ヴォクシーを1日借り切って、市街地、幹線道路、ワインディング峠、高速道路まで、たっぷり試乗してきました!
ヴォクシーの走り、走行性能はどうか?徹底評価しています。
試乗車
ヴォクシー 2.0 X 8人乗り
ヴォクシーの街乗り、一般道での走りの評価は?
まずは街乗りからヴォクシーの試乗をスタートです。
平坦な道のりで赤信号からのスタートでは、エコモードONの状態でも特に非力に感じることもなく、スムーズに発信できます。
車の流れに沿って走る分には、何の不満もありません。アクセルペダルを30%ほど踏み込めば、エンジン回転数2000回転ほどを維持して、スルスルと加速します。エンジン音も非常に静かです。
また、幹線道路を車の流れに沿って走行中、減速して完全に止まりきらないで再度加速するような、エンジンのトルク特性が出る場面。若干エコモードで制御されてアクセルレスポンスが悪く感じますが、アクセルを大きく踏み込むこともなく速度復帰出来ます。
これが上り坂でさらにトルクが求められる場面では、よりアクセルペダルを踏み込む必要があるので、エコモードでは若干トルク不足を感じるかもしれません。エコモードをOFFにしている方が、よりスムーズに速度復帰出来るでしょう。
減速時もブレーキタッチはスムーズで、変な引っ掛かりやパッドが強くてカックンするようなブレーキではありません。踏めば踏んだだけブレーキの効き具合をコントロール出来るので、ブレーキを踏んでから停車するまで、同乗者を不快にさせないブレーキングが可能です。
上り坂ではミニバンの重い車重を感じる場面もありますが、街乗りではヴォクシーの走行性能に特に不満は出ませんね。
ヴォクシーの高速道路の走りの評価は?
高速道路でヴォクシーの走行性能を試してきました。
合流車線で加速して本線に合流する場面では、アクセルペダルを軽く踏み込んでエンジン回転数を2000回転程度まで回せば、十分加速するので無理なく本線に合流できます。
軽くアクセルペダルを踏んでいる状態で、時速100キロほどの速度をキープできます。
また、前車を追い越す場面では、3000回転ほど回せば加速状態になり、ストレス無く前車を追い越すことが出来ます。
その気になれば110キロや120キロ以上をキープして走ることも可能です。
重い車重のミニバンを高速道路で走らせるには、2000ccのエンジンでは非力な場面も中にはありますが、普通に走らせる分にはエンジンパワーに不足はありません。
ただ、110キロ以上で頻繁に追い越す場合や上り勾配が続く場面では、若干トルク不足を感じます。そんな場合でもエコモードをOFFにして走れば、アクセルレスポンスが上がって、踏めば踏んだだけ加速が付いてきます。
90~100キロでは、エコモードONでストレス無く省燃費走行が可能です。それ以上の速度域では、エコモードOFFの方が、エンジン出力が制御されないのでストレス無く走れますね。
車線変更の時は、100キロ程度の速度ならステアリングにタイヤの接地感が十分伝わってくるので、安心してレーンチェンジすることが出来るでしょう。直進安定性も問題ありません。
ただ時速120キロを超えてくると、ミニバン特有の風の抵抗を受けたり、重心の高さから直進安定性に不安が出てきて、気持ちステアリング修正が必要かもしれません。
この速度域では、ヴォクシーよりもアルファード・ヴェルファイアの方が、直進安定性能は高いですね。アル/ヴェルの方が価格が高い分、足回りにコストが掛かっているので当然といえば当然ですが・・
ヴォクシーの0-100キロの加速は?
安全を十分に確認しながら、ヴォクシーの0-100キロタイムを計ってみました。
エコモードOFF、Dレンジのまま走行、停止状態から時速100キロまで11.6秒でした。これはアルファードの2.5Xの11.27秒よりも若干遅い位で、エンジンパワーでは劣りますが、車重が軽い分検討したタイムを記録しました。
アクセルベタ踏みなので、エンジン回転数もMAXまで回るのでエンジン音はそれなりにうるさいですが、体感加速はアルファードと比較しても大きく劣っていません。ただ、排気量が大きい分、アルファードの方が余裕ある加速を感じられるでしょう。
ヴォクシーのコーナリング性能は?
高速道路のループ橋で70キロ前後で旋回する場面では、ヴォクシーのコーナリングは非常に安定しています。このくらいの速度では、車体が変にロールすることもなく、姿勢は安定していて乗っていても怖くありません。
制限速度+α位までなら、ヴォクシーのコーナリングは安定しているので、高速道路のJCTのような回りこむカーブでも安心して走行することが出来ます。
ヴォクシーのワインディングでの評価は?
ヴォクシーを峠、ワインディングロードに持ち込んで試乗してみました。
まずRのきつい低速コーナーが続くような場面では、忙しくステアリングを切ってもちゃんと車が曲がってくれて、一般的な車の流れに乗って安定して走れます。
速度を上げても、車重の重いミニバンとは言えステアリングレスポンスが良く、ハンドルを切ればフロントがスッスッと向きを変えてくれます。
ただ、スポーツ走行をしようとさらに速度を上げていくと、下りのブレーキングからのターンインではアンダーステアが顕著で、コーナリング中に切り足す場面も。
ミニバンでワインディングを飛ばす人も少ないと思いますが、下りは車重が効いてくるのでブレーキもきつくなり、オーバースピードでコーナーに進入しがちです。危ないのであまり飛ばさないようにしましょう。。。
反対に上りでは、ステアリングを切れば切るだけ曲がってくれるので、そこそこスポーツ走行も楽しめます。ただ、エコモードではアクセルレスポンが悪いので、0.1呼吸遅れて加速します。(イメージ)
ワインディングの上りではパワー不足を感じるので、エコモードOFFならアクセル操作に対してエンジンが即反応するので、ミニバンなりにワインディング走行も楽しめるでしょう。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
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ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
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