初代アクセラが発売された2003年から累計生産台数が500万台となり、マツダの歴史上最速で500万台を達成するほどの人気車種である『アクセラ スポーツ』
2016年には大幅改良がされ、ディーゼル車やスカイアクティブビークルダイナミクスが搭載されるなど、さらに注目を集めています。
では、この人気のアクセラスポーツの内装はどのようになっているのでしょうか。
シートカラーや収納、荷室、内装の質感に関して詳しく見ていきましょう。
アクセラスポーツの内装の質感は?
アクセラスポーツの内装色
アクセラスポーツには3種類の内装色が用意されています。
L パッケージ
内装の質感にこだわった「L パッケージ」には、2種類の内装色があります。
ドアトリム部分やセンターコンソール部分にディープレッドを施したものと、車内が明るく存在感のあるホワイトを使用したピュアホワイトがあります。
どちらも合成皮革のソフトパッドが使用され、手触りが良いものとなっています。
インパネ部分やドア部分などはブラックとなっているため、どちらのカラーとも相性がいいですね。
画像のようにディープレッドは表面上ブラウンに近い色となっており、ブラックとなじみがよく、さりげないアクセントカラーとなっています。
飽きがこなく落ち着いた内装になっているので、長く楽しめるカラーですね。
一方、ピュアホワイトはインパクトのある内装色です。
画像のようにシートカラーもピュアホワイトになり、車内全体が明るい印象を受けます。
ディープレッドと同様に、ホワイトが施されている部分は同じですが、車内の印象はかなり異なりますね。
しかしホワイト特有の汚れが目立ちやすいところがマイナスポイントです。
汚れがつきにくい加工がされていますが、綺麗なホワイト色を維持するなら、こまめに手入れをしなければなりません。
しかし手入れは大変ですが、このクラスの車種の中ではトップクラスの質感をもっています。
プロアクティブ/ベースグレード
装備を重視した「プロアクティブ」と「ベースグレード」は、どちらもブラックの内装色となっています。
ドアトリム部分にはブラックのクロスが使用され、ドアアームレストには樹脂製のものが採用されています。
L パッケージと比較すると、質感は劣りますが、車内全体がブラックで統一されているので、無難で万人受けする内装色となっています。
アクセラスポーツのシート表皮・デザイン
アクセラスポーツのシートは、2色3種類のシートとなっています。
L パッケージ
L パッケージのシート表皮は、内装色と同様にピュアホワイトとブラックの2色が用意されています。
ピュアホワイトはブラックとの2色使いで、シート表面はピュアホワイト、シートバック・シートサイドはブラックとなっています。
また、ステッチカラーも2色使用されています。
シート表面にはピュアホワイトステッチ、シートバック・シートサイドのブラック部分にはディープレッドのステッチが施されています。
画像では、少しわかりにくいですが、かなりこだわった作りとなっています。
ブラックのシートは、ホワイトと比べると非常にシンプルな作りとなっています。
ステッチもブラックとなっているので、見た目のインパクトはないですが、落ち着いた雰囲気で汚れも気にすることなく使用できます。
どちらのカラーもシート背もたれ前面、サイドサポート内側、シート座面に本革を使用し、その他の部分にはパーフォレーションレザーが採用されています。
パーフォレーションレザーとは穴あけ加工がされたもので、吸音性があるため車内の静粛性を高める機能があります。
プロアクティブ/ベースグレード
プロアクティブ/ベースグレードには、ブラックのシートが採用されています。
シート素材はクロスタイプとなっており、シート座面や背面にアクセントとなるステッチが施されています。
アクセラのシートデザインはどのクレードも同じで、サイドサポートの張り出しも大きく、しっかりと体をサポートしてくれます。
また、シート全体に厚みがあり、長時間座っていても体が痛くなることはありません。
しかし、L パッケージに使用されている本革シートの匂いがややキツく、新車からしばらくは匂いが不快に感じる人も居ますので、L パッケージを選択される方は、ディーラーなどで一度確認することをオススメします。
アクセラスポーツのインパネ
ステアリング/シフトノブ
15C以外のすべてのグレードには、本革巻きステアリングが施されています。
スムースレザーが使用され、手馴染みが良く、握り心地もいいですね。
また、ステアリングスイッチ部分の加飾も施され、高級感のあるステアリングとなっています。
ステアリングにサテンクロームメッキが施されているだけで、目に付きやすい部分なのでインパネ回りの印象が変わってきますね。
さらにシフトノブ部分も同様に本革が採用され、ステアリングとの統一感があります。
パネル加飾
インパネデコレーションパネルやサイドルーバーベゼルなどにシルバー加飾が施されています。
全グレードに、シルバー加飾がされていますが、グレードによって質感が若干異なります。
L パッケージ・プロアクティブには、高輝度シルバーが採用されているため、ベースグレードのシルバー加飾と比べると重みのある光沢感となり高級感がアップしています。
フルオートエアコン
15C以外のグレードには、フルオートエアコンが装備されています。
左右独立式のオートエアコンで、運転席・助手席それぞれで細かな温度調節が可能となっています。
運転席と助手席とでは、日差しの関係で時間帯によって感じる体感温度が異なるケースは良くあります。
そのような時に便利な機能ですね。
また、花粉除去フィルターも装備されているので、花粉症の方などには嬉しい機能です。
ちなみに15Cには、ダイヤル式のマニュアルエアコンが装備されています。
アクセラスポーツの収納・荷室の使い勝手は?
