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ジムニーの評価集

ジムニーに欠点・デメリットはあるか?ジムニーを徹底評価!

ジムニーに欠点・デメリットはあるか?ジムニーを徹底評価

本格派のクロカン軽自動車として手軽にオフロード走行ができるだけあり、長きに渡ってオフローダー達の強い味方であり、パジェロミニ無き今、ライバルらしいライバルもいない唯一無二の存在感を放つクルマ…それが、スズキ「ジムニー」です。

初代は1970年に発売開始、3代目にあたる現行モデルは1998年に発売…となっています。

ジムニーを評価!欠点、デメリットはあるか?

「好きな人はとことんジムニーが好き」…しかし、恋は盲目とはよく言ったもので意外と欠点、デメリットに気が付かなかったりするのでは⁉︎

そこでジムニーの持つ欠点・デメリットをしっかりと掘り下げていってみましょう!

選択できるボディカラーが少ない

ジムニーのカラーラインナップは3色しかありません。

ジムニーのボディカラー(ノクターンブルーパール )

画像:suzuki.co.jp

ジムニーのボディカラー(シルキーシルバーメタリック)

画像:suzuki.co.jp

ジムニーのボディカラー(スペリアホワイト)

画像:suzuki.co.jp

「ノクターンブルーパール」「シルキーシルバーメタリック」「スペリアホワイト」の3つですが、ブラックが無いのが意外ですね。

街中で見掛けるジムニーは、もっとカラフルなボディカラーをしたものが割と見たりしますが、どうやら全塗装をしているようですね。

ジムニーのキャラクターを考えると、カーキや遊び心のある派手な色味がラインナップにあっても良いように思いませんか?

走行性能におけるデメリット

燃費が良くない

ジムニーはJC08モードのカタログ燃費で

AT車…13.8km/L

MT車…14.6km/L

となっています。

実燃費では、郊外路の遠乗りでMTだと15km/L以上を叩き出す強者もいたりしますが、実際の平均燃費10km/L前後〜カタログ燃費同等程度となっています。

燃費が悪い要因として、大径タイヤ装着、本格的な悪路走行に耐え得る為に採用されているラダーフレームと4WDシステムによる車両重量増…といった特殊な車であることが大前提にありながらも、

  • エンジンがK6Aというスズキでは一世代前のエンジンを今も搭載
  • AT車は4速AT

…といったことも理由としては挙げられるでしょう。

今のスズキはATよりも効率的なCVTに加えて、MTをベースに自動でクラッチ操作とシフトチェンジを行うAGSの搭載を拡大しており、燃費の面でもATより期待の持てる機構となっています。

また、エンジンの型が古いということもあり、例え同じシャシ・ボディでもエンジンとトランスミッションが最新モデルになるだけでも大きく燃費の改善が望めるはずです。

最新の軽自動車では使い方によっては実燃費20km/L超えも普通になってきています。

燃費面において、ジムニーも次期モデルには大いに期待したいところですね。

高速道路の走行には向かない

これは元々低速悪路走行を重視して作られた車であるジムニーの性質上仕方ないことかもしれません。

80〜100km/hも出そうものなら、エンジンの回転数が高いのでエンジン騒音も煩わしく感じるでしょう。

それに加えて、大径タイヤ&オフロード向けタイヤによるロードノイズ、軽自動車が故の遮音性の低さもあって快適なドライブ…とは言い難いはずです。

街乗りでの乗り心地は良くない

ジムニーに採用されているサスペンションは「リジットアクスル式コイルスプリング」と呼ばれるもので、簡単に言うと左右のタイヤが1本の棒で繋がっているような形状をしています。

前後3リンクリジットサスペンション

画像:suzuki.co.jp

このサスペンションの良さは後述するとして、とにかくオフロード向きのサスペンションなので、その分普通の乗用車と同じように舗装路走行するには段差や轍での振動が伝わりやすい為に、決して乗り心地の良さを求めるクルマではないようです。

しかし、ジムニーを選ぶ人はこんな欠点は想定内で、全く気にしていないかもしれませんね。

室内空間での欠点は⁉︎

リヤシートはオマケ

ジムニーは4名乗車の軽自動車と言うよりは、

「もしもの時のリヤシートを備えた、基本は2名乗車の車」

…と理解しておいた方が良いかもしれません。

ジムニーのリアシート

画像:suzuki.co.jp

それは実際に車を見て頂くと分かるとは思いますが、まずリヤシートの居住空間…特に足元の余裕はほぼ無いに等しいと言えます。

また、3枚ドアのジムニーはリヤシートに乗り込む際に、運転席または助手席シートを倒して前にスライドさせる必要があり、車高が高いこともあってかなり乗り込みづらいのは誰の目に見ても明らかです。

なので、複数人乗車を想定しているユーザーには不向きなクルマだと言えるでしょう。

使いにくいラゲッジルーム

ジムニーのラゲッジルームはお世辞にも広いとは言えません。

多めの荷物を積みたい時にはリヤシートを倒せばその分ラゲッジルームは広がりますが、この際にも欠点が浮き彫りになってしまいます。

ジムニーのラゲッジルームの段差

画像:suzuki.co.jp

それは、リヤシートを倒した時にリヤシートと元のラゲッジルームとの間に12cmもの段差ができてしまうという点です。

この段差は実際には結構大きく感じます。

日常的にリヤシートを使うことは想定していないクルマのはずなので、いっそのことリヤシートをもっと簡素化させてラゲッジルームを最大限に利用する際に、フルフラットになるようになれば使い勝手も向上して良いのでは…と思いますね。

