スタイリッシュな外観や路面を選ばない走行性能、広い室内空間などが魅力のクロスオーバーSUV、「日産・エクストレイル」の内装を徹底紹介します。
デザイン・ラインは、標準系とオーテックジャパンが手掛けるモード・プレミア系の2系統が用意され、それぞれに2列シート仕様と3列シート仕様が設定されています。
エクストレイルの内装の質感は?
エクストレイル標準車の内装色
※エクストレイル:nissan.co.jp
上の4枚の写真が2列シート仕様、一番下の写真が3列シート仕様です。
いずれもブラック基調の精悍なイメージでまとめながらも、メッキ処理されたインナードアハンドルと、その周囲のメッキ加飾が施されたフィニッシャーが程よいアクセントになっています。
決して特別豪華な雰囲気ではないものの、内装の質感はこのクラスとしては良質なものとなっています。
エクストレイル モード・プレミアの内装色
上の写真のノーマル仕様と、下の写真の「ハイコントラストインテリア」と呼ばれる仕様が用意されています。
標準車との相違点は、両仕様ともにカーペットが標準装備されるほか、インナードアハンドル周囲のフィニッシャーがピアノブラック仕上げになっていることです。
シートの色はノーマル仕様がブラック、ハイトコントラストインテリア仕様がストーンホワイトと呼ばれる白系の色となっています。
内装の質感は、後述するシート素材やインパネの一部素材の違いを除けば、基本的に標準車と同一です。
エクストレイル標準車のシート表皮・デザイン
標準のシートは、メインおよびサイド部に優れた防水・透湿性を持つセルクロスが用いられており、濡れてしまった場合の清掃がラクである上、暑い夏場でも蒸れにくくなっています。
アウトドア等で汚れや水を気にせず使い倒せる素材となっています。
一方、オプションのシートは防水・透湿性が備わらない一般的なクロス素材となります。
前席と2列目シートの座り心地は、やや硬めであるものの及第点の与えられるものとなっています。
一方3列目シートは、クッションが薄い上レッグスペースもミニマムなので、緊急用または小学生以下の子供などに限定されそうです。
エクストレイル モード・プレミアのシート表皮・デザイン
標準車と比較してシートのデザイン自体に大きな違いはありませんが、表皮がレザーになるのが相違点です。
しかし、100%本革ではなく本革と合成皮革のハイブリッド素材なので、オール本革と比べると高級感は若干見劣りします。
とは言え、標準車と比べると質感はグッとアップしています。
モードプレミアのシートは防水処理が施されていないので、なるべく濡らさないようにする心掛けが必要になります。
エクストレイル標準系のインパネ
マイナーチェンジ前はシルバー仕上げだったエアコンレジスターがピアノブラック仕上げに変更されるとともに、助手席側のカーボン調加飾が廃止されるなど、ブラック系で統一されたシックな雰囲気に変貌しています。
また、インパネの素材には硬質樹脂が使用されています。
助手席前のステッチはフェイクとなっています。
全般的には虚飾を抑えた機能的な雰囲気にまとめられており、インパネ周りの質感もこのクラスとしては悪くありません。
エクストレイル モード・プレミアのインパネ
写真では分かりにくいのですが、こちらはインパネの素材に弾力性のあるソフトパッドが用いられています。
標準系と比較すると、質感の面では明らかにワンランク上になっています。
また、写真のハイコントラスト仕様を選んだ場合、ステアリングホイールのボトム部分の色がホワイトになり、目に付きやすい部分のポイントになっています。
エクストレイルの収納・荷室の使い勝手は?
運転席・助手席回りの収納
ドリンクホルダー
まず、センターアームレスト内に保温・保冷機能が付く2個分のカップホルダーが装備されます(※上の写真)。
着脱式の間仕切りが備わるので、大きめのカップを収容する場合は外した状態で、小さめのカップや小物類を収容する場合は取り付けた状態で、という使い分けが効きます。
また、前席用ドアポケットに、ペットボトルが収容できるボトルホルダーが備わります(※下の写真)。
この二つの装備によりドライバー、パッセンジャーがそれぞれのドリンクを2個ずつ置けるので、不便を感じることはまずないでしょう。
スマホ等が置けるような箇所は?
前述のカップホルダーの間仕切りを外せば、上の写真のようにスマホやガラケーなどを収容できます。
ただ、斜めになってしまうので収まりは良いとは言えません。
一方、下の写真はセンターコンソールに備わるボックスで、こちらには10インチのタブレットが収容可能であるほか、スマホ用の収納スペースが設けられています。
これなら、複数台持ちの人でも置き場所に困ることはないでしょう。
BOXティッシュが置けるような場所は?
前記のセンターコンソールボックスに楽々収まりそうですね。
グローブボックス
写真は、助手席前に備わるバケットタイプのグローブボックスです。
このタイプは、車検証や書類、小物類を収容した際に探し易く取り出し易いメリットがあります。
また、前項で取り上げたドアポケットにも書類などが収納できるので、まずは十分と言えそうです。
2列目シートの収納
ドリンクホルダー
リヤセンターアームレストに、2個分のカップホルダーが備わります。
上の写真が「20S」、下の写真がそれ以外のグレードのものです。
また、後席用ドアポケットにも前席同様にボトルホルダーが備わるので、全部で4個のドリンクが置ける計算になります。
シートバックポケット
前席のシートバックに、書類などを収納できるポケットが装備されます。
3列目シートの収納
ラゲッジサイドに、小物類が収容できるトレイが備わります。
3列目シートは補助的なものですが、ちゃんと収容スペースが用意される点は評価できます。
エクストレイルの荷室サイズは?どのくらい積める?
2列目シートを立てた状態でもかなりの収納スペースがあるので、旅行やアウトドア・レジャーの場合でも荷物の置き場に困ることはまず無いでしょう。
また、2列目シートを倒せば長尺物の積載も可能になりますが、定尺ベニヤは残念ながらあと一歩のところで積めません。
一方、3列シート仕様車で3列目に人を乗せる場合は、荷室スペースは買い物用途程度に限られてしまうのは仕方ない点でしょう。
エクストレイルの内装まとめ
カジュアルなSUVゆえコストの制約があるはずですが、その割に内装の質感は頑張っていると言えます。
特に、一段と上質な仕上げが施されるモード・プレミア系の場合は、まず不満を感じることはないはずです。
また、収納スペースの多さもミニバン並みなので、手荷物の置き場に困ることはないでしょう。
そして荷室スペースに関しても、開口部の大きさや多彩なシートアレンジも含め、かなり満足できるものとなっています。
ただ、2/3列目シートを折り畳んだ状態で荷室が完全にフラットにならない点は、数少ない不満点と言えるかもしれません。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
カーネクストの無料査定はこちら
また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
車の引き取りも全国無料で対応してくれます。
高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
エクストレイルの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのエクストレイル値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がエクストレイルを限界値引きで購入する事に成功しています。
今月のエクストレイルの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。