大き過ぎず小さ過ぎずの丁度良い5ナンバーのボディサイズや、優れたユーティリティ、リーズナブルな価格などを武器にベストセラーを続けるミディアム・ミニバン、「トヨタ・ヴォクシー」の内装を徹底的に紹介します。
室内の仕様は、2列目キャプテンシートの7人乗りと2列目ベンチシートの8人乗りが用意されています。
また、スポーティな内装を持つカスタマイズモデル「GRスポーツ」も設定されています。
ヴォクシーの内装の質感は?
ヴォクシーの内装色
ブラック
写真は最上級グレード「ZS」系のものですが、内装色は全車このブラックが標準になります。
ドアまわりの仕様は、フロントのドアトリムオーナメントはZS系と廉価グレードの「X」系がファブリック巻きで、中間グレードの「V」系が合成皮革巻きとなります。
一方、リアのドアトリムオーナメントはV系が合成皮革巻きで、ZS系とX系は樹脂素材です。
また、インサイドドアハンドルはV系のみメッキで、ZS系とX系はブラック、フロントドアスイッチベースはZS系とV系がピアノブラック塗装で、X系がブラックとなります。
質感の面ではV系が一番高く、ZS系がそれに次ぎます。
X系は質素な仕上げですが、チープというほどではありません。
ブラッドオレンジ&ブラック(※ZS系のみに設定)
ZS系のみ、注文時に写真のブラッドオレンジ&ブラックの内装色が選べます。
ドアまわりの仕様は、ブラック内装色と共通です。
ヴォクシーZS GRスポーツ
トヨタ・ガズー・レーシングが手掛けるカスタマイズモデル「ZS GRスポーツ」は、フロントのドアトリムオーナメントがスエード調ファブリック巻き+シルバーステッチ、リアのドアトリムオーナメントがスエード調ファブリック巻きとなります。
更に、フロントドアのインサイドドアハンドルがメッキ仕上げとなるなど、標準モデルよりもワンランク上の仕上げになっています。
ヴォクシーのシート表皮・デザイン
写真はZS系のものです。
このグレードのシート表皮は、エアロ専用/消臭機能付ファブリックとなります。
一方、V系はハイグレード/消臭機能付ファブリック、X系は消臭機能無しのファブリックとなります。
いずれの仕様も機能性重視で、本革や合成皮革のような質感は望めません。
座り心地の面では、フロントシートとセカンドシートは良好ですが、サードシートは座面の長さが不足気味で、クッションも薄いのであまり快適とは言えません。
ヴォクシーのインパネ
ブラック
写真はハイブリッドZSのものですが、インパネの色は全車このブラックが標準になります。
センタークラスターパネルの仕上げは、ZS系とV系がピアノブラック塗装で、X系がブラックです。
質感の面では、インパネ上部に合成皮革などが張られているわけではないので高級感には欠けますが、このクラスのミニバンとしては満足のいく水準にあります。
ブラッドオレンジ&ブラック(※ZS系のみに設定)
ZS系でブラッドオレンジ&ブラックの内装色を選ぶと、インパネはこの色になります。
ドアトリムからセンターパネルに続くブラッドオレンジが鮮やかなアクセントになっています。
ヴォクシーZS GRスポーツ
ZS GRスポーツの場合は、
・センタークラスターパネルがピアノブラック+ダークシルバー塗装
・助手席オープントレイオーナメントがスエード調ファブリック巻き
・助手席オープントレイがスエード調ファブリック巻き+シルバーステッチ
・サイドレジスターベゼルがダークシルバー塗装
・フロントヒーターコントロールパネルスイッチがピアノブラック塗装
となります。
ドアまわり同様、標準モデルよりもワンランク上の仕上げで、かなり上質感があります。
ヴォクシーの収納・荷室の使い勝手は?
