2019年7月の一部改良でデミオから車名を変更したマツダ2。
当サイト(クルマを買う!)ではガソリン車の売れ筋グレード「15S」の装備やスペック、外観などを比較分析した上でライバル車と競合させ、限界値引きを勝ち取るノウハウを紹介しています。
新車購入のご参考にどうぞ。
売れ筋人気グレードのマツダ2 15Sを他のグレードと比較
グレード名 | マツダ2 15S | マツダ2 15Sプロアクティブ |
---|---|---|
価格比較 | 1,573,000円 | 1,694,000円 |
価格差 | -121,000円 | |
装備比較 | アドバンスト・スマートシティブレーキサポート | 同左 |
電動格納リモコン式カラードドアミラー | 同左 | |
インパネデコレーションパネル(ブラック) | インパネデコレーションパネル(グロスブラック) | |
シャークフィンアンテナ(MOP) | 同左(MOP) | |
ダークティンテッドガラス(MOP) | 同左(標準装備) | |
ステアリングオーディオスイッチ | 同左 | |
センターディスプレイ(7インチWVGA) | 同左 | |
シート表皮(クロス・ブラック) | シート表皮(クロス・ブラウン/ブラック) | |
6スピーカー | 同左 | |
USB端子×2&ナビ用SDカード専用スロット | 同左 | |
オルガン式アクセルペダル | 同左 | |
電波式キーレスエントリーシステム | アドバンストキーレスエントリーシステム | |
LEDヘッドランプ | 同左 | |
15インチスチールホイール(フルホイールキャップ付き) | 同左 |
※MOP(メーカーオプション) / ※DOP(ディーラーオプション)
マツダ2の売れ筋グレード15Sと、ワンランク上の中間グレード15Sプロアクティブと価格&装備で比較しています。
両グレードの価格差は121,000円ですが、装備を比較すると少し質感は向上していますが、約12万円分のコスパが見いだせるかは微妙なところです。
車両価格の安い15Sを選んで、欲しいオプションを厳選して装備することで、高いコスパが得られるでしょう。
マツダ2 15Sのエクステリア
マツダ2 15Sのフロントマスクを見てみましょう。
流線形のシルエットと直線的な顔立ちとのコントラストが印象的で、切れ長の両目をつなぐシルバー加飾、眉間に大きく開かれた5角形グリルの奥に、マツダのエンブレムが輝いています。
また、幅広く開いたアンダーグリルとフォグランプ部がアゴまわりを引き締め、透かし入りの7本スポークホイールキャップと絶妙に調和。
そしてサイドからリアへと流れていく軽妙なラインの空気感が、マツダ2のスポーティなスタイルを期待させます。
続いて、マツダ2 15Sのリアマスクはこのようになっています。
フロントから自由気ままに流れてきた感のライン達がナチュラルに収束され、にわかに落ち着きを取り戻したような安定感が特徴的です。
ドロップを横にした形のリアコンビネーションランプがキリッと全体を引き締め、走り去った後も爽やかな印象を残していくイメージにまとまっています。
マツダ2 15Sのインテリア
マツダ2 15Sのインパネ回りは、直線的かつシンプルなデザインで、機能性と先進感を演出。
ブラック基調の随所でクールに光るシルバー加飾が、スポーティなドライビングを予感させてくれます。
マツダ2 15Sの車内空間は、このようになっています。
全体をブラックでまとめながら、ベルトライン上のピラーから天井にかけてホワイトに変えることで室内の解放感を表現しています。
シンプルだからこそ飽きが来ず、多様なユーザーのニーズに幅広く応える使い勝手を提供します。
マツダ2 15Sのシート表皮です。
ブラックのクロスにグレー&シルバーのラインを走らせたストライプのアクセントがシャープな印象です。
マツダ2 15Sの実燃費は?
