ダイハツニュースリリースより
----------------------
ダイハツ新型軽乗用車
「ムーヴ コンテ」を新発売
ダイハツ工業(株)は、新型軽乗用車「ムーヴ コンテ*」を8月25日(月)から全国一斉に発売する。
「ムーヴ コンテ」は、空間消費志向やシンプル志向などの多様化するニーズをとらえ、自分らしくいられる“居心地のよさ”をテーマに開発。ムーヴの高い基本性能を受け継ぎながら、洗練されたスクエアスタイルに居心地の良さを追求した機能・装備を充実。さらに、異なるもう一つの個性として、艶やかさを身にまとった「ムーヴ コンテ カスタム」を設定した。
新発売「ムーヴ コンテ」の主な特長は、
自分スタイル
おしゃれな遊び心をプラスした、スクエアなスタイリング
さりげないおしゃれ感を演出した、モダンなインテリア
コンフォート・インテリア
居心地のよさを追求したプレミアムソファシート&運転席パワーエントリーシート
前席のくつろぎをプラスした開放感のある室内空間
居心地のよくなる「優れた静粛性」と「ソフトな乗り心地」
ムーヴのDNAを受け継いだ、優れた基本性能
最新のプラットフォーム&パワートレーン搭載による優れた走行・安全・環境性能
* コンテ(Conte)… 1.Continuityの日本的略称で、台本、コンテの意味。自分らしい生活を描くクルマを表現。
2.Comfortable Interiorの略。乗る人の心地良さを追求したクルマの意味。
1.車両概要
(1)自分スタイル
【ムーヴ コンテ デザイン】
◆エクステリア ~おしゃれな遊び心をプラスした、スクエアなスタイリング~
「スクエア+(プラス)」をデザインコンセプトに、必要な機能を凝縮し、シンプルで完成度の高いスタイリングを実現。
小刻みな造形や加飾を廃した大胆な面構成とすることで、クリーンでモダンなスクエアスタイルを実現すると共に、広い面と面を安定してつなぐ役割を持たせた面取り処理で、新鮮な印象をプラス。
自分らしさをさりげなく表現できる、新色1色を含む全9色*のカラーバリエーションを設定。
* メーカーオプション2色を含む
◆インテリア ~さりげないおしゃれ感を演出した、モダンなインテリア~
エクステリアの大胆な面構成をインテリアにも踏襲した、水平基調のすっきりとしたインテリアに、インストルメントパネルからドアトリムにつながるアクセントカラードライン(レッド)で広がり感を演出。
内装色をウォームグレーとし、モダンで温かみのある印象を演出〔ブラックインテリアパックはL Limited、X、X Limitedにメーカーオプション〕。
ヨーロッパ家具を思わせるプレミアムソファシートには、異なる素材の組み合わせをさりげなく見せるこだわりの縫製で高級感を演出。シート表皮もアクセントカラードラインとコーディネートすることで、室内全体としてまとまりのあるデザインとした。
【ムーヴ コンテ カスタム デザイン】
◆エクステリア ~艶やかさを身にまとった「ザ・カスタム」スタイル~
「ザ・カスタム」をデザインコンセプトに、都会的な艶やかさと押し出し感の強さを追求。
縦型2灯式のディスチャージヘッドランプ(ロービーム)や、スモークアクリルとメッキモールを組み合わせたコンビネーションフロントグリル、フロントエアロバンパーで迫力あるフロントフェイスを実現。
サイドストーンガードやリヤエアロバンパー、ローダウンサスペンション〔カスタムRS〕、15インチアルミホイール〔カスタムRS〕で、低重心で存在感のあるシルエットを実現。
リヤスポイラーやリヤコンビネーションランプ(クリアクリスタル)などの採用により、スポーティな印象を表現。
存在感と迫力あふれる、新色1色を含む全9色*のカラーバリエーションを設定。
* メーカーオプション3色を含む
◆インテリア ~上質感と艶やかさを追求したブラック基調のインテリア~
ムーヴ コンテの明るい室内色に対して、クールで洗練された落ち着き感のあるブラック基調のインテリアを採用。
シルバーのアクセントカラードラインや、各部に施したメッキパーツ、白色照明の3眼メーターなどで精悍な印象を演出。
プレミアムソファシートもカスタム専用のブラック表皮を採用。アクセントカラーもシルバーに統一し、シャープな印象をプラス。
カスタムRSには、室内を艶やかに演出するインパネミスティックイルミネーション、MOMO革巻ステアリングホイールを設定し、カスタムらしさを強調。
(2)コンフォート・インテリア
~居心地のよさを追求したプレミアムソファシート&運転席パワーエントリーシート~