ヴォクシーの前席回りの収納
運転席ロアボックス+カードホルダー
ロアボックスは開閉式で、容量は小さいものの小銭入れやチケット入れとして重宝しそうです。
センタートレイ
容量は小さいものの、スマホ置き場として使えます。
センターロアボックス
容量が小さいうえ形状も歪なので、あまり使い道が無いかもしれません。
センターマルチトレイ
小物入れや2個分のカップホルダーとして使えるので、便利です。
オーバーヘッドコンソール
サングラスやポケットティッシュを入れるのに便利です。
グローブボックス
大型オープントレイとアッパーボックスとの3段構えになっているので、グローブボックスの容量はあまり大きくありません。
しかし、車検証や取扱説明書は入るので、実用上は十分でしょう。
助手席大型オープントレイ
スマホをはじめ色々な物が置けるので、かなり重宝に使えるはずです。
助手席アッパーボックス
薄型のボックスティッシュが収納出来ます。
また、リッド付なのでポーチなどを収納するにも適しています。
フロントドアポケット+ボトルホルダー
500mlのペットボトルと書類などが収納出来ます。
前席の収納は豊富で、物の置き場に困ることはまず無いはずです。
ヴォクシーの2列目シート回りの収納
シートバックポケット
書類が収納出来るシートバックポケットは、V系グレードは運転席・助手席に、それ以外のグレードは助手席のみに備わります。
買い物フック
運転席側に備わるフックに、紙袋やコンビニ袋などが下げられます。
折りたたみ式サイドテーブル(※ハイブリッド車、ガソリン車7人乗りに標準装備)
2個分のカップホルダーが備わるテーブルですが、面積が小さいので置ける物は限られます。
収納式センターボックス(※ガソリン車8人乗りに標準装備)
カップ飲料1個とボックスティッシュなどが収納出来ます。
さらに紙袋などが下げられるフックも備わるので、何かと重宝しそうです。
助手席シートバックテーブル
2個分のカップホルダーが備わるテーブルですが、2人分の軽食を置くスペースは無さそうです。
スライドドアポケット+ボトルホルダー
500mlのペットボトルと書類などが収納出来ます。
2列目シートの収納もまず十分ですが、運転席側にもシートバックテーブルがあれば尚良かったかもしれません。
ヴォクシーの3列目シート回りの収納
デッキトリムボトルホルダー
500mlのペットボトルが収納出来ます。
3列目シートには小物入れが無いので、不満が生じるかもしれません。
ヴォクシーの荷室サイズは?どのくらい積める?
開口部の高さは1,240mmあるので、丈のある荷物でも難なく積むことが出来ます。
また、超低床設計なので(4WD車でも荷室高さは僅か540mm)、重い荷物の積み下ろしも楽です。
ラゲージモード
「ラゲージモード」は3列目シートを折り畳んだモードで、上の写真が7人乗り、下の写真が8人乗りです。
この状態での荷室長は、スライド式の2列目シートに位置によって900~1,400mmとなります。
折り畳んだ3列目シートがスペースを取ってしまうのが残念ですが、それでも十分な容量があります。
ビッグラゲージモード
「ビッグラゲージモード」は、2列目シートを一番前までスライドさせると共に3列目シートを折り畳んだモードで、上の写真が7人乗り、下の写真が8人乗りです。
荷室長は7人乗りが1,710mm、2列目シートのチップアップが出来る8人乗りが1,770mmです。
いずれもフロアがフラットなので、よほど大柄な人でない限り車中泊も可能です。
ヴォクシーの内装まとめ
内装色は、標準のブラックはファミリーカーとしては暗い印象がありますし、注文色のブラッドオレンジ&ブラックは派手なので好き嫌いが分かれそうです。
出来れば、ベージュ系やグレー系などの明るい内装色も用意して欲しいところですが、そこはノアに用意されているので、車のキャラクターで住み分けが行われています。
シートの座り心地は、フロントシートとセカンドシートは良好ですが、サードシートは格納式だけに見劣りするのはやむを得ないところでしょう。
質感の面では、インパネ、ドアトリム共にこのクラスの標準的な水準で、特に高級感はありませんが、ライバルより劣ることはありません。
収納スペースは豊富に用意されているので、大きな不満が生じることはまず無いでしょう。
しかし、セカンドシートに備わるテーブルは、食べ物を置くには少し小さいのが難点です。
荷室に関しては、セカンドシートを使用した状態でも十分確保されていますし、フロアが低いので荷物の積載性に優れるのも美点となっています。
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今月のヴォクシーの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。