マツダ2 15Sの平均実燃費 14.88㎞/ℓ
マツダ2 15Sのカタログ燃費は19.0㎞/ℓですが、それはマツダが理想的な条件下で計測した時に出た数値であり、実用的な燃費(実燃費)を当サイトで独自調査した結果、上記の平均実燃費が算出されました。
信号や渋滞など、ストップ&ゴーの多い走行だと実燃費は11~13㎞/ℓまで悪化する一方で、高速道路やスムーズな幹線道路など、一定速で走れる環境下では、実燃費が16~18㎞/ℓ以上に伸びる報告があります。
※他にも気温やエアコンの使用などによって変化があります。
マツダ2の燃料タンクはガソリン車全グレード共通で44ℓなので、満タンにすれば理論上は44ℓ×14.88㎞/ℓ≒654.7キロ航続できる計算なのですが、実際はそんなにキッチリ使い切れないと思います。
燃料残量警告灯は残り1/4の11ℓ前後で点灯しますから、そこから7ℓ分走って残り4ℓでガソリンスタンドにたどり着いたものと想定すると、ガソリン消費量は計算しやすく40ℓとなります。
なので、よりリアルなマツダ2の航続距離は40ℓ(消費量)×14.88㎞/ℓ(平均実燃費)≒595.2キロとなるので、一度給油すれば京都~伊勢間(約150キロ)をギリギリ2往復できそうです。
また、高速道路では約10%燃費が向上、平均実燃費は約16.36㎞/ℓとなるため、航続距離は約654.4キロまで伸びてきます。
マツダ2 15Sを値引きさせるならライバル車のこのグレードを対抗に!
マツダ2 15S | ヴィッツ 1.3F | スイフト 1.2XL |
---|---|---|
1,573,000円 | 1,509,200円 | 1,590,600円 |
マツダ2 15Sとの価格差 | -63,800円(安い) | +17,600円(高い) |
1,500ccガソリン | 1,300ccガソリン | 1,200ccガソリン |
19.0㎞/ℓ | 25.0㎞/ℓ | 24.0㎞/ℓ |
15インチスチールホイール | 14インチスチールホイール | 16インチアルミホイール |
マニュアルエアコン | マニュアルエアコン | フルオートエアコン |
6スピーカー | 2スピーカー | 2スピーカー |
ウレタンステアリングホイール | ウレタンステアリングホイール | 本革巻きステアリングホイール |
可倒式ルーフアンテナ | 可倒式ルーフアンテナ | 可倒式ルーフアンテナ |
助手席シートバックポケット | 助手席シートバックポケットなし | 助手席シートバックポケット |
電波式キーレスエントリーシステム | スマートエントリー(MOP) | 電波式キーレスエントリーシステム |
自動ブレーキ | 自動ブレーキ(MOP) | 自動ブレーキ |
オート電動格納式ドアミラー | オート電動格納式ドアミラー | オート電動格納式ドアミラー |
LEDヘッドランプ | ハロゲンヘッドランプ | ハロゲンヘッドランプ |
クルーズコントロールなし | クルーズコントロールなし | アダプティブクルーズコントロール |
6:4分割可倒式リアシート | 6:4分割可倒式リアシート | 6:4分割可倒式リアシート |
※MOP(メーカーオプション) ※DOP(ディーラーオプション)
マツダ2 15Sの値引き交渉には、ライバル車との競合が有効な手段となります。
今回はトヨタのヴィッツ 1.3Fとスズキのスイフト 1.2XLをピックアップ、価格と燃費、そして装備を比較してみました。
表を見ると、ヴィッツは価格と燃費で有利、スイフトは価格と装備の充実度で有利となるため、マツダのディーラーでマツダ2 15Sの不利をほのめかしつつ「それでも購入したいから、値引きを頑張って欲しい」旨を伝えます。
しかし、最初からマツダのディーラーへ出向いて上記のデータだけ見せたところで、営業マンは本気にしてくれません。
