どこまでも、軽快に、快適に―そんな思いが命名されたホンダのミドルサイズSUV・CR-V。
2016年に一度は生産終了されたものの、約2年のブランクを超えた2018年8月30日にカムバックを果たした人気車種ですが、ガソリン/ハイブリッドで基本4グレードがラインナップされています。
ここでは、そんなCR-Vの各グレードについて個性や魅力、スペック等について紹介していきます。
CR-Vの価格が一番安いグレードは?
CR-V 1.5EX(FF・5人乗り) 3,290,100円
CR-Vの中でもっとも安いグレードは、ガソリン車のベースである1.5EXのFF(2WD)&5人乗り。
上位グレード・1.5EXマスターピースの同仕様(FF・5人乗り/3,657,500円)と比べて367,400円安くなっています。
(※ガソリン車には、どちらのグレードにも4WD、7人乗りのグレード設定が用意されています)
この最廉価グレード・1.5EXを最低限のオプションのみで購入した時、支払総額がいくらになるのか試算してみましょう。
購入グレード | CR-V 1.5EX(FF・5人乗り) |
車両本体価格 | 3,290,100円 |
装着オプション | ドアバイザー、フロアマット(スタンダード) |
オプション金額 | 74,433円 |
諸費用・税金 | 244,870円 |
▲130,000円 | |
支払総額 | 3,479,403円 |
オプションはドアバイザーとフロアマットしかつけず、値引き交渉で最大限の値引きに成功した場合、諸費用などと差し引きして約347万円でCR-Vが購入できることがわかります。
しかし、もっと安くしたい場合はドアバイザーやフロアマット等をネット通販で社外品を用意し、ディーラーに持ち込んで工賃をサービスor割引して貰ってもいいし、自分で取り付けてもいいでしょう。
CR-Vの最上位グレードは?
CR-V ハイブリッド2.0EXマスターピース(4WD・5人乗り) 4,441,800円
※マスターピース(Masterpiece)とは「傑作」という意味です。
CR-Vで最も高いグレードは、ハイブリッドの上位グレード「2.0EXマスターピース」の4WD・5人乗り仕様となります。
(※ハイブリッドの乗車定員は、ガソリン車と違って5人乗りのみとなっています)
車両本体価格の時点で最廉価グレードより110万円以上の差額をつけていますが、好燃費&環境性能に定評があるハイブリッドシステムをはじめ、装備やスペックが充実しています。
そんなハイブリッド2.0EXマスターピース(4WD・5人乗り)の購入シミュレーションはこちらとなります。
購入グレード | CR-V ハイブリッド2.0EXマスターピース(4WD・5人乗り) |
車両本体価格 | 4,441,800円 |
メーカーオプション | プラチナホワイト・パール(標準装備:電動パノラミックサンルーフ、本革シート、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート、助手席4Wayパワーシート) |
メーカーオプション価格 | 43,200円 |
ディーラーオプション | ドアバイザー、フロアマット、ドライブレコーダー、アドバンスドルームミラー |
ディーラーオプション金額 | 219,024円 |
諸費用・税金 | 117,070円 |
車両値引き | ▲130,000円 |
オプション値引き(20%) | ▲44,000円 |
支払総額 | 4,647,094円 |
※ホンダインターナビ、ETC2.0車載器は全グレード標準装備となっています。
ボディカラーには売却時のプラス査定が期待できるプラチナホワイト・パールを選択、その他のメーカーオプションは標準装備となっています(最上位グレードの特別感を示すために載せました)。
ディーラーオプションには基本のドアバイザー&フロアマット(※インターナビ&ETC2.0車載器は全車標準装備となっています)に加え、防犯&トラブル予防に昨今ニーズ急上昇なドライブレコーダー、そして視界を確保して安全性向上に役立つ人気のアドバンスドルームミラーをつけました。
そしてハイブリッド車はガソリン車に比べ、エコカー減税など諸費用が安くなるメリットがあり、値引き交渉で満額を勝ち取った場合、差し引き約459万円で最上位CR-Vを買えることがわかります。
CR-Vの最上級グレード「マスターピース」専用装備は?
