人気の軽自動車の一つがハスラー(Hustler)で、ファミリー向けというよりもアウトドア向けな車となっております。
恐らく、乗り心地がそこまで良くないからこそ、ファミリー向けではないという意見が出回っているのかもしれません。
乗り心地が良いのか悪いのかは個人の感じ方によって異なりますが、路面の状況によっては上下に弾むような感じとなります。
サスペンションがしっかりと効いているのが原因なのか、凸凹とした路面の上をハスラーで走っていると揺れが激しくなって乗り心地が悪いと感じるはずです。
実際に、ハスラーの乗り心地に関して以下のように口コミで評価されておりました。
- 運転している時の横揺れが少々気になった
- 4名乗車でも乗り心地が悪いとは感じなかった
- 揺れや突き上げなどのコメントが多かったものの、私は以前に同じようなスペーシアに乗っていたので気になりませんでした
- 走行中に横風の影響を受けやすいので多少はフラフラとしてしまう
- ベンチシートをベストポジションにすれば腰の痛みを緩和できるので乗り心地が良くなる
- ハンドルとシフトレーバーが遠くて腕が伸びきってしまうのが気になった
上記のように、ハスラーの乗り心地に関しては一長一短で、意見が大きく分かれておりました。
とは言え、後部座席の座面の高さは低すぎることはなく、正しい姿勢で座れるので運転していて疲れが溜まることはないはずです。
道が悪い状態でポンポンと車体が跳ねたり揺れたりという乗り心地を改善したいのならば、タイヤの空気圧に気を配ってみてはいかがでしょうか。
一般的にタイヤの空気圧が高すぎるとハスラーは特にゴツゴツと跳ねやすいので、改善したいのならば低く設定してみてください。
ハスラーの静粛性について
ハスラーのターボや4WDはパワー感や静粛性ともに1~1.3リッタークラスの普通車並みとなっております。
NAで吸排気にVVTを付けると高速道路での静粛性も向上するので、乗っていて不快感を感じることはないはずです。
「静粛性が高い車のランキング」という中にはハスラーは入ってこないかもしれません。
それでも、「走り出しは遅いけど音は静かで良い」「高速道路で80km~100km程度出しても静かに感じる」「インテリアの収納が少ないのは残念だけど静かだから非常に乗りやすい」という意見が出回っておりました。
「うるさい」「風の音が酷い」「乗っていて苦痛」という意見は一切ありませんでしたし、近年販売される車の多くは静粛性が向上しているのではないでしょうか。
ハスラーの乗り心地に効く足回り
メーカー発表のハスラー足回りのスペックです。
Fブレーキ ベンチレーテッドディスク/ディスク
Rブレーキ リーディング・トレーリング
Fサスペンション マクファーソンストラット式コイルスプリング
Rサスペンション I.T.L.(アイソレーテッド・トレーリング・リンク)式コイルスプリング
Fスタビライザー トーション・バー式
タイヤサイズ 165/60R15
ハスラーのブレーキはターボだとフロントはベンチレーテッドディスクで、NAはベンチではないディスクブレーキです。
やはりターボはパワフルな走りが可能なので、ブレーキシステムにも余裕をもたせた仕様になっています。リアはドラムですが、ハスラーの車重であればブレーキ容量に不足はないでしょう。
フロントサスペンションには、マクファーソン式が奢られています。リニアな路面の追従を可能にして軽快な走りと乗り心地を実現していますね。