デミオの購入データ
契約日 | 2016年7月31日 |
ネーム 年齢 性別 | RCM/30代半ば/男性 |
商談地 | 岐阜県 |
購入グレード | デミオ 13S ブラックレザーリミテッド |
メーカー オプション | セーフティパッケージ |
ディーラー オプション 他装備付属品 | エンジンスタートスイッチ スカッフプレート アルミペダルセット フットレスト |
オプション総額 | 39,153円 |
車庫証明 | カット |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 240,000円 |
オプションからの 値引き額 | -- |
無料サービス品名 | -- |
値引き合計額 | 240,000円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 1,866,603円 |
下取り車 | -- |
下取り車の価格 | -- |
下取り車の売却先 | -- (45秒のオンライン無料査定) |
値引き交渉レポート!
あそこのマツダは営業にとってかなり厳しいところだから、粘れば絶対に値引きしてくれるよ!と教えられ、とあるマツダのディーラーを訪れました。
今のマツダは値引きに厳しいのですが、ここはそれ以上に売上至上主義で営業も買ってくれるのならとことんまでやる!らしいのです。
期待しながらショールームに入ります。
そんな話を聞いていたのでどこか殺伐とした雰囲気を予想していたのですが、そんなことはまるでありませんでした。
爽やかな笑顔で応対され、付いてくれた営業も若い人で、感じの良い方でした。
車がとても好きだそうで、私も車好きなので話がとても合いました。
一応狙っていた車はデミオなのですが、ほとんどマツダの車とは関係のない話をしていました。
打ち解けた感が出てきたところで、正直に聞いてみます。
「ここは売らなければ厳しい会社だって聞いたんだけど、本当なの?」
営業はあははと声を上げて笑います。あっ、それはやはり噂だけだったのかな?と思いきや。
「そうですよ。売らなければ、会社にはいれません」
明るい笑顔で、なかなかなことを言います。
「たくさん見てきましたよ。売れなくて、消えていく人」
「でも売れないくらいでクビにはできないでしょ?」
「売れない人は営業させてもらえず、まるで違う部署に飛ばされるんです。それで欠勤やめていくんですよね」
そんな会社、まだまだあるんだなと思いました。
「でも君は残っているということは、売れる営業?」
「そうです。って自信満々に言えませんよ。明日は我が身!ですからね」
それでも営業は笑います。この笑顔は人を惹き付けますね。
「だからお願いがあるんです」
突如として神妙になり、私も姿勢を正します。
「デミオ、買ってください」
こんなにストレートに言われると、思わずはいと言いそうになりました。
車はいいけど、でも簡単には買えません。
「いやいや、そこは値段次第でしょ?」
営業の目がキラリと光ります。
「ということは、車はデミオでオッケーということですね?」
私は頷きました。デミオでオッケーなのです。
「値段次第なら、もうとことんいきましょう。今はフェア中です。基本的には値引きできないのですが、今ならここまでいけますよ」
チラシを見せられました。
そこには12万円引きの値引き額がありました。最近のマツダであれば、妥当な値引きだって額でしょう。
でもそこで納得するのなら、わざわざこの店に来ません。
でも営業もそこは見抜いていました。
「でもこんなチラシ価格で納得なんかできませんよね?僕だったら素直にこんな価格で買いません」
かなり面白くて、やり手の営業です。若いのに。この厳しい会社で残っているのが分かります。
「どうです?値引き、倍?」
「倍?24万円ってこと?」
「そうです。かなりの値引きですよ。いけたら、ご契約。で、どうです?」
いきなりの、かなりの金額提案。一瞬考えましたが、これは乗るしかないと決めました。
「いいですよ。いけたら買いましょう。でもそんなにいけるんですか?」
「無理かも知れません。無理だったら検討でいいですよ。ここまでいったら買ってくれると言ってくれているのに、いけない会社が悪いんですから。でもいけたらお願いします」
本当に面白い営業です。
私は思わず笑ってしまいました。
でもそこまでいけることは読んでいたのでしょう。
24万円値引きを引き出してくれて、無事ご契約に至りました。
まあ楽しい商談でしたし、安く買えましたし。私としてもとても良かったです。