ここではワゴンRの乗り心地と静粛性について、口コミを交えながら紹介します。
ワゴンRの乗り心地は悪いの?改善できないの?
ワゴンRの乗り心地に関して、インターネットでは以下のような意見が出回っておりました。
- 同乗すると硬いので乗り心地はかなり悪い部類に入る
- 空気圧2.5に減圧するだけでも遥かに乗りやすい
- ボディの傾きを抑えるスタビライザーは旧型にしか備わっていないから新型のワゴンRは乗り心地が固い
- 動力性能や燃費という点に関してはムーヴよりも良いかな
- 現行のワゴンRならば普通のコンパクトカーと言っても差し支えない
- 低速~中速では安定していた
- タイヤの空気圧が280kpaと高いからなのかポンポン跳ねる
乗り心地に関しては個人差があるので何とも言えないものの、悪いという意見が少々目立ちました。
ワゴンRは動力性能や走行性能の方を重視しており、乗り心地が良くない原因なのかもしれません。
この改善策としては、ソフトな乗り心地を得られるサスペンション(バネ&ショックアブソーバ)に交換するのが適しております。
ハイトダウンスプリングのダウンサスへ変更するのも改善策の一つです。
とは言え、車の内部の部品を変えたところで乗り心地が大きく変化するわけではありませんし、今の状態に満足がいっていないのならば車種の変更も考慮しなければなりません。
ワゴンRの静粛性について
「静粛性が高い軽自動車ランキング」の中には、SUZUKIのワゴンRが入っておりました。
アイドリングストップ後に再始動した場合、モーター機能が付いたISGが発電する形となり、ベルトを使ってエンジンを回すメカニズムとなっております。
そのため、セルモーターのギアが噛み合った際の金属音が発生せず、静粛性が向上したのが旧型のスティングレーとの違いなのです。
居住性の高さからなのかワゴンRは女性からも人気を得ており、60km~80km程度のスピードを出しても車の中で問題なく会話ができます。
実際に、「セルの音がしない」「始動が静かなアイドリングストップ車」という評価を得ていたので、静粛性に関しては何も問題はないでしょう。
ダイハツの「ムーヴ」や「タントカスタム」、日産の「デイズハイウェイスター」といった車種もワゴンRと同じように静粛性が高いことで評判を得ており、走行中に静かな音量でも音楽を聞くことができます。
もちろん、近年の軽自動車は以前と比較して圧倒的に静かになっており、「エンジン音」や「ロードノイズ」、「風切音」はどの車種でも気にならないはずです。
本当に音が異なるのか疑問を抱えている方は、ユーチューブで走行音の違いを示す動画がアップロードされていたので見てみることをおすすめします。
ワゴンRの乗り心地に効く足回り
カタログに掲載されているワゴンRの足回りのスペックです。
Fブレーキ ディスク
Rブレーキ リーディング・トレーリング
Fサスペンション マクファーソンストラット式コイルスプリング
Rサスペンション I.T.L.(アイソレーテッド・トレーリング・リンク)式コイルスプリング
Fスタビライザー --
タイヤサイズ 155/65R14
ワゴンRのフロントブレーキは、ディスクブレーキです。放熱性に優れブレーキタッチや制動力には不満はないでしょう。
フロントサスペンションはマクファーソンストラット式、リアはトレーリング・リンク式と、前後とも定番の組み合わせとなっています。
一番は構造がシンプルでコストが掛からないので、多くの軽自動車に採用されていますが、スズキ独自のチューニングにより、走行性と乗り心地は一定レベル以上の物を実現しています。