋グレードの装備は?
オデッセイの売れ筋グレードであるe:HEVアブソルート・EXには、どんな装備が用意されているのでしょうか。
10インチ プレミアム インターナビ
ディーラーオプション設定されている10インチの高機能ナビです。
専用の通信機を持っており、ホンダのインターナビ情報センターと常にデータ通信し、目的地へ早く到着できるルートを割り出します。
標準装備されるマルチビューカメラシステムと連携して車両周辺の映像を映したり、高速道路の逆走をお知らせする機能も搭載。
ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
バンパー下部に足をかざすと、センサーが検知してテールゲートで自動で開閉します。
両手が荷物で塞がっているときや子供を抱いているときに大変重宝する装備で、EXグレードにしか付きません。
後退出庫サポート
インターナビを装着した場合に有効になる機能で、駐車スペースからバックで発進する状況において、左右から近づくクルマを検知して注意を促してくれます。
EXグレード専用装備です。
ブラインドスポットインフォメーション
走行中、死角となりがちな斜め後方に車両がいると、その方向のドアミラーにあるインジケーターが点灯。
更にその方向へウィンカーを出すと、インジケーターが点滅&警報音で注意を促して事故の未然防止に寄与する安全装備ですが、オデッセイではEXグレードのみの専用装備となっています。
LEDアクティブコーナリングライト
その安全性(明るさ、視認性)と経済性(省エネ&長寿命)で好評を得ているLEDライトですが、オデッセイEXグレードではそれをコーナリングライト(ウィンカーと連動して進行方向を照らす補助灯)に採用。より安全なコーナリングを実現しています。
運転席&助手席シートヒーター
寒い日の運転は冷えたシートも不快感を助長しますが、シートヒーターがあれば、あのゾワッと感から解放され、冷え体質な女性にも助かります。
オデッセイではEXグレードのみ標準装備となっており、快適なドライビングのためにもぜひ選択したいところです。
トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコン
運転席と助手席、そして後部座席という「3つの空間(ゾーン)」それぞれの空調を全自動でコントロールできるため、オデッセイに乗る一人ひとりに合わせた快適温度を提供できるようになりますが、オデッセイではEXグレードだけの専用装備となります。
助手席4ウェイパワーシート
運転席8ウェイパワーシートに加え、助手席4ウェイパワーシートも採用。
座面の前後スライドと背もたれのリクライニングをスイッチ操作で簡単に調整できるので、女性や子供、高齢者でも簡単にペストポジションを選べます。
オデッセイではEXグレード専用装備となっています。
オデッセイの最上位グレードは?
オデッセイ e:HEV アブソルート・EX 7人乗り 4,580,000円
ホンダ オデッセイの最上位グレードは、先ほど紹介した売れ筋グレードのe:HEV アブソルート・EXです。
オデッセイの燃費が一番良いグレードは?
オデッセイ e:HEV アブソルート (8人乗り) 20.2㎞/L
e:HEVでもっとも安価なアブソルートの8人乗り仕様が、最も良いカタログ燃費を出しています。
気になる実燃費は16.2km/Lで、カタログ値の約8割を達成。
オデッセイ ハイブリッドはガソリン満タンで何キロ走る?
実燃費が分かれば、タンク内のガソリン量からオデッセイの航続距離を算出できます。
オデッセイ ハイブリッド ホンダセンシングのタンク容量は55Lですが、これをガス欠になるまで走るのは怖すぎるので、残量警告灯のタイミングで算出します。
取説によると残量警告灯はガソリン残量が約8Lまで減った時点で点灯するので、警告灯が点灯してから3L走ってガソリンスタンドへ行った場合、消費したガソリンは55L-約5L≒50Lとなります。
よって、この場合の航続距離は16,2㎞/L×50L=810㎞となります。
街中ならガソリン3L分も走らなくても近くにガソリンスタンドがあると思いますが、郊外や高速道路など、給油できる場所まで距離が遠いこともあるため、小まめな給油や携行缶の準備を心がけるようにしましょう。
ガソリンモデルで一番燃費が良いグレードは?
オデッセイ 2.4 アブソルート FF 12.8㎞/L
ガソリンモデルの場合も、もっともカタログ燃費が良いのは最廉価グレードのアブソルートです。
ただし、こちらは7人乗りも8人乗りも同じ数値になっています。
気になる実燃費は11.4㎞/Lとなっており、カタログ値達成率は89%という高めの数値です。
オデッセイの一番燃費が悪いグレードは?
オデッセイ 2.4 アブソルート 4WD (8人乗り) 11.6㎞/L
4WD車はどうしても燃費が悪くなりがちですが、実燃費は10.1㎞/ℓとなっており、カタログ値からの達成率は87%と高めです。
オデッセイ 4WD はガソリン満タンで何キロ走る?
オデッセイ 2.4 アブソルート 4WDのタンク容量は50Lです。残量警告灯はガソリン残量およそ7Lで点灯するので、そこからガソリンスタンドまで2L分走ったとして残量5L、実際に消費したガソリンが50L-5L=45Lとすると、 オデッセイの航続距離は10.1㎞/L×45L=454.5㎞となります。
自動ブレーキがあるグレードは?
ホンダ オデッセイの自動ブレーキは安全運転支援システム「ホンダセンシング」に組み込まれており、全グレード標準装備となっています。
両側電動スライドドアが標準装備のグレードは?
ホンダ オデッセイは、手をかざして左右に動かすだけで開閉できる両側電動スライドドア(ジェスチャーコントロール・パワースライドドア)が全グレードにおいて標準装備となっています。
オデッセイのスポーツ/エアロタイプのグレードは?
オデッセイ 全グレード
オデッセイは全グレードがエアロボディのスポーティ仕様となっています。
買取相場から見るオデッセイのおすすめグレードは?
オデッセイはグレードによって買取相場が異なります。
そこで、ここでは3年落ちオデッセイのリセールバリューから見たおすすめグレードを紹介します。
新車から3年落ちオデッセイのリセールバリューは?
新車登録から3年が経過したオデッセイのグレード別リセールバリューを一覧表にしました。
グレード名 | 買取相場 | 新車時価格 | リセールバリュー |
2.4 アブソルート | -- | 349.5~358.3万円 | -- |
2.4 アブソルート・EX | 237万円 | 381.5万円 | 60.2% |
e:HEV アブソルート | 259万円 | 419.8~428.6万円 | 60.4~61.7% |
e:HEV アブソルート・EX | 312万円 | 458万円 | 68.1% |
2.4 アブソルート 4WD | -- | 371.5万円 | -- |
2.4 アブソルート・EX 4WD | -- | 392.9万円 | -- |
最廉価グレードの2.4 アブソルートや4WD車は流通台数が少なく、所定の条件にヒットしませんでした。
リセールバリューから見るオデッセイのおすすめグレードは?
リセールバリューの高さで見たオデッセイのおすすめグレードは「オデッセイ e:HEV アブソルート・EX」です。
リセールバリューで得するおすすめのカラーは?
オデッセイの売却で高リセールを目指すなら、ボディカラーにはプラチナホワイト・パールかプレミアムスパークブラック・パールがおススメです。
他のカラーと比べて5年以内の売却で10~30万円も高値が付く可能性があります。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
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また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
車の引き取りも全国無料で対応してくれます。
高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
オデッセイの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのオデッセイ値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がオデッセイを限界値引きで購入しています。
今月のオデッセイの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。