クーペのようなスタイリッシュなフォルムや新開発のパワートレインの搭載、高性能な4WDシステムの設定などが話題となっている三菱自動車のクロスオーバーSUV、「エクリプスクロス」の内装を徹底的に紹介します!
室内は5人乗りで、十分な乗車スペースや荷室スペースが確保されています。また、200mmのスライド機構や9段階のリクライニング機能が備わるリアシートも特徴のひとつです。
エクリプスクロスの内装の質感は?
エクリプスクロスの内装色
エクリプスクロスの内装色は、全車写真のブラックのみとなります。
内装の仕上げは、合成皮革張り+ステッチ入りのドアアームレストやメッキ処理が施されたインナードアハンドル、ピアノブラック調のパワーウィンドウスイッチベースなどが備わります。
全体的な素材の質感も、この価格帯のSUVとしては上質に仕立てられています。
エクリプスクロスのシート表皮・デザイン
ファブリック(全車に標準装備)
※エクリプスクロス: mitsubishi-motors.co.jp
本革(G/Gプラスパッケージにメーカーオプション設定)
前席はサイズがタップリしており、ホールド性や座り心地も悪くありません。
後席は、ドライバーの後方視界を確保するため背もたれが低めに設定されていますが、座り心地は特に問題なしです。
ただし、ヘッドレストの高さ調整ができない(ノッチが1段階しかない)のが難点です。
シートの質感は、標準のファブリックでもステッチが施されるなどセンス良く仕上げられているので、贅沢を言わなければ十分満足できるでしょう。
オプションの本革シートは、さすがに見た目や肌触りの上質さが違いますが、運転席パワーシート&運転席・助手席シートヒーターとのセットで24万8,400円とかなり高額なのが辛いところです。
エクリプスクロスのインパネ
写真は最上級グレード「Gプラスパッケージ」のものですが、アグレッシブなエクステリアとは対照的に、オーソドックスかつプレーンなデザインにまとめられています。
中級グレード「G」と廉価グレード「M」はセンタークラスター上部のデザインが異なり、インパネから飛び出たデザインのタッチパッドコントローラーが備わらず、代わりにナビ&オーディオが装着できる2DINスペースが備わります。
インパネの質感は、随所にメッキ加飾が施されるなど、このクラスとしては満足できる水準にあります。
また、ヘッドアップディスプレイが設定されている点も評価できるものの、最近のトレンドになっているフロントウィンドウ投射式ではないのが残念なところです。
エクリプスクロスの収納・荷室の使い勝手は?
エクリプスクロス前席回りの収納
スマートフォントレイ
インパネセンター下部に装備されるトレイで、USBポートとアクセサリーソケットも備わります。
フロアコンソールボックス
座席間に備わるアームレストのリッドを開けると、十分な深さのある収納ボックスとサングラストレイが出現します。
トレイがボックス前面を覆うサイズなら、なお良かったように思います。
照明付ドリンクホルダー
シフトレバーの後方に、ペットボトルなどが2個収納できるドリンクホルダーが備わります。
ドリンクの傾きを防ぐフラップや滑りを防止するラバーマットが備わるなど、気配りも十分です。
ただ、照明が付く必然性はあまり感じられません。
グローブボックス
助手席前に備わるグローブボックスは、タップリした容量が確保されています。
前席の収納は以上の4か所のほか、左右ドアにボトルホルダーが備わりますが、小物を入れるスペースが不足気味です。
エクリプスクロス後席回りの収納
後席回りの収納は、以下にあげる4か所です。
ボトルホルダー(左右ドア)
左右のリアドアにドリンク1本が入るホルダーがつきます。
ボトルホルダー(2個分)付リヤセンターアームレスト
リアシートセンター部の収納式のアームレストに、ボトルホルダーが備わります。
コートフック
全車に標準装備されます。
シートバックポケット
画像のようにオプションの本革シートを選択した場合は、運転席と助手席にシートバックポケットがつきます。
標準のファブリックシートの場合、シートバックポケットは助手席のみとなります。
後席の収納は十分とはいえませんが及第点といったところでしょう。
エクリプスクロスの荷室サイズは?どのくらい積める?
荷室の幅は1,000~1,330mm、奥行きは820mm(後席使用時)~1,570mm(後席折りたたみ時)、高さは725~820mm(電動パノラマルーフ装着車は805mm)です。
このクラスのSUVとしては、十分な荷室スペースと言えるでしょう。
下の写真はラゲッジアンダーボックスで、工具類や汚れ物などの収納に利用できます。
2名乗車時
3名乗車時
リアシートは4:6分割可倒式で、倒した時に段差がない点は評価できる一方、フロアが少し斜めになってしまうのが欠点です。
また、ライバルのホンダ・ヴェゼルのように、座面をチップアップしたり、フロントシートをフルリクライニングしてリアシートと繋げる機能などは持っていません。
エクリプスクロスの内装まとめ
エクリプスクロスの内装色は、ブラックのほかに選択肢がありませんが、この車のスポーティな雰囲気に合っているので十分でしょう。
内装の質感もこのクラスとしては高く、大きな不満を感じさせません。
シートの出来も及第点が与えられますし、ファブリックの質感も悪くありません。収納スペースは前席・後席ともに不足気味なので、社外品の収納の導入も検討した方が良いかもしれません。
荷室スペースの広さは十分ですが、シートアレンジにこれといった特徴がないので、使い勝手の面では可もなく不可もなしといったところでしょう。
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