キューブは、以下の各条件で買取金額がプラスなる要素があるので、該当する部分は査定の時にアピールしましょう。
・人気のグレード
「ライダー」「15X Vセレクション」「15X Vセレクション4WD」
・人気のカラー
ホワイトパール、ブラック
・人気のオプション
キセノンヘッドランプ、スタイリッシュガラスルーフ
キューブの高く売れる人気のグレードは、ライダー、ライダーブラックラインです。ライダー系の買取相場がキューブの中では高値になっています。
標準グレードでは、15X Vセレクションが高く、4WDも全般的にFFよりも高い買取相場です。
キューブの高く売れる人気のカラーは、ホワイトパールとブラックです。この2色なら他の色と比べて10万円は高く売れるでしょう。
プラス査定になるキューブのオプションは、スライリッシュガラスルーフ(サンルーフ)です。装着している車両が少ないので、中古車市場では希少となりプラス査定が見込めます。キセノンヘッドランプも元は取れませんが、プラス査定になります。
キューブのリアルタイムの買取相場を調べるには?
では、キューブの査定金額はいくらが相場なのか?以下のサイトで簡単に買取店のリアルタイムの査定相場を知る事が出来ます。
ディーラーの査定だけではなく買取店の査定も受けて、査定金額の損得勘定をしっかりとやりましょう。
ネットで愛車の概算価格が分かる
かんたん車査定ガイドで表示される査定相場金額は、直近の取引データから算出しているので、ほぼリアルなキューブの買取相場となっています。
キューブの概算買取金額が分かったら、次はキューブを出来るだけ高く売りましょう!
概算価格はあくまで概算なので、実際の車両の状態や走行距離などが査定に反映されていません。実際の査定ではさらにプラス金額になったり、または低くなる事もあります。
実際に査定してもらうには、わざわざ買取店に出向くよりも、出張査定で査定してもらった方が時間も手間も省けます。
管理人もこれまで15台以上車を売却して来ましたが、直近の3台は
それも数万円レベルではなく、ディーラーよりも15万円~90万円も高く売れました。ウソのような話しですが、本当に実話です^^;
90万円高く売れたのは代理で交渉した知人のカイエンですが、ディーラー査定は最高で650万円でした。そのままディーラーに下取りに出していたら、90万円の損失に・・・恐ろしいです。
以下のキューブ買取マニュアルを見れば、買取相場の上限でキューブを売ることが出来ます。
しっかりとこのページで知識を付けて買取店と商談すれば、ディーラー査定よりも数十万円高くキューブを売ることが可能です!
買取店へキューブを高く売るための目標金額の決め方
キューブから高い査定額を引き出すコツは、目標買取金額を設定して、「その金額にならなければ売らない」と言うルールを決めて最後まで守る事です。
目標買取金額の決め方は、実際のキューブの中古車販売価格から逆算しましょう。
キューブの目標買取金額の決め方
●
●グレード、年式、走行距離、カラー、修復歴の有無でキューブを絞り込む
●台数が少なければ、年式やカラーの条件を緩める。その際、同価格帯のグレード(排気量)、走行距離、修復歴の有無を優先して絞り込む事
●自分のキューブと同等の中古車を10台前後ピックアップ
●本体価格の平均を求める
●平均価格から販売店のマージン約20~30万円を差し引いた金額がキューブの買取上限相場
中古車販売店は、キューブの中古車販売でいくらのマージンを取っているのか?
多くの中古車販売店は、業者しか参加できないオートオークションからキューブの中古車を仕入れて、自社(自店)で販売しています。
そのオートオークションから仕入れた金額に自社の経費や利益を乗せて、キューブの中古車販売価格を決めます。
そのマージンが分かれば、目標とすべきキューブの買取金額が見えてきます。
中古車販売価格が50万円~200万円位の価格帯なら、販売店のマージンはおよそ10万~30万円以上と考えられます。
販売価格が30万円以下なら、数万円~10万円強が買取金額の相場になります。
この販売店のマージンを平均価格から差し引けば、中古車の仕入れ値=キューブの買取上限相場となります。
キューブ 15X Vセレクション(販売価格130万円前後)の中古車販売店マージンはいくら?