運転席周りの収納
アームレスト付きコンソールボックス
コンソールボックスの内部は、2段になっています。
深さのある大きな収納スペースとトレイが装備され、上下2段で使用することができます。
コンソールボックス内にトレイが装備されている車種は少なく、このような2段で使用できるのは便利ですね。
また、収納したものがコンソールボックス内で移動して音がカチャカチャ鳴らないように内部はフェルト素材が使用されているのも好印象です。
さらに、コンソール内にはUSBポートとソケットも装備されています。
フロントコンソール
シフトノブ前方に小物が置けるスペースがあります。
スマホやガムなどを置いておけるので、小物をさっと置くには最適です。
しかし、シフトをパーキングに入れている時は、やや取り出しにくいですね。
取り出す際にシフトが干渉するため、少し不便に感じます。
オーバーヘッドサングラスホルダー
ルームミラー上部にサングラスやメガネを収納しておくスペースがあります。
運転席から手の届く位置にあり、ホルダーも手前に開くタイプとなっているので、すぐに取り出すことができます。
メガネやサングラスは意外と置き場所に困るので、このような装備があると重宝します。
カップホルダー
アームレスト付きコンソールボックスの前方にカップホルダーが2つ装備されています。
グレードによって、この部分の形状が異なります。
15シリーズは、カップホルダーがむき出しの状態で装備され、使いやすくなっています。
22シリーズには、フタが付いており、インパネからコンソールボックスにかけて一体感があります。
このようにフタが付いていることによって、車内がよりスタイリッシュに感じますね。
ドアサイドボトルホルダー
ドアサイドにはボトルホルダーと収納スペースがあります。
ボトルホルダーはペットボトルが置けるほどのスペースが確保されていますが、収納スペースに関しては、かなり小さく使い勝手が悪く感じます。
上部にドアアームレストがあるため、収納スペースから物を取り出す際に干渉するので、あまり使いやすくないのが残念です。
助手席周りの収納
グローブボックス
助手席の前方にグローブボックスが装備されています。
深さもしっかりあるので、車検証以外のもの収納することができます。
うまく収納すれば、ボックスティッシュも収納できそうです。
ドアサイドボトルホルダー
運転席と同様にドアサイドにはボトルホルダーが装備されています。
後部座席の収納
センターアームレスト
後部座席のセンターシートには、アームレストとカップホルダーが2つ装備されています。
後部座席は収納が少ないので、このような装備があると非常にいいですね。
サイドボトルホルダーと合わせて使用することで、収納スペースを確保できます。
シートバックポケット
運転席と助手席のシートバックに、ポケットが装備されています。
雑誌なども収納できるほどの大きさなので、いろいろなものを収納できます。
リアドアサイドボトルホルダー
アクセラスポーツのリアに装備されているボトルホルダーはペットボトルを収納できますが、スペースがかなり小さいので、使い勝手があまり良くないですね。
アクセラスポーツの収納をご紹介してきましたが、収納スペースは少なめで、使い勝手はまあり良くない印象を受けます。
収納の数もそれほど多くないので、必要であれば購入後に収納ボックスやシートバック収納などを追加しても良いでしょう。
アクセラスポーツの荷室のサイズは?どれぐらい積める?
アクセラの荷室のサイズは、高さ730mm・幅1022mm・奥行き884mmとなっています。
奥行きが730mmあるため、スーツケースなども楽々積むことができます。
また、後部座席シートを倒すことで、奥行きが1611mmまで拡大します。
後部座席シートは6:4の分割可倒式シートが採用されているので、後部座席シートの片方だけを倒すことで人も荷物も同時に乗せることができます。
アクセラスポーツは、見た目の大きさから、荷室が小さく感じてしまいますが、荷室容量が364Lあるので想像以上に実際は広いです。
マツダのデミオやCX-3の荷室よりも広く、収納力があり多くのものを積むことができます。
しかし、アクセラスポーツの荷室には床下収納が装備されていますが、ここにはパンク修理キットがあり、収納としては使用できません。
また、小物が収納できるサイドポケットなどもないため、ちょっとした洗車グッズや窓拭き用のタオルなどを置くことができないのが残念です。
アクセラスポーツの内装まとめ
内装のデザインや質感はやはり、このクラスの車種の中でトップクラスです。
特にピュアホワイトの質感や配色は、高級車のような雰囲気を持っているので、ホワイト内装に抵抗がないならおススメの内装色です。
しかし、収納に関しては少し残念ですね。収納の数は少なく、最低限のスペースのみとなっています。
1人乗車がメインなら良さそうですが、常に助手席や後席に人を乗せるなら、後付けで収納を増やす必要があるかもしれません。
この部分をクリアできるのであれば、走りも内装の質感も申し分なく、コストパフォーマンスに優れた車です。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
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そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
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今月のマツダ3の値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。