フリードの購入データ
契約日 | 2009年2月21日 | |
ネーム 年齢 性別 | YSU/30代後半/男性 | |
商談地 | 三重県 | |
購入グレード | フリード Gエアロ Lパッケージ | |
メーカー オプション | -- | |
ディーラー オプション 他装備付属品 | ライセンスフレーム(前後)。オリジナルマット。FIT用マップランプ。ETC再セットアップ。タッチアップペイント。 | |
オプション総額 | 43,470円 | |
車庫証明 | 計上 | |
納車費用 | カット | |
車両本体価格 からの値引き額 | 243,840円 | |
オプションからの値引き額 | 20,000円 | |
無料サービス品名と総額 | ガソリン満タン | |
値引き合計額 | 263,840円 | |
購入総額 (下取り分含まず) | 1,993,450円 | |
下取り車 | マツダ プレマシー(5人乗り) 1800cc 2001年式 150,000km 白 AT | |
下取り車の価格 | 13,450円 | |
下取り車の売却先 | ディーラー (45秒のオンライン無料査定) |
値引き交渉レポート!
年が明けてから「今年中に買い替えようかな」という程度で各メーカーのホームページからカタログを取り寄せ始めたのですが、当初はフリードは候補に入っていませんでした。
3列シートで2000ccまでの車という条件で「プレマシー」「アイシス」「ラフェスタ」が有力候補。スライドドアでは無い「ウィッシュ」と「ストリーム」は購入価格が飛びぬけてお値打ちであればいいかなという程度で考えていただけでして、「フリード」は名前すら挙がっていませんでした。
そんなフリードが一躍候補に躍り出たのはストリームを見に行ったホンダカーズのお店で実車を見て好印象だったからです。とりあえず、その日はカタログと価格表をもらっただけで帰宅。
数日後、ホンダカーズのセールスさんが熱心に家を訪れてくれました。
とりあえず次の休日に、この時点で候補になっている他車を見に行きついでにフリードの試乗に行くことに。フリードを試乗してみて運転しやすさが気に入ったのですが、あとは価格次第だなという印象。
とりあえずフリードの一番の売れ筋グレードという「Gグレード:Lパッケージ」で見積もりを出してもらうことにしました。
第1回の商談では車両本体価格からの値引きは138,500円というものでした。決算時期ということもあり、もう少し位は値引きをがんばってくれるようなニュアンスを感じました。
ただこのグレードではイモビライザー等のセキュリティが装備されておらず、かといってセキュリティパッケージをつけると「両側電動スライドドア」など、特に必要としない機能までセットになってしまうためオプションをどれだけ削っても軽々と200万円を突破してしまい、割高に感じていました。
さらに、フリードは私の希望するブルーパール色は31500円高となるため値段的にはどうしても「割高感」という印象しかなかったのです。
いろいろ見にいくうちに、小さい子供のいる我が家にはスライドドアは必須という奥さんの一言で「ストリーム」と「ウィッシュ」が候補から外れました。
その後、ずっとつきあいのあるマツダのセールスさんがプレマシーの20S(非DISI:電動スライドドア)を総額198万円の条件で出してきてくれました。
買い取り専門店3店すべてで買い取り拒否されたボロボロの初代プレマシーにリサイクル料の戻りを含めて14万円を超える下取り価格をつけた上、本体価格より約38万円の値引きというものでした。
この条件で日産のラフェスタ(グレード:20G)、トヨタのアイシス(グレード:L)にぶつけてみましたが、両者とも白旗宣言。これで、ほぼプレマシーで決まりかと感じて最後にホンダカーズのお店に。
もうプレマシーの充実装備と価格には「ほぼ満足」しかかっていたので、フリードのGグレードのLパッケージが少々安くなったくらいでは「車そのものに満足できそうにない」状態になっていました。
ところがここで「逆転の発想!」が。フリードの装備をよくよく検討してみたところ、「片側だけ電動スライドドアでイモビライザーを装備」できる組み合わせを提案してもらいました。それが「Gエアロ:Lパッケージ」でした。
これで「Gグレード」には無い「テレスコピック」などの快適装備が付きましたし、エアロパーツがついたことでオプションからマッドガードを省くことができました。グレードを上げることで値頃感が出るという、当初は考えもつかなかった方法です。
あとはこれで満足できる価格になるかどうかが問題でしたが、
「このグレードで満足してもらえるようにがんばらせてください」
とホンダカーズのセールスさんがプレマシーとのガチンコバトルを宣言!!
そうこうするうちにマツダのセールスさんから私の携帯に「(あの条件で)決めていただけますか?」との電話。ホンダさんがフリードのグレードを上げてプレマシーの条件にぶつけてきていると話すと非DISIからDISIへのグレードアップで同価格という提案を出してきてくれました。
これでプレマシーの本体からの実質値引きが45万円ほどに拡大し、下取りも含めた値引きは60万を少し超えるまでになりました(オプションはほとんど無いにもかかわらず)。とりあえず、家族とも相談したいと伝え、いったん電話を切りました。
ほどなく、ホンダカーズのセールスさんが
「へんな駆け引きとかはしたくないんで、ずばりで行きますね」と。
私もそのほうがいいので「それでお願いします」と。
そして、出た条件というのがプレマシーの198万と同額。
これでどうでしょうかというセールスさんに
「今の車に乗っているETCの再セットアップ(ただし、取り外しと取り付けは当方でやります)」
「フリードには前席にマップランプが無いので、これも自分で取り付けますので中古部品でもかまわないので手ごろな大きさのマップランプ」
「そして最後に納車時ガソリン満タンで(笑顔)」
最後にこちらからの3つのお願いを聞いていただいてフリード契約となりました!
単純に装備の充実具合で見れば同金額のプレマシーのほうが上という考え方もあるでしょうが、満足いく仕様を満足いく金額で出してくれたことが最後の決め手となりました。
オプションを付けていないにもかかわらず、値引きに関しては凄く頑張って頂いたと思いますが(下取りは厳しいものでしたが、これは仕方が無いでしょう)、なにより「我が家にとってちょうどいいフリード」を探すために親身になって相談に乗ってくれた、熱意と誠意あふれるホンダカーズのセールスさんに感謝したいと思います。
フリードの「新車価格表」を見たことがある人はきっと同じ事を感じると思いますが、あの細かい表の中から自分にとってちょうどいい仕様を探すのは大変です。
フリードはなにしろ「5人」「7人」「8人」と単純に考えても一般的な車の3倍の仕様があって、かつそれに対してパッケージ設定などで複雑な選択肢になっています。
その中からフリードのテレビCMでもおなじみのフレーズ「ちょうどいい」を実感するのは容易ではありませんが、今回はいいセールスさんにめぐり合えていい買い物ができたのではないかと思っています。