路面を選ばない無類の走破性や圧倒的な信頼性などにより、国内のみならず海外からも高い評価を得ている本格派クロスカントリーSUV、「トヨタ・ランドクルーザー」の内装を徹底紹介します。
室内の仕様はZX/AX Gセレクション/AXが3列シート8人乗り、最廉価グレードのGXが2列シート5人乗りで、それぞれで内装の仕上げや収納などが異なっています。
ランドクルーザーの内装の質感は?
ランドクルーザーの内装色
ZX
ルーフ色が標準のグレーまたは設定色(無料オプション)のブラックの場合、内装色はボディカラーにより写真のブラウンまたはブラックが標準となります。
しかし、注文時にブラウンの代わりにブラックを、ブラックの代わりにブラウンを指定することも可能となっています。
また、ルーフ色が設定色のニュートラルベージュの場合、内装色もニュートラルベージュになり、他の色は指定できません。
仕様面では、ドアトリムの一部に木目調の加飾が施されるほか、ドアグリップは高輝度シルバー仕上げとなります。
フロント&センターピラーガーニッシュは、ファブリック素材が採用されています。
AX Gセレクション
※ランドクルーザー:toyota.jp
ルーフ色が標準のグレーの場合、内装色は写真のブラックとなります。
一方、ルーフ色が設定色のニュートラルベージュの場合は、内装色もニュートラルベージュになります。
仕様面では、ドアトリムの一部に木目調の加飾が施されるほか、ドアグリップは高輝度シルバー仕上げとなります。
フロント&センターピラーガーニッシュは、ファブリック素材が採用されています。
AX
ルーフ色が標準のグレーの場合、内装色はミディアムグレーとなります。
一方、ルーフ色が設定色のニュートラルベージュの場合は、内装色も写真のニュートラルベージュになります。
仕様面では、ドアトリムの一部に木目調の加飾が施されるほか、ドアグリップは高輝度シルバー仕上げとなります。
フロント&センターピラーガーニッシュは、ファブリック素材が採用されています。
GX
ルーフ色がグレーの場合、内装色は写真のミディアムグレーとなります。
一方、ルーフ色がニュートラルベージュの場合、内装色もニュートラルベージュになります。
仕様面では、ドアトリムとドアグリップはブラック仕上げで、フロント&センターピラーガーニッシュは樹脂素材が採用されています。
ランドクルーザーの内装の質感は、質実剛健なモデルなのでゴージャスとまではいきませんが、仕上げ自体は高い質感でチープさは微塵もなく、かなり満足のいくものとなっています。
ランドクルーザーのシート表皮・デザイン
ZX
素材はプレミアムナッパ本革がメインとなりますが、シートサイドとシートバック、およびヘッドレストの一部に人工皮革が使用されています。
色は内装色に応じ、ブラック(上の写真)、ニュートラルベージュ(中央の写真)、ブラウン(下の写真)のいずれかとなります。
AX Gセレクション
素材は本革がメインとなりますが、シートサイドとシートバック、およびヘッドレストの一部に人工皮革が使用されています。
色は内装色に応じ、ブラック(上の写真)またはニュートラルベージュ(下の写真)となります。
AX
素材はモケットで、色は内装色に応じミディアムグレー(上の写真)またはニュートラルベージュ(下の写真)となります。
GX
素材はトリコットで、色は内装色に応じミディアムグレー(上の写真)またはニュートラルベージュ(下の写真)となります。
ランドクルーザーの前席の座り心地は、クッションが厚く硬さも適切なので、大変快適なものとなっています。
一方2列目シート(GXの場合は後席)は、シートの大きさに不満はないものの、クッションがやや薄く座面の高さが低いため、前席ほどの高い快適性はありません。
特に、中央席は座り心地が明確に劣ります。
また、3列目シートは座面とシートバックの長さが不十分で、座面の高さも低過ぎるので緊急用と割り切るべきでしょう。
インパネ
写真は最上級グレードZXのものになりますが、AX GセレクションおよびAXも基本的に共通の仕様となります。
一部に木目調の加飾が施されるほか、フロントヒーターコントロールおよびセンタークラスターパネルはピアノブラック/高輝度シルバー仕上げとなります。
GXは仕様が異なり、木目調の部分がブラック仕上げとなります。
デザインは実用性重視のシンプルなもので、過剰なまでの豪華さはありませんが、仕上げはトヨタ車らしく丁寧なものとなっています。
ランドクルーザーの収納・荷室の使い勝手は?
前席回りの収納
コンソールボックス(GXを除き着脱トレイ付)+カップホルダー
オプションのクールボックスを装着した状態です。
デフォルトはこの場所が収納ボックスになります。
また、その前方にあるリッドを開けると、2個分のカップホルダーが出現します。
オーバーヘッドコンソール
小さな収納スペースが用意されています。
インパネセンターロアトレイ
リッド付の小物入れで、スマホを収納できます。
またワイヤレス充電システム「おくだけ充電」がオプションで選択可能です。
助手席グローブボックス
かなり大容量となっています。
フロントドアポケット(ボトルホルダー付)
左右のフロントドアのポケットにペットボトル1本と小物類が収納できます。
2列目シート回りの収納
カップホルダー付センターアームレスト(※GXを除く)
格納式のセンターアームレストに、2個分のカップホルダーが備わります。
リヤドアポケット(ボトルホルダー付)
左右のリヤドアのポケットに、ペットボトル1本と小物類が収納できます。
3列目シート回りの収納
カップホルダー
左右のリアクォータートリムに、カップホルダーが2個ずつ備わります。
ランドクルーザーの収納は、最近のクロスオーバーSUVやミニバンなどと比較すると少なめですが、特に不自由を感じるほど不足している訳でもありません。
元来がユーティリティよりもタフさが持ち味のクルマなので、これで十分と言えるでしょう。
ランドクルーザーの荷室サイズは?どのくらい積める?
2列目シート左側スライド+2列目シートアームレスト使用状態(※GXを除く)
写真では分かりにくいのですが、この状態での荷室スペースはミニマムです。
しかし、スーパーやコンビニでの買い物程度なら何とかなるでしょう。
2列目シートバック左側前倒し+3列目シートバック左側前倒し仕様状態(※GXを除く)
ゴルフバッグなどの長尺物が積めるようになります。
3列目シートスペースアップ状態(※GXを除く)
トランクケースが余裕で4個程度積めます。
3列目シートの無いGXなら、さらにスペースが広くなります。
2列目シート右側タンブル+3列目シートスペースアップ状態(※GXを除く)
さらにスペースが広くなります。
2列目シートタンブル+3列目シートスペースアップ状態(※GXを除く)
かなり広大なスペースが生まれます。
キャンプ用品など、アウトドア関係のレジャー用品も余裕で積めるはずです。
ランドクルーザーの内装まとめ
内装色の選択肢が多い点は高く評価できます。
質感も非常に高く、輸入車を含めたプレミアムSUV並みのゴージャスさを求めなければ、十分満足のいく水準にあります。
収納に関しては、ギリギリ及第点といったところでしょう。
荷室スペースは3列目シートを使用しない限り十分で、フロアが完全にフラットになる点も評価できます。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
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今月のランドクルーザーの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。