フランス人デザイナーが手がけたプレミアムソファシートは、異なる素材の組み合わせをさりげなくみせるこだわりの縫製や、アクセントカラーの採用でおしゃれ感を演出。さらにシートのショルダー部をしっかりと張り出させると共に、シート全体にボリュームを持たせ、ソファのような座り心地を実現。
軽自動車唯一*1となるシートスライドを電動化した運転席パワーエントリーシートを採用。〔L、カスタムX除く。カスタムXには、「アシストパック」としてメーカーオプション〕
バックスイッチを押すと電動で後方へスライド(80mm*2)。足元スペースが広がり、スムーズな降車が可能。
乗車時は、マイポジションスイッチを押すと、あらかじめ登録したシートポジションに電動でスライド。
パワーシートスライド機能により、前後に無段階でシートがスライド(240mm*2)し、自分のベストポジションに調節可能。
*1 2008年8月現在。ダイハツ調べ
*2 ダイハツ測定値
~前席のくつろぎをプラスした開放感のある室内空間~
フロントウインドゥに、IR(赤外線)吸収成分をガラスに配合することで皮膚温度の上昇をやわらげるIRカットガラスを採用。
スクエアなボディの特長を生かし、運転者のアイポイントからフロント上部まで765mm*を確保。広々とした前方視界を確保し、開放感と運転のしやすさを実現。
1,350mmの室内高により、ゆとりのヘッドクリアランスを確保すると共に、ベンチシートとイージーコラムシフトの採用により広々とした足元スペースを確保。
* ダイハツ測定値
~居心地の良い「優れた静粛性」と「ソフトな乗り心地」~
クラストップレベルの静粛性を実現したムーヴの技術をベースに、居心地の良い優れた静粛性を実現。
ダッシュパネルやカウルなどのボディ構造を改良し、タイヤからボディに伝わる振動を大幅に低減。各部に施した防音材の最適配置と合わせロードノイズを大幅に低減。
中周波レゾネータの採用〔KF-VEエンジン/CVT搭載車〕に加え、防音材のグレードアップとさらなる最適配置により、エンジンノイズを大幅に低減。
フロントピラーやドアミラーの形状の最適化により、風きり音を大幅に低減。
クラスを超えた高次元な性能を持つムーヴのサスペンション構造をベースに、共振周波数の最適化による安定した車体挙動となるチューニングを施し、日常利用でのソフトな乗り心地を実現。
(3)ムーヴのDNAを受け継いだ、高い基本性能
◆パフォーマンス ~最新パワートレーン技術を集結し、優れた低燃費&加速性能を両立~
ロングストローク&コンパクト燃焼室の採用により、低中速域での豊かなトルクを発揮するとともに燃費性能に優れたツインカムDVVT*3気筒エンジン「KF-VE型」と、発進直後から高速走行まで力強くスムーズな加速を生み出すツインカム3気筒ターボエンジン「KF-DET型」のTOPAZ NEOエンジンシリーズ2型式を搭載。
* DVVT…Dynamic Variable Valve Timing、連続可変バルブタイミング機構
世界初の「インプットリダクション方式3軸ギヤトレーン構造」を採用し、優れた加速性能と高い動力伝達効率を実現した、コンパクトで軽自動車に最適なCVTを搭載。
KF-VEエンジンとCVTを組み合わせることで、低燃費(23.0km/)と優れた加速性能を両立。
◆安全性能 ~大きな安心感をもたらす、次世代基準を目指した安全性能~
衝撃分散式ボディ構造や高張力鋼板・差厚鋼板の採用などにより、優れた衝撃吸収性能や強固なキャビンの実現と軽量化を両立させた、衝突安全ボディ“TAF*”を採用。
* TAF(タフ)…Total Advanced Functionボディの略で、総合的に衝突安全機能が進化したボディという意味の造語
国内及び欧州衝突安全基準を余裕をもってクリアしたのはもちろん、さらに世界最高水準の前面フルラップ55km/h、前面オフセット64km/h、側面55km/h、後面55km/hの衝突実験においても優れた安全性を確保。また、現実の事故実態を考慮し、ダイハツ独自の目標を設定したクルマ対クルマの衝突実験(50km/h前面衝突、50km/h側面衝突)を実施し、十分な生存空間の確保と、高い乗員保護性能を実証。
乗員にやさしい安全インテリア“SOFI*”を採用。
デュアルSRSエアバッグ(運転席/助手席)を標準装備
プリテンショナー&フォースリミッター機構付フロント3点式ELRシートベルト、衝撃吸収ステアリング、ブレーキペダル後退防止機構を標準装備
