ここでは、CX-3の実際に走行したときの実燃費を紹介します。
渋滞を含む一般道、車の流れの良い一般道、高速道路などでCX-3の燃費が実際どの位なのか?燃費数字を出してみました。
CX-3のパワーユニットは、1,500ccディーゼルターボエンジン単体で構成しています。
駆動方式はFFと4WDの設定がありますが、今回は売れ筋モデルのFFをチョイスしました。
※調査対象グレード
CX-3 XD ツーリング FF
車両重量:1,260㎏
CX-3の市街地(渋滞含む)の燃費は?
CX-3実燃費 16.6.㎞/L
素晴らしい市街地の燃費性能
1,600回転から最大トルク27.5kgf-mを発生するエンジン特性を活かし、ストップ&ゴーの市街地でもCX-3の実燃費は素晴らしい燃費数字となりました。
この結果はユーザー評価も高いです。
CX-3の郊外・幹線道路の燃費は?
CX-3実燃費 20.1.㎞/L
幹線道路でしっかりと伸びる燃費
日常的にも走行する機会の多い幹線道路で、CX-3の実燃費は20㎞/Lに到達しました。
分厚いトルクを活かし、低回転域を使いながら走れるディーゼルならではの結果でしょう。
CX-3の高速道路中心の燃費は?
CX-3実燃費 22.4.㎞/L
期待を裏切らないCX-3の高速走行の実燃費
高速道路では不利に働く小排気量エンジンであることを考えれば、高速走行の燃費も充分期待に応える結果だと言えるでしょう。
口コミサイトを見ても、CX-3のユーザーも満足度が高い結果となりました。
CX-3の平均燃費は?
CX-3実燃費 19.7.㎞/L
CX-3の総合燃費も満足度が高い
CX-3の平均実燃費は概ね20㎞/Lに到達していますので、ユーザーの総合評価も高いです。
燃料代の安いディーゼルですから、経済的メリットが大きいので、ユーザーが満足するのも当然でしょう。
ライバル車の実燃費と比較!
CX-3とホンダ ヴェゼルハイブリッドの実燃費を比較
ヴェゼルも1,500ccエンジン(ガソリン)+ハイブリッド搭載車で、ボディサイズ的にも格好の比較対象です。
駆動方式はCX-3と同様に売れ筋のFFをチョイスしました。
尚、このクラスには日産ジュークもありますが、登場時期が古い為に、燃費に寄与する機構としてはアイドリングストップのみの装備となり、比較する対象としては相応しくないために除外しました。
※車両重量比較
CX-3 :1,260㎏
ヴェゼルハイブリッド:1,270㎏
市街地の燃費を比較
CX-3 :16.6㎞/L
ヴェゼル:17.5㎞/L
市街地の燃費では、ヴェゼルがハイブリッドならではの素晴らしい実燃費を記録しました。
逆に言うと、CX-3はエンジンのみの燃費性能でハイブリッドに迫る燃費ということになります。
幹線道路の燃費を比較
CX-3 :20.1㎞/L
ヴェゼル:20.6㎞/L
幹線道路の燃費では、両車は互角の燃費となりました。ヴェゼルは思いのほか燃費の伸びが見られないようです。
CX-3はエンジンを動力としている事を考えると、非常に効率の良いエンジンで、順当に流れの良い幹線道路で燃費を伸ばしていることがわかります。
高速道路の燃費を比較
CX-3 :22.4㎞/L
ヴェゼル:22.5㎞/L
高速走行になると、ヴェゼルはハイブリッドの恩恵を得にくい為、CX-3と完全に互角の実燃費になりました。
口コミサイトを見ると、CX-3はもう少し高速燃費が伸びて欲しいと感じるユーザーもいるようです。
平均実燃費を比較
CX-3 :19.7㎞/L
ヴェゼル:20.2㎞/L
平均燃費は、数字上若干ヴェゼルハイブリッドが有利ですが、両車ほぼ互角と言う結果になりました。
マツダとホンダで、燃費に対する技術的アプローチの違いはありますが、ヴェゼルハイブリッドとCX-3は非常に良いライバル車と言えると思います。
ここまでの比較では、実燃費では優劣は付け難く、デザインやハイブリッド/ディーゼルの面でどちらが好みに合うか、ということになりそうです。
カタログ燃費の達成率を比較
CX-3 :19.7÷23.0=85.6%
ヴェゼル:20.2÷27.0=74.9%
平均実燃費は互角の両車ですが、カタログ燃費の達成率については大きな開きが出てしまいました。
CX-3は80%台半ばを記録したのに対し、ヴェゼルは75%という結果です。
駆動方式が同じで車両重量も同様な両車ですので、達成率の差は、機構自体の性能差という事なのでしょう。
ユーザーとしては、燃費数値自体が同等であればどちらを選んでも良さそうですが、これらのデータを事前に知っていて購入車種を選ぶのと、知らずに選んで出た結果では、心情的な納得度合いが違うと思います。
数百万円の買い物をするにあたって、メーカー発表の燃費性能を大きく下回る実態は、誰しも受け入れたくないでしょう。
各メーカーには多くの低燃費車種がありますが、残念ながらカタログ燃費からかけ離れた達成率になってしまう車両が存在します。特にハイブリッド車に顕著に表れています。
因みに、様々なハイブリッドカーと比べると、CX-3は良好な達成率を記録しています。
実燃費から見るCX-3は『買い』か?
CX-3は、エンジンやトランスミッションの基本構造としては特別な物ではありませんので、その分車としての信頼性が高く、燃費性能面もカタログ公表値に近い実燃費を安定して提供してくれる良質な車です。
CX-3を検討されている方は、安心して購入検討を進めて良いと思います。
CX-3を検討する際に、ディーゼルエンジンに対して抵抗を持たれる方も少なからずいらっしゃるかもしれませんが、多くのユーザーは、この車で初めてディーゼルエンジン車両を所有されているようです。
口コミサイトでも、ディーゼルの強力なトルクを活かした未体験の走行性に満足をしている様子です。
勿論ディーゼル特有の音と振動は、その機構上完全に無くすことはできませんが、それでも特に気にならないレベルになっています。
中には、ハイブリッドの方が違和感を強く感じ、ディーゼルのCX-3の方が運転を楽しみつつ、良好な燃費を得られるという点に高い満足を感じている方もいらっしゃいます。
但し、このディーゼルエンジンのフィーリングは、実際に体感してみないことには、受け入れられるかどうかの判断はつかないと思いますので、CX-3に試乗して確認されることをお勧めします。
CX-3の値引き交渉はしっかりとやろう
CX-3を購入するなら、気になるのはその価格ですね。
新車は高い買い物なので、出来れば値引きを多くして少しでも安く買いたいものです。
当サイトのCX-3値引き交渉マニュアルを見れば、簡単にCX-3から値引きを引き出すことが出来ます!是非ご参考ください。
CX-3のガソリン代や自動車保険料などの節約には【CX-3の維持費を安くする】もご覧ください。