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キャストの評価集

キャストに欠点・デメリットはあるか?キャストを徹底評価!

キャストに欠点・デメリットはあるか?キャストを徹底評価!

「生活を彩る自分仕様の軽自動車」がコンセプトで、内外装デザインや装備、足回りの仕様などが異なる「アクティバ」「スタイル」「スポーツ」の3タイプが用意される軽クロスオーバーSUV、「ダイハツ・キャスト」の欠点といいところを徹底評価します!

エンジンはアクティバ/スタイルにはNAまたはターボが、スポーツにはターボが搭載され、トランスミションは全車にCVTが組み合わせられます。

キャストを評価!欠点、デメリットはあるか?

キャストのエクステリアの欠点は?

キャストには、前述したように3タイプのデザインラインが用意されていますが、「コペン」の3タイプのような大きな違いはなく、ディテールの相違に留まります。

着せ替えが可能なコペン並みにとは言わないまでも、もう少しデザインの差別化があっても良かったように思えます。

キャストのインテリアの欠点は?

インパネ回りなど

個性的なエクステリア・デザインに対し、インパネのデザインは凡庸で、いまひとつ魅力に欠けます。

デザインのセンスに関しては、ライバル車の「スズキ・ハスラー」に一歩を譲ると言えるでしょう。

前席&後席

後席は座面がやや硬めで、座面や背もたれの高さも不足気味なので、座り心地はあまり良くありません。

また、ハスラーと比較すると、レッグスペースやヘッドクリアランスが小さいのもキャストの欠点になっています。

収納&荷室スペース

収納スペースは豊富とは言い難く、ボックスティッシュが置ける場所も用意されていません。

荷室に関しては、5:5分割可倒式リアシートを倒せば広いスペースが出現しますが、ハスラーと異なりフロアに段差が出来てしまうのが欠点です。

また、ハスラーのように助手席の背もたれを前に倒す機能が無いため、車中泊には向きません。

キャストのパワートレインの欠点は?

ライバル車のハスラーとの比較

キャストのライバルのスズキ ハスラー

キャストのNAエンジンのスペックは最高出力52ps/6,800rpm・最大トルク6.1kgm/5,200rpmですが、ハスラーの最高出力52ps/6,500rpm・最大トルク6.4kgm/4,000rpmと比べると高回転型で、最大トルクの数値も劣っています。

スペック(NA車)
キャスト

ハスラー

最高出力(ps/rpm)52/6800
52/6500
最大トルク(kgm/rpm)6.1/52006.4/4000
車両重量(kg)840-890
750-850

実際の走行においても、車両重量がハスラーよりも重いこともあり、特に低回転域での力強さで劣っています。

スペック(ターボ車)
キャスト

ハスラー

最高出力(ps/rpm)64/6400
64/6000
モーター--2.2/1000
最大トルク(kgm/rpm)9.4/32009.7/3000
モーター--4.1/100
車両重量(kg)840-900
810-870

 

一方、ターボエンジンのスペックは最高出力64ps/6,400rpm・最大トルク9.4kgm/3,200rpmとなりますが、ハスラーの最高出力64ps/6,000rpm・最大トルク9.7kgm/3,000rpmと比較すると、やはり高回転型で最大トルクの数値が劣っています。

実際の動力性能もハスラーより若干劣り、ターボならではのパンチ力はいまひとつです。

また、燃費性能においても、JC08モード値はハスラーCVT車の25.6~32.0km/Lに対し、24.6~30.0km/Lと一歩を譲ります。

さらに、アイドリングストップからの再始動に関しては、ISG(モーター機能付発電機)が備わるハスラーが静かな始動を実現しているのに対し、ISGの無いキャストは「キュルキュル音」が煩わしく感じられます。

キャストの走行性能の欠点は?

背の高いディメンションゆえに、3タイプのうち最もスポーティな味付けが施されているスポーツと言えども、コーナリング時は若干重心位置の高さを感じてしまいます。

また、ハイトの低いタイヤを履くスタイル/スポーツは、段差を乗り越えた時の突き上げ感がやや気になります。

キャストの装備面の欠点は?

ハスラーと異なり、アイドリングストップ中でもエアコンから冷風が出る機能は採用されていません。

こうしたちょっとした快適装備の差が、車種選択の分かれ目になる事もあり得ます。

キャストの安全性能の欠点は?

前席の乗員を側面衝突から守るSRSサイドエアバッグは、上級グレードには標準装備されるものの、中級グレード以下にはオプション設定すらありません。

理想的には、全車に標準装備して欲しいものです。

また、後席の乗員を側面衝突から守るSRSカーテンエアバッグは、スポーツにオプション設定されるに留まります。

スタイルやアクティバの購入者でも、当然後席に人を乗せる機会があるはずなので、せめて全車にオプション設定するべきでしょう。

キャストのグレード体系・価格面での欠点は?

