ここでは、シエンタの実際に走行した時の実燃費を紹介します。
渋滞を含む一般道、車の流れの良い一般道、高速道路などでシエンタの燃費が実際どの位なのか?燃費数字を出してみました。
※調査対象車種
シエンタG(ガソリン)FF
シエンタハイブリッドG FF
シエンタの市街地(渋滞含む)の燃費は?
シエンタ実燃費
12.7㎞/L(ガソリン)
18.3.㎞/L(ハイブリッド)
大健闘のガソリンモデル
1,500ccクラスの車両とはいえ、ミニバンとして3列シート7人乗りという基本構成の車重が1,300㎏を超えるシエンタですが、ガソリンモデルでも素晴らしい燃費性能を誇っています。
搭載されるエンジンは2NR-FKE型で、燃費性能向上を追求したエンジンです。
ユーザーを納得させるハイブリッドモデル
ハイブリッドモデルは1NZ-FXEエンジンに、モーターアシストという組み合わせのシステムを採用しています。
市街地走行でこれだけの実燃費を出してくれれば、ユーザーとしては満足度が高いのは言うまでもありません。
シエンタの郊外・幹線道路の燃費は?
シエンタ実燃費
16.6㎞/ℓ(ガソリン)
21.3㎞/ℓ(ハイブリッド)
素晴らしい燃費のガソリンモデル
幹線道路燃費では更に伸ばし、15㎞/Lの大台を超える結果となりました。
これだけ走ってくれるユーティリティーの高い車であれば、ガソリンモデルでも購入の選択肢に入れるユーザーも多数いると思います。
流石ハイブリッドモデルと言える燃費
幹線道路燃費で20㎞/Lを超えてくる辺りは、流石はハイブリッドというところでしょう。
ユーザーからはもう少し伸びて欲しいという声が見受けられましたので、購入検討をされている方にとっては、気になるポイントかもしれません。
シエンタの高速道路中心の燃費は?
シエンタ実燃費
19.2㎞/ℓ(ガソリン)
20.0㎞/ℓ(ハイブリッド)
順当に燃費を伸ばすガソリンモデル
このクラスのエンジンで、空気抵抗の大きなトールサイズボディという構成のシエンタですが、しっかりと高速道路燃費も伸ばしています。
もう一息で20㎞/Lが目前にある分、もう少し頑張ってほしいという声もありますが、全体のユーザー満足度は当然高いものとなりました。
ハイブリッドモデルの燃費は頭打ち
残念ながら幹線道路燃費よりも劣る数値となってしまいました。
これは、高速域では出力の低いエンジン走行に切り替わり、モーターアシストの恩恵を得られないために起こることですので、ユーザーもこのことを理解しているようではありますが、幹線道路燃費に続いてハイブリッドモデルとしての期待値を下回っているようです。
シエンタの平均実燃費は?
※シエンタ 出典toyota.jp
シエンタ平均燃費
16.2㎞/L(ガソリン)
19.8㎞/L(ハイブリッド)
カタログ燃費達成率
ガソリン:16.3÷20.2=80.7%
ハイブリッド:19.8÷27.2=72.8%
良く健闘しているガソリンモデル
カタログ上のJC08モード燃費の達成率は80%に届き、まずまず優秀な達成度合いと言えます。
シエンタハイブリッドは不十分な結果
ハイブリッドモデルユーザー全体の評価として満足度は高いのですが、達成率は今一つ伸び悩む結果となりました。
JC08モード燃費が非常に良い数値の為、当然ながらユーザーは20㎞/Lを超える平均燃費を期待してしまうと思います。
ライバル車の実燃費と比較!
