エスクァイアの乗り心地を街乗りや高速道路で試してきました。実際エスクァイアハイブリッドの乗り心地は良いのか、悪いのか?徹底検証しています。
試乗車
エスクァイア ハイブリッド Gi 7人乗り 現行モデル
エスクァイアハイブリッドのシートの座り心地は?
※1列目シート
※1列目シートクッションの厚み
今回試乗したエスクァイアハイブリッドGiのシートは布製ではなく、合成皮革シートが採用されています。
座り心地は同形状のファブリックシートより格段に良かったです。
ヴォクシーのファブリックシートは、表面が固めで座り心地は管理人には今ひとつでした。今回のエスクァイアハイブリッドの合成皮革シートは、しっとりと体に馴染んで、非常に座り心地が良いです。
形は全く同じで、おそらく中身のクッションも同等だと思いますが、表皮だけでこんなに違うのかと思ったほどです。
ファブリックシートは腰のあたりが浮いてしまい、疲労感が出てしまいましたが、エスクァイアハイブリッドの合成皮革シートは、シートが体の形状に馴染むので腰の辺りまでホールド感があります。
アルファード/ヴェルファイアでは、高価なメーカーオプションの本革シートを選ばないと付いていないシートヒーターが付いているのも、うれしい装備ですね。
※2列目シートクッションの厚み
エスクァイアハイブリッドのセカンドシートの座り心地も運転席同様に良好です。
合皮のシート表皮が体に馴染んで、座り心地は快適です。キャプテンシートには両側に肘掛けが装備され、超ロングスライドを駆使すれば、足元は広々です。
※3列目シートクッションの厚み
サードシートも合皮製で質感は高いですが、クッションは薄く長距離ドライブには向きません。背もたれは低く立っているので、リクライニングを調整してもベストのポジションを見つけるのは難しいでしょう。
174センチの管理人が座ると、背もたれを立てると姿勢が疲れますし、背もたれを寝かせると座面の奥行きが足りなくなります。大人は厳しいですが、子供ならサイズ的には及第点です。
エスクァイアハイブリッドの街中での乗り心地を検証
まず路面がフラットな状態の一般道では、エスクァイアハイブリッドの乗り心地は良好です。座り心地の良いシートもあって、快適な乗り心地です。
路面がうねっているような状況では、ミニバンの重心の高さと重い車重で車体が揺られる場面もありますが、そんな時でも揺れの収束が早く、車体をフラットに保とうとしてくれます。
ただ、路面の凹凸を通過する場面では、ゴツゴツした固めの乗り心地が目立ちます。固めの乗り心地ですが、車体が跳ねるような不快な動きはありません。
ギャップに対して乗り越える時の入力の部分では固いですが、乗り越えた後の着地の部分の収まりが早いので、ゴツゴツした乗り心地ですが、同乗者が乗り物酔いするような不快な揺れは少ないでしょう。
硬めの乗り心地が好みの人なら、受け入れられるレベルだと思います。良く言えばドイツ車チックな乗り心地と言えます。
1週間前にヴォクシーのガソリン車に乗りましたが、エスクァイアと乗り心地は明らかに違いますね。ヴォクシーもギャップに対しては多少のゴツゴツ感はありましたが、エスクァイアの方がより固めの乗り心地です。
さらにヴォクシーはピョコピョコと小刻みにわずかに跳ねるような挙動がありましたが、エスクァイアにはそれがありません。
ゴツゴツ感さえ許容できれば、それ以外の部分ではギャップに対する収まりも早く、非常にフラットな乗り心地をキープしてくれます。ヨーロッパ車に近い乗り心地と言えるでしょう。
エスクァイアハイブリッドの高速道路での乗り心地は?
高速道路でのエスクァイアハイブリッドの乗り心地はどうでしょうか。
時速100キロ巡航での乗り心地は、高速道路の継ぎ目などギャップを乗り越えると、街乗り同様ゴツゴツ感はありますが、全体にフラットな乗り心地をキープしてくれます。
街乗りで感じた硬めの乗り心地は、高速道路でのギャップやうねっている所を走っても車体をフラットに保ってくれて、不快な動きを抑制してくれます。
ドイツ車のように路面にビタッと張り付くような感覚はありませんが、ヨーロッパ車に似た硬めの乗り心地で、ギャップを上手にいなしてくれます。
時速100キロからさらに110キロ~130キロと速度を上げていくに連れて、路面の状態が良くても路面の起伏を受けて、多少車が上下に揺られます。
重心が高く、重量もあるミニバンではその動きが顕著に出やすいですが、エスクァイアの足回りは、足が伸びてから縮む時の収まりが良いので、速度を上げた状態でも乗り心地はフラットライドで悪くありません。
初期の入力に対してダンパーが強いせいなのか、ゴツゴツ感が出るのは残念ですね。
高速道路でもヴォクシーのガソリン車との乗り心地は違う印象です。エスクァイアはボディに溶接でスポット増しをして剛性を上げている、なんて噂もあります。
それが本当なら、箇所にもよりますが、スポット増しでボディ剛性が上がった事により、路面の変化がよりダイレクトにドライバーに伝わるので、ゴツゴツした乗り心地として伝わっているのかもしれません。
であれば、ダンパーのチューニングでもっとしなやかな乗り心地に出来そうな感じですが、マイチェン後に期待ですかね。
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