ホンダの提唱する「クリエイティブ・ムーバー(生活創造車)」第1弾として、1994年にデビューした上級ミニバン・オデッセイ。
「長い冒険旅行」と名づけられた通り、幅広いユーザーに長く愛されながら現在5代目が好評販売中ですが、各モデルの中でも前期/後期で違いがあります。
ここでは、3代目~5代目オデッセイそれぞれの前期/後期の違いと、おすすめ中古車を紹介していきます。
5代目オデッセイ(RC1型)のエクステリア・前期/後期の違いは?
5代目オデッセイ(RC1型)
生産:2013年10月31日~現行
マイナーチェンジ:2017年11月16日
型式:RC1型(FF)/RC2型(4WD)
オデッセイRC1前期/後期のエクステリアデザイン(前面)
オデッセイRC1前期のエクステリア(前面)
オデッセイRC1前期のフロントフェイスは、旧型モデルからのフルモデルチェンジによって大きく生まれ変わりました。
「Solid Streamline(硬質な流線)」をコンセプトにデザインされたフォルムは、超低床を活かした広々空間を持ちながらもキューブフォルム(立方体形状)に妥協せず、滑らかなプロポーションを追求しています。
また、力強さと自信を感じさせる大開口フロントグリルには、タフネスかつ気品あるデザインのメッキバーをはめ込み、その内に秘めたエンジン性能を大いに期待させます。
加えて、クローム調モールを配して低重心スタイルを強調するエアロバンパーやドアロアガーニッシュ、そして新デザインのアルミホイールが、スポーティなドライビングを楽しませてくれるでしょう。
オデッセイRC1後期のエクステリア(前面)
オデッセイRC1後期のフロントフェイスは、マイナーチェンジによって大きく印象が変わっています。
エアロ感満載のフロントバンパーをはじめ、大開口フロントグリルはよりシャープにエッジを利かせ、新デザインのアルミホイールがアグレッシブな走りを期待させてくれます。
また、LEDフォグライトを標準装備した他、全グレードのエクステリアデザインが統一されました。
【まとめ】オデッセイRC1前期/後期の見分け方(エクステリア前面)
オデッセイRC1の前期と後期は、フロントグリルとフロントバンパー、フォグライトの形状で見分けるのが簡単です。
アルミホイールのスポークが3筋×5本ならオデッセイRC1前期、2筋×5本(&間に細いスポーク)だとオデッセイRC1後期となりますが、微妙に似ています。
オデッセイRC1前期/後期のエクステリアデザイン(後面)
オデッセイRC1前期のエクステリア(後面)
オデッセイRC1前期のリアフェイスです。
旧型オデッセイからのフルモデルチェンジによって、そのイメージが大きく変化しています。
特徴的な改良として、クリアーからレッドに変わり、眉間もつながったテールレンズはじめ、ナンバープレートを下から包み込むシルバーガーニッシュ、リアバンパー裾のシルバーメッキなどが挙げられます。
また、居住性アップのため全高が高められましたが、腰高感を感じさせず、かつシルエットを引き締めるよう配されたリアスポイラーと相まって、オデッセイの迫力を演出しています。
オデッセイE52後期のエクステリア(後面)
オデッセイRC1後期のリアフェイスです。
リアに関してはマイナーチェンジによる大きな変更点はなく、前期とほぼ同じデザインとなっていますが、見分けがつかなくもありません。
後期はリアゲートの両下に「オデッセイ(左下)」「アブソルート(右下)」&「ハイブリッド(右下、ハイブリッド車)」のロゴがつき、エンブレム下の「オデッセイ」ロゴがなくなっている点で見分けるといいでしょう。
オデッセイE52前期/後期の見分け方(エクステリア後面)
オデッセイRC1の前期と後期をリアフェイスで見分けるには、エンブレム下に「オデッセイ」の車名があるかないか、あるいはリアゲートの両下に「オデッセイ」「アブソルート」等のロゴを見るといいでしょう。
エンブレムの下にオデッセイの車名がある⇒RC1前期(なければ後期)
リアゲートの両下に「オデッセイ」「アブソルート」等のロゴがある⇒RC1後期(なければ前期)
5代目オデッセイ(RC1型)の内装・前期/後期の違いは?
