三菱ニュースリリースより
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三菱自動車、オンロードSUV『アウトランダー』を一部改良
~従来の2WD車に加え、4WD車もエコカー減税に適合~
三菱自動車は、本格オンロードSUV(Sport Utility Vehicle)『アウトランダー』のCVT(無段変速機)制御の見直しや、走行抵抗を低減して燃費向上を図るなどの一部改良を実施し、エコカー減税(環境対応車普及促進税制:自動車取得税/自動車重量税50%軽減)の適合グレードを従来の2WD車に加え、4WD車にも拡大して、9月3日(木)から全国の系列販売会社より発売する(メーカー希望小売価格は据え置き)。
『アウトランダー』は、2005年10月の発売以来、ドライバーの意図に忠実で気持ちのよい走りと、優れた居住性、及び実用性を兼ね備えた新感覚のSUVとしてご好評いただいている。
今回の一部改良では、燃費向上によるエコカー減税の適合グレード拡大に加え、一部グレードの内装にステッチ付合皮貼りソフトパッドを施すなど、より質感の高い室内空間を実現したほか、最上級グレード「24G Premium」(4WD、7人乗りのみ)を新たに設定するなどのグレードの見直し、また、緊急制動時に後続車への危険を促すESS*1(緊急制動信号システム)や、4WD車には、坂道でのスムーズな車両発進を実現するヒルスタートアシストを採用するなどの安全・安心機能の強化をおこなった。
なお、「ROADEST」グレードについては、従来の仕様を継続して販売する。
*1 Emergency Stop Signal System
1. 一部改良内容(「ROADEST」グレードは除く)
(1) 燃費向上
CVT制御の見直しや走行抵抗を低減させることで、2.4Lエンジン搭載車の10・15モード燃料消費率(国土交通省審査値)を、4WD車は11.6km/Lから12.2km/Lに、2WD車は12.2km/Lから12.6km/Lに向上させた。これにより、従来からエコカー減税(50%軽減)に適合していた2WD車に加え、今回あらたに4WD車がエコカー減税(50%軽減)に適合した。
(2) グレードの見直し
ステッチ付合皮貼りソフトパッドの内装や、メッキを多用した外観など、上質な内外観とした最上級グレード「24G Premium」を設定した。
3Lエンジン搭載の「30G」「30MS」グレードを廃止した。
(3) エクステリア
新デザインのメッキフロントグリル(「24G Premium」を除く。「24G Premium」は従来3L車で採用していたメッキフロントグリルを採用)とワイド感を強調したリヤバンパーを採用した。さらに「24G Premium」グレードにはメッキサイドシルガーニッシュを採用した。
「24MS」「24G」「24G Premium」グレードに、新デザインの18インチアルミホイールを採用した。
新デザインのウィンカー付電動格納式リモコンドアミラーを採用した。
ボディカラーは、クォーツブラウンメタリック、コズミックブルーマイカの2色を追加し、合計7色とした(ユーログリーンメタリック、プラチナベージュメタリック、ディープブルーマイカは廃止)。
(4) インテリア
「24G」「24G Premium」グレードのドアトリム、メーター上部、グローブボックス上面にステッチ付合皮貼りソフトパッドを採用し、上質な内装とした。
シート生地を、質感の高いスエード調ベロア&メッシュファブリックに変更した。
新デザインのハイコントラストメーターとカラー液晶マルチインフォメーションディスプレイを採用した(「24E」「24M」を除く)。
「24E」「24M」グレードに新デザインのメーターを採用した。
運転席と助手席のバニティミラーに照明を追加した。
(5) 機能・装備
坂道でのスムーズな車両発進を実現する、ヒルスタートアシストを4WD車に採用した。
急減速時、またはABS作動時に、ハザードランプを通常の2倍の周期で点滅させることで後続車に緊急制動を伝え危険を促す、ESS(緊急制動信号システム)を採用した。
ウォッシャーレバーをワンタッチ操作するだけで、一定時間ウォッシャー噴霧とワイパーが作動する、コンフォートウォッシャーを採用した。
「24MS」「24G」「24G Premium」グレードに、乗降時にポジションランプやヘッドライトを30秒間点灯させ、夜間の乗降に安心感をあたえる、ウェルカムライト、カミングホームライト機能を追加した。
2. 販売概要
(1) 販売目標台数(2009年度)
700台/月
(2) 取り扱い販売会社
全国の系列販売会社
・価格(消費税込み)
2,100,000-2,887,500円