ステーションワゴンの中でも、燃費と収納力を兼ね備えた『プリウスα』
発売当初はかなりの人気があり、販売予定台数を大幅に上回るほどの注文がありました。
プリウスαの人気の秘密は一体どこにあるのでしょうか。
車内のデザインや収納力、荷室の大きさなどを詳しく見ていきましょう。
プリウスαの内装の質感は?
プリウスαの内装色
プリウスαの内装色はブラックとグレージュの2色です。
※プリウスα:toyota.jp
グレージュはグレーとベージュを混ぜたような色で、画像のように少し暗めのベージュといった感じです。
インパネやドアトリム部分はもちろん、アームレストの側面やドアの足元部分にまでグレージュが施されているため、車内の統一感があります。
また、多くの部分にこのグレージュが使用されているので、車内がより明るく感じます。
ブラックに関しては、ピラーと天井以外のほとんどの部分がブラックで、シックな印象です。
こちらの内装もまとまりがあり、飽きのこない車内空間になっています。
ですが、車内の大部分が黒いため、夏の暑い日などは車内の温度が上昇します。
炎天下の日に駐車場に停めて、再び車内へ乗り込む時はサウナ状態になっている可能性があるので注意が必要ですね。
プリウスαのシート表皮・デザイン
シート表皮は2種類あり、シートカラーは2色です。
*G/G”ツーリングセレクション”
G/G”ツーリングセレクション”には、ファブリックと合成皮革のコンビネーションシートが採用されています。
画像のように、薄く縦に柄が入っています。
*S/S”ツーリングセレクション”/S”Lセレクション”
S/S”ツーリングセレクション”/S”Lセレクション”は、ファブリックのみのシート表皮です。
G/G”ツーリングセレクション”のシートと比べて、ハッキリとしたストライプ柄になっています。
またプリウスαには特別仕様車のS”チューンブラックⅡ”があります。
こちらのシートは、ベースグレードとは違い、特別仕様車専用シート表皮になっています。
ファブリックと合成皮革とのコンビネーションに加え、画像のようにホワイトステッチや肩口にホワイトのアクセントが施されています。
さらに、プリウスαにはスポーツグレードのG’sの設定があります。
G’sも専用のシート表皮となっています。
ベースグレードや特別仕様車とは少し異なり、スエード調と合成皮革にシルバーのダブルステッチが施されています。
また、シート中央部分にはG’sエンブレムも装着されます。
シートデザインに関して、G/G”ツーリングセレクション”、S/S”ツーリングセレクション”/S”Lセレクション”、S”チューンブラックⅡ”、は全て同じデザインとなっています。
サイドサポートの張り出しや座面の厚みもあり、しっかりと体をサポートしてくれます。
G’sのシートのみデザインが異なり、ベースグレードと比べ、かなりスポーティーなデザインとなっています。
サイドサポートの張り出しや、肩部分のサポートも大きく、コーナーでの体のブレをなくす設計となっています。
スポーティーなシートのため、運転姿勢が安定し長距離の運転をしても疲れにくくなっています。
プリウスαのインパネ
プリウスαのインパネはグレードごとに少しずつ仕様が異なります。
一つずつ見ていきましょう。
ステアリング
G/G”ツーリングセレクション”には、本革巻ステアリングが標準装備されています。
本革巻は手馴染みが良く、滑りにくいのでいいですね。
S/S”ツーリングセレクション”/S”Lセレクション”には、ウレタン素材のステアリングになっています。
ウレタン素材のステアリングは、長く使っていると表面がツルツルとしてくるため、急なステアリング操作の時に不安な面も出てきます。
また、特別仕様車のS”チューンブラックⅡ”とG’sのステアリングは、本革巻きステアリングに加え、ホワイトステッチやスイッチベースにラメ入りピアノブラック塗装が施されています。
ベースグレードと比べると、高級感がありかっこいいですね。
インストルメントパネル
グローブボックス部分や運転席のフロント部分のパネルが合成皮革になっています。
G/G”ツーリングセレクション”では、グローブボックスと運転席のフロント部分に施されます。
S/S”ツーリングセレクション”/S”Lセレクション”は、グローブボックス部分のみ合成皮革となります。
ドアスイッチパネル/コンソールスイッチプレート
G/G”ツーリングセレクション”とS/S”ツーリングセレクション”/S”Lセレクション”のスイッチパネルやプレート部分は、画像のように装飾がないシルバーになっています。
また、特別仕様車のS”チューンブラックⅡ”とG’sには、ラメ入りピアノブラック塗装が施されています。
フロントピラーガーニッシュ
ピラー部分の素材がグレードによって異なります。
G/G”ツーリングセレクション”には植毛という手触りの良い素材が使用されています。
S/S”ツーリングセレクション”/S”Lセレクション”は樹脂製のピラーガーニッシュとなっています。
この部分に関して、どちらがいいのかは好みの問題になってきます。
車内の雰囲気は、そこまで大きく変わらないので、あまり気にする点ではないかもしれません。
プリウスαの収納・荷室の使い勝手は?
運転席・助手席の周りの収納
運転席周りの収納を見ていきましょう。
アームレスト付きコンソールボックス
運転席と助手席との間にあるアームレスト付きコンソールボックスです。
5人乗りと7人乗りとでは、コンソールボックスの形状が異なります。
また、ボックス内の容量にも違いがあります。
5人乗りの場合、コンソールの前方に2つ、後方に2つのドリンクホルダーが装備されています。
また、ボックス内にも中段トレイがあり、収納するものによって収納部分の使い分けができます。
7人乗りのコンソールボックスは、前後に一つずつのドリンクホルダーと小物スペースがあります。
ボックスは非常に浅く、本やカードケース程度の物しか収納できません。
次に紹介するフロントコンソールトレイも7人乗りのタイプの方が小さく、運転席周りの収納は全体的に少なく感じます。
フロントコンソールトレイ
こちらの収納も5人乗りと7人乗りとで収納の大きさが異なります。
5人乗りのコンソールトレイは大きく、仕切りもあるため使い勝手がいいですね。
ボックスティシュも無理なく置けます。
一方、7人乗りのコンソールトレイは、アームレスト下に設置されたリチウムイオンバッテリーの影響で浅くなってしまい、スペースも小さいです。
スマホやガムなどを置く程度の大きさしかありませんから、やや使い勝手が悪いです。
サイドドアポケット
ドア部分にドリンクホルダーと小物を収納できるスペースがあります。
カードホルダー
運転席の右側にカードホルダーが装備されています。
ですが、オプションでETCを選択した場合は、この部分に装着されるため使用できなくなります。
オーバーヘッドコンソール
ルームランプ部分にサングラスやメガネを収納できるオーバーヘッドコンソールがあります。
使用したい時にすぐ取り出せるため、重宝する装備ですね。
次に助手席周りの収納です。
アッパーボックス
助手席の正面にアッパーボックスが装備されます。
CDやDVDなども収納できるため、便利な収納です。
また、助手席の正面に設置されているので、取り出しやすく重宝します。
グローブボックス
アッパーボックス下に設置されています。
こちらは、アッパーボックスと比べ容量が小さく、車検証や取扱説明書などが入る程度です。
サイドドアポケット
運転席側と同様に、ドリンクホルダーと小物スペースがあります。
センターコンソール部分にもドリンクホルダーがあるので、収納としては十分です。
助手席カップホルダー
エアコンの吹き出し口の下にドリンクホルダーが格納されています。
使用しない時は格納できるので、乗り降りする際の邪魔にならなくていいですね。
後部座席の収納
シートバックポケット
運転席と助手席の後ろに、雑誌や地図などを収納できるポケットがあります。
リアドアドリンクホルダー
リアドア部分にドリンクホルダーと小物を収納できるスペースがあります。
セカンドシート後方収納
この収納は5人乗りのみになりますが、セカンドシートを倒すと傘などを収納できるスペースがあります。
傘などの長い物は置き場所に困るので、このような収納があると大変便利です。
3列目の収納(7人乗り)
デッキサイドドリンクホルダー
3列目シートのサイドにドリンクホルダーが装備されています。
プリウスαの収納は、バッテリーの搭載位置の違いにより、7人乗りよりも5人乗りの方が容量が多くなっています。
特にセンターコンソールボックスの形状が大きく違うため、収納力に差が出ます。
センターコンソールボックスは収納のメインアイテムですから、容量が大きい方が便利ですね。
プリウスαの荷室のサイズは?どれぐらい積める?
プリウスαは5人乗りと7人乗りとで荷室の大きさが異なります。
まず、5人乗りの荷室のサイズは、高さ730mm×幅1580mm×奥行き985mm
7人乗りでは、高さ730mm×幅1580mm×奥行き375mm
やはり7人乗りのプリウスαの荷室は、サードシートを使う場合は奥行きが足りなく、狭く感じますね。
5人乗りの場合は奥行きが倍以上ありますから、ゴルフバックを4個積むことができます。
7人乗りの場合でもサードシートを倒せば、積むことができます。
また、プリウスαは床下収納が装備されているため、靴や洗車グッズなどの収納スペースを確保することができます。
床下収納は約60Lの容量があり、深さも345mmあるので使い勝手が良さそうです。
しかし、唯一の欠点がタイヤハウスの張り出しが大きいことです。
荷室の幅は1580mmありますが、奥行き375mmを超えたあたりから、タイヤハウスが張り出しているため、やや狭く感じてしまいます。
荷室に多くの荷物を乗せる場合、張り出しが邪魔になってしまいますね。
プリウスαの内装まとめ
プリウスαの内装色やシートデザイン・カラーなどはグレードによって違います。
また、特別仕様車やG’sにも違いがあります。
収納の数や荷室の大きさなどは変わらないため、カラーやデザインが決め手になります。
あとは、荷物を多く乗せたいのか、人を多く乗せたいのか、車を使用するライフスタイルに合わせて選択するといいですね。
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