オデッセイRC1前期/後期の内装デザイン(インパネ回り)
オデッセイRC1前期のインパネ回り
オデッセイRC1前期のインパネ回りです。
旧モデルからのフルモデルチェンジによって、近未来感を演出するデザインからアナログ回帰の傾向が見られ、シックなムードを取り戻しています。
ステアリングスポークは3本から4本に、シルバー加飾面積を減らしながらもメリハリを持たせることでその効果を高め、合わせてウッド調パネルを採り入れるなど、コクピットのグレード感を高めています。
また、ピラーの形状変更によって細く見せ、全方位に良好な視野を確保できる配慮もなされています。
オデッセイRC1後期のインパネ回り
オデッセイRC1後期のインパネ回りは、マイナーチェンジによってこのように変わりました。
あまり大きな進化は見られませんが、シルバー加飾の意匠やスイッチの位置やデザイン、運転中に手元でオーディオ等が操作できるステアリングスイッチの追加など、各所に工夫が見られます。
オデッセイRC1前期/後期の内装デザイン(車内空間)
オデッセイRC1前期の車内空間
オデッセイRC1前期の車内空間です。
サードシートまで快適性に妥協しない空間を目指して開発された室内は、天井高を上げると同時に床面を下げる「超低床プラットフォーム」により、これまで以上の開放感(室内高1,325㎜・FF)を実現しています。
合わせて、大開口スライドドアと地上高約300㎜の2列目ステップによる優れた乗降性、バリエーショナルなシートアレンジ、大容量ラゲッジスペースの創出など、その使い勝手も格段に進化しました。
またセカンドシートには、オットマン(足乗せ)やシートバック中折れ機構も備えたゆったりサイズのプレミアムクレードルシートを採用(※タイプ別設定)、吸い込まれるような座り心地を実現しています。
更に、サードシートには3分割リクライニング機構を採用、フル乗車でも3人の肩や腕がふれずに座れるなど、すべての乗員が快適に過ごせる工夫がなされています。
オデッセイRC1後期の車内空間
オデッセイRC1後期の車内空間は、マイナーチェンジによって以下の点が変わっています。
オデッセイの特徴である2列目プレミアムクレードルシート(※タイプ別設定)に大型ヘッドレストを装着、足元にはスマートフォンやペットボトル等を収納できる小物入れを採用、更なるリラックス空間を目指しています。
また、シート表皮も意匠が変更され、車内をシックかつモダンに演出しています。
5代目オデッセイ(RC1型)前期/後期の違い(デザイン・内装以外)
デザイン・内装以外にオデッセイRC1後期は、マイナーチェンジによって主に以下の通り改良され、前期との違いとなっています。
ホンダセンシングと純正ナビがメインですね。
- ホンダの先進安全運転支援システム「ホンダセンシング」を全グレードに標準装備。
⇒衝突軽減ブレーキ(CMBS)、誤発進抑制機能、アダプティブクルーズコントロール(ACC・渋滞追従機能はハイブリッド車のみ)、車線維持支援システム(LKAS)、先行車発進お知らせ機能、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、標識認識機能 - 9インチディスプレイに対応するホンダの純正ナビ「ギャザズ(Gathers、ディーラーオプション)」を採用、ナビ装着用スペシャルパッケージ(※)とのセットでより使いやすくなっています。
(※)リアワイドカメラ、ナビ&オーディオリモコンスイッチ、ハンズフリーテレホンスイッチ、音声認識スイッチ、デジタルTV用プリントアンテナ、専用ワイヤーハーネス、USBジャック、HDMI入力端子
4代目オデッセイ(RB3型)のエクステリア・前期/後期の違いは?
4代目オデッセイ(RB3型)
生産:2008年10月16日~2013年10月31日
マイナーチェンジ:2011年10月6日
型式:RB3型(FF)/RB4型(4WD)
オデッセイRB3前期/後期のエクステリアデザイン(前面)
オデッセイRB3前期のエクステリア(前面)
オデッセイRB3前期のフロントフェイスです。
旧型オデッセイからのフルモデルチェンジを通して、より精悍でスポーティな顔つきに生まれ変わりました。
その大きな特徴は、フロントグリル下に位置する、ナンバープレートから跳ね上がって伸びるシルバーガーニッシュ。
白髪の口ヒゲを思わせるダンディな造形がとても個性的で、そのまま切れ長なヘッドライトへつながるデザインがセンシュアルなダイナミズムを表現しています。
また、フロントバンパーも大きく変化し、フォグランプ回りのタイトなデザインが、エアロ感とは一味違ったスポーティ性を引き出しています。
他にも、7本スポークから雪の結晶状デザインに変更されたアルミホイールや、鼻先からルーフエンドまで一筆(ワンモーション)に描かれたのびやかなシルエットが、大人の余裕と遊び心を感じさせます。
オデッセイRB3後期のエクステリア(前面)
マイナーチェンジによって、オデッセイRB3後期のエクステリア(前面)は、どこに変化が出たのでしょうか?
