トヨタニュースリリースより
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TOYOTA、クラウンをマイナーチェンジ
TOYOTAは、クラウン(“ロイヤル”シリーズ、“アスリート”シリーズ、ハイブリッド)をマイナーチェンジし、全国のトヨタ店(東京地区は東京トヨタおよび東京トヨペット)を通じて、2月8日より発売した。
今回のマイナーチェンジでは、燃費の向上により環境性能を高めるとともに、外観の意匠変更により品格を高め、精悍さを強調させたデザインとしながら、エントリー価格を345万円に引き下げるなど、より一層魅力を高めている。
具体的には、“ロイヤル”シリーズ、“アスリート”シリーズの2.5L・2WD車において、エンジン・トランスミッション・オルタネーターなどの制御を改良することで、燃費を12.4km/L*1(従来型差+0.4km/L*1)に向上し、「平成22年度燃費基準*2+15%」を達成。これにより、すでに認定を取得している「平成17年基準排出ガス75%低減レベル*3」とあわせ、「環境対応車普及促進税制」により、自動車取得税・自動車重量税が50%減税される。また2.5L車において、燃料をプレミアムガソリンからレギュラーガソリンへ変更している。
外観は、全車でフロントのバンパー・グリル・フォグランプ、リヤコンビネーションランプ、ルーフアンテナなどの意匠を変更。
“ロイヤル”シリーズは、水平基調のフロントバンパーの採用により、ワイド感を強調し存在感を高めた、“アスリート”シリーズは、フロントバンパー両サイドのロアグリルを大型化するとともにめっき加飾を施したリヤコンビネーションランプを採用し、アルミホイールを意匠変更するなど、よりスポーティ感を強調させたスタイルとした。またハイブリッドについては、デザインのベースを“アスリート”シリーズから“ロイヤル”シリーズへ変更している。
内装は、木目調パネルの模様・仕上げを変更するとともに、インストルメントパネル下部を明るめの色調に変更することで、上質感を高めている。また、ステアリングスイッチ・シフトレバーの周辺やアームレストの一部にシルバー加飾を施したほか、シート表皮(ファブリック)の柄を変更するなど、一段と洗練された室内としている。
装備については、HDDナビゲーションシステムに目的地の目の前まで案内する機能や、有効期限の近づいたETCカードを挿入すると有効期限を音声案内する機能を搭載したほか、携帯型オーディオプレーヤーの接続が可能なUSB端子をコンソールボックス内に標準装備(ナビ装着車のみ)するなど利便性を向上させている。
さらに、“ロイヤル”シリーズ、“アスリート”シリーズの2.5L車に、装備を厳選した“スペシャル パッケージ”、HDDナビゲーションシステムを標準装備した“スペシャルナビ パッケージ”を、ハイブリッドに“Lパッケージ”“Gパッケージ”を新設定し、より魅力的なラインアップとしている。
月販目標台数は3,000台(うちハイブリッドは600台)、店頭発表会は、2月20日(土)、21日(日)を予定している。
あわせて、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良を施している。
*1 10・15モード走行、国土交通省審査値
*2 省エネ法に基づき定められている燃費目標基準
*3 国土交通省の低排出ガス車認定制度
・価格(消費税込み)
クラウンロイヤル
3,450,000-5,430,000円
クラウンアスリート
3,550,000-5,590,000円
クラウンハイブリッド
5,400,000-6,200,000円