レヴォーグの購入データ
契約日 | 2016年9月10日 |
ネーム 年齢 性別 | オーストラリアキング/30代後半/男性 |
商談地 | 静岡県 |
購入グレード | レヴォーグ 1.6GT Eyesight |
メーカー オプション | -- |
ディーラー オプション 他装備付属品 | ベースキット 6スピーカーセット |
オプション総額 | 239,868円 |
車庫証明 | 計上 |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 360,000円 |
オプションからの 値引き額 | 40,000円 |
無料サービス品名 | -- |
値引き合計額 | 400,000円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 2,777,638円 |
下取り車 | 日産 セドリック 2007年式 黒 |
下取り車の価格 | 70,000円 |
下取り車の売却先 | ディーラー (45秒のオンライン無料査定) |
値引き交渉レポート!
「買うつもりはなかったんです」
妻が手を制して言います。
それでもセールスさんは引いてはくれません。
「そうですよね。でもこれ以上の機会はないと思います。本当にこのタイミングできてくれたことがすごいんです。大体の方は言われます。でも車の購入って縁だと思うんですよ。初めから買いに来ている方はそうそういません」
時間も夜の20時を過ぎ、私たちの他に客はいません。
スバルのショールーム。来たときはあれほど明るかったのに、今はもう夜の帳が下りています。
買いにきたわけではありません。興味本位で見に来ただけでした。
スバルのレヴォーグを。
前からカッコいいなって思っていましたし、妻も次乗るならあれがいいなって思っていたようでした。
車を見せてもらって、勧められるがままに試乗もさせてもらい、その流れで見積もりまでして、いつの間にか買うかどうかという商談に発展していました。
いつの間にそんなことになっていたのでしょう。
「とりあえず一同帰って考えようよ」
妻が小声で言ってきます。
私も一度頭を冷やして、じっくり考えたいのです。で あまりに熱の入ったもセールスさんがなかなかに引いてくれません。
携帯端末でネットを開き、今出している値引きがどれほどすごいか、比較してくるのです。
「ネットで見ていただいても分かるように、それ以上の値引きが今させて頂いているのです」
確かにネットで出ている値引きを大きく越える値引きを、提示してもらっています。でもだからといって今買うかどうかは別問題です。何しろ買うつもりもなかったのだから。
「今しかできないんです。選んで頂いている車が本当に頑張れるんです。これを逃したら次はないんです。本当に」
なかば押し売りのように攻めて攻めてきます。私たち夫婦はお互いに押されるとなかなか嫌とは言えない性格なので、どちらも渋々ながら席を立てないでいるのです。
スバルのレヴォーグ。
値段のことはおいといて、あらためて見渡しました。
国産車にはない洗練されたデザイン。がっしりとした足回り。ドイツ車に負けない走りをする車。これから乗っていく車としては申し分はないでしょう。
きっと今買わなくても、次の乗り換える車はスバルのレヴォーグになることは間違いないと思います。
私はそっと妻を見ました。妻も展示しているレヴォーグを見ていました。もしかしたら同じことを考えているのかも知れないと感じました。
私はセールスさんに言いました。
「一度席を外してくれませんか?妻と二人で考えたいんです」
今までずっと今は買わないと言い張っていた私がそう言ったので、セールスさんももしかしたらと思ったでしょう。分かりました、どうぞよろしくお願いいたしますと言って席を立ちました。
「どう思う?」
妻に聞くと、妻も同じ質問をしてきました。
「あなたこそどう思うの?」
もうこの時点でお互いに買ってもいいも思っていることが分かりました。なかば押し売りのようとはいえ、これだけ一生懸命にしてくれているのです。それに応えて悪いことなどないでしょう。
「いいのか?」
「そっちこそいいの?」
お互いがお互いにこんな性格なので、踏ん切りが付きません。でもここは私が決断することにしました。
「買おう。あんなに頑張ってくれてくれてるんだ。きっと何かの縁だよ」
「そうね。どうせいつかは買うんだし。いいよね」
夫婦の意見はまとまり、セールスさんを呼びました。
「負けましたよ。買います。本当に頑張ってくれてありがとう。これからもよろしくお願いします」
「本当ですか!?あ、ありがとうございます」
頭を深々と下げたセールスさんは本当に嬉しそうでした。
まさか今日買うことになるとはまるで思いませんでしたが、いい買い物ができたと思っています。買うとなったら、1日でも早く乗りたいですね。