押し出しの効いた堂々たる外観や優れた居住性に加え、燃費に優れたハイブリッド車の設定などによりベストセラーを続けるトヨタのプレミアムミニバン、「アルファード」の内装を徹底紹介します!
室内の仕様は、2列目がエグゼクティブラウンジシート/エグゼクティブパワーシート/リラックスキャプテンシートの7人乗りと、6:4分割チップアップシートの8人乗りの4タイプがあります。
アルファードの内装の質感は?
アルファードの内装色
内装色は、以下の3色が設定されています。
フラクセン
ブラック
ブラック&ホワイト
内装色はグレードにより異なり、「GF」「G Fパッケージ」「G」「X」系がフラクセン、「エグゼクティブラウンジ」「エグゼクティブラウンジS」「SC」「SR」「S」系がブラック(天井色はライトグレー)が標準となります。
また、注文時に「エグゼクティブラウンジ」系はフラクセンを、「エグゼクティブラウンジS」系はブラック&ホワイト(天井色はブラック)を選択することも出来ます。
ドアトリムは全車合成皮革張り(S/X系を除きステッチ付)で、加飾パネルは「エグゼクティブラウンジ」系がブラウンオリーブ・アッシュパール木目調、「エグゼクティブラウンジS」系がシルバー木目調、それ以外がメタルウッド仕上げとなります。
加飾も含めた質感はかなり高く、一クラス下の「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」3兄弟よりも遥かに高級な雰囲気を醸します。
アルファードのシート表皮・デザイン
シート表皮は、以下の4種類があります。
プレミアムナッパ本革
本革
合成皮革
ファブリック
「エグゼクティブラウンジ」「エグゼクティブラウンジS」系がプレミアムナッパ本革、「GF」「G Fパッケージ」「SR Cパッケージ」が本革、「G」「SR」「SC」「S Cパッケージ」系が合成皮革、「X」「S Aパッケージ」「S」系がファブリックとなります。
上級グレードに上質感溢れるプレミアムナッパ本革シートや本革シートが標準装備される点は、さすがプレミアムモデルだけのことはあります。
一方で、廉価グレードに装備されるファブリックシートは、プレミアムモデルのシートとしてはややチープな印象があります。
また、2列目シートのデザインは、以下の4タイプがあります。
エグゼクティブラウンジシート(ロングスライド機構/パワーリクライニング機構/パワーオットマン/快適温熱シート+ベンチレーションシート/集中コントロールスイッチ/格納式テーブル付)
エグゼクティブパワーシート(ロングスライド機構/パワーリクライニング機構/パワーオットマン付)
リラックスキャプテンシート(超ロングスライド機構/リクライニング機構/マニュアルオットマン付)
6:4分割チップアップシート(チップアップ/リクライニング機構付)
「エグゼクティブラウンジ」「エグゼクティブラウンジS」系にエグゼクティブラウンジシートが、「G Fパッケージ」「SR Cパッケージ」「GF」「SC」「S Cパッケージ」系にエグゼクティブパワーシートが、「G」「SR」「S Aパッケージ」系及び「ハイブリッドS」「ハイブリッドX(7人乗り)」「2.5S(7人乗り)」にリラックスキャプテンシートが、「ハイブリッドX(8人乗り)」「2.5X」「2.5S(8人乗り)」に6:4分割チップアップシートが装備されます。
前席の座り心地は、クッションが厚く座り心地が良い上にサポート性も優れるなど、申し分ありません。
また、2列目シートもタイプに関わらず前席に準じた快適な座り心地を実現しています。
特に、上級グレードに装備されるエグゼクティブラウンジシートは、飛行機のファーストクラス並みの快適性を誇ります。
一方、3列目シートは折り畳み式でクッションが薄いため、前席や2列目シートと比べると座り心地は劣ります。
しかし、決して緊急用限定というわけではなく、ある程度長時間の乗車にも耐えられる座り心地が確保されています。
アルファードのインパネ
「エグゼクティブラウンジ」系
※インパネ加飾:ブラウンオリーブ・アッシュパール木目調+スパッタリング
「エグゼクティブラウンジS」系
※インパネ加飾:シルバー木目調+スパッタリング
「G Fパッケージ」「GF」「G」系
※インパネ加飾:メタルブラウンウッド+スパッタリング
「X」系
※インパネ加飾:メタルブラウンウッド+シルバー塗装
「SR」「SR Cパッケージ」「SC」「S Cパッケージ」系
※インパネ加飾:メタルウッド+スパッタリング
「S Aパッケージ」「S」系
※インパネ加飾:メタルウッド+シルバー塗装
質感の面では、加飾はグレードにより異なるものの、どのグレードも合成皮革が張られるなどかなり上質な仕上げになっています。
一方で、ややオーバーデコレーション気味でギラギラした雰囲気も感じられるので、好き嫌いは分かれるかもしれません。
アルファードの収納・荷室の使い勝手は?
