ミニバン車と同様にプリウスαも、乗員人数が分かれており5人にすべきか7人にすべきか迷っていしまう要因ですね。
「荷物をたくさん詰め込みたい」
「なるべく人を乗せて走りたい」
その人によって、車の使い方も様々となっていますね…
でも!実際にプリウスαの5人・7人乗りのメリット・デメリットやそれぞれの違いについて把握すれば、自分が求めている乗員人数に辿り着く事が出来ますよ?
自分のカーライフと照らし合わせながら考えてみましょう!
プリウスαの5人乗りのシートアレンジ
通常モード
プリウスαの5人乗りで普通にフル乗車した場合、535Lのラゲージ容量が確保されています。
ただし、ホイールハウスの関係で奥が狭まっており、積み込む荷物の形状には注意が必要です。
フルラゲージモード
セカンドシートをフラットに倒して2名乗車にすると、ラゲージ容量が1,070Lとほぼ2倍に増加します。
仕事などで機材や荷物をどっさり積みたい時に重宝するでしょう。
プリウスαの7人乗りのシートアレンジ
プリウスαの7人乗りは車内スペースの配分を2人分プラスしているため、ラゲージ容量は200Lとなっています。
リラックスモード
仮眠や休憩時に、フロントシートをフラットに倒した状態です。
大人2人がゆったり休める空間に加えて、大人1人なら辛うじて眠れるくらいのスペースがプラスで確保できます。
サードシートチルトダウンモード
3列目シートを倒すとラゲージ容量が200Lから505Lと約2.5倍に増加します。
同じ2列シート状態なのに5人乗りに比べてラゲージ容量が30L少ないのは、3列目シートの両サイドにフル乗車を想定した装備(シートベルトやドリンクホルダー等)が出っ張っているためです。
フルラゲージモード
2列目&3列目シートを完全に倒すと、5人乗りよりは若干狭いながら1,035Lとサードシートチルトダウンモード(505L)の2倍以上にラゲージ容量が倍加します。
これだけあれば、大抵の荷物は充分に積み込めますね。
ロングラゲージモード
助手席側だけ1~3列目シートをすべてフラットに倒すと、サーフボードのような長尺モノでも楽に積み込むことが可能です。
5人乗りでも出来なくはありませんが、1列目シートがフラットになり切らないため、少し出っ張ってしまいます。
プリウスαの5人乗りの小物入れ・収納スペース
フロントコンソールトレイ
プリウスαの5人乗りにしつらえてあるフロントコンソールトレイは、5人乗りのものと比べて深く、棚が2段になっています。
アームレスト付きセンターコンソールボックス
プリウスαの5人乗りのセンターコンソールボックスは上下段の中仕切りが設けられ、カップホルダーが4つ備わっています。
セカンドシート後方収納
プリウスαの5人乗りは、セカンドシートを倒した後ろ(ラゲージフロアの下)に、傘一本くらい収納できるスペースが用意されているので、傘でもあるいは長物でもしまっておけます。
アクセサリーコンセント
収納とは少し違いますが、プリウスαの5人乗りにはインパネとデッキサイドの2か所に家電などが使えるアクセサリーコンセント(AC100V・1,500W)がメーカーオプションで装備できます。
車中泊や非常時の電源、仕事でパソコン等の機材を活用したいシーンで役立てるでしょう。
プリウスαの7人乗りの小物入れ・収納スペース
フロントコンソールトレイ
プリウスαの7人乗りのフロントコンソールトレイは、下にリチウムイオンバッテリーが内蔵されているため、幅は広い代わりに底が浅くなっています。
アームレスト付きセンターコンソールボックス
プリウスαの7人乗りのセンターコンソールボックスも、リチウムイオンバッテリーの関係でボックスの底は浅く、カップホルダーは2個となっています。
デッキサイドボトルホルダー
プリウスαの7人乗りは、フル乗車を想定してホイールハウスの上(デッキサイド)にボトルホルダーが用意されています。
プリウスα5人乗りのメリット・満足点は?
5人乗りのメリットはやはりラゲッジスペースにあり?
5人乗りにする事で、一番のメリットを感じるのはやはり荷物を詰め込むラゲッジスペース!
3列目シートが無いことで、広大な荷室スペースを確保する事が出来ます。
プリウスαは、箱型のミニバンと比べて高さが十分にないので、荷室容量が稼げません。
旅行に行く機会が多い方は、特にこの荷室スペースは非常に重要な部分ではないでしょうか?
2列目シートは、足を組みながら座れるほどゆったりとしたスペースがあるので、4~5人くらいで旅行に出かける際は、寛げて荷物も積める満足のできる仕様だと思います。
先輩オーナーは、5人乗りの安定感に満足している?
実は、5人乗りと7人乗りには大きな違いがあるんです!
それが「バッテリーです」!!