* SOFI(ソフィ)…Safety-Oriented Friendly Interiorの略で、乗員にやさしく、より安全なインテリアを表した造語
万一の歩行者事故を考慮し、最も傷害を受けやすい頭部保護を第一に考え、樹脂カウル、ワイパーピボット、フードヒンジなどに衝撃緩和装置、吸収スペースを設けた歩行者傷害軽減ボディを採用。
ABS(EBD&ブレーキアシスト付)を標準装備〔L、L Limitedのみメーカーオプション〕。
◆環境性能 ~全ライフサイクルを通じ、環境負荷の小さなクルマを追求~
2007年12月に稼動開始したダイハツ九州(株) 大分(中津)第2工場で生産する初の新モデルとなるムーヴ コンテ。ダイハツが環境モデル工場と位置づける大分(中津)第1工場と同規模の生産能力でありながら、建屋面積、工程数を大幅に削減することでエネルギー消費量を減らし、CO2排出量を削減。また、2008年8月稼動の久留米工場生産エンジンを搭載し、最新鋭の工場からムーヴ コンテは誕生する。
Eco-VAS(エコバス:Eco-Vehicle Assessment System)を導入。開発段階で生産、使用、廃棄に至るトータルライフの視点により様々な環境性能目標を、バランスをとりながら達成し、総合的に環境性能を向上。
LCA(ライフサイクルアセスメント)を行うことで、走行段階だけでなく、生産から廃棄までの全段階で排出するCO2、大気汚染物質の総量を低減。
「スーパーインテリジェント触媒」や「触媒早期活性化システム」の採用などにより、KF-VEエンジン搭載車は「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」を、KF-DETエンジン搭載車は「平成17年排出ガス基準50%低減レベル」の認定を国土交通省より取得。
X、X Limited、カスタムXは、2WD車が平成22年度燃費基準+25%に、4WD車が平成22年度燃費基準+20%に適合。低排出ガス車認定制度との同時適合により、グリーン税制(低燃費車・低公害車の普及促進税制)に適合。
◆パッケージ ~大人4人がしっかり座れ、荷物もたっぷり積めるバランスパッケージ~
2,490mmの超ロングホイールベースやエンジンルームのコンパクト化などにより、2,000mmの室内長を実現。長い室内長を生かした前後席の最適配置により、955mm*の前後カップルディスタンスを確保。ゆとりの室内高、ワイドな室内幅と合わせ、大人4人がゆったり座れる広い室内空間と、十分な荷室スペースを両立したバランスパッケージを実現。
後席の床面をフラットにすることで、すっきりとした後席足元スペースを実現。
後席の空間をしっかり確保しつつ、荷室スペースが使いやすい位置にリヤシートを設定。シートアレンジとあわせて様々な利用シーンに対応。
* ダイハツ測定値
◆ユーティリティ ~居心地良くなる利便性をプラスした機能・装備を充実~
深さ10cm*1の大容量を実現した助手席大型シートアンダートレイや助手席アッパーボックスなど多彩で機能的な収納スペースを採用。
電子カードキーを携帯していれば、ドアの解錠・施錠ならびにエンジンスイッチノブの操作によるエンジンの始動・停止が可能なキーフリーシステム(イモビライザー機能付)を採用〔L、L Limited除く〕。
車庫入れなどのバック時に見えにくい左後輪付近の視界をサポートするリバース連動ドアミラー〔X Limited、カスタムRS。Xに「リラックスパック」として、カスタムXに「アシストパック」としてメーカーオプション〕や、雨天時の車庫入れなどにうれしいリバース連動リヤワイパーを採用。
体格や姿勢に合わせて最適なドライビングポジションが選べるアジャスタブルパック(運転席シートリフター&チルトステアリング&アジャスタブルショルダーベルトアンカー)を設定〔L、カスタムXはメーカーオプション〕。
室内を爽やかな空気で満たす花粉除去機能付プラズマクラスターR*2(専用クリーンエアフィルター付)を採用〔Xに「リラックスパック」として、X Limited、カスタムX、カスタムRSに「アップグレードパック」としてメーカーオプション〕。
*1 ダイハツ測定値
*2 プラズマクラスターはシャープ株式会社の商標
2.販売概要
国内月販目標台数 : 4,000台
発表展示会 : 9月6日(土)~7日(日)
・価格(消費税込み)
ムーヴコンテ
1,039,500-1,401,750円
ムーヴコンテカスタム
1,333,500-1,674,750円