予防安全装備とは無縁

ジムニーは自動ブレーキが付いていない。

画像:suzuki.co.jp

ジムニーはモデルライフの長いクルマということもありますが、今流行りの自動ブレーキや運転支援機能などとは全く持って無縁だと言えます。

そもそも、オフロード走行する上でそうした電子デバイス絡みの安全システムというのは、時には邪魔になるものであったりします。

また、ジムニー好きなユーザーから積極的に求められていない…ということもあるかもしれませんね。

ジムニーを評価!いいところは?

色々な欠点は確かにありましたが、逆にジムニーだからこそ他の軽自動車には絶対にない良いところも沢山あるのが、ジムニーの魅力であったりします。

そんなジムニーの良さを紹介していきましょう!

ジムニーの醍醐味を存分に味わおう!

でこぼこのオフロードも何のその!リジットサスペンション

舗装路での乗り心地の悪さが欠点として挙がったジムニーのサスペンションですが、悪路を走破する上では素晴らしい性能を持ったサスペンションだと言えます。

このサスペンションは左右のタイヤがアクスル(一本の棒)で繋がった作りによって、悪路においてもし片側のタイヤが浮いても、その分もう片側のタイヤは地面に押さえ付けられる形となります。

押さえ付けられたタイヤでしっかりと地面を蹴る(トルクを伝える)ことが可能となるので、オフロードの走破性能において非常に有利かつ頑丈なサスペンションとなっています。

堅牢なラダーフレームによる高い走破性

ジムニーの高い悪路走破性を可能としているのはサスペンションだけではありません。

本格的な高い走破性を持った4WDの伝統を受け継ぐ「ラダーフレーム」も、そのひとつです。

ジム二ーのラダーフレーム

画像:suzuki.co.jp

このラダーフレームは、ハシゴ状のフレームにボディが乗っかっているような形になっており、とにかくローコストでありながら頑丈で、多少の衝撃ではビクともしません。

普通の乗用車はボディとフレームが一体となった「モノコックボディ」を採用していますが、ジムニーの場合はボディとフレームが完全に別れているので、極端な話車が転がってボディがボコボコになっても、フレームが無事であれば走行性能そのものにほとんど影響を及ばさないという大きなメリットがあります。

ちなみに同じく本格的な悪路走破性能を持ち、世界各国の過酷なシーンで活躍するトヨタの名車「ランドクルーザー」もラダーフレームを伝統的に採用しています。

軽さはとにかく武器!

悪路を走る上で車そのものの重量が重いか軽いかというのは、私たちが思っている以上に重要なポイントです。

クルマが重ければその分ぬかるみにハマりやすく、タイヤの接地圧が高いのでタイヤのグリップ力がパワーに負けて、伝達ロスを生んでしまうこともあります。

クルマが軽いということはこれらの逆が当てはまる訳で、装備も充実した普通車の4WDが走り切れない道も、シンプルな作りで安価な軽自動車であるジムニーなら走破できる…ということが決して珍しい話では無く、理に適っていることなのです。

ジムニーの為の豊富なアフターパーツ

ジムニーはその個性あるキャラクターを、より自分好みにアレンジする為の様々なアフターパーツが出ています。

また、ジムニーを専門に扱うお店も少なくありません。

純正やオプションパーツではカバーしていない普段の使い勝手を向上させるアイテム、快適性を向上させるアイテム、よりハードな悪路走行の為のボディ補強やチューニングパーツ…

このようにクルマ購入後も、ジムニーライフを楽しむ為のアフターマケットが充実しているのも、ジムニーの良いところのひとつだと言えるでしょう!

下取り査定額が普通のクルマより期待できる⁉︎

ジムニーのような趣味性の高いクルマは、普通のクルマであればクルマそのものの価値が0になる程の走行距離・年数を重ねても、査定金額が付くことが多く、これもジムニーならではのメリットだと言えます。

ジムニーの中古車下取り査定額に期待!?

画像:suzuki.co.jp

色々な事情により、最終的にジムニーを手放す…となった時に、「思ったよりも高く買い取ってもらえた」…というクチコミはよく見掛けますね。

特にジムニーの専門店や最近ではネットオークションなどを利用することで、通常のディーラーでの下取りよりも高く買い取ってもらえることが多いようです。

ジムニーの総合評価

色々な欠点・デメリットは多々ありますが、明確な目的を持って生まれたジムニーは、そんな欠点さえも受け入れられ、運転する楽しさを味わえる数少ないクルマだと言えます。

本格的な悪路走行を、軽自動車という誰もが手を出しやすい規格の中で可能とし、その恩恵を受けることができるのは、日本国内だからこそです!

はじめは悪路走行に興味の無いユーザーも、ジムニーの購入をキッカケにハマってしまうかもしれませんね!

もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える

下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。

実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。

ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。

何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。

そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。

反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。

この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。

ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。

そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。

ナビクル車査定 概算価格

この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。

そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。

ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。

ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。

どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。

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今月のジムニーの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。

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