前期と見比べると、フロントグリルのライン造形に変化を持たせる事で、グレード感を高めているのがわかります。
また、アルミホイールのスポークが雪の結晶から5本の剣に変わり、シンプルゆえにごまかしのないハイセンスを誇示するスタイルが強調されています。
【まとめ】オデッセイRB3前期/後期の見分け方(エクステリア前面)
オデッセイRB3の前期と後期を見分けるには、フルノーマルであればアルミホイールのスポークが最も判りやすいです。
しかし、カスタム(交換)されている事もあるため、交換しにくいフロントグリルも合わせて見るといいでしょう。
フロントグリルのライン両端が太くなっていれば後期です。
オデッセイRB3前期/後期のエクステリアデザイン(後面)
オデッセイRB3前期のエクステリア(後面)
オデッセイRB3前期のリアフェイスは、旧型オデッセイからのフルモデルチェンジで大きく変わっています。
特徴的なのはテールレンズが旧型の「クリアおにぎり&レッドライン型」からレッド&クリアの切れ長に変わった点と、リアゲートの六角形が少し丸く(四角く?)なった点。
また、リアライセンスが上方に移動されたことでテールレンズやエンブレム、リアバンパーとのバランスがとれて落ち着いた感じになっています。
オデッセイRB3後期のエクステリア(後面)
マイナーチェンジを通して、オデッセイRB3後期のリアフェイスは、どこに変更点があるのでしょうか。
今回の特徴はリアコンビネーションランプとリアライセンスガーニッシュ。
専用デザインのレンズを採用したリアコンビネーションランプ(ストップランプ&テールランプ)にはLEDが導入され、アブソルートのリアライセンスガーニッシュには、ダーククロームメッキ加飾が施されています。
リアコンビネーションランプとリアライセンスガーニッシュの一体感が、オデッセイRB3後期に更なる高級感を演出しています。
オデッセイRB3前期/後期の見分け方(エクステリア後面)
オデッセイRB3の前期と後期を見分けるには、リアコンビネーションランプをつなぐリアライセンスガーニッシュの有無が判りやすいでしょう。
リアライセンスガーニッシュがリアコンビネーションランプを左右つないでいたら、後期です。
4代目オデッセイ(RB3型)の内装・前期/後期の違いは?
オデッセイRB3前期/後期の内装デザイン(インパネ回り)
オデッセイRB3前期のインパネ回り
オデッセイRB3前期のインパネ回りは、旧型オデッセイからのフルモデルチェンジによって、大きく様変わりしました。
「アドバンスド・エモーショナル・デザイン(先進的な感性)」をコンセプトに、旧型のレーシー感を継承しつつ、近未来感にシフトしつつあるデザインが特徴的です。
インパネには爽快な広がり感をもたせた2層造形のデザインを採り入れ、スピードメーターなど計器類を立体的にレイアウトし、機能ごとのゾーニングと視認性を追求。
オーディオやエアコン、ナビなどのスイッチ類には直感操作性を重視したデザインと配置が工夫され、ドライビングの安全性と快適性にも妥協がありません。
他にもステアリングのT字3本スポークや、クールなシルバー加飾など、デザイナーの挑戦的なセンスが随所に光っています。
オデッセイRB3後期のインパネ回り
オデッセイRB3後期のインパネ回りです。
前期と後期を比較すると、シフト周りやセンターコンソール部分のシルバー加飾の範囲拡大や、エココーチング機能搭載によるメーター色の変化などがありますが、前期と後期で大胆な違いは見られません。
オデッセイRB3前期/後期の内装デザイン(車内空間)
オデッセイRB3前期の車内空間
オデッセイRB3前期の車内空間は、旧型オデッセイからのフルモデルチェンジによって、様々な変更がなされました。
フロントシートには仮反発ウレタンクッションを採用、ドライビングのホールド性向上による疲労軽減を実現しています。
セカンドシートは左右と中央が別個にリクライニングできる3分割可倒式によってリソースファル(臨機応変・Resourceful)なシートアレンジが可能となっています。
また、シート構造の工夫によってシート下の足入れスペースを約40㎜、膝回りスペースも約20㎜拡大、サードシート乗員の快適性を大きく改善しました。