CR-Vの最上位グレードである「マスターピース(Masterpiece・ガソリン/ハイブリッド共通)」には、どのような専用装備がついているのでしょうか。
ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(イージークローザー/挟み込み防止機構付き)
両手がふさがっている時、キーを持ちながらリアバンパーの下で足先を出し入れすることにより、重たいテールゲートを自動開閉可能です。
スイッチ操作によって、開閉途中での位置キープ(狭い場所ではとても重宝!)や、開く幅の設定も可能です。
電動パノラミックサンルーフ
CR-Vの天井に窓を設けて空からの光を採り込み、車内空間を明るく解放的に演出する人気オプションの代名詞的存在。
子供から大人まで、幅広く大人気な上、チルトアップ機能によって換気性能にも優れています。
本革シート&専用インテリア
最上級グレードのシンボルともいえるハイグレードな車内空間を演出、使い込むほどに馴染んでくる質感にも定評があります。
ブラウンとブラック、あなたのセンスでお好きな方を選んで欲しいと思います。
助手席4ウェイパワーシート
運転席のパワーシート(8ウェイ)は当たり前、隣に座るパートナーにも上質なくつろぎを提供する4ウェイパワーシート。
「そんなもん手動でいいだろ」と言っていた方ほどハマってしまう、そんな快適装備です。
ルーフレール
CR-Vのボディにマッチした高品質アルミ製ルーフレールは、ルーフに荷物を積載できる便利オプション。
メーカーオプションで非装着の設定も可能ですが、海外でも人気の高いCR-Vですから、輸出市場に出すことも視野に入れた場合、つけておいた方がいいでしょう。
CR-Vの燃費が一番良いグレードは?
ハイブリッド2.0EX(FF車)
ハイブリッド2.0EXマスターピース(FF車)
共に25.8㎞/ℓ(JC08モード)
CR-Vの中で最も好燃費のグレードは、ハイブリッドのFF車となっています。
ただ、上掲の数値はメーカーがスペックを売り込むために理想的な条件下で計測した「カタログ値」ですから、私たちが現実的にCR-Vハイブリッドに乗った時の「実燃費」も気になるところ。
そこで当サイトでCR-Vの実燃費を独自調査した結果、CR-VハイブリッドFF車の平均実燃費は15.6㎞/ℓ、カタログ値の60.4%となっていました。
ハイブリッド車の実燃費はカタログ値の約6割と言われているので、CR-VハイブリッドFF車の実燃費は概ね平均的と言えます。
ちなみに、CR-Vハイブリッドの4WD車はカタログ値25.0㎞/ℓに対して平均実燃費が14.8㎞/ℓ、カタログ値の59.2%とやや下回っています。
CR-V ハイブリッドはガソリン満タンで何キロ走る?
実燃費がわかると、ガソリン満タンで何キロ走れるか、CR-Vハイブリッドの航続距離を実燃費×ガソリン消費量(タンク容量-残量)で求めることができます。
さて、CR-Vハイブリッドのタンク容量は57ℓですが、完全に空っケツまで走ってしまうのは怖すぎるため、燃料残量警告灯が点灯するまでとします。
取扱説明書によれば、ガソリン残量が8ℓになった時に燃料残量警告灯がONするそうですが、それだと57ℓ-8ℓ=49ℓと計算するのに中途半端なので、ここでは燃料残量警告灯がONしてから更にガソリン1ℓ分だけ走って、無事ガソリンスタンドにたどり着けたものと想定します。
そうすれば、燃料消費量は50ℓですから、航続距離の計算は以下の通りとなります。
実燃費(15.6㎞/ℓ)×燃料消費量(50ℓ)=航続距離(780キロ)
CR-VハイブリッドFF車は1回の満タン給油により、およそ340キロの道のりを往復できる事になります。
ちなみに、高速道路では(渋滞にハマるなどしなければ)燃費が約10%向上すると言われますから、航続距離が約850キロくらいまで伸びる計算となります。
ガソリンモデルで一番燃費が良いグレードは?
CR-V 1.5EX(FF・5人乗り) 15.8㎞/ℓ(JC08モード)
CR-Vのガソリン車で最も燃費のよいグレードはベースの1.5EX、中でもFFの5人乗りとなっています。
こちらの実燃費は12.2㎞/ℓ、カタログ値の77.2%となっており、ハイブリッドに比べて優秀な数値と言えます。
CR-Vの一番燃費が悪いグレードは?
