ダイハツニュースリリースより
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ダイハツ新型軽乗用車
「MOVE LATTE(ムーヴ ラテ)」を新発売
ダイハツ工業(株)は、新型軽乗用車「ムーヴ ラテ*」を8月23日から全国一斉に発売する。
「ムーヴ ラテ」は、情報やモノが溢れ、不透明さが増す社会の中で「リラックスしたライフスタイル」を志向するお客様の気持ちに応えるクルマとして開発。“おおらか新スペース”をコンセプトに、ムーヴの基本性能をさらに進化させた上で、メインターゲットである「ミス&ミセス」の生活に、潤いと豊かさを与える新しいテイストを持つ軽乗用車とした。
新発売「ムーヴ ラテ」の主な特長は、
(1) 「見て笑顔になる」おおらかでほのぼのとしたスタイルと、素朴であたたかいハッピーフルーツカラー
(2) 「乗って豊かな気持ちになる」包まれ感のある室内空間とディーテールにこだわったインテリア
(3) 「使ってハッピーになる」装備・機能・収納。女性のあったらいいなをカタチにしたストレスを軽減するたくさんの快適アイテム
(4) 平成17年排出ガス基準75%低減レベルの達成をはじめとする環境性能や安全性、パッケージングなど、ムーヴのDNAを引き継ぎさらに進化させた基本性能
* ラテ(LATTE): イタリア語で「ミルク」の意味。コーヒーや料理にミルクを加えると豊かでコクのある味わいになるように、生活に潤いと豊かさを与えるクルマでありたいという思いを込めた
【車両概要】
エクステリア
~愛着のわく“おおらか”新スタイル~
・ 肩の力を抜いたラインと「まる」をバランスよく組み合わせ、ほのぼのとしたテイストを追求したショートノーズ・ロングキャビンの“おおらか”フォルム
・ 厚みのあるフードやドーム型のキャビン、丸くくり抜いた窓でおおらかさ、あたたかさを表現
・ 丸型のランプや楕円型のグリルパターンで親しみやすさ、カジュアル感を表現
・ X Limited、RSには、エアロバンパー(フロント/リヤ)やサイドストーンガードなどを装備し、おおらかでたのもしいエアロスタイルを演出
・ 自然をお手本にしたハッピーフルーツカラーを含む全10色*のカラーバリエーションを設定
* メーカーオプション3色を含む
インテリア
~ほのぼのとしたテイストを追求した、カジュアルでくつろげるインテリア~
・ シルバーに塗装された楕円型インパネクラスターや大きくて見やすい丸型一眼メーターなど「まる」を基調とした包まれ感のあるインテリアデザインを採用
・ スマイルベンチシートや丸型ドアインナーハンドル、残照式ドームランプ、防眩ルームミラーなど、こころをほぐす雑貨感覚のアイテムを採用
・ 全てのグレードで選べる2色の内装色を設定。あたたかみのあるアプリコットとクリーンで清潔感のあるアイボリーが選択可能
パッケージング・ユーティリティ
~「圧倒的な広々空間」「優れた乗降性」「便利な収納」を実現~
・ 革新的なパッケージングにより、1,970mmの室内長を実現。ゆとりの前後カップルディスタンス(940mm)とゆったりとした室内幅(1,280mm)により、ゆとりのある快適な室内空間を実現
・ リヤシートに左右一体式ロングスライド(250mm)およびワンモーション荷室フラット機構を採用し、多彩なシートアレンジを実現
・ サイドドアは、いずれも約90°フルオープンが可能で、高い乗降性・積載性を実現
・ シートバックティッシュポケット(助手席)や、オートオープン式のワンプッシュ式前席カップホルダーなど、社内外の女性モニターの声を聞き利便性を追求した収納スペースを採用
アメニティ
~女性にうれしい快適装備と、軽自動車トップレベルの静粛性~
・ 快適な室内環境を創出する「ピュアコンディショニングパック」の採用
○ プラスイオンとマイナスイオンを車室内に放出することで、浮遊する雑菌やカビ菌の繁殖を防止するとともに乗員のストレスを緩和するプラズマクラスター*を採用(Lを除く)
* プラズマクラスターはシャープ株式会社の登録商標
○ 外気導入時に流入する花粉・チリ・ホコリなどの粉塵を除去するクリーンエアフィルター を採用(Lを除く)
○ 日焼けの原因となる紫外線を90%以上カットするUVカットガラス(全面)を採用
・ キーレスエントリーの操作で簡単に設定・解除できるセキュリティアラームや軽自動車最大*の照明付大型バニティミラー(Lを除く)、軽自動車としては初となるドアミラーターンランプ(Lを除く)など、女性モニターの声から生まれた快適装備を採用
* 2004年8月現在 ダイハツ調べ
・ ムーヴの防音材構造をベースに吸音タイプ天井の採用や吸音プラス遮音の効果を発揮するダブルエフェクトサイレンサー、床上の防音制振などにより静粛性を向上
・ スプリングやショックアブソーバーなどを最適にチューンしたサスペンションを採用し、快適な乗り心地を実現
エンジン・メカニズム
~スムーズでクリーンな走り~
・ 軽やかな出足加速を実現したツインカムDVVT*3気筒エンジン(EF-VE型)、パワーと扱いやすさを両立したツインカム3気筒ターボエンジン(EF-DET型)のTOPAZエンジンシリーズ2型式を搭載
* DVVT…Dynamic Variable Valve Timing、連続可変バルブタイミング機構
・ タイムラグを感じさせない高い応答性と、なめらかなシフトフィールを実現する電子制御式4AT“ESAT”に登坂変速制御を採用し、スムーズな走行性能を実現(RS)