5人乗りタイプは、2列目の後ろにニッケル水素電池を積んでいますが、7人乗りタイプは、後ろに電池を積む事が出来ないため、ニッケル水素電池よりも小さいリチウムイオン電池を積んでいるんですね~。
当然、バッテリーは容量が大きい方がメリットがあり重量も変わってくるので、それにより車のバランスや安定感も変わってきます。
前席よりも後席に重量がある方が、コーナリングもスムーズに曲がる事が出来るので、カーブが多い道路でも難なくドライブ出来る事に、先輩オーナーの人たちは、とても満足しています。
簡単に5人乗りのメリットと満足点をまとめると…
5人乗りにする事で
・詰め込めない荷物の心配は必要なし♪
・2列目シートだけでも寛げる♪
・5人乗りなら遠方旅行も楽♪
・バッテリーの違いで、より安定した走行が可能♪
という感じですね!
5人家族以下、基本的に少人数しか乗せず長距離運転する方は、5人乗りでメリットを堪能する事が出来そうです!
プリウスα7人乗りのメリット・満足点は?
7人乗りを自由に使い分けるメリットとは?
5人乗りのメリットを見ていると、気持ちが5人乗りに引き込まれそうになりますよね?(笑)
いやいや7人乗りもしっかりと魅力あるメリットがありますよ?
今回のプリウスαの7人乗りは、3列目があるせいで荷物が積めないという不自由さを与えません!
3列目シートを使わない時は、ワンタッチで収納させる事が出来るので荷物のデメリットは意外と少ない!
又、面白いのが2列目・3列目と後席になるにつれて45mmずつ高くなる設計がされているので見晴らしは良し!
3列目ってどうしても、窮屈感や閉じ込められている感覚に陥りやすいですが、シートの高さがある分、嫌な感覚を味わう事も無いので、3列目に子供を乗せてあげると快適な空間になります!
先輩オーナーは、7人乗りの燃費に満足している?
プリウスα7人乗りを愛用している先輩オーナーの人たちは「燃費」で満足しているという意見がとても多いです!
- 7人乗りだから燃費って落ちやすいよね
- 乗り方にも余計に気を遣ってしまう
そんな不安は、プリウスαには関係ありません!
そう言える理由のひとつは、やはりハイブリッドシステムでしょう!
7人乗りの平均燃費でも20キロ/Lなので、実際に5人乗りを愛用している方の燃費の口コミを見ても、7人乗りと5人乗りで差は少ないんです!
ガソリン車なら、やはり重量の違いで差は大きくなりやすいですが、プリウスαに関しては、7人乗りだから燃費は期待できない…というマイナスな要素はほぼ無いと見ていいでしょう。
むしろ、ハイブリッドなら乗り方で燃費はどんどん向上していくので、5人乗りよりも燃費が良い!という可能性も十分にあります。
簡単に7人乗りのメリットと満足点をまとめると…
- 3列目シートの使い分けで荷物も積める♪
- 3列目シートの見晴らしも良く、快適性もある♪
- 急に人数が増えてもすぐ対応出来る♪
- 7人乗りでも落ちない燃費の良さ
という感じですね!
5人以上乗せる家族構成の方はもちろん、場合によって3列目シートが必要になる方は7人乗りのメリットを堪能出来るでしょう!
プリウスα5人乗りの欠点・デメリットは?
5人乗りの制限
正直、口コミを見ても5人乗りに対する不満点や目立った欠点というのあまり見当たらないんですよ…
しかし、強いて5人乗りのデメリットを挙げるとすれば5人乗りという制限ですね。
7人乗りと比べると、ファミリーカーとしての使い勝手は人によっては落ちるかもしれません。
乗員人数を増やせない他に、2列目に3人乗るとなると、大人3人だと結構窮屈な思いをする状態になってしまいます。
ゆったりと寛げる事が出来る、2列目シートなだけにそのメリットが活かせないというのは5人乗りのデメリットと言えますね。
プリウスα7人乗りの欠点・デメリットは?