CR-V 1.5EXマスターピース(4WD・7人乗り) 14.6㎞/ℓ
CR-Vの中で最も燃費が悪いグレードは、ガソリン車の中で最も車重があり、かつ4WD&7人乗りの1.5EXマスターピースとなっています。
ガソリン車はターボエンジンを搭載している上、7人が乗れるよう設備もより頑丈で重く、更に4輪駆動で構造が複雑なため、どうしても燃費が悪くなってしまいます。
ただ、こちらの実燃費は10.1㎞/ℓとカタログ値の69.1%になっており、ハイブリッド車よりは高い達成率を示しています。
CR-V 4WD はガソリン満タンで何キロ走る?
CR-V 1.5EXマスターピース(4WD・7人乗り)の実燃費は10.1㎞/ℓ、タンク容量などは全グレード同じなので、先ほどと同じ要領で計算すると、
実燃費(10.1㎞/ℓ)×燃料消費量(50ℓ)=航続距離(505キロ)
で、最も燃費のよかったハイブリッド2.0EX等に比べると275キロも短いため、それだけ給油が頻繁で面倒ですね。
自動ブレーキがあるグレードは?
CR-Vの自動ブレーキ(衝突軽減ブレーキ・CMBS)はホンダの安全運転支援システム「ホンダセンシング」に組み込まれており、全グレードに標準装備されています。
【ホンダセンシング】
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)
- 車線維持支援システム(LKAS)
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- オートハイビーム
【その他の安全装備】
- ブラインドスポットインフォメーション
- ドライバー注意力モニター
- アジャイルハンドリングアシスト
- 運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
- 1列目シート用i-サイドエアバッグシステム
- 1~2列目シート対応サイドカーテンエアバッグシステム
CR-Vの7人乗車が可能なグレードは?
CR-V ガソリン車 全グレード
街中ではもちろん、アウトドアでも大活躍のCR-Vですから、大勢の仲間と出かけたい時、一人でも多く乗れた方が便利です。
CR-Vには5人乗りと7人乗りが設定されていますが、7人乗りはガソリン車の全グレードに設定されているので、好きなグレードを選ぶことができます。
CR-Vのスポーツ/エアロタイプのグレードは?
- 全グレード
ミドルサイズSUVであるCR-Vは、そもそもスポーティな車種だとも言えますが、ここではよりエアロなカスタマイズを追求するため、2018年9月に「ホンダアクセス」や「無限」から発売されたCR-V専用アクセサリーを紹介します。
ホンダアクセス
ホンダ直系パーツメーカー「ホンダアクセス」の提供するCR-Vの純正アクセサリーは「JAPAN BEST URBAN SUV(日本最高の都会的SUV)」をコンセプトに、洗練されたワイルドさを追求。
フロント&リアのエアロバンパー、テールゲートスポイラー、19インチアルミホイールMG-027(ステルスグリントブラック)等がラインナップされています。
- フロントエアロバンパー 59,400円
- リアエアロバンパー 48,600円
- サイドロアガーニッシュ 43,200円
- テールゲートスポイラー 37,800円
- 19インチアルミホイール 48,600円/本
無限
一方、ホンダ車のカスタマイズパーツ製作メーカー「無限」では「PREMIUM URBAN SPORT(極上の洗練スポーティスタイル)」をコンセプトとして、都会派志向をより先鋭化。
フロントグリルガーニッシュやMDRダークメタリックミラーフェイスの19インチアルミホイールをはじめ、グレード感を引き出す各種パーツをラインナップしています。
はてな
- フロントグリルガーニッシュ 56,160円
- フロントアンダースポイラー 91,800円
- サイドガーニッシュ 108,000円
- リアアンダースポイラー 59,400円
- アッパーウィング 73,440円
- 19インチアルミホイール 48,600円/本
これらのカスタムパーツでバッチリ決めれば、CR-Vのエアロ感を最大限に引き出すことが出来るでしょう。
CR-Vのエコカー減税が一番多いグレードは?