* ESAT(イーサット)… 電子制御式4AT,Economy&Smooth Automatic Transmissionの略
環境性能
~平成17年排出ガス基準75%低減レベルを達成~
・ ダイハツが世界に先駆けて開発した、通常であれば劣化していく触媒用貴金属(パラジウム)に自己再生機能を持たせることで、貴金属使用量を約70%も低減し省資源に貢献する「インテリジェント触媒」を全車に採用
・ ダイハツが世界に先駆けて開発した、イオンを検知して燃焼を制御することでエンジン始動時の排出ガス浄化に効果を発揮する「触媒早期活性化システム」をL・X(2WD)に採用
・ ツインカムDVVTエンジン(EF-VE型)を搭載したL・X(2WD)は、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」(国土交通省の低排出ガス車認定制度)を適合。その他も全車、「平成17年排出ガス基準50%低減レベル」に適合
・ 全車、DVVTエンジンや電子制御式4AT、電動式パワーステアリングの採用などにより平成22年度燃費基準に適合。L・X(2WD)は低排出ガス車認定制度の同時適合により、グリーン税制(低燃費車・低公害車の普及促進税制)に適合
・ 全車、グリーン購入法に基づく政府公用車の基準および、グリーン購入法特定調達物品等の判断基準に適合
・ 大型部品への車両解体作業効率を高める解体性向上マークの表示や、ボディ各部に解体しやすい構造を取り入れたリサイクル設計により、解体・リサイクル性に配慮
・ 燃料タンクなどを鉛フリーとし、車両全体で鉛の使用量を2006年1月以降1/10以下(1996年比)に低減するという業界自主目標を早期に達成
安全性能
~次世代の基準を目指した安全性能~
・ 新骨格構造を採用した、進化した衝突安全ボディ“TAF*”を採用。サイドメンバーのストレート化および強化を図ると共に、衝撃分散式ボディ構造、ハイテン材の採用(サイドメンバー、ロッカーパネル、サイドパネルなど)などにより衝撃吸収性能の向上や強固なキャビンの実現と軽量化を両立
* TAF(タフ)… Total Advanced Functionボディの略で、総合的に衝突安全機能が進化したボディという意味の造語
・ 国内及び欧州の衝突安全基準を余裕をもってクリアしたのはもちろん、さらに世界で実施されている厳しい試験法を組み合わせた衝突実験(前面フルラップ55km/h、前面オフセット64km/h、側面55km/h、後面50km/h)を実施。いずれの実験においても優れた安全性を確保。また、ダイハツ独自の目標を設定したクルマ対クルマの衝突実験では、自車よりも重い3ナンバー乗用車を相手車両として50km/h前面、50km/h側面の衝突実験を実施し、十分な生存空間の確保と、高い乗員保護性能を実証
・ 乗員にやさしい安全インテリア“SOFI*”を採用
* SOFI(ソフィ)… Safety-Oriented Friendly Interiorの略で、乗員にやさしく、より安全なインテリアを表した造語
○ デュアルSRSエアバッグ(運転席/助手席)を全車に標準装備
○ プリテンショナー&フォースリミッター(運転席可変)機構付フロント3点式ELRシートベルトを標準装備。運転席側は、シートベルト荷重を段階的に制御することにより乗員を保護する可変フォースリミッター機構を採用
○ 車両衝突時、衝撃を吸収しドライバーの頭部・胸部に与える影響を軽減する衝撃吸収式ステアリング、ブレーキペダルが後退してドライバーの脚部に与える影響を軽減するブレーキペダル後退防止機構を採用
・ 万一の歩行者事故を考慮し、最も傷害を受けやすい頭部保護を第一に考え、ボンネットフード、ワイパーピボット、フードヒンジなどに衝撃緩和装置・吸収スペースを設けた歩行者傷害軽減ボディを採用
・ ABS(EBD&ブレーキアシスト付)を標準装備(Lはメーカーオプション)
【国内月販目標台数】
5,000台
【メーカー希望小売価格】
駆動 | エンジン | グレード | トランスミッション | 価格 | ||||||
税込み | 税抜き | |||||||||
2 W D | 660cc3気筒NA | L |
| 1,008,000 | 960,000 | |||||
X |
| 1,123,500 | 1,070,000 | |||||||
X Limited |
| 1,228,500 | 1,170,000 | |||||||
660cc3気筒TC | RS |
| 1,407,000 | 1,340,000 | ||||||
RS Limited |
| 1,470,000 | 1,400,000 | |||||||
4 W D | 660cc3気筒NA | L |
| 1,128,750 | 1,075,000 | |||||
X |
| 1,244,250 | 1,185,000 | |||||||
X Limited |
| 1,349,250 | 1,285,000 | |||||||
660cc3気筒TC | RS |
| 1,527,750 | 1,455,000 | ||||||
RS Limited |
| 1,590,750 | 1,515,000 |
※ RS Limitedは、2004年12月発売予定
※ 北海道地区の2WD車は8,400円(税抜き8,000円)高
◎ : 低燃費車・低公害車の普及促進税制適合車
* : グリーン購入法特定調達物品等の判断基準に適合
◆ : グリーン購入法に基づく政府公用車の基準に適合