3列目シートの窮屈感
3列目シートの高さ設計で、メリットとして紹介しましたが天井が低いため、身長が180センチ近くある人は、頭が天井に当たってしまう…。
そのため、三列目には女性や子供を優先的に乗せるような工夫が必要になります。
乗る人によっては、大きな欠点となってしまうので注意しましょう。
バッテリーへの不安
7人乗りには3列目シートがある分、2列目の後ろに電池を置くことが出来なくなっているため、前席にニッケル水素電池よりも小さい、リチウムイオン電池を使用していますが、性能が良い分、故障をした時の負担額が高くなってしまいます。
せっかく燃費の良い車に乗っているのに、保証期間が過ぎてから故障をしてしまうと、今までガソリン代の節約をしてきたのに、それが水の泡になっていまう可能性も…
2列目シートが狭くなる
フラットの状態であれば、2列目シートはかなり足場も広く、寛げるスペースは確保されておりますが、やはり3列目に乗る人がいれば気を遣い、少し前にスライドさせなければいけなくなると思います。
そのことで、広めに作られている2列目シートも少し窮屈に思ってしまうかもしれません。
5人乗りと比べて約20万円高い
使い勝手も悪くなく、もしもの時でも7人乗れるメリットがありますが、5人乗りと比べて約20万円高いのは、ユーザーにとって大きなデメリットではないでしょうか。
売却時には、5人乗りよりも高く売れるかもしれませんが、5人乗りと比べて価格差20万円がそのまま売却金額に上乗せされる訳ではありません。
7人乗りが必須ならもちろん構いませんが、何となく7人乗りを選ぶなら、自分の使用用途を良く見直して、5人乗りを選ぶ選択肢も必要でしょう。
プリウスαの5人乗りと7人乗りの販売比率は?
プリウスαは5人乗りと7人乗りのどっちが多く売れているのでしょうか?
当サイト(クルマを買う!)で業者オークションを独自調査した結果、プリウスαの5人乗り/7人乗りの販売比率は以下の通りでした。
- プリウスα 5人乗り 2,240台 81.4%
- プリウスα 7人乗り 510台 18.6%
プリウスαは5人乗りの方が圧倒的に多く売れているのがわかります。
目いっぱい人を乗せるなら同価格帯のミニバンも用意されているため、プリウスαを購入するなら、価格が安くてラゲージ容量も大きな5人乗りが選ばれるのでしょう。
プリウスα家族構成別のおススメ乗車人員数は?
乳幼児がいる3~4人家族
- おススメは5人乗り
乳幼児がいて、他に大人が3人程度であれば5人乗りで十分でしょう!
2列目にチャイルドシートを乗せても、大人1人余裕を持って乗る事が出来るので、一番丁度良いかもしれません。
3~4人家族であれば、ラゲッジルームも最大限に使用する事が出来るので、遠方へ旅行に行かれる際も、不自由はあまり感じる事は無いと思います。
下の子が小学生以上の3~4人家族
- おススメは7人乗り
お子さんが、小学生以上になってくると様々な場面を予想しなければいけません。
①家族旅行
②学校への送迎
③部活動
家族旅行だけで考えると、人数も決まっていて5人乗りで十分では?と思うかもしれませんが、数年後にはお子さんも大きくなって、2列目シートだけでは窮屈になってしまう可能性もありますよね?
ましてや、学校への送迎をする際に、お子さんの友達を乗せたり、同じ部活のチームメイトを乗せていかなければいけなくなるかも…という場面まで想像すると、7人乗りの方がおススメです。
7人乗りの3列目シートは、小学生程度のお子さんであれば、窮屈に感じる事もなく、人数を上限一杯に乗せても、快適な室内空間になると思います。
子供と祖父母が居る5~6人家族
- 子供によって5人乗り、7人乗りのおススメ度が違う
この場合は、子供の人数、身長によっておススメの乗員人数は違いますね。
例えば…
① 大人2人 祖父母2人 子供1人の場合
この場合は、子供の身長が170cm以下であれば7人乗りが最適だと思います。
デメリットでも、申し上げている通り3列目シートがあると180㎝程度の人が乗ってしまうと天井に頭がついてしまう程、高さに余裕がある訳では無いので、160㎝程度のお子さんであれば、3列目に乗せても支障はありません。
さすがに中学生くらいのお子さんが2列目に乗ってしまうと、近場なら良いですけど、長距離は窮屈になってくるので、7人乗りの方がおススメです。
お子さんが、小学生以下の場合はそんなに7人乗りに拘らず、5人乗りでもオッケーですね!
②大人2人 祖父母2人 子供2人の場合
さすがに6人家族の場合は、7人の乗りしかありませんね。
「でも、子供は2人とも180㎝以上…やっぱりミニバンにした方がいいのかな?」
いえいえそんな事はありませんよ!
子供を基準に考えていますが、この場合は工夫すれば良いですよ!
子供の身長が高いのなら、家族の中で一番身長が低い方を3列目に乗せてあげれば、全く問題はありません。
2列目・3列目と高さが上がっていきますので、3列目に乗ったとしても、運転席まであまり離れている感覚にもならないので、会話がしにくいという事もありません。
人数が多いから、やっぱりプリウスαは無理だ…という方もちょっとした工夫で快適に乗れるようになるので、心配はしなくても大丈夫です。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
カーネクストの無料査定はこちら
また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
車の引き取りも全国無料で対応してくれます。
高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
プリウスαの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイト(クルマを買う!)のプリウスα値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がプリウスαを限界値引きで購入する事に成功しています。
今月のプリウスαの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。