ではキューブの実際のオークションの仕入れ値と販売価格から、中古車販売店のマージンを見てみましょう。
中古車販売店のキューブ店頭販売情報 | |
グレード名 | キューブ 15X Vセレクション |
主な装備 | メモリーナビ、バックモニター |
ボディカラー | ビターショコラ |
店頭販売価格 | 132.8万円 |
支払総額(販売店の諸費用含む) | 144.2万円 |
自動車税・所得税・預かり法定諸費用※ | 約4.7万円 |
預かり法定諸費用を除いたキューブの販売価格 | 1,395,000円・・A |
※預かり法定諸費用他(合計2~10万円ほど)
(中古車を購入するユーザーが必ず支払うもの。販売店の経費や利益ではない)
・自動車税(例2000cc) 3,200円~36,200円(3月は0円、4月は36,200円。以降毎月3千円強下がっていく)
・重量税 車検が残っていれば0円
・自動車取得税 3年落ち300万円の所得税約2.6万円。「6年落ち以下」と「車両価格50万円以下」は0円
・自賠責保険未経過相当額 車検残に対して1ヵ月1000円ほど
・預かり法定費用 車庫証明や登録時3000~9000円ほど
・リサイクル料 9千~2万円 「リ済込」なら別途発生しない
キューブの仕入れ価格 | |
オークション落札価格 | 114.4万円 |
消費税(8%) | 91,520円 |
落札手数料 | 10,000円 |
自動車税1500cc(9月として) | 17,200円 |
リサイクル料 | 9,210円 |
上記を全て足したキューブの仕入れ価格 | 1,271,930円・・B |
※上記A-B=販売店のマージン(利益、経費、値引き分など)
A(1,395,000)-B(1,271,930)=123,070円(販売店のマージン)
上記の販売価格132.8万円(諸費用込みの支払総額144.2万円)で売られているキューブの中古車販売店のマージンは、約12.3万円です。
この販売店の利益や経費(マージン)を差し引いた仕入れ値(B)127.1万円が、この場合のキューブ 15X Vセレクションの買取相場の上限となります。
以上の買取上限相場をキューブの目標買取金額に設定して、今後買取店と商談していきます。
キューブを買取相場の上限で売るための買取交渉マニュアル
※キューブ 出典nissan.co.jp
日産キューブの商談では、まず希望金額を伝えますが、その金額はカーセンサーの中古車販売価格を基に算出した目標金額をベースとして「買取店に少し無理してもらう」程度に設定するのがセオリーとなります。
すると当然、買取店は「この金額では無理です」などと言って来ますが、であれば「いくらなら買取してもらえますか?」などと、商談を切り出します。
商談では「希望金額に届かなければ、キューブは売らない」というスタンスに徹し、各買取店を回りながら聞き出したリアルなキューブの買取相場を基に、目標金額を点検・調整していきましょう。
買取店同士の競合で、キューブの査定金額アップ!
やがてキューブの査定金額が出揃って来たら、今度はその中で最高値を他の買取店に伝えて競合させる訳ですが、その査定金額がカーセンサーの中古車販売価格から算出した目標金額を大きく下回っている場合は、少しでも差を埋めるべく上乗せした金額を伝えるといいでしょう。
すると、買取店はあなたが伝えた査定金額に少しだけ上乗せして「これが限界だから、もう決断して欲しい」など、クロージングを仕掛けて来ますが、あくまでも「希望金額に届かない限り、売れない」スタンスは崩しません。
そうして買取店同士の競合を続けていくと、やがて白旗を上げる買取店が増えて来ますから、その辺りがキューブ買取相場の天井となります。
その段階まで来れば、もう強引なクロージングをかけられてもハッキリ断れますし、少し日にちをおいてから「他店で▽●万円の査定が出たので、それより条件がよければ希望金額に達しなくても検討したい」など、商談再開を持ちかける手も使えます。
商談全体を通して、互いに気持ちよく取引しながら条件は有利に引き出せるよう、マナーは守りながらもすべき主張はしっかりとして、キューブ高額買取の主導権をとりましょう。
キューブを買取相場の上限で売る方法
- キューブの概算査定額を調べる
- 中古車販売価格から目標買取金額を設定する
- 目標買取金額にいくらか上乗せして、無理目の目標金額を買取店に伝え、買取店の上限金額を探る
- 最も高い査定金額を他の買取店に伝えて、各買取店の上限相場を引き出す
- 最も高い買取店にキューブを売る!
キューブを高く買い取ってくれる買取店はココ!