アルファードの前席回りの収納
運転席ロアボックス
ロアボックスは開閉式で、財布入れとして使えます。
ただ、出来ればカードホルダーも欲しかったところです。
センターアッパーボックス
センタークラスター部に備わる小物入れで、スライド式の蓋が備わります。
センターロアボックス(※2.5X/2.5S Aパッケージ2.5Sに標準装備)
写真はありませんが、センタークラスター下部に収納ボックスが備わります。
大型ハイグレードコンソールボックス(※X系/S系/2.5S Aパッケージを除く全車に標準装備)
アームレストの前部に蓋つきのカップホルダー(2個分)と、スマホなどが置ける小物トレイが備わります。
更にアームレストのリッドを開けると、ボックスティッシュも収納出来る大容量の収納ボックスが出現します。
ハイグレードコンソールボックス(※2.5S Aパッケージに標準装備)
2個分のカップホルダーと、スライド式の蓋が備わる収納ボックスが付きます。
収納ボックスは中段トレイ付で、ボックスティッシュが収納出来る容量があります。
スタンダードコンソールボックス(※2.5X/2.5Sに標準装備)
写真はありませんが、ハイグレードコンソールボックスと比べると簡素な造りで、小物入れの蓋や中段トレイは付きません。
しかし、ボックスティッシュが収納出来る容量と2個分のカップホルダーが備わるので、実用性に問題はありません。
グローブボックス
助手席前に備わるグローブボックスの容量は特に大きくはありませんが、車検証や取扱説明書は問題無く収納出来ます。
また、照明付きなので、夜間に中に収納した小物を探す際に便利です。
運転席・助手席カップホルダー
運転席前と助手席前に、カップ飲料が収納出来るホルダーが備わります。
加飾が施されたスライド式の蓋が付くので、使わない時の見栄えも良好です。
フロントドアポケット&ボトルホルダー
左右のフロントドアに備わる収納スペースで、500mlのペットボトルと書類が収納出来ます。
前席の収納は以上で、一クラス下のノア/ヴォクシー/エスクァイアほどは豊富に用意されていません。
とは言うものの、特に物の置き場に困る事は無いでしょう。
アルファードの2列目シート回りの収納
運転席・助手席ボードタイプ・シートバックポケット(※エグゼクティブブラウンジ/エグゼクティブラウンジS/G Fパッケージ/GF/G/SC/SR Cパッケージ/SR/S Cパッケージに標準装備)
書類などが収納出来る、ボードタイプのシートバックポケットです。
運転席・助手席シートバックポケット&買い物フック(※X/S Aパッケージ/Sに標準装備)
シートバックポケットと、買い物袋などが下げられるフックが備わります。
スライドドアボトルホルダー
スライドドアに備わるボトルホルダーで、500mlのペットボトルが収納出来ます。
カップホルダー(※エグゼクティブラウンジに標準装備)
両席のアームレスト部に、蓋付きのカップホルダーが1個ずつ備わります。
携帯・スマホホルダー(※エグゼクティブラウンジに標準装備)
アームレスト部に、携帯やスマホが収納出来るポケットとAC100Vのコンセントが備わります。
ファイルホルダー(※エグゼクティブラウンジに標準装備)
アームレスト部横に、書類が収納出来るホルダーが備わります。
万が一ペンなどの小物を落としてしまっても、「物落ち防止スペーサー」の効果で前方に滑り落ちて来る仕掛けになっています。
2列目シートの収納は以上で、「エグゼクティブラウンジ」系を除くと収納スペースの点で不満があります。
スライドドアに小物入れが欲しかったところです。
折り畳み式サイドテーブル(G“F パッケージ”、SR“C パッケージ”、GF、SC、S“C パッケージ)
上記グレードのエグゼクティブシートには、折り畳み式のサイドテーブルが装備されています。
カップホルダーも前後で計4つあり、テーブル部分も何かと使い勝手に便利なスペースです。
また、肘掛けの木目部分には、テーブルよりもさらにホールド感があるカップホルダーが内蔵されています。
ドリンク以外にも携帯や小物入れとしても使えますね。
アルファードの3列目シート回りの収納
ボトルホルダー&トレイ&運転席側リアクォータートリムサイドボックス
運転席側のリアクォータートリムには、500mlのペットボトル2本とスマホなどの小物が収納出来るスペースのほか、その下部にも収納スペースが備わります。
一方、助手席側のリアクォータートリムには、500mlのペットボトル1本と小物が収納出来るスペースが備わります。
3列目シートの収納はこれだけですが、キチンと3人分のペットボトルが収納出来るほか小物置き場も備わるなど、おざなりになり勝ちな3列目シートの収納としては上々です。
アルファードの荷室サイズは?どのくらい積める?
開口部の高さは1,190mmあるので、丈のある荷物も積むことが出来ます。
また、開口部下端の高さは620mmと比較的低いので、重い荷物の積み下ろしも困難ではありません。
4人/5人乗車+荷室モード
上の写真が7人乗り、下の写真が8人乗りです。
3列目シートを畳み2列目シートを一番後ろにスライドした状態で、荷室長は1,260mmあります。
最大積載モード
7人乗りの場合、3列目シートを畳み2列目シートを一番前にスライドした状態で、荷室長は1,780mm確保出来ます。
一方、8人乗りの場合は写真のように2列目シートがチップアップ出来るので、荷室長は2,025mmあります。
エクストラロングラゲージモード(※リラックスキャプテンシート仕様車のみ)
2列目リラックスキャプテンシート仕様車の場合、超ロングスライド機構が備わるので、一番前までスライドすれば最大2,150mmの荷室長を確保出来ます。
アルファードの内装まとめ
内装色は3色用意されているので、好みで選べるのが嬉しい点です。
シートの座り心地は、前席と2列目シートは申し分なく、3列目シートも格納式の割には良好です。
質感の面では、インパネ、ドアトリム共にプレミアムモデルらしい上質感がありますが、各々の好みもありますが、やや演出過剰気味に感じられる部分もあります。
収納スペースは、前席と3列目シートは必要十分ですが、2列目シートは小物入れが欲しいところです。
荷室に関しては、さすがにボディが大きいたけあり、3列目シートを畳めば十二分なスペースが確保出来ます。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
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また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
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高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
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