フリードが高く売れるポイントを項目ごとに解説します。自分のフリードが高く売れるポイントを把握して、査定士にアピールしていきましょう。
年式と走行距離
フリードの年式は新しいほど、基本の査定価格が高くなります。一般的には新車登録してから1年で大きくフリードの買取相場は下がります。よく「新車から1年で売るのが一番損する」と言われるのはこのためです。
2年目以降は買取相場の下がり幅は縮小していき、年々下降し続けます。
なので、フリードの下取り価値をある程度保った状態で次の車に買い替えるなら、3年以降がオススメです。5年までなら買取金額もある程度期待できるので、次の車の予算に充てる金額も多く出来るでしょう。
走行距離は少ないほど基本の査定価格にプラスされますが、500km~1000km位の違いでは大きく変わりません。
おおよその目安は、年式が新しければ3000kmごと、5年落ち以降なら5千キロごとに査定金額が変わると思っていれば良いでしょう。
ただ「4万キロ台のフリードと5万キロ台のフリード」「9万キロ台のフリードと10万キロ台のフリード」では走行距離による印象が大分変わるので、5万キロや10万キロを境に査定金額が大きく変わるケースはあります。
フリード人気のグレードは?
フリードの人気のグレードは、ガソリン車では「Gエアロ」「Gジャストセレクション」です。フリードハイブリッドでは、「ジャストセレクション」の方が買取相場が高くなっていますね。他には4WDや各特別仕様車の買取相場も高めになっています。
これらの人気グレードや4WDなら、買取金額に期待できるでしょう。現状ではハイブリッドよりもガソリン車の方が、リセールバリューは高くなっています。
フリード人気のボディカラー
フリードの人気色は、黒、白、シルバー、青です。新車ではこの4色が選ばれる事が多いですが、査定の面では、「黒」と「白」がプラスに査定されます。
新車ではカタログやCMなどで思い入れがあり、イメージカラー(旧型フリードで言えば青)がよく売れますが、中古車になるとそのイメージも薄れて単純に万人に好まれる色が人気なったりします。
なので黒や白なら買取金額に期待できるでしょう。シルバーや青は、ボディカラーで大きくプラスにはならない色かもしれませんね。
フリード人気の装備
フリードに人気の装備が付いていれば、買取金額にプラスされます。
モデルの新しい高機能ナビや、純正オプションのインチアップしたアルミホイールなどはプラス査定です。特に電動スライドドアは中古車でニーズが高い装備なので、片側でもいいですが、出来れば両側電動スライドドアが装備されている方が、買取相場は高くなります。
無限製のエアロパーツは人気が高いので、フリードに装着されているとプラス査定になります。無限のアルミホイールもプラスされますね。
外装やアルミホイールのドレスアップは、ディーラー査定よりも買取店の買取査定の方が評価が高くなります。
ディーラーの下取り金額よりも買取金額の方が大きくなるでしょう。
フリード買取の時期
フリードを売る時期によって、高く売りやすい時期があります。この時期にフリードを売るタイミングなら、買取金額が高くなるかもしれません。
毎年2月~3月は中古車が一番売れる時期です。3月がメーカーや中古車販売店の年度末決算のため販売に力を入れるためです。そのため多くの中古車を仕入れる必要があるため、フリードの買取相場は上昇傾向になります。
6月~7月のボーナス商戦も中古車が売れる時期なので、ボーナス商戦に合わせて中古車の買取が活発になり5月後半~7月中はフリードの買取相場が上昇してきます。
秋の行楽シーズンや冬に向けて4WDの需要が高くなり、9月~10月後半まではフリードの買取相場が高めになります。9月は中間決算と言う事も要因ではあります。
上記以外でも、その時点の買取相場の上限でフリードを高く売ることは可能です。ただ、ゴールデンウィーク直後や年末年始は一時的に中古車相場が下がるので、この時期にフリードを売ることは避けた方が良いでしょう。
ディーラーの下取りか買取か?
フリードをディーラーに下取りに出すなら、是非買取店の査定も試して欲しいです。
ディーラーの下取り査定は、車種ごとに年式や走行距離、グレードによって基本の査定書に載っている金額を元に査定されます。
その査定書には、リアルタイムの中古車市場の相場や、エアエロパーツやアルミホイールと言った人気のパーツの評価が低く、査定金額に反映されていません。
買取店の買取相場なら、中古車市場のリアルタイムの買取相場を参考に買取金額を算出するので、今人気の車種であったり、社外品でも人気のエアロやアルミホイールであれば、買取金額に大きく反映させることが出来ます。
人気のボディカラーの加点もディーラー査定よりも大きくなるでしょう。
以上のことから、ディーラーよりも買取店の方が査定金額は大きくなりやすいのです。
ただ例外もあって、自動車メーカーが新車が売れる決算期やボーナス商戦では、販売奨励金や下取り対策費を新車ディーラーに設定することがあります。
新車の販売台数に応じて、奨励金の額が変わったり他メーカーからの乗り換えなら通常の下取り金額に上乗せが効くようになります。
こういったキャンペーンが重なれば、新車の値引きの代わりに下取り金額に上乗せという形で、買取店の金額よりも高くなることがあります。
この場合でも、買取店の買取相場が分かっていなければ、そのディーラーの下取り金額が本当に高いのかお得なのか損得勘定が出来ません。
どちらにせよ、フリードを手放すなら買取店の査定を受けた方が、フリードの売却金額が上がることは間違いありません。
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