価格は122万5,800円~177万1,200円で、ハスラーの110万520円~171万7,200円と比べると高価です。

軽自動車は価格の安さも重要なポイントになりますが、その面でキャストは不利になっています。

キャストを評価!いいところは?

キャストのエクステリアのいいところは?

曲円基調の柔らかいスタイリングや、丸型ヘッドランプを配したファニーなフロントマスクは、厳ついデザインが苦手な人にとっては魅力的に映るはずです。

キャストのインテリアのいいところは?

インパネ回りなど

インパネ回りを含めたインテリアの質感は、軽自動車とは思えない程高く、ハスラーと比べても一歩リードしています。

また、視認性に優れた独立型のタコメーターが備わる点も、ハスラーに対するアドバンテージです。

前席&後席

前席は座面のクッションが厚くて座り心地が良い上、見た目以上にサポート感が優れているので、ロングドライブでも疲労が少ないはずです。

 収納&荷室スペース

荷室に備わる大容量深底ラゲージアンダーボックスは、物入れとして重宝するほか、ボードを跳ね上げて固定する事で背の高い荷物が積めるメリットがあります。

キャストのパワートレインのいいところは?

キャストには、パワートレインの過渡特性を変えることで加速フィーリングを向上させる「Dアシスト切替ステアリングスイッチ」が付きます。

この機能を使うことで、ハスラーに対する動力性能面でのハンディをカバーする事が出来ます。

また、遮音性能が高く、リッターカー顔負けの静粛性を実現している点もキャストのいいところです。

キャストの走行性能のいいところは?

ボディ剛性やシャシー性能が高いので、軽自動車離れした骨太な乗り味を実現しています。

コーナリング時も、背の高いディメンションの割にはロール感が抑えられており、アンダーステアも強くないのでストレスがありません。

また、ステアリングフィールが良く出来たコンパクトカー並みに優れているのも、キャストのいいところです。

一方、乗り心地の面では、ハイトの高いタイヤを履くアクティバに関しては、十分にフラットで合格点を与えられます。

キャストの装備面のいいところは?

4WD車には、急な下り坂でもブレーキ操作無しに一定の低速度で走行出来る「ダウンヒルアシストコントロール」や、不整路や雪道などでのスタックを防止する「グリップサポート制御」が付きます。

ハスラーにも同様の装備が付きますが、悪路や雪道の走行で強い味方になります。

キャストの安全性能のいいところは?

キャストに採用されている安全運転支援システム「スマートアシストⅢ」には、ペダルの踏み間違えによる暴走事故を防ぐ「誤発進抑制制御機能」が前方だけでなく、後方にも備わります。

ハスラーに採用されている「デュアルカメラブレーキサポート」は、誤発進を抑制する機能が前方のみにしか効かないので、一歩リードしています。

また、デュアルカメラブレーキサポートが最上級グレードにしか設定されていないハスラーに対し、最廉価グレードを除く全車にスマートアシストⅢが標準装備される点も、キャストのいいところです。

キャストのグレード体系・価格面でのいいところは?

とにもかくにも3つのデザインラインが用意されている点は、単一のデザインしか無いハスラーと比べると、選択肢が広がるメリットがあります。

キャストの総合評価

エクステリア・デザインは「癒し系」で、他の車種には無い雰囲気があります。

一方、3つのデザイン・ラインは差別化が十分されているとは言い難いものの、ユーザーの選択肢がある点は評価出来ます。

インテリアは、インパネのデザインはもう一工夫欲しいものの、質感は大変優れています。

居住性や荷室スペースに関しては、軽自動車の平均的な水準に留まりますが、特に窮屈であったり荷物の置き場に困るという事はありません。

また、シートの出来はフロントは秀逸ですが、リアがいまひとつなのが惜しまれます。

恐らく、前席優先のパーソナルカーとして割り切った設計なのでしょう。

動力性能はハスラーと比べると一歩を譲りますが、Dアシスト切替ステアリングスイッチの活用でカバーすることが出来ます。

操縦安定性は背の高い軽自動車としては優れていますが、その一方でアクティバ系以外の乗り心地は改善の余地があります。

そして、クロスオーバーSUVで気になる悪路や雪道での走破性は、4WD車に関しては電子デバイスの助けもあり、軽自動車としてトップレベルにあります。

快適装備面や安全性能の面では、軽自動車全体の中では可も無く不可も無しといったところでしょう。

キャストを総合的に評価すると、基本性能がしっかりしていて致命的な欠点も無いので、誰が買っても大きな不満無く使える車、と言う事が出来ます。

特に、人とは違う個性的なデザインの軽自動車が欲しい人や、悪路や雪道を走行する機会の多い人にはおススメです。

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