更に、左右セカンドシートの着座位置を約25㎜ずつ内側に寄せて、フロントシートからサードシートまでの着座位置をV字めにレイアウト、後方乗員にも視界が共有・改善されています。
サードシートには床下収納機構を採用、フラットで利便性に富んだラゲッジスペースを実現、テールゲートの薄型化によって更に容量を拡大。
加えて、サードシート格納時にフラットな面をセカンドシート裏まで延長できるフレキシブルラゲッジボードの装備により、収納力を高めています。
また、リアドア開口幅を上方へ広げることによって、サードシートへの乗降性も改善されています。
オデッセイRB3後期の車内空間
オデッセイRB3後期の車内空間は、マイナーチェンジによるデザインの変化はほとんどありません。
アブソルートについては、更なる質感向上を目指す専用ブラック内装を設定、シート表皮にはソフトウィーブ(センター)・レザー調グランスムース(サイド)を採用してグレード感を高めています。
4代目オデッセイ(RB3型)前期/後期の違い(デザイン・内装以外)
その他、オデッセイRB3後期はマイナーチェンジによって、主にこれらの改良が施され、前期との違いとなっています。
- VSA(車両挙動安定化システム)を全グレードに標準装備。
- 全席に3点式ELRシートベルト&ヘッドレストを標準装備。
- ダイレクトなシフト操作によってよりアグレッシブな運転を可能にするパドルシフトをタイプ別に設定(M エアロパッケージ、Li)。
3代目オデッセイ(RB1型)のエクステリア・前期/後期の違いは?
3代目オデッセイ(RB1型)
生産:2003年10月17日~2008年10月6日
マイナーチェンジ:2006年4月13日
型式:RB1型(FF)/RB2型(4WD)
オデッセイRB1前期/後期のエクステリアデザイン(前面)
オデッセイRB1前期のエクステリア(前面)
「ミニバン・イノベーション」コンセプトに掲げ、速さ&美しさ&広さの高次元融合を目指す次世代ミニバンの新世代ベンチマークとして開発された3代目オデッセイRB1前期のフロントフェイスです。
旧型2代目オデッセイからのフルモデルチェンジによって、大きく様変わりしています。
中でも車高を80㎜ローダウンし、地を這うように走り、獲物を狙うブラックパンサー(黒豹)をモチーフにしたデザインが特徴。
低く短いフロントノーズからルーフエンドを流れるシルエットと、大きく張り出したフロントフェンダーが、力強い存在感と安定したドライビングスタイルを期待させます。
オデッセイRB1後期のエクステリア(前面)
マイナーチェンジを経て、オデッセイRB1後期のフロントフェイスは各部に変更がもたらされました。
フロントグリルのラインは(上から)太1本、細2本から細1本、太1本となっていますが、エンブレムを貫くラインが太くなった事で、より迫力が増しました。
他にもフロントバンパーの開口部やフォグランプ部の意匠変更、ドアミラーへのウィンカー装着、そしてアブソルートには専用デザインの新アルミホイールが装備されています。
【まとめ】オデッセイRB1前期/後期の見分け方(エクステリア前面)
オデッセイRB1前期/後期をフロントフェイスで見分けるなら、フォグランプかフロントグリル、あるいはドアミラー(ウィンカーの有無)がいいでしょう。
【フォグランプ回り】丸くピッチリ埋まっていれば前期、四角く余裕が開いていれば後期です。
【フロントグリル】エンブレムを太いラインが貫いていれば後期です。
【ドアミラー】ウィンカーがついていれば後期です。
オデッセイRB1前期/後期のエクステリアデザイン(後面)
オデッセイRB1前期のエクステリア(後面)
旧型オデッセイからのフルモデルチェンジによって、オデッセイRB1前期のリアフェイスはどのように変わったでしょうか。
大きな特徴の一つとして、テールレンズの3角形がピラーを挟んでサイド側にも伸び、斜め後ろから見るとピラミッド状になっています。
また、上から白・赤だったランプの組み合わせが、今度は赤・白に逆転、視認性と存在感がアップしています。
他にもシルバー加飾のリアライセンスガーニッシュが廃されたり、リアバンパーの意匠が変更されたりなど、立体的なダイナミックデザインが志向されています。
オデッセイRB1後期のエクステリア(後面)