※フリード 出典honda
シエンタとフリードの実燃費を比較
※比較対象車種
フリード Gジャストセレクション(ガソリン)
フリードハイブリッド Gジャストセレクション
市街地燃費比較
シエンタ(ガソリン):12.7㎞/L
シエンタ(ハイブリッド):18.3㎞/L
フリード(ガソリン):10.3㎞/L
フリード(ハイブリッド):15.2㎞/L
ガソリンモデル・ハイブリッドモデル共に、フリードよりもシエンタの実燃費が勝っている様です。
幹線道路燃費比較
シエンタ(ガソリン):16.6㎞/L
シエンタ(ハイブリッド):21.3㎞/L
フリード(ガソリン):15.0㎞/L
フリード(ハイブリッド):18.2㎞/L
幹線道路燃費でもシエンタの燃費性能が優れているという結果になりました。
高速道路燃費比較
シエンタ(ガソリン):19.2㎞/L
シエンタ(ハイブリッド):20.0㎞/L
フリード(ガソリン):15.8㎞/L
フリード(ハイブリッド):17.7㎞/L
高速道路走行でもシエンタの燃費性能の優秀さが明確になりました。
シエンタ・フリード平均実燃費比較
シエンタ(ガソリン):16.2㎞/L
シエンタ(ハイブリッド):19.8㎞/L
フリード(ガソリン):13.7㎞/L
フリード(ハイブリッド):17.0㎞/L
平均燃費を見ても、シエンタの燃費性能が優れていました。燃費性能という面で言えば、全域にわたってシエンタが優れているという事になります。
フリードは今年2016年9月にモデルチェンジ予定ですので、燃費性能をどこまで伸ばしてくるかがユーザーにとっては気になるポイントでしょう。
カタログ燃費達成率を比較
シエンタ(ガソリン):16.3÷20.2=80.7%
シエンタ(ハイブリッド):19.8÷27.2=72.8%
フリード(ガソリン):13.7÷16.0=85.6%
フリード(ハイブリッド):17.0÷21.6=78.7%
カタログ燃費に対する達成率で見ると、フリードの優秀さが際立つ結果となりました。
ユーザーは、カタログで公表されている燃費を視野に入れて購入していますので、その達成率が高いことを期待するのは当然です。
そういう意味では、この様に比較した場合はシエンタユーザーの満足度はあまり高くない可能性があります。
シエンタは『買い』か?
※シエンタ 出典toyota.jp
シエンタはユーザーにとって非常に魅力的な車です。
ガソリンモデルでも経済的には期待を裏切らない燃費性能と言えるでしょう。
ハイブリッドモデルであれば、更にランニングコストを抑えることが可能になる事が期待できます。
カタログ燃費に対する達成率と言う部分が、ユーザーの期待に添わない部分もあるかもしれませんが、平均実燃費として16㎞/L(ガソリン)、19.8㎞/L(ハイブリッド)という数値は、経済的であることには間違いありません。
小さな子供がいるファミリー層がシエンタユーザーの中心になると想定すると、高いユーティリティー性能を持ちながら経済性に優れたシエンタは、基本的に高い満足度を提供してくれます。
シエンタの値引き交渉はしっかりとやろう
シエンタを購入するなら、気になるのはその価格ですね。
新車は高い買い物なので、出来れば値引きを多くして少しでも安く買いたいものです。
当サイトのシエンタ値引き交渉マニュアルを見れば、簡単にシエンタから値引きを引き出すことが出来ます!是非ご参考ください。
シエンタのガソリン代や自動車保険料などの節約には【シエンタの維持費を安くする】もご覧ください。
-- 旧型シエンタの実燃費は?2003年9月29日~2015年6月生産モデル --
シエンタ参考グレード |
シエンタ 1.5 DICE FF 1220㎏ |
シエンタ参考グレードカタログ燃費 |
17.2km/L |
渋滞を含んだ都市部の一般道の燃費 |
10.5km/L |
流れの良い一般道の燃費 |
13.7km/L |
高速道路走行時の燃費 |
15.1km/L |
シエンタ総合平均実燃費 |
12.8km/L |
シエンタ参考グレードガソリンタンク量 |
42.0L |
平均実燃費からガソリン満タンで走れる距離(ガソリンタンクに5L残し) |
37.0L×12.8km/L=473.6km |
・ガソリン満タンの金額(ガソリンタンクに5L残し) ※ガソリン価格は2016年8月現在全国平均 |
37.0L×レギュラー115円=4,255円 |