やはり「将を射んとする者はまず馬を射よ」と言うように、マツダ2の値引きを勝ち取るなら、周りから攻めていくのがセオリーです。
例えば、まずはスズキに行ってスイフトの見積もりを取ってから、トヨタに行ってヴィッツを競合させ、その上で両社の見積もりを持って
「マツダ2を購入したいが、ヴィッツとスイフトがこれだけ値引きしたので、家族がこれらに決めたがっている。どうにか家族を説得したいので、これらを下回る見積もり=値引きをお願いしたい」
というアプローチをとると、営業マンにも本気度が伝わり、二人三脚で値引きを勝ち取りやすくなるでしょう。
ここで大切なのは、どのクルマの見積もりをとる時も「真剣に検討しており、条件次第では本当にこのクルマを購入したい」という姿勢を見せること。
営業マンも人間ですから、トヨタやスズキのディーラーで「マツダ2の値引き交渉に使う(=ヴィッツやスイフトを買うつもりはない)から見積もり出して」という本音が透けて見えたら、適当な見積もりを出されておしまいです。
真剣に吟味する中で競合車の魅力に気づいたり、実は競合車の方が自分に合っていたりする事もあるので、値引きはもちろんのこと、結果としてより幸せなカーライフに近づけるでしょう。
マツダ2 15Sのリセールバリューは?
マツダ2 15Sを購入するなら、売却時のリセールバリューも気になると思います。
そこで、マツダ2の新車購入から3年経過後のリセールバリューを業者オークションデータから算出しました。
※新車から3年経過後のリセールバリュー(1年1万キロ平均の車両)
グレード名 | 新車価格 | 査定相場 | リセールバリュー(残価率) | 新車との差額 |
---|---|---|---|---|
15S | 154.4万円 | 96.4万円 | 62.4% | 58.0万円 |
15Sプロアクティブ | 166.3万円 | 102.7万円 | 61.7% | 63.6万円 |
15SプロアクティブSパッケージ | 186.8万円 | 107.6万円 | 57.6% | 79.2万円 |
15S Lパッケージ | 205.2万円 | --万円 | --% | --万円 |
XDプロアクティブ | 195.4万円 | 109.9万円 | 56.2% | 85.5万円 |
XDプロアクティブSパッケージ | 211.6万円 | 118.0万円 | 55.7% | 93.6万円 |
XD Lパッケージ | 241.3万円 | 124.2万円 | 51.4% | 117.1万円 |
15S 4WD | 174.9万円 | 103.6万円 | 59.2% | 71.3万円 |
15Sプロアクティブ 4WD | 186.8万円 | 109.1万円 | 58.4% | 77.7万円 |
15SプロアクティブSパッケージ 4WD | 207.3万円 | 116.9万円 | 56.3% | 90.4万円 |
15S Lパッケージ 4WD | 225.7万円 | --万円 | --% | --万円 |
XDプロアクティブ 4WD | 216.0万円 | 119.7万円 | 55.4% | 96.3万円 |
XDプロアクティブSパッケージ 4WD | 232.2万円 | 124.4万円 | 53.5% | 107.8万円 |
XD Lパッケージ 4WD | 261.9万円 | 133.3万円 | 50.5% | 128.6万円 |
※走行距離1万キロ/年平均、状態は年式相応の車両で算出
全体的に、ディーゼル車よりもガソリン車、4WDよりもFFが有利で、査定相場が概ね横並びのため、新車価格が安いグレードほど有利となる傾向が出ています。
ガソリン車のベースグレードである15Sは最も有利となっており、15Sはリセールの観点からおすすめできるグレードと言えるでしょう。
マツダ2 15Sの値引き後の総支払額は?