オデッセイRB1後期のリアフェイスは、マイナーチェンジによってどこが変わったのでしょうか。
前期と見比べてみると、まずテールレンズの赤白が再び逆転し、上から白(クリア)・赤となっているほか、赤のアンダーライン(下段のランプ)がリアゲート中央付近まで延びています。
また、リアゲート中央に位置するホンダエンブレムの下に「オデッセイ」の車名ロゴが配置され、その存在感をアピールしています。
オデッセイRB1前期/後期の見分け方(エクステリア後面)
オデッセイRB1を前期と後期で見分けるには、テールレンズのアンダーラインかカラーリング、又はエンブレム下の車名ロゴがいいでしょう。
【テールレンズ】赤が上なら前期、白が上なら後期です。
【テールレンズ】アンダーライン(下段のランプ)が三角形に収まっていれば前期、はみ出していれば後期です。
【エンブレム下の車名ロゴ】なければ前期、あれば後期です。
3代目オデッセイ(RB1型)の内装・前期/後期の違いは?
オデッセイRB1前期/後期の内装デザイン(インパネ回り)
オデッセイRB1前期のインパネ回り
オデッセイRB1前期のインパネ回りは、旧型オデッセイからのフルモデルチェンジによってその雰囲気が大きく違っています。
見比べてみると、ステアリングスポークが4本から3本にまとめられてスポーティ感を高め、センターディスプレイがメーターパネルから独立することで先進感を創出。
加えて操作系のスイッチ類をセンターパネルに集中配置、インパネに左右の広がりを持たせることで洗練された開放感を表現しています。
他にも、ガングリップタイプのシフトノブや、ボール形状のメタル調スライダーなど、スポーティかつ軽快なドライビングを実現する工夫が随所になされています。
オデッセイRB1後期のインパネ回り
オデッセイRB1後期のインパネ回りです。
マイナーチェンジによる変化はほとんどなく、立体自発光メーターがブルーに統一(レッドが廃止)された点くらいです。
オデッセイRB1前期/後期の内装デザイン(車内空間)
オデッセイRB1前期の車内空間
オデッセイRB1前期の車内空間です。
徹底した低床設計の成果として、旧型オデッセイより天井高を5㎜アップ、外見(車高80㎜ダウン)の先入観を裏切るゆとり空間を創出しています。
床下格納式サードシートやフレキシブルなシートアレンジにより、最大1,052ℓ(ホンダ調べ)の大容量ラゲッジスペースを確保。
パワーユーティリティパッケージには使い勝手の良いAC100V電源も設置、アウトドア・レジャーや非常時にとても重宝する装備です。
セカンドシートにダブルフォールダウン機構を採用、格納によりフラットなスペースを確保できます。
合わせて、サードシートにはスイッチ一つで格納できる電動床下格納機構も設定(Lに標準装備)、利便性が大きく向上しています。
また、パワーテールゲートの開閉はキーレスリモコン並びにインパネ上のスイッチ、テールゲート内側スイッチ(クローズ専用)での操作が可能です。
他にも、Lにはフロント&セカンドシートの足元&サードシートのカップホルダーに、スモールランプと連動するブルー基調のLED照明が設置され、ナイトドライブに特別感を演出してくれます。
オデッセイRB1後期の車内空間
オデッセイRB1後期の車内空間は、マイナーチェンジによるデザイン・意匠の変更点はありませんが、インテリアカラーが新たに設定されました。
LとMの専用カラーとしてビスタとダークグレーが、アブソルートの専用カラーにウォームグレーが加わっています。
3代目オデッセイ(RB1型)前期/後期の違い(デザイン・内装以外)
オデッセイRB1後期には、マイナーチェンジによって内外装のデザイン以外にも以下の改良が施され、前期との違いとなっています。
- アブソルート、L、Mにセキュリティーアラームを標準装備、盗難防止に威力を発揮しています。
- アブソルートはスタビライザーやスプリング、ブッシュ類を強化、ダンパーの減衰力特性とステアリングギアレシオを最適化しています。
- 新グレードにエアロパーツを装備した「M エアロパッケージ」と、装備のシンプル化で更にリーズナブルな価格の「B」が設定されました。
3代目オデッセイ(RB1型)の中古車を買うなら、前期/後期どれがおすすめ?
オデッセイRB1前期の中古車相場
オデッセイRB1前期の中古車相場 | 15万~105万円 |
中心価格帯 | 30万~50万円 |
最安価格帯 | 15万~25万円 |
最高価格帯 | 85万~105万円 |
※生産:2003年10月~2006年4月
とことんコスト重視なら、RB1前期の中古車がおすすめ!
とにかく安くオデッセイに乗りたい!……というコスト重視の方には、オデッセイRB1前期の中古車が、15万~25万円から購入できます。
ただし、安いには安い理由があって、この価格帯だと走行距離10万~15万キロ越えは当たり前、中には修復歴のついたオデッセイも少なくありません。
オデッセイの寿命が約25万キロ前後と考えると、それでも10万~15万キロ乗ることも出来ますし、修復歴も走行に支障のないものを選べば、時にお得な買い物ともなり得ますが、やはり心配です。
何より流通台数が少ないので、選択肢が限られてしまい、往々にして妥協を強いられる場面も想定されますから、あまりお得感のある買い物とは言えません。
それならむしろ、中心価格帯の30万~50万円まで頑張って予算を拡大すれば、走行距離5万~10万キロ以内、修復歴なしでじっくり乗れるオデッセイが見つかります。
オデッセイRB1後期の中古車相場
オデッセイRB1後期の中古車相場 | 25万~120万円 |
中心価格帯 | 65万~85万円 |
最安価格帯 | 25万~45万円 |
最高価格帯 | 100万~120万円 |
※生産:2006年4月~2008年10月
より新しく綺麗なオデッセイRB1後期の中古車もおすすめ!
RB3型にはちょっと手が届かないけど、RB1前期よりは予算がとれる!という方は、オデッセイRB1後期の中古車もおすすめです。
最安価格帯の25万~45万円では、正直前期と五十歩百歩ですが、中心価格帯の65万~85万円以上であれば、より高年式かつ低走行のオデッセイRB1後期が見つかります。
機能や装備、内外装の見た目こそほとんど変わりませんが、やはりボロボロでは乗っていて寂しいし、ご近所さんの目も気になるところですから、少しでも新しく綺麗なオデッセイをカッコよく乗りたいものです。
4代目オデッセイ(RB3型)の中古車を買うなら、前期/後期どれがおすすめ?
オデッセイRB3前期の中古車相場
オデッセイRB3前期の中古車相場 | 35万~200万円 |
中心価格帯 | 100万~120万円 |
最安価格帯 | 35万~55万円 |
最高価格帯 | 180万~200万円 |
※生産:2008年10月~2011年10月
オデッセイRB3後期の中古車相場
オデッセイRB3後期の中古車相場 | 100万~240万円 |
中心価格帯 | 160万~180万円 |
最安価格帯 | 100万~120万円 |
最高価格帯 | 210万~240万円 |
※生産:2011年10月~2013年10月
後期にこだわらなければ、見た目があまり変わらず流通台数が多い前期中古車がおすすめ!
近未来感あふれるデザインで個性の光るオデッセイRB3を購入するなら、前期の中古車をおすすめします。
後期の改良はほとんどが内面的なスペックに関するもので、その見た目は前期とほとんど変わっていません。
そのため「ほぼ同じデザインなら、多少年式が古くても安い方がいい」と人気の集まった前期は中古車流通台数も多く、購入に際して選択肢も豊富となるため、より満足感の高いオデッセイに出会えるでしょう。
後期(スペック面や年式の新しさ)にこだわりがなければ、同じ見た目で年式分だけ安く買えるオデッセイRB3前期がおすすめです。
5代目オデッセイ(RC1型)の中古車を買うなら、前期/後期どれがおすすめ?
オデッセイRC1前期の中古車相場
オデッセイRC1前期の中古車相場 | 165万~385万円 |
中心価格帯 | 200万~250万円 |
最安価格帯 | 165万~185万円 |
最高価格帯 | 355万~385万円 |
※生産:2013年10月~2017年11月
新車よりお得に購入するなら、オデッセイRC1前期の中古車がおすすめ!
最新モデルのオデッセイRC1に少しでも安く乗るなら、前期の中古車が165万~185万円(ハイブリッド車は285万~315万円)から買うことができます。
ただし、この価格帯は最安なので流通量が少ないため、もう少し頑張って中心価格帯の200万~250万円(ハイブリッド車は340万~370万円)まで出せば、より条件のよいオデッセイRC1が見つかります。
新車登録から3~5年落ち前後であれば、値下がり幅と品質のバランスがとれてコストパフォーマンスの高いオデッセイRC1の中古車が買えるでしょう。
最新のオデッセイRC1後期も捨てがたい選択肢ですが、新車価格約370万円(※)よりも約100万~150万円以上も安くなるので、妥協した以上のお得感と満足が得られる筈です。
(※)中間グレードの2.4アブソルート ホンダセンシング(オプション、諸費用、値引き込み)
オデッセイRC1後期の中古車相場
オデッセイRC1後期の中古車相場 | 310万~450万円 |
中心価格帯 | 340万~370万円 |
最安価格帯 | 310万~340万円 |
最高価格帯 | 410万~450万円 |
※生産:2017年11月~現行
新車同様のオデッセイRC1後期を、新車よりお得に購入するには?
オデッセイRC1後期は、2017年11月の発売(マイナーチェンジ)からまだ年数が浅いため、割安で購入できる中古車はほとんど出ていません。
ただ、新車でオデッセイRC1後期を購入しようと検討しているなら、新車よりは割安で購入できるお得なオデッセイRC1後期がいくらか販売されています。
走行距離1,000キロ以下の新古車や、登録しただけでほとんど走っていない未使用車も出ているため、新車オデッセイの見積もりと比較しながら、よりお得な条件でオデッセイを購入しましょう。
オデッセイRC1後期 新古車相場
- 2.4アブソルート ホンダセンシング 310万~345万円
- 2.4アブソルートEX ホンダセンシング 360万~375万円
- 2.0ハイブリッド アブソルート ホンダセンシング 355万~410万円
- 2.0ハイブリッド アブソルートEX ホンダセンシング 450万円
※未使用車含む。
※調査時、流通台数ゼロのグレードは割愛。
新車よりも100万円以上安くなる!お得なオデッセイを紹介してもらう方法
中古車なら高年式で程度の良いオデッセイを、新車より100万円以上安く買う事が可能です。
しかし、中には走行距離や状態に見合わない「割高なオデッセイの中古車」が含まれている事も否定できません。
数多くの中古車販売店がありますが、中古車価格は各々の販売店が独自に決めるので、同じような条件のオデッセイであっても、価格が異なる事が普通です。
その中から、お得な1台を探すのも中古車探しの醍醐味ですが、もっと簡単にもっと確実にお得なオデッセイの中古車を探す方法があります。
実は程度の良いお得な中古車は、市場に出回る前に売れてしまう事が多いのです。
良質なオデッセイの中古車が入荷したら、販売店はネットに掲載する前に、来店したお客さんや付き合いのあるお客さんに早めに売ってしまいます。
在庫で残しておくと、維持管理の余計な経費が掛かってしまうので、すぐに売れるであろう良質な中古車は、さっさと売って回転を速くします。
そういったネットに出回っていない、お得な非公開車両を優先して紹介してくれるサービスがあります。
ガリバーの中古車ご提案サービスなら希望する車種や条件、予算などを伝えれば、 ぴったりの中古車を無料で探してくれます。
なので自分で1台1台中古車を探したり、比較する手間や時間が掛かりません。
また、本当に程度の良いお買い得な中古車は、非公開車両として中古車販売店に並ぶ前に売れてしまいます。
そう言った市場に出回る前の非公開車両も優先的に紹介してくれるので、よりお得な中古車を提案してくれるでしょう。
車種が決まっていなくても「燃費のいい車を探して」「予算50万以内で荷物を積める車を探して」と言ったリクエストも可能です。中古車探しで気になる事は、なんでも相談してみるといいでしょうね。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
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