インプレッサの購入データ
契約日 | 2016年8月7日 |
ネーム 年齢 性別 | qssq/40代半ば/男性 |
商談地 | 神奈川県 |
購入グレード | XV 2.0i EyeSight |
メーカー オプション | ヴェネチアンレッドパール |
ディーラー オプション 他装備付属品 | ベースキット |
オプション総額 | 152,820円 |
車庫証明 | カット |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 570,000円 |
オプションからの 値引き額 | 30,000円 |
無料サービス品名 | --
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値引き合計額 | 600,000円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 2,272,510円 |
下取り車 | ダイハツ ムーブ 2009年式 黒 |
下取り車の価格 | 400,000円 |
下取り車の売却先 | ディーラー (45秒のオンライン無料査定) |
値引き交渉レポート!
「ここまでになったらもう決めてもいいよね?」
妻に問いかけると、妻もにこっと笑いました。
「そうね。ここまで安くなるんだったらいいかな」
初めはそれほど乗り気じゃなかった妻がようやく折れてくれて、契約へとこじつけました。
スバルのXV。前々から乗りたかったので、私としては大喜びです。
担当してくれた営業さんも笑みを浮かべて話してきます。
「ありがとうございます。それではXVの新古車で決めさせて頂きます。初年度登録は6月となっておりますので、そこだけご確認ください」
そこで妻が待ったをかけました。
「初年度登録が6月って?今もう9月だけど?」
営業さんが少し慌てて説明してきます。
「いえ、ですので新古車ですので登録済みの車ですので」
「新古車?新車じゃないの?」
「車は新車そのものですが」
妻が制して言います。
「車はって?え?どういう意味?」
私たちがかなり値引きを要求したので、営業さんがXVの登録済未使用車をすすめてきたのです。
私としてはそんなの気にしないし、まるで良かったのです。
妻はどうせ分からないだろうから大体で軽く説明したはずだったのですが。
なにやら雲行きが怪しくなってきました。
「ちょっとあなた、新車じゃなかったの?」
私にも向いてきます。
私はできるだけ落ち着いて説明しましたが、妻はおさまらない感じでした。
「嫌よ新車じゃないって。どういう意味?騙してたの?」
これには営業さんも慌てて否定します。
「まさか、騙すとかはありませんよ。ただ新車同様でお安くできる車なんです」
「でも新車じゃないんでしょ?」
「厳密に言えば新車ではありません」
妻は適当にされ騙されたと思ったのでしょう。
怒りのあまり立ち上がりました。
「帰りましょう。もう。とても買う気になれないわ」
ついにXVに乗れると思っていたのに、まさかこんな展開になるとは!私はとりあえず営業さんに席を外してもらいました。
とりあえず妻を落ち着かせようと思ったのです。
「とりあえず落ち着きなよ。車は新車そのものだよ。何が嫌なの?」
「ちょっと、さすがにひどいんじゃない?ちゃんと説明もしないで」
「それは悪かったよ。でも別にいいだろう?新古車でも?」
もしかしたら初めからきちんと説明していればおさまったかも知れません。
妻はもう聞く耳持たずでした。
「ダメよ。絶対嫌。本当にこのまま新古車にするんだったら、私は許さない」
これは失敗しました。妻をおざなりにせず、きちんと説明すれば良かったです。
まさかここまで拒絶されるとは。
私は悩みました。このままでは乗り換え自体が水の泡と化してしまいます。
私は営業さんのところへいきました。そしてお願いをしてみました。
「すみません、妻は絶対に嫌だと。どうでしょう、何とか新車のほうでしてくれませんか?」
これには営業さんも苦しい顔をします。
「いえいえ。新古車と新車の値段が一緒になったら、初めから新古車なんて作りませんよ」
それはごもっともです。でも妻を新古車になびかせるのは、もう不可能と言っていいでしょう。
新車で頑張ってもらって買うか、もう買わないか、のどちらかなのです。
「そう言われても…」
もう一度何とかお願いしました。私もXVに乗りたいのです。
ここで諦めたくないのです。
かなりの時間を待たされ、営業さんは上の方に事情を説明して値段を頑張ってくれました。
ただやはり新古車の値段に完全に合わせるのは不可能で、5万円プラスまで頑張ると言ってくれました。
そこからは私の頑張り次第でした。
スバルのショールームを1時間程借りて、なんとかして妻を説得しました。
ようやくXVを新車で購入するに至ったのです。
営業さんにも迷惑をかけてしまいました。
そして家に帰って、妻にこっぴどく言われたのは後の話ですが…。