マツダ2 15Sの値引き後の総支払額をシミュレーションしてみます。
オプション無し、おすすめオプションありの2パターンの値引き後の新車見積もりを紹介します。
オプション無しの最安でのマツダ2 15S新車値引き見積もり
グレード名 | マツダ2 15S |
---|---|
車両本体価格 | 1,573,000円 |
(メーカーOP品名) | -- |
メーカーオプション価格 | 0円 |
(ディーラーOP品名) | -- |
ディーラーオプション価格 | 0円 |
諸費用 | 207,010円 |
目標値引き | ▲80,000円 |
オプション値引き | -- |
支払総額 | 1,700,010円 |
オプションを全く付けない状態のマツダ2 15Sの見積もりは、値引きを含んで約170.0万円でした。
オプションなしで購入しても、付属品を全く付けないのは現実的ではないので、純正オプションより安いネット通販で買える社外品で揃えた場合はいくらになるのか、出してみました。
オプション品名 | 社外品 | 純正オプション |
---|---|---|
フロアマット | 13,770円(14カラー) | 23,004円(ラグジュアリータイプ) |
ドアバイザー | 9,126円 | 19,656円 |
ナビゲーション | 41,694円(パイオニアポータブルナビ7型) | 48,600円(ナビ用SDカード) |
これらの社外品は楽天市場で購入することが出来ますが、それぞれ全部揃えた場合、万単位で差額がつくことになります。
なので、マツダの純正ブランドにこだわらないなら、非常にお得な選択肢と言えます。
ちなみに社外品は基本的に自分で装着する必要がありますが、ドアバイザーやフロアマットは自分で何とかできるものの、ナビについては素人が触らない方が無難です。
そこで新車購入時、ディーラーにこれらの社外品を持ち込み、工賃をサービスor割引して貰うことで、実質的な値引きを上乗せすることも可能です。
おすすめオプションを含んだマツダ2 15Sの新車値引き見積もり
グレード名 | マツダ2 15S |
車両本体価格 | 1,573,000円 |
(メーカーOP品名) | スノーフレイクホワイトパールマイカ、CD/DVDプレーヤー+地デジTVチューナー、コンフォートパッケージ、ユーティリティパッケージ、360°ビューモニター |
メーカーオプション価格 | 237,600円 |
(ディーラーOP品名) | ナビゲーション用SDカードプラス、ETC2.0ユニット(ナビ連動タイプ)、ドライブレコーダー、アクリルバイザー、フロアマット(ラグジュアリー) |
ディーラーオプション価格 | 183,390円(工賃込み) |
諸費用 | 212,910円 |
目標値引き | ▲80,000円 |
オプション値引き | ▲36,000円(ディーラーオプションの約20%) |
支払総額 | 2,090,900円 |
今度は、マツダ2 15Sにおすすめの人気オプションを装着したパターンで値引き見積もりを出しました。
ボディカラーはリセールバリューが高くなるホワイトパールを選び、メーカーオプションには人気のコンフォートパッケージとユーティリティパッケージ、そして安全性重視で360°ビューモニターも奮発しています。
また、ディーラーオプションには定番4セット(ナビ、ETC、フロアマット、ドアバイザー)にトラブル予防でニーズ上昇中のドライブレコーダーも装備。
これで諸費用や値引き金額などを差し引きして、約209万円でマツダ2 15Sが購入できます。
マツダ2 15Sの値引き実例は?
マツダ2 15Sは2019年7月デビューしたばかりなので、まだ当サイトに値引き報告が寄せられていません。
これまで紹介した値引き交渉テクニックを駆使して、マツダ2 15Sの値引きを勝ち取った皆さんの報告をお待ちしております。
購入時期 | グレード名 | 値引き額 |
---|---|---|
年 月 日 | マツダ2 15S | 万円 |
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
カーネクストの無料査定はこちら
また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
車の引き取りも全国無料で対応してくれます。
高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
マツダ2の値引き交渉のノウハウはこちら
当サイト(クルマを買う!)のマツダ2値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がマツダ2を限界値引きで購入しています。
今月のマツダ2の値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。
マツダ2を買うなら併せて読みたい