どの買取店が、キューブを買取相場の上限で買取ってくれるのでしょうか。
キューブを売るなら、一番高く買取ってくれる買取店が一番なのですが、高く買取れるには理由があります。
大抵の買取店は買取ったキューブを業者オークションに転売しており、その経費を中間マージンとして買取金額から差し引くことが多いのですが、買取ったキューブを直接販売する買取店なら中間マージンがない分、高く買取ることができるのです。
大手買取店だとガリバー、カーチス、ビッグモーターの3社は直接販売の割合が高くておススメですが、合わせて地元の中小買取店も直接販売に力を入れている所が多く、大手買取店のネームバリューに対抗するべく高額買取で勝負しているため、こちらもおススメです。
この大手買取店と中小買取店の良さを活かして競合させることで、キューブの査定金額を買取相場の上限ギリギリまで引き出す事も可能です。
ここでおすすめなのは、以下の無料一括査定です。
【ポイント】
キューブの買取査定は、査定する件数が多いほど競合が白熱して査定金額もアップしやすいため、最低でも3社以上から査定見積もりをとるのがセオリーとなっています。
タイミングによってキューブを高く買取れる買取店は変わる
リアルな目標金額を買取店に伝えて、「その金額にならなければ売らない」と言う姿勢を崩さなければ、各買取店の上限相場が見えて来ます。
ただ買取店によって、キューブを買取れる金額には大きな幅があります。
「A店では絶対に無理!」と言われた金額が、「B店ならOK」と言うような事は日常茶飯事です。
なので一部の買取店の話しだけでキューブの相場観を自分に植え付ける事はやめましょう。多くの買取店と商談する事で、本当の買取相場の上限が分かります。
中古車販売価格から、キューブの買取上限相場を算出することで、本当に高価買取でキューブを売ることが出来ますよ!
最後にひと手間動けるなら!
これまでの買取店との商談で、買取相場の上限でキューブを売る事にほぼ成功していると思いますが、最後にひと手間加える事で、さらに高値での買取が可能になるかもしれません。
また、もうひと手間掛けられるなら、以下のMOTA車買取を試しても良いでしょう。
ネットで最大20社の査定結果が無料見れる
実際にやり取りするのは、査定金額が上位の3社のみです。買取店はその上位3社に入るために金額を頑張るので、予想以上に高値になる事も。
MOTAを利用すれば、さらに買取金額の上乗せが可能になるかもしれませんね。
キューブの買取相場や査定の特徴
過去3か月に業者オークションで取引されていたキューブは、5270台です。
1998年に発売されたため、流通台数は比較的多いです。
4WDは124台含まれていますが、全体数から見ると2.3%となるため、かなり少ないですね。
「15X」や「15X Vセレクション」などの人気車種は、流通台数も多く、オークションの落札データも豊富に揃っているため、売却時に買取金額の予想がしやすいグレードになります。
買取店としても、落札データが沢山あるキューブのようなクルマは買取相場のブレが少ないため、高額査定を提示しやすい車種になっています。
10万㎞越えのキューブでも売れる!
実際の業者オークションを見てみると、比較的年式が新しいキューブは過走行車であっても15万円~25万円で取引されていました。
過走行+年式が古いキューブは廃車の確率が高くなっています。
しかし、8年落ちまでのキューブは過走行であっても15万円~25万円前後で買取られる可能性が高いので、諦めずに買取店に査定してもらってくださいね。
キューブの買取相場推移 2021年5月に査定
キューブの各モデルの買取相場推移です。各年代のリセールバリューも記載しているので、他車種との比較にもご利用ください。
※年1万キロ平均の走行距離
※記載グレードでデータが無い年式に関しては、()内のグレードでデータを取っています。
年式 | キューブ 15X Vセレクションの買取相場 | リセールバリュー |
---|---|---|
2020年 1万キロ前後 | --万円 | --% |
2019年 2万キロ前後 | 95.0万円 | 52.3% |
2018年 3万キロ前後 | 74.1万円 | 41.5% |
2017年 4万キロ前後 | 49.4万円 | 27.7% |
2016年 5万キロ前後 | 44.5万円 | 24.9% |
2015年 6万キロ前後 | 47.6万円 | 26.7% |
2014年 7万キロ前後 | 19.5万円 | 11.0% |
2013年 8万キロ前後 | 11.8万円 | 6.8% |
2012年 9万キロ前後 | 11.8万円 | 6.9% |
2011年 10万キロ前後 | 8.1万円 | 47.6% |
ディーラーの下取りは、実際の相場より10%以上も安く見積もられる
ディーラーの下取り価格は、10%以上も安く見積もられる事があります。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
もしディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車買取業者に依頼しましょう
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。