トヨタのシエンタは2018年9月11日にマイナーチェンジを果たし、そのデザインも走行性能も進化を遂げました。
ハイブリッド車はJC08モード28.8㎞/ℓ(カタログ値)の低燃費を実現、平成32年度燃費基準+50%を達成。
ガソリン車は前回フルモデルチェンジ(2015年7月9日)以来の1.5ℓ新型エンジン「2NR-FKE」によってJC08モード20.6㎞/ℓの高水準をキープ、アイドリングストップ機能を標準装備するなど、その環境性能に定評があります。
その他、シエンタに備わっている走行性能は以下の通りです。
- 1.5L小型ハイブリッドシステムでエンジンとモーターの両方のメリットを活かして優れた走りを見せてくれる
- 熱効率を改善したアトキンソンサイクルエンジンの搭載で燃費効率を良くして省エネにも貢献できる
- エンジンとモーターの2つの動力源を最適に動かすためにハイブリッドトランスアクスルを取り入れ、動力の伝達ロスを軽減させている
- 燃費を優先した走りの「エコドライブモード」と、静かに走行できる「EVドライブモード」をシーン別で使い分けられる
- 駆動力のアップによって坂道でも伸びのある加速が実感できる
上記のように燃費を抑えるための機能がシエンタには備わっており、走り具合も以前と比べて格段に向上しております。
旧型との関係性を断ち切るようなデザインの一新も新型シエンタの特徴で、メインユーザーをひと世代若く絞ったことが大きな理由かもしれません。
シエンタの走り具合の評価について
このページでは、シエンタの走り具合についてどのような評価を得ているのかまとめてみました。
実際に試乗した方の意見を参考にして、シエンタを選ぶか別の車を選択するのか決めてみてください。
- シエンタハイブリッドは駆動力が高くて発進加速では不満がない
- 座面が低いとメーターが見えないので背の低い女性にとっては走りにくいかも
- 座面が高いと逆にステアリングの操作がしにくいので注意が必要
- ハンドリングはしっかり感が増したので個人的に気に入っている
- CVTが改善されてエンジンの回転数とのバランスが取れているところがグッド
- アクセルを強く踏めば周りをリードするくらいの走行性能は持っている
- 凸凹の路面や急なカーブでもスムーズに走ってくれる
- ブレーキの効き具合が良いので安定性は増しているような気がする
- 燃費が良くてアルファードとは比べ物にならない
トヨタから販売されている車種の中でも走り具合の評価は高く、車線を認識するレーンキーピングアシストセンサーも備わっているので安全性の高さに関しても問題ないはずです。
シエンタのエンジンスペック
※シエンタ 出典toyota.jp
トヨタ発表のシエンタのエンジンスペックです。
排気量 1496cc(FF)
最高出力 80KW[109PS]/6,000rpm
最大トルク 136N・m[13.9kgf・m]/4,400rpm
燃費 20.2km/L
排気量 1496cc(4WD)
最高出力 76KW[103PS]/6,000rpm
最大トルク 132N・m[13.5kgf・m]/4,400rpm
燃費 15.4km/L
排気量 1496cc ハイブリッド
最高出力 54KW[74PS]/4,800rpm
最大トルク 111N・m[11.3kgf・m]/3,600-4,400rpm
燃費 28.8km/L
モーター
最高出力 45KW[61PS]
最大トルク 169N・m[17.2kgf・m]