- CR-Vハイブリッド 全グレード
CR-Vハイブリッドは全グレードがエコカー減税の対象車であり、自動車取得税&自動車重量税が免税(100%減税)となります。
また、登録翌年度の自動車税は75%減税となります。
試算例)CR-Vハイブリッド 2.0EXマスターピース(FF)
自動車取得税:基本額104,700円 ⇒ 0円(104,700円免税)
自動車重量税:基本額30,000円 ⇒ 0円(30,000円免税)
自動車税(登録翌年度):約39,300円 ⇒ 29,500円(約9,800円減税)
合計減免税額:144,500円
ところで、エコカー減税は対象車を購入すれば当たり前に適用されますが、ディーラーの中にはこれをさも「自分たちが値引きしてあげた」かのように演出する担当者もいます。
巧みな話術に惑わされることなく、しっかりと値引きを引き出していきましょう。
CR-Vの売れ筋グレードは?
CR-V 1.5EXマスターピース(FF・7人乗り) 3,885,200円
CR-Vの売れ筋グレードについて独自調査を行った結果、海外市場への輸出を見越したガソリン車のFF・7人乗り、さらにサンルーフやルーフレールなど専用装備の充実した1.5EXマスターピース (FF・7人乗り)が一番人気となっていました。
ここでは、1.5EXマスターピース(FF・7人乗り)におすすめの人気オプションを装着した購入シミュレーションを実施します。
購入グレード | 1.5EXマスターピース(FF・7人乗り) |
車両本体価格 | 3,885,200円 |
メーカーオプション | プラチナホワイト・パール、(標準装備:電動パノラミックサンルーフ、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート、本革シート&専用インテリア、助手席4ウェイパワーシート、ルーフレール) |
メーカーオプション価格 | 43,200円 |
ディーラーオプション | フロアカーペット、ドアバイザー、ドライブレコーダー(標準装備:HONDAインターナビ、ETC2.0車載器) |
ディーラーオプション金額 | 120,808円 |
諸費用・税金 | 241,370円 |
車両値引き | ▲130,000円 |
オプション値引き(20%) | ▲24,000円 |
支払総額 | 4,136,578円 |
1.5EXマスターピースにリセールで有利なプラチナホワイト・パールを設定、その他フロアカーペットやドアバイザー、ドライブレコーダー等を装備、車両&オプション値引きや諸費用と差し引きして約413万円で購入できることがわかりました。
先ほどシミュレーションしたハイブリッド2.0EXマスターピースより約51万円ほど安く、廉価グレードにはない豪華な装備が豊富なので、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
査定相場から見るCR-Vのおすすめグレードは?
CR-Vの売却時、グレードによってその査定相場は変わってきます。
そこで、ここでは中古車市場(業者オークション)データを基に算出したCR-Vのリセールバリュー(残価率)から、おすすめのグレードを紹介していきます。
CR-Vのグレード別リセールバリューは?
グレード名 | 査定相場 | 新車時価格 | リセールバリュー |
1.5EX(5人乗り) | --万円 | 3,230,280 | --% |
1.5EX(7人乗り) | --万円 | 3,446,280 | --% |
1.5EXマスターピース(5人乗り) | --万円 | 3,591,000 | --% |
1.5EXマスターピース(7人乗り) | 444万円 | 3,814,560 | 116.4% |
1.5EX 4WD(5人乗り) | --万円 | 3,446,280 | --% |
1.5EX 4WD(7人乗り) | --万円 | 3,637,440 | --% |
1.5EXマスターピース 4WD(5人乗り) | --万円 | 3,807,000 | --% |
1.5EXマスターピース 4WD(7人乗り) | 449万円 | 4,030,560 | 111.4% |
ハイブリッド2.0EX(5人乗り) | --万円 | 3,784,320 | --% |
ハイブリッド2.0EXマスターピース(5人乗り) | --万円 | 4,145,040 | --% |
ハイブリッド2.0EX 4WD(5人乗り) | --万円 | 4,000,320 | --% |
ハイブリッド2.0EXマスターピース(5人乗り) | --万円 | 4,361,040 | --% |
実際の業者オークションデータを基に算出した、CR-Vのグレード別リセールバリューを一覧表にまとめました。
2018年8月の発売からまだ日の浅い新型CR-Vはほとんど流通しておらず、海外市場狙い(投機目的)の1.5EXマスターピースの7人乗り仕様(FF・4WD)だけが中古車市場に出ていました。
調査時点では100%(新車価格)を超えるリセールバリューとなっていますが、査定相場はどんどん下がっており、海外フィーバーの終息と共に落ち着いていく傾向が予測されます。
とは言え、CR-Vは海外市場で一定以上のニーズが見込めるため、今後も輸出相場を前提としたグレード選びがリセール的に有利となるでしょう。
海外市場では、4WDよりもFFの方が人気で、ハイブリッドよりガソリン車の方が人気です。
また、5人乗りよりも7人乗りグレードの方が高需要で、サンルーフやルーフレールがついている方=CR-Vの場合はマスターピース系に需要があります。
これらの条件をより多く満たすグレードほど、CR-Vの売却時に高リセールが期待できます。
グレード名 | FF車 | ガソリン車 | 7人乗り | サンルーフ等 |
1.5EX(FF・5人乗り) | 〇 | 〇 | ||
1.5EX(FF・7人乗り) | 〇 | 〇 | 〇 | |
1.5EXマスターピース(FF・5人乗り) | 〇 | 〇 | 〇 | |
1.5EXマスターピース(FF・7人乗り) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
1.5EX(4WD・5人乗り) | 〇 | |||
1.5EX(4WD・7人乗り) | 〇 | 〇 | ||
1.5EXマスターピース(4WD・5人乗り) | 〇 | 〇 | ||
1.5EXマスターピース(4WD・7人乗り) | 〇 | 〇 | 〇 | |
ハイブリッド2.0EX(FF・5人乗り) | 〇 | |||
ハイブリッド2.0EXマスターピース(FF・5人乗り) | 〇 | 〇 | ||
ハイブリッド2.0EX(4WD・5人乗り) | ||||
ハイブリッド2.0EXマスターピース(4WD・5人乗り) | 〇 |
こうしてみると、1.5EXマスターピース(FF・7人乗り)は文句なしでトップ、続いては1.5EXマスターピース(FF・5人乗り)と1.5EX(FF・7人乗り)、1.5EXマスターピース(4WD・7人乗り)が僅差で競う状態です。
ちなみに、ボディカラーはホワイトパールとブラックが安定、海外市場では人気が高騰することもしばしばあるレッドが、リセール的に有利となりやすい傾向が見られます。
しかし、プレミアムクリスタルレッド・メタリックはホワイトパールよりもオプション料金が高い上、人気が不安定なため、初期投資であればホワイトパールの方が手堅いでしょう。
リセールバリューから見るCR-Vのおすすめグレードは?
リセールバリュー(残価率)でCR-Vのグレードを選ぶのであれば、先述のとおり「1.5EXマスターピース(FF・7人乗り)」が断然おすすめです。
CR-Vのリセールバリューは海外市場での人気が前提である云々と紹介しましたが、1.5EXマスターピース(FF・7人乗り)は高リセールが期待できる(1)ガソリン車(2)FF車(3)7人乗り(4)サンルーフやルーフレール等、外国人ごのみな装備が充実、という好条件をすべて備えている唯一のグレードだからです。
ただ、業者オークションを見る限りでは、この4つからどれか妥協するなら(2)のFF車は4WD車でもある程度勝負できているため、雪国や山岳地帯にお住まいなど、必要な方は次点で1.5EXマスターピースの4WD・7人乗りでもいいでしょう。
リセールバリューで得するおすすめのカラーは?
CR-Vを少しでも高値で売却したいのであれば、ボディカラーにはプラチナホワイト・パール(オプション料金43,200円)かクリスタルブラック・パール(無料)がおすすめです。
中古車市場を調査すると、3年以内の売却で他カラーよりも10万~30万円以上の差額を出していました。
また、海外市場への輸出を狙うなら、外国人から人気の出やすいプレミアムクリスタルレッド・メタリック(オプション料金64,800円)も狙い目ですが、ホワイトパールやブラックに比べて振れ幅が大きい=外すとダメージ大なため、初期投資なら先ほども紹介したとおり手堅くホワイトパールがいいでしょう。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
カーネクストの無料査定はこちら
また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
車の引き取りも全国無料で対応してくれます。
高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
併せて読みたい
CR-Vの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのCR-V値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がCR-Vを限界値引きで購入しています。
今月のCR-Vの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。