アクア出典toyota.jp
ここでは、アクアの実際に走行した時の実燃費を紹介します。
渋滞を含む一般道、車の流れの良い一般道、高速道路などでアクアの燃費が実際どの位なのか?燃費数字を出してみました。
※調査対象車種
アクア 1.5 S
アクアの市街地(渋滞含む)の燃費は?
アクア実燃費
22.2.㎞/L
市街地から驚異的な燃費性能
アクアのハイブリッドシステムは1NZ-FXE型1,500ccエンジン+前輪モーターという組み合わせを採用しています。
トヨタのハイブリッドシステムでは一番コンパクトな組み合わせを搭載することで、コンパクトカーの限りある室内スペースを犠牲にすることなく、ハイブリッドの恩恵を得られるものです。
その成果によって、市街地で20㎞/Lを超える実燃費を記録しています。
このクラスの車は、日常的には『チョイ乗り』とわれる使用環境がメインとなるので、この実燃費はユーザーにとってとても魅力的だと思います。
アクアの郊外・幹線道路の燃費は?
アクア実燃費
25.4㎞/L
幹線道路では更に燃費向上
幹線道路でもしっかりと25㎞/Lの大台を超えてきます。
休日に近隣のショッピングモールやレジャー施設まで足を延ばす、といった使用をした場合も、家計を気にせず出掛けられるというメリットは、一般的な家庭にとって強力な武器となると思います。
アクアの高速道路中心の燃費は?
アクア実燃費
26.8㎞/L
意外にも高速走行燃費でも伸びる燃費
アクアは高速走行でも燃費を伸ばす傾向が出ています。
ハイブリッド車の場合、EVアシストが期待できない高速走行では、市街地走行よりも燃費が落ちる事があります。
しかしアクアは、搭載される1NZ-FXEエンジンの燃費性能の高さによって、この結果が出ていると考えられます。
アクアの平均燃費は?
アクア実燃費
24.8㎞/L
総合燃費も素晴らしい
ハイブリッド車の代名詞であるプリウスと燃費性能は互角ですが、車両価格差や自動車税の安さを考えた場合、アクアの魅力は更に上がるでしょう。
勿論、プリウスとアクアではボディサイズも違いますので、購入検討の際に同じテーブルで比較する事はあまりないのかもしれません。
しかし、この実燃費と車両価格差を考えて、検討対象外だった方がアクアを選択するというケースも出てくるかもしれませんね。
ライバル車の実燃費と比較!
アクアとホンダフィット・マツダデミオの実燃費を比較
※比較対象車種
①ホンダ フィット ハイブリッド Lパッケージ
②マツダ デミオ XDツーリング(ディーゼル)
ハイブリッド車の直接比較車両としては、ホンダフィットを選択し、エコカーという広範囲での比較車両として、マツダデミオを選択しました。
市街地の燃費比較
アクア :22.2.㎞/L
フィット:23.4㎞/L
デミオ :17.8㎞/L
市街地燃費ではフィットが大健闘で、アクアよりも良好な数値を記録しました。
この結果は、ユーザーにとっては見逃しがたい結果と言えるのではないでしょうか。
デミオは、流石にハイブリッドには敵わない結果でしたが、HV無しで18㎞/Lに迫る実燃費というのも驚異的と言えます。
幹線道路の燃費比較
アクア :25.4.㎞/L
フィット:27.9㎞/L
デミオ :22.5㎞/L
幹線道路でも、フィットの燃費性能が際立つ結果となりました。
アクアとフィットの車重は1,080㎏で同一ですので、エンジン・HVシステム・トランスミッションの総合性能の差でしょう。
これまでハイブリッド車の燃費性能面ではトヨタが一日の長がありましたが、ここへきてホンダのハイブリッドも完成度が向上してきたのかもしれません。
一方のデミオも、20㎞/Lを大幅に超えており、車種選択として見逃せない燃費性能を持っていると思います。
高速道路の燃費比較
アクア :26.8.㎞/L
フィット:26.0㎞/L
デミオ :24.0㎞/L
高速走行燃費では、アクアが若干リードする結果となりました。
フィットは高速走行では市街地よりも燃費悪化が起きている事がわかります。
いずれにしてもこの燃費性能であれば、高速を使用した休日の遠出でも燃費性能の恩恵を受けることが出来るので、ファミリー層にとっては心強いでしょう。
デミオはエンジン車両の為、高速走行時が一番燃費が良い結果となりました。
平均実燃費を比較
アクア :24.8.㎞/L
フィット:25.8㎞/L
デミオ :21.4㎞/L
アクアは25㎞/L目前の平均燃費となり、大変良好な性能を持っていることがわかります。
フィットは大健闘で、25㎞/Lを超える結果となりました。
デミオも20㎞/を超える燃費を記録しており、3車ともに素晴らしい結果を残しています。
カタログ燃費達成率の比較
アクア :24.8÷37.0=67.0%
フィット:25.8÷36.4=70.8%
デミオ :21.4÷26.4=81.2%
燃費記録自体は、3車ともに素晴らしいと言える結果となりましたが、公表値の達成率は少々疑問を感じるというのが正直なところだと思います。
アクアは70%に達する事ができず、フィットもギリギリ達成したという結果でした。
元々ハイブリッド車のカタログ燃費は、実際の燃費数字とかけ離れていることが多いです。
アクアもフィットも実燃費は良い数字を出しているので、カタログ燃費との差がもったいないですね。
デミオは何とか80%を超えて来ました。
ユーザー心理としては、少なくとも80%達成は死守して欲しいというのが本音ではないでしょうか。
コンパクトハイブリッド車の実燃費として25㎞/Lという数値は素晴らしいと思いますが、ユーザーが公表燃費に対して開きが大きい事を不満に感じるケースは多いでしょう。
メーカーは、公表燃費を振りかざしてユーザーに車を買わせている訳ですから、購入動機である公表燃費の達成率について、しっかりと認識を持って欲しいものですね。
『ユーザー毎の使用状況が違うから』などというメーカーの言い訳は結構なので。。
アクアは『買い』か?
アクア出典toyota.jp
アクアの実燃費性能が最高レベルにあることは間違いありませんので、購入して失敗という事は無いでしょう。
トヨタのハイブリッドシステムは、他社よりも熟成が進んでいるので、トラブルという点についての心配もほぼ無いと言えます。
アクアのような実用車に求められる要件である、低コスト・高信頼性という点は間違いなく高い車ですので、購入後は余計な心配をすることなく、維持することが可能だと思います。
アクアの値引き交渉はしっかりとやろう
アクアを購入するなら、気になるのはその価格ですね。
新車は高い買い物なので、出来れば値引きを多くして少しでも安く買いたいものです。
当サイトのアクア値引き交渉マニュアルを見れば、簡単にアクアから値引きを引き出すことが出来ます!是非ご参考ください。
アクアのガソリン代や自動車保険料などの節約には【アクアの維持費を安くする】もご覧ください。
-- 2011年12月26日 デビューモデル --
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