ダイハツキャストには3つの異なるバリエーションが設けられています。
クロスオーバーSUVテイストの「アクティバ」・レトロ調軽セダンをモチーフとした都会的テイストの「スタイル」・専用サスペンションチューニングを施したスポーツテイストの「スポーツ」と全く異色のバリエーションを設けているのが特徴です。
キャストの人気グレードを比較しながら、装備や実燃費、リセールバリューなど、キャストのオススメグレードを紹介します。
キャストの価格が一番安いグレードは?
※キャスト:daihatsu.co.jp
キャストアクティバX/スタイルX 1,248,500円
キャストの中で一番安いグレードは、アクティバX/スタイルXです。
1つ上のグレード「G SAⅢ」と比べて192,500円安い設定です。
このアクティバX/スタイルXを最低限のオプションで購入すれば、新車で一番安くキャストを買う事が出来ます。
では、いくらで買えるのかシミュレーションしてみましょう。
購入グレード | キャストアクティバX/スタイルX |
---|---|
車両本体価格 | 1,248,500円 |
装着オプション | 無し |
オプション金額 | 0円 |
諸費用・税金 | 37,780円 |
▲120,000円 | |
支払総額 | 1,166,280円 |
オプションは一切無し、フロアマットもナビも付けずに車両からの目標値引きを達成したと仮定して、支払総額は約116万円となりました。
フロアマットは通販なら純正品の半額程度で購入できますし、カー用品店には色々なデザインのマットがあります。
ナビはディーラーで付けても良いですが、カー用品店の方が安い事が多いです。
1つ上のグレード「G SAⅢ」になると、約19.4万円価格が上がります。上位グレードと比較すると「X」はリーズナブルな値段で購入する事が出来ます。
キャストアクティバX/スタイルXの価格は安いが省かれる装備も大きい
価格の安い「X」ですが、その分省かれる装備があります。
LEDヘッドランプ/LEDフォグランプ
Xのヘッドランプはハロゲンですが、他グレードではLEDヘッドランプになっています。
また、「X」ではフォグランプの設定がありません。
LEDヘッドランプ・フォグランプを使用する事により、夜中の走行でも明るく見通しの良い視界の確保が可能です。
又、LEDランプは明るく・長寿命と利点が多くあります。
LEDヘッドランプはメーカーオプション(税込54,000円)で装備可能です。
衝突回避支援システム スマートアシストⅢ
「X」にはスマートアシストⅢが装備されていません。
スマートアシストⅢとは衝突回避支援システムで、「自動ブレーキ」・歩行者や車両への「衝突警報機能」・居眠り運転の防止に役立つ「車線逸脱警報」・アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ「誤発進抑制機能」・「先行車発進お知らせ機能」などがあります。
予算に余裕があれば付けておきたい装備です。
プラス64,800円で衝突回避支援システムが標準装備されている「X SAⅢ」グレードもあります。
15インチアルミホイール
※キャスト:daihatsu.co.jp
「X」はフルホイールキャップですが、他グレードでは15インチのアルミホイールが標準装備されています。
アルミホイールだと見た目もバシッと決まってカッコいいですよね。
キャストの一番価格が高いグレードは?
※キャスト:daihatsu.co.jp
キャストスポーツSAⅢ 1,677,500円
キャストの中で一番価格が高いグレードは、「スポーツSAⅢ」です。
実際に値引きも含めて「スポーツSAⅢ」がいくらで買えるのか?
一般的なオプションを付けてシミュレーションしてみましょう。
購入グレード | キャストスポーツSAⅢ |
---|---|
車両本体価格 | 1,677,500円 |
メーカーオプション | シャイニングレッド |
メーカーオプション価格 | 43,200円 |
ディーラーオプション | ワイドバイザー フロアマット 安心ドラレコプラン バックモニター ETCスタンダードモデル |
ディーラーオプション金額 | 320,285円 |
諸費用・税金 | 52,280円 |
車両値引き | ▲120,000円 |
オプション値引き(20%) | ▲10,456円 |
支払総額 | 1,962,809円 |
先程シミュレーションした、オプション無しの「X」の総支払額と比べて、79万円ほど高くなりました。
この差額を高いとみるか安いとみるか、装備やオプション、燃費などの維持費などを考慮して判断することになります。
キャストスポーツSAⅢで人気の装備は?
1つ下のグレード「スタイル/アクティバ GターボSAⅢ」との差額は約13万円ほどになります。
「スポーツSAⅢ」は内外装がスポーティー仕様になり、走りを重視した装備内容になっています。
スポーティーサスペンション
足回りは「コペン」で培ったサスペンションチューニングが施され、高い操縦性が実現されています。
16インチアルミホイール/フロントLEDイルミネーションランプ
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他グレードでは15インチですが「スポーツSAⅢ」(2WD車のみ)では16インチアルミホイールが標準装備されています。
LEDイルミネーションランプなど外観がより一層スポーティーな仕上がりになっています。
MOMO製ステアリングホイール
※キャスト:daihatsu.co.jp
スポーツカーにはお馴染みの、MOMO製ステアリングホイールが標準装備されています。
見た目もさることながら、ハンドルを握った時のグリップ感や操作性の良さも嬉しいですね。
それ以上にハンドルを握った瞬間の気分の高揚が違います。
キャストの燃費が一番良いグレードは?
※キャスト:daihatsu.co.jp
アクティバ/スタイルX・SAⅢ/G SAⅢ 30.0km/L
キャストの燃費が一番良いグレードは、「X・SAⅢ/G SAⅢ」です。
「X・SAⅢ/G SAⅢ」の平均実燃費は18.0km/Lです。カタログ燃費には程遠いですが、軽自動車では決して悪くない燃費と言えます。
キャストアクティバ/スタイルX・SAⅢ/G SAⅢはガソリン満タンで何キロ走る?
キャストの燃料タンクは30Lです。
取説ではガソリン残量が約4.5L(4WD車は5.5L)で残量警告灯が点灯するので、残量4.5Lまで走行したと仮定します。
すると、
30-4.5=25.5L
25.5L×実燃費18.0km/L=459km
キャストは満タンでおよそ459km走る計算になります。無給油で京都~東京へ移動できる計算ですね。
実際にはエンプティマークが出るまで高速道路を走行するのはガス欠が怖いので、早めの給油が必要でしょう。
キャストの一番燃費が悪いグレードは?
キャストスポーツSAⅢ 24.6km/L
キャストの中で一番燃費の悪いグレードは、「スポーツSAⅢ」です。
ターボエンジン搭載の上、車重も約10kg程重くなっているのが要因となっています。
「スポーツSAⅢ」の平均実燃費は15.16km/Lとなっています。
キャストスポーツSAⅢのガソリン満タンで走れる走行距離は?
「スポーツSAⅢ」の平均実燃費は15.16km/Lです。
「スポーツSAⅢ」のガソリンタンクは30Lなので、タンク内に4.5L残まで走行すると、25.5Lで走れる距離約386が満タンで走れる走行距離となります。
【25.5L×15.16km/L=386.58km】
キャストの自動ブレーキのあるグレードは?
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アクティバ/スタイルX以外の全グレード
キャストの自動ブレーキのあるグレードは、「X」以外の全グレードに標準装備されています。
「X」にプラス64,800円で自動ブレーキが標準装備されているグレード「X SAⅢ」に変更できます。
「SAⅢ」とは「スマートアシストⅢ」の略です。
キャストのスポーツ/エアロタイプのグレードは?
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キャストスポーツSAⅢ
キャストのスポーツタイプのグレードは「キャストスポーツSAⅢ」です。
上記でも少し解説していますが、ここではもう少し詳しく説明します。
「キャストスポーツ」の設定は、ターボエンジン搭載車のみとなります。
内装のパネル類はアクセントカラーとして赤色でよりスポーティーな印象を受けます。
標準装備として、レザー調シートや運転席シートヒーター、SRSサイドエアバッグなど内装装備も充実しています。
カタログ燃費は24.8km/Lとそこそこ良い数字です。
エンジンは他グレードのターボエンジンと全く同じなので最高出力は64psとパワーは変わりませんが、足回りが良い意味で硬くフワフワしないです。
本格的なスポーツ仕様と言うまではいきませんが、街乗りでの走る楽しさを満たすには十分な走りをしてくれます。
又、ガチガチのスポーツタイプでないため、ファミリーカーとしても十分に使える仕様になっています。
標準装備されているタイヤはヨコハマ・アドバンA10ですが、プラス21,600円でさらにハイグリップのポテンザRE050Aに変更できます。
開発段階で足回りを煮詰める際にポテンザをベースに行っているため、出来ればポテンザを選んだ方が本来の走りを楽しめるかもしれません。
キャストの一番減税の多いグレードは?
キャストの中で一番エコカー減税額が多いのは「アクティバ/スタイルG プライムコレクションSAⅢ」です。
- 自動車重量税 免税
- 自動車取得税 免税
- 自動車グリーン税制(登録翌年度) 5400円
エコカー減税合計 37,500円
「GプライムコレクションSAⅢ」で約37,500円が減税されます。
減税は値引きとは関係ないので、しっかりとキャストの値引き相場まで値引きしてもらいましょう。
キャストの売れ筋グレードは?
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キャストアクティバG SAⅢ 1,441,000円
キャストの売れ筋グレードは「アクティバG SAⅢ」です。
キャストアクティバG SAⅢはいくらで買える?
では、売れ筋の「アクティバG SAⅢ」はいくらで買えるのか?
値引きも含めてシミュレーションしてみましょう。
購入グレード | キャストアクティバG SAⅢ |
---|---|
車両本体価格 | 1,441,000円 |
メーカーオプション | ディープブルークリスタルマイカ |
メーカーオプション価格 | 43,200円 |
ディーラーオプション | ワイドバイザー フロアマット 安心ドラレコプラン バックモニター ETCスタンダードモデル |
ディーラーオプション金額 | 320,285円 |
諸費用・税金 | 52,280円 |
車両値引き | ▲120,000円 |
オプション値引き(20%) | ▲10,456円 |
支払総額 | 1,726,309円 |
選択するオプションによって総額は変わりますが、上記の仕様で「キャストアクティバG SAⅢ」の総支払額は約172万円となりました。
買取相場から見るキャストのおすすめグレードは?
グレードによって、数年後のキャストの買取相場は変わります。
ここでは、キャストのリセールバリューから見るおすすめのグレードを紹介します。
リセールバリューから見るキャストのおすすめグレードは?
キャストのリセールバリューの傾向は、現状ではSUVスタイルの「キャストアクティバ」が一番高く、次に「キャストスポーツ」、「キャストスタイル」と続きます。
現状のキャストのリセールバリューから見るおすすめのグレードは、「アクティバX SAⅢ」「スポーツSAⅢ」です。
アクティバは、価格帯の上がる上級グレードよりも、ベースグレードの「X」の方がリセールが良い傾向です。新車価格も低いので、売却時の損失も少なく済むでしょう。
アクティバ以外なら「スポーツ」がおススメです。スポーツ系のグレードは年数が経っても値段が残りやすいので、長く乗る人にもおすすめのグレードです。
スタイルも含めて全体的に「4WD」のリセールバリューが強めなので、必要な地域なら4WDを選択することをお勧めします。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
カーネクストの無料査定はこちら
また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
車の引き取りも全国無料で対応してくれます。
高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
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キャストの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのキャスト値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がキャストを限界値引きで購入する事に成功しています。
今月のキャストの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。