※スイフト:suzuki.co.jp
2016年12月にフルモデルチェンジが発表され、4代目となったスズキの『スイフト』
発売当初から非常に人気が高く、車の基本動作をしっかりと作り込んだ車種として世界でも高い評価を得ています。
2000年の発売から進化をし続けているスイフトですが、新しくなった4代目はどのような内装になっているのか、内装色やシートデザイン、荷室の広さなどを詳しく見ていくことにしましょう。
スイフトの内装の質感は?
スイフトの内装色
スイフトの内装色は「ブラック」のみとなっています。
どのグレードを選択しても画像と同じブラックです。
非常に引き締まった印象を受け、飽きのこないカラーとなっています。
また、スイフトの内装色はブラックをメインとしていますが、インパネ周りやドアアームレスト部分にダークグレーを使用しているので、コントラストが映え、細かい部分にオシャレさを感じますね。
さらに、ルーフ部分にもグレーが使用されており、コンパクトな車内ですが開放感を感じられます。
車全体がコンパクトな作りになっているので、どうしても窮屈に感じてしまいますが、このように内装色とルーフカラーを変えることによって、車内の開放感や圧迫感を取り除くように工夫されているのも好印象です。
スイフトのシート表皮・デザイン
スイフトのシートは、グレードによって少しデザインが異なります。
RSt/ハイブリッドRS/RS
スポーツタイプのRS車には、専用のファブリック素材が使用されています。
ベースグレードと同じファブリックではありますが、手触りがよく滑らかなファブリックとなっています。
また座面と背面には、グレーのドット柄が施され、サイドサポート部分にはグレーのステッチが施されています。
ハイブリッドML/XL/XG
ベースグレードにもファブリック素材が使用されています。
こちらはRS専用のファブリックとは少し違い、ざらっとした触り心地となっています。
また、シート柄も異なりチェッカープレートと言われる縞板柄が採用されています。
一般的なチェック柄ではなく特徴的な柄となっています。
また、スイフトのシート形状は、どちらのグレードもサイドサポートの張り出しが大きく、スイフト特有のキビキビとしたスポーティな走りに対応できるデザインとなっています。
最近のコンパクトカーにはない大きなサイドサポートですね。
また、シート全体の硬さが程よくあり、座った時の沈むこみが適度にあります。
体をしっかりと包み込んでくれる非常にホールド感のあるシートとなっています。
大きなサイドサポートのおかげで運転姿勢が崩れることなく走行できるので、長距離の運転でも疲労感を感じにくいデザインになっていますね。
スイフトのインパネ
ステアリング
スイフトのインパネ部分で最も特徴的なのはステアリングです。
よりスポーティなインテリアを意識して、D型のシェイプハンドルが採用されています。
また、ステアリングの下部分が画像のようにフラットになっているので、運転席の乗り降りも楽に出来るようになりました。
モデルチェンジ前と比べるとよりスポーティな雰囲気になっています。
さらに、スイフトXG以外のすべてのグレードには、本革巻きステアリングが採用されています。
握り心地の良いなめらかな本革が使用されているため、非常に手馴染みがいいですね。
ちなみに、スイフトXGはウレタン素材のステアリングになっています。
メーター
新しくなったスイフトのメーターは2眼タイプのものとなっており、メーター周りに施されたレッドラインが印象的ですね。
右側にはスピードメーターと燃料計、左側にはタコメーターと水温計が配置されています。
画像のように立体的な筒をイメージしたデザインになっており、スポーティーな内装にマッチしています。
さらに、2つのメーターの真ん中にはマルチインフォメーションディスプレイが装備されています。
画面には燃費などが表示される以外にもアクセルやブレーキの操作量や車にかかるG、時計表示など様々な情報が表示されます。
RSt/ハイブリッドRS/ハイブリッドMLには、カラー表示のマルチインフォメーションディスプレイとなっており、RS/XL/XGには単色表示のディスプレイになっています。
シルバーオーナメント
助手席からナビ部分まで施されたオーナメントや、シフト部分やドアアームレストに使用されているオーナメントがダークシルバーとなっており、ブラックの内装と非常に相性がいいです。
細かい部分で、あまり実用的なものではないですが、装備されていると車内の雰囲気や質感がアップし上質に感じますね。
パネルデザイン
先に紹介したセンターメーターもそうですが、センター部分に設置されたエアコンの送風口や操作ボタン、USB・電源ソケットは丸をモチーフにしたデザインとなっています。
車内で一番目につきやすい部分にこのような統一感のあるデザインが施され、非常におしゃれですね。
また、センターパネルが少し運転席側にオフセットされているので、視認性が向上しています。
運転席側からナビやエアコンの操作をすることが多いですから、ユーザーの意見をしっかりと取り入れられた作りになっていることがわかります。
スイフトの収納・荷室の使い勝手は?
運転席の収納
センターコンソールドリンクホルダー
画像のようにドリンクを2つ置くことができるホルダーがセンターコンソール部分に装備されています。
モデルチェンジ前のスイフトには、この部分に1つしかドリンクを置くことができなかったので、このように運転席からでも助手席からでも使用出来るドリンクホルダーがあると重宝します。
しかし、ドリンクホルダーにはストッパなどのボトルを支えるパーツが付いていないので、走行中の振動で少しガタつきが出ます。
ホルダーの形状が画像のように四角になっていることが原因ですね。
また、四角いホルダーなのに、500mlの紙パックを置くことができないのも残念です。
角を少し潰して無理やり押し込めば置くことも可能ですが、取り出すときに大変です。
センターコンソールトレイ
ドリンクホルダーの前方に、スマホがちょうど置けるほどのスペースがあります。
このスペースは少し奥に位置しているため、上部にあるエアコンの操作ボタンに、手が少しだけ干渉してしまいます。
ですが、トレイの近くにUSBソケットをオプションで装備することができるので、スマホなどの充電には使い勝手の良いスペースとなっています。
フロントドアポケット
ドアサイドの装備されたドアポケットは、ドリンクホルダーと収納スペースが仕切られているので非常に使い勝手がいいですね。
収納スペースは、厚みがあり収納力がかなりあります。薄手のボックスティッシュであれば、問題なく収納できます。
また、ボトルホルダーも少し前傾しているので、取り出す際に上部のドアアームレストに干渉することなく、スムーズに取り出せるよう工夫されたつくりになっているのも好印象です。
センタートレイ
運転席と助手席の間にあるトレイです。
スマートキーなどの小物を置いておくにはちょうど良いスペースですが、トレイ上部にサイドブレーキが降りてくる位置に収納スペースがあるため、あまり多くの物を置くことはできません。
サイドブレーキが降りている状態での取り出しがやや不便に感じますので、使い勝手が良いトレイではないですね。
助手席の収納
グローブボックス
定番のグローブボックスが助手席の前方に装備されています。
横幅はあまりなく、大きなものは収納できませんが、車検証や取扱説明書以外でも小さなものであれば、いくつかは収納することができます。
新しくなったスイフトの助手席の収納は、このグローブボックスがメインの収納となるので、うまく活用する必要がありますね。
フロントドアポケット
運転席と同様に助手席のドア部分にドリンクホルダーと収納スペースがあります。
運転席と助手席の収納を紹介してきましたが、同じようなサイズの車種と比べるとスイフトの収納スペースはやや少ないように感じました。
後から収納ボックスを追加したり、限りある収納スペースを工夫して使う必要がありそうですね。
後部座席の収納
シートバックポケット
助手席のシートバックに収納ポケットが装備されています。
雑誌や地図を収納できますが、シートバックポケットは助手席にしか装備されていないのが少し残念です。
収納が少ないスイフトなので、運転席のシートバックにも収納スペースがあるとよかったですね。
リアドアドリンクホルダー
リアドアにもドリンクホルダーが装備されていますが、フロントドアポケットとの違いは、収納スペースがなく、ホルダーのみになっていることです。
小物を収納できるスペースはドアの内側パネルにあるアームレスト部分のスペースだけです。
コンソールリアドリンクホルダー
センターコンソールの後部にドリンクホルダーがあります。
設置されている位置が少し低く、ホルダーが浅いので使い勝手はあまり良くないですが、5人乗ってもドリンクホルダーを使用出来るように工夫されているのは好印象ですね。
スイフトの荷室のサイズは?どれぐらい積める?
スイフトの荷室サイズは高さ870mm・幅1140mm・奥行き675mmとなっています。
荷室の容量は265Lとなっており、前のモデルと比べると55L増えています。
競合車の荷室と比べると、コンパクトカーとしてはやや小さく感じます。
例えば日産ノートの荷室は330L、ホンダのフィットは386Lとなっています。
しかし、多くの荷物をのせて走る車ではないですから、これぐらいの容量でも十分かと思います。
スーツケースや買い物袋3つ程度でしたら余裕で積むことができます。
後部座席を倒すことによってさらに容量が増え、579Lまで拡大します。
奥行きが確保できますから長い荷物も無理なく積むことができます。
しかし、後部座席を倒すと画像のように荷室とシートの間に大きな段差が生まれてしまいます。
およそ8~9センチ程度の段差ができるので、後部座席を倒して使用する方は、荷物の積み方を工夫する必要がありますね。
新しくなったスイフトには、トノーカバーが標準で装備されることとなりました。
車外から荷室の荷物が見えないため安全性が高くなります。
また、このトノーカバーが標準装備で付いているのも嬉しいですね。
さらに、トノーカバーの上部に溝があるので、この部分に小物などを置くことができます。
ボックスティッシュなどが置け、空間を有効に利用できます。
しかし、このトノーカバーを使用することで、荷室の高さが制限されてしまうのが唯一の欠点ですね。
高さのある荷物をのせる際は外して使うこととなります。
スイフトの内装まとめ
収納に関しては、競合車のコンパクトカーと比べてしまうと、やや少なく感じます。
購入後に収納ボックスを追加するなどの工夫が必要になってきます。
しかし、インパネ周りのデザインやシートデザインは、こだわりが感じられ十分に満足できるものとなっています。
特にシートのサイドサポートは、このサイズの車種には見られないものとなっているので、収納の使い勝手などと合わせて、実車を一度見てみることをオススメします。
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