ヴィッツの買取金額が高くなる査定のポイントが分かれば、買取店の営業マンに自分のヴィッツをアピールする事が出来ます。
細かい所までは伝える必要はありませんが、分かりやすい所では「禁煙車である」「修復歴はない」「点検記録簿がある」などは、査定する側にとっても教えてくれた方がありがたい情報です。
新車からヴィッツに乗っていれば分かる部分だと思いますので、査定してもらう際はさりげなくアピールしておきましょう。
その他でもヴィッツのプラス査定になるポイントやタイミングがあるので、以下で紹介します。
年式と走行距離
※ヴィッツ 出典toyota.jp
ヴィッツの年式は新しいほど査定金額は高くなります。走行距離も少ないほど、プラス査定幅が大きくなるでしょう。
ただ、ヴィッツは海外での需要があり、輸出相場があります。輸出される車両は年間2万キロ以上走行しているような車両でも輸出により買取相場に底値があります。
国内では評価が落ちる過走行のヴィッツは、輸出相場により底堅い買取相場があるので、他社のコンパクトカーよりも買取では有利になるでしょう。
ヴィッツの高く売れる人気のグレードは?
ヴィッツの人気のグレードは、「1.5 RS G's」「1.0 F」「1.3 F」「1.5 RS(MT)」です。これらのグレードなら買取相場が残る割合が多く、買取金額は期待できるでしょう。
ヴィッツRS G'sの買取相場が一番高くMTもCVTも高値ですが、1.5RSのCVTは買取相場が弱くMTの方が買取金額は高くなっています。
ヴィッツ人気のボディカラー
※ヴィッツ 出典toyota.jp
ヴィッツは豊富なボディカラーが設定されているので、ミニバンやSUVなどと比べるとボディカラーによる買取相場に大きな差は出難いですが、それでもホワイトパールとブラックが人気で、プラス査定が見込めます。
その他ではブルー系やレッド系は中古車市場で若者や女性に受け入れられる色なので、極端なマイナス査定はありません。
年配が好むようなシルバー系は、割安な中古を求める若い層には需要が弱いので、査定は不利になってしまいます。
ヴィッツ人気の装備
※ヴィッツ 出典toyota.jp
ヴィッツのオプションでは、スマートキー、トヨタセーフティセンス、純正エアロセット、TRDエアロキット、モデリスタのエアロキット、インチアップアルミホイールなどは中古車市場でも人気なので、買取金額にプラスが見込めます。エアロは単品よりもセットの方が、評価が高くなります。
トヨタセーフティセンスはメーカーオプションで付けられるグレードは付けておいた方が、売る時にプラス査定が見込めるでしょう。
ヴィッツが高く売れる買取の時期
ヴィッツの買取相場は年々下がっていきますが、年間を通してヴィッツの買取相場が上昇傾向の時期、または値落ちが進みにくい時期があります。これらの時期にヴィッツを売るタイミングなら、高く売れるチャンスです。
毎年4月は新生活が始まる時期です。4月に向けて車が必要になる新社会人や学生が、3月にヴィッツの中古車を購入する機会が増えてきます。4月から社用車を増車したり買い替えたりする会社もあるでしょう。
4月はそう言った需要があるので、3月は年間で一番中古車が売れる時期です。この3月に向けてヴィッツ中古車を仕入れる1月下旬~3月中旬までの間はヴィッツの買取相場は上昇傾向になります。
夏のボーナス時期も、各中古車販売店が夏のボーナスフェアと銘打って販売を強化します。5月下旬~7月中は、ヴィッツを売るなら高く売れるチャンスになります。
秋商戦や冬のボーナス時期、冬の4WDの需要などを見越して、8月下旬~10月上旬も買取相場が上昇傾向になります。この時期もヴィッツを売るならおすすめですね。
逆に5月の大型連休明け直後や年末の12月末は、中古車販売が動かない時期なので、中古車販売店は積極的に車を仕入れません。この時期は一時的に買取相場が下がるので、ヴィッツを売るにはお勧めできない時期ですね。
ヴィッツを売るならディーラーの下取りか買取か?
ヴィッツを簡単に手間なく売りたいならディーラーの下取りが便利でしょう。次の車の納車までヴィッツに乗っていられるのは、通勤や送り迎えなで毎日車を使う状況の人なら外せない条件かもしれません。
ヴィッツを高く売りたいなら、管理人は買取店をお勧めします。仮にディーラーと買取店が競合した場合、7割方は買取店の方が金額は高くなります。
管理人も過去20年以上の間に15台以上愛車を売却してきましたが、ディーラーの下取りが高かったのは2件だけで、あとは買取店の方が高く売れました。
買取店はリアルタイムの中古車市場の相場から、その時に一番高く売れる業者オークション会場だったり、海外への輸出を考慮してヴィッツの買取金額を算出するため、規定の査定書をベースにしたディーラーの下取り金額よりも高くなりやすいです。
ただ、ディーラーの下取り金額の方が高くなるケースもあり、新車の値引きの調整でヴィッツの下取り金額がアップしたり、古い年式だと買取店の金額よりもディーラーの基準の査定金額の方が高くなるケースがあります。
また、ヴィッツからヴィッツに乗り換えるケースでは、得意客という事でそのお客さんを逃さないためにディーラーの下取り金額が高くなる事もあります。
高年式や低走行距離の車両や、G'Sなどの人気のグレードならほぼ買取店の方が高くなるでしょう。
買取店へヴィッツを売る場合の注意点ですが、買取店は契約してから通常2週間以内には車を引き渡すことが条件となる事が多いです。
2週間以上先になると、ヴィッツの相場が変わってしまうリスクがあるためで、買取金額を保証できません。
納車が2週間以上先の場合は、車を毎日使う人にとっては不便でしょう。
そこで新車の契約時にヴィッツを下取りに出す事にしておいて、納車近くなったら買取店へ売るかもしれない事をディーラーに了承してもらいましょう。
そうすれば、納車日に合わせて買取店に査定してもらい、高値の所へヴィッツを売る事が出来ます。仮にディーラーの下取り金額の方が買取店よりも高ければ、そのままディーラーへ下取りに出します。その際、下取り金額は保証してもらいます。
以上を新車契約の条件の一つとしてディーラーに承諾してもらっていれば、納車までヴィッツに乗りつつ、買取店へ売却する事が出来ます。
新車契約が条件なら、ほぼ承諾してくれます。管理人は毎回この方法ですが、断られた事はありませんので